スポーツ専門フォトグラファーチーム『アフロスポーツ』のプロカメラマンが撮影した一瞬の世界を、本人が解説、紹介するコラム「アフロスポーツの『フォトインパクト』」。他では見られないスポーツの一面をお届けします。
ラグビーW杯 タグーの記事一覧
オールブラックス【アフロスポーツ プロの瞬撮】
スポーツ専門フォトグラファーチーム『アフロスポーツ』のプロカメラマンが撮影した一瞬の世界を、本人が解説、紹介するコラム「アフロスポーツの『フォトインパクト』」。他では見られないスポーツの一面をお届けします。
ラグビーW杯で日本が前回に続き優勝候補破る大金星
ラグビーのワールドカップ(W杯)日本大会で日本代表が予選プールで快進撃を見せた。
ラグビーW杯 歴史に残るファーストトライを撮るために 【アフロスポーツ プロの瞬撮】
スポーツ専門フォトグラファーチーム『アフロスポーツ』のプロカメラマンが撮影した一瞬の世界を、本人が解説、紹介するコラム「アフロスポーツの『フォトインパクト』」。他では見られないスポーツの一面をお届けします。
今年こそ真剣にスポーツの秋
「スポーツの秋」と言いつつも、昨今、日本は秋になっても残暑が厳しすぎて、なかなかスポーツをやる気にはならない。では取りあえず、見ることから始めよう。この秋は例年にも増してスポーツのビッグイベントが盛りだくさん。しっかり目で見て楽しむところから始めて、来年の東京オリンピック・パラリンピックにつなげようじゃありませんか!
ラグビーW杯、平尾さんと作りたかったレガシー【鈴木寛の「2020年への篤行録」第72回】
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会がいよいよ20日に開幕します。日本は同日、ロシアと初戦に臨み、28日にアイルランド戦、10月5日にサモア戦、そして13日には前回大会で黒星を喫したスコットランドとの顔合わせとなります。強敵ばかりですが、開催国のプライドをかけて初の決勝トーナメント進出に期待したいと思います。
自国開催のW杯という一生に一度あるかないかの大一番が近づき、胸がおどる一方で、やはりこの人と一緒に見届けられない無念もあります。3年前に亡くなられた元ラグビー日本代表の平尾誠二さん。「スポーツを通じて社会を変えたい」という同じ志を持ち、さまざまな活動をご一緒させていただきました。
2017年3月の本欄でも書きましたが、阪神大震災に見舞われた神戸の街を、スポーツの力を通じて活気づけようと、2000年に総合型地域スポーツクラブSCIX(スポーツ・コミュニティ&インテリジェンス機構)を設立。神戸製鋼でGMだった平尾さんが理事長に。そして、神戸生まれとはいえ、当時、無名の大学教員に過ぎなかった私を副理事長に選んでくださいました。
最初はラグビーから年代・性別を問わず、一緒にスポーツを楽しむことを通じて、コミュニティづくりをめざしました。私は政治家になる前から、市民が自立・自律・自発協働する場を作ることをライフワークとして実践し、教育分野ではコミュニティ・スクールを手がけてきましたが、スポーツの分野では、平尾さんとSCIXを立ち上げることで、それまで学校体育主導だった地域スポーツに一石を投じることができました。(なお、SCIXは、日本のNPOとしてスポーツ分野で国から認可を受けた初の事例でした)
私がコミュニティづくりに力を入れるのは、日本社会はいつの頃からか、何か問題に直面し、直ちに解決できないときには、すぐ「お上」に頼るようになっていたことに危機感があったからです。しかし、まずは、自分たちの知恵や人脈を駆使して、解決策を探る「自治力」がなければ、持続可能な発展はあり得ません。それは、地方創生で地域ごとに明暗が分かれているのを見ればよくわかることだと思います。
平尾さんは生前、「スポーツは新しいソーシャル・キャピタルとして、その存在意義がますます高まっている」と語られていました。今大会の会場、岩手県釜石市は平尾さんに影響を受けて、震災復興と地域活性の原動力に大会を生かそうとしています。私もその遺志を受け継ぎ実践したいと思います。
ラグビーW杯の代表メンバーほぼ固まる
日本ラグビー協会は6月3日、7〜8月のパシフィック・ネーションズカップ(PNC)に向けて宮崎市で9日から開始する日本代表合宿の参加メンバーを発表した。主将でフランカーのリーチ・マイケル(東芝)やSH田中史朗(キヤノン)ら42人を選出した。9月に開幕するワールドカップ(W杯)代表31人は今回のメンバーを軸に選ばれるため大筋でメンバーが固まった。
WTB山田章仁(NTTコミュニケーションズ)やCTB立川理道(クボタ)らが外れ、前回の2015年W杯代表からは12人の選出にとどまった。
会見でジョセフ・ヘッドコーチは「私の仕事は勝てるチームのメンバーを選び、バランスを取っていくこと」と語った。
55キャップを誇る元主将、立川の落選については「選手、コーチから尊敬されている選手で厳しい決断だった」と明かした。過去の実績にこだわらず、ベストのメンバーを追い求めるとともに、福岡とレメキの両WTB、FB松島を名指しして「特別な力を持っている」とレギュラー起用を示唆した。
【東京2020】レスリングでリオ金の登坂「2連覇してやる」
スイスの高級腕時計メーカーのオメガが「東京 2020 リミテッド エディションズ」を23日発表、都内で発表会を行った。発表会には、レスリングのリオ五輪金メダリスト登坂絵莉、スポーツクライミングの楢﨑智亜、ラグビーの松島幸太朗、サッカーの小川航基、そして元競泳選手の松田丈志が登壇した。
7月24日で、東京でのオリンピック開催まで2年となる。選手に残された時間は少なくなってきた。
登坂は「あと2年。ただ、レスリングの予選は早いのであと1年ぐらいで代表は決まってしまいます。そこ(東京五輪)に向けて、2連覇してやるという気持ちで前に進みたい」と、意気込む。
楢﨑も「オリンピックは、スピードとリード、ボルダリングの3種目で行われます。スピード種目でオリンピック記録を出したい。そうすれば初代金メダリストにも近くなると思う」。
小川は「ワールドカップでは素晴らしい試合を見せてもらった」としたうえで、「2020年はメダル獲得を目指して、エースとして頑張りたい」と抱負を語った。
ラグビーは東京五輪の前に、ワールドカップが2019年にある。松島は「2019年(のラグビーワールドカップ)で15人制はしっかり結果を出して、2020年(オリンピック)の7人制に勢いがつけばすごくいいと思う。来年はベスト8以上に入ることが目標。1点差でもいいので勝ちに行きたい」と、話した。
2020年へ思いをはせる選手たちを横目に、松田は少しうらやましそうな表情。司会者に「日本でのオリンピックが4年早ければと思っているか?」と尋ねられると、「めちゃめちゃ思っている!」と即答。「自分の国のオリンピックには出たかった。日本で開催された国際試合には何度か出ているんですが盛り上がりがすごかった。オリンピックではどうなるかと思うと想像を超えると思います。4名の現役選手にはそのチャンスをものにしてほしい」と、語った。
日本はアイルランド、スコットランドらと対戦
ラグビーの2019年ワールドカップ(W杯)日本大会の組み合わせ抽選会が10日、京都市の京都迎賓館で行われた。日本はA組でアイルランド、スコットランド、欧州予選勝者、欧州・オセアニア・プレーオフ勝者と1次リーグを戦う。
日本は世界ランキングで11位。アイルランドは同4位、スコットランドは同5位といずれも上位で一見苦戦が予想されるが、A組はかなり恵まれた組み合わせ。
前回W杯で4強を占めた南半球の強豪国はすべて別の組。同じA組で最強のアイルランドは第1グループの中ではもっとも世界ランキングが低く、W杯でも8強が最高成績。逆にスコットランドは第2グループの中では最上位の世界5位だが、日本にとっては前回W杯での因縁もあり、強い気持ちで挑めることはポジティブな材料となりそうだ。
日本代表のジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ(HC)はこの組み合わせについて「どの組も強い相手がめじろ押し。(アイルランド、スコットランドとも)タフな試合になる」と淡々と話した。また共同主将の堀江も「よかったのは自分たちがどんな準備をしなければならないか、明確になったこと。このチームがきてよかった、とかは全然ない」と言い切った。
また前回大会で日本に歴史的3勝をもたらしたエディー・ジョーンズ監督が率いるイングランドは、フランス、アルゼンチンといった強豪が揃ったC組に入った。
1次リーグは上位2チームが決勝トーナメントに進出する。日本は過去の対戦成績はスコットランドに1勝10敗、アイルランドには7戦全敗。初のベスト8進出へ、これからの2年間をどう使っていくのかが勝負の分かれ目となる。
今後は、早ければ今年9月中旬にも詳細な日程が発表され、来年11月には全出場チームが出揃う。開幕戦は2019年9月20日に東京・味の素スタジアムで実施予定。開催国が開幕戦を戦う慣例となっている。