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サンタ姿の吉田沙保里、クリスマスプレゼントは「よきパートナー」

2016.12.14 Vol.680

 リオ五輪レスリングの銀メダリスト、吉田沙保里が14日、都内で行われた映画『ペット』のブルーレイ&DVDのリリース記念イベントに出席した。

 映画『ペット』は、映画『ミニヨンズ』のスタッフが手掛けた最新作。飼い主のケイティが大好きな犬のマックスを主人公にしたハラハラドキドキの大冒険ストーリーだ。

 チワワとトイプードルの2匹の犬たちと暮らす吉田は「自分がいないとき、何をしているんだろうなって思います」と、想像。「(映画は)家族で楽しく見ていただけると思います。(ペットたちの姿に)癒されます」と、PRした。

 イベントには、インスタグラムのフォロワーが200万超と吉田同様世界から注目を集める柴犬まるも出席。イベント途中眠りに落ちそうなシーンも多々あったが、吉田からのプレゼントであるクリスマスケーキが現れるとシャキッと背を伸ばした。

 イベント終了後、報道陣からの「クリスマスプレゼントには何が欲しい?」の質問には「良きパートナー! ……プレゼントではないですけどね。運命のパートナーに出会いたいです。それが聞きたかったんでしょ」と、明るく笑い飛ばした。

 『ペット』のブルーレイ&DVDは、21日発売。

リオ五輪、東京五輪、あの5人組も登場!世相を映す変わり雛

2016.12.07 Vol.679

 

 人形の東玉が、ニュースや社会現象、ブームなどその年に起こった最も印象的なできごとを反映して作る変わり雛が7日、都内でお披露目された。

 発表された変わり雛は、「メダル最多 リオで快挙雛」「成功させよう 2020  東京への舟出雛」「五人の輝きいつまでも ありがとう雛」「大流行 世界に配信雛」、そして「ヒラリと逆転 トランプ雛」の5種。

「――リオで快挙雛」は、五輪初となる4連覇を果たした女子レスリングの伊調馨選手と、日本に初めての金メダルをもたらした競泳男子の荻野公介選手が人形のモデル。「――東京への舟出雛」は、国際オリンピック委員会のトーマス・バッハ会長と小池百合子都知事が舟に乗り、東京湾を航海する様子を人形にしている。「――世界に配信雛」は、『PPAP』が世界に浸透したピコ太郎、『ポケモンGO』世界を夢中にさせた『ポケモン』シリーズのピカチューが並んでいる。

 人形の東玉は「時代を人形で記録する」目的で、1980年から毎年、その年の世相を反映した変わり雛を制作、発表している。モチーフは全国からはがきで募っており、今年は9月26日から10月31日まで募集し、集計。この結果をもとに上位5点を制作した。

リオ五輪・パラのメダリストが凱旋「大歓声に包まれて日本のスポーツの秋」

2016.10.22 Vol.677

 真っ青に晴れ上がった空に、じりじりと照りつける太陽。10月に入ったというのに、銀座には真夏のリオが戻ってきたようだ。沿道には、サングラスに帽子、夏物の装いの女性が多数。長袖のシャツの袖を肘上までまくり上げハンカチで汗を拭う男性、仕事の途中といった背広にビジネスかばんの男性も見える。

 この日行われたのは、「リオデジャネイロオリンピック・パラリンピック日本代表選手団合同パレード」。選手は合わせて6台のバスやトレーラーに乗り込み、新虎通りを出発して、銀座、そして日本橋とパレードする。

 パレードは、ロンドン五輪の際にも行われているが、今回はオリンピックとパラリンピックのメダリストが一緒に行う。そのため前回以上の注目度。新虎通りに設けられた出発式会場の周辺には、朝早くから人が集まった。

 レスリングの吉田沙保里、車いすテニスの上地結衣らを筆頭に選手たちがトレーラーとバスに乗り込み、パレードがスタート。オリンピアン50人、パラリンピアン37人を乗せた車両は、早歩きよりも少しだけ早いぐらいの時速4.8キロのスピードでゆっくり進んだ。

 沿道は用意された小旗を振る人たちでいっぱい。メインルートの銀座8丁目交差点から日本橋までの沿道は外に向かって人の列が五重、六重と重なる。人の切れ目ははまったくない。よく見ると、沿道に立つビルの窓も人でいっぱい、バスやトレーラーからの遥か上の高層階からベストショットを狙うカメラマンたちも見えた。

 平日の午前中の開催にもかかわらず80万人が集まった。大会のヒーロー、ヒロインたちの名前と一緒に「おかえり!」や「ありがとう!」、そして「感動した」が一緒になって次々に飛ぶ。選手たちは声のかかったほうへ笑顔を振りまき、沿道にも笑顔があふれた。

 バスやトレーラーの上のアスリートたちと沿道の距離は思うよりも近い。前列に陣取れば言葉も十分に交わせそうなほどだ。バスよりも少し低いトレーラーに乗ったパラリンピアンたちは、沿道に知り合いを見つけて呼びかけ、短いながらも会話している様子も見受けられた。

 80万人のなかには朝早くから場所取りに奔走した人、ロンドン五輪の際パレードの時の経験を生かして銀座から移動してきた人など、対策をして臨んだ人も少なくなかった。また、コースに面したカフェは絶好の観客席になっていて、ゴール近くにある吉田沙保里の出身県である三重のアンテナショップ、三重テラスには多くの人が詰め掛けた。

 合同パレードを終えたレスリングの伊調薫は「こんなにたくさんの人に来ていただいてうれしかったです」とコメント、競泳の萩野公介は「工事現場のおじさんたちも手を止めていた。大丈夫かなと思いました」と、気遣いを見せた。

 体操の内村航平は、2020年の東京オリンピック・パラリンピックについて聞かれ、「4年後に出られるように頑張りたいです」。そして、「4年後は(競泳の)萩野君がスーパースターになっていると思うので期待したい。きっとパレードもやっていただけるんじゃないかと思うんですが、今日よりも盛大になるでしょう。萩野君に期待したい」と笑った。

【リオ五輪語録】〜8/18

2016.08.19 Vol.673

 リオ五輪女子マラソンで14位に終わった福士加代子「金メダル獲れなかった! でも頑張った。ほんとしんどかった」(14日、ゴール後のインタビューで)
→結果は結果。仕方ない。

 全階級でメダルを獲得したリオ五輪柔道男子代表の井上康生監督が声を詰まらせ「選手を信じること。それだけだったと思います」(12日)
→プレッシャーしかないなかよく頑張った。

 リオ五輪卓球女子シングルス3位決定戦で敗れた福原愛「やっぱり五輪はメダルを取らないと、全く意味がない」(10日)
→全く? そこまで…。

 リオ五輪体操男子個人総合で優勝した内村への「あなたは審判に好かれているんじゃないですか?」という質問に対し、2位に終わったベルニャエフが「審判も個人のフィーリングは持っているだろうが、スコアに対してはフェアで神聖なもの。航平さんはキャリアの中でいつも高い得点をとっている。それは無駄な質問だ」(10日、メダリスト会見で)
→この記者は男子柔道の100キロ超級のリネールにも同じ質問をすればいいのに。

 リオ五輪・卓球男子シングルス銅メダルの水谷隼が野球評論家の張本勲氏にガッツポーズについて“喝”を入れられたことについて「遊びじゃなくて、命を懸けてるので。相手も命を懸けて来る。戦場ですからね」(15日、試合後に)
→ここまで来るとハリーはネタで言っているとしか思えないんだけど、どうなんですか?

 リオ五輪・卓球女子団体準決勝で敗れた福原愛「もし握手したら、あのボールがエッジ(角)に当たっていたと認めることになる。だから最後まで握手したくなかった。チームメートもエッジに当たっていないと言っていた。だからずっと審判の判断を待っていた」(14日、試合後)
→ある意味、ひとつの名シーン。

 卓球女子団体準決勝で敗れた福原愛「ダブルスも個人も落とした。負けの責任はすべて私にある」(14日、試合後)
→しょい込み過ぎ!!

【リオ五輪8月5日開幕】体操の内村、レスリングの吉田は金間違いなし!!

2016.07.24 Vol.671

 リオデジャネイロ・オリンピックが8月5日に開幕。8月21日まで地球の裏側で熱い戦いが繰り広げられる。開幕を前に本紙編集部の独断と偏見のもと、今回の五輪の注目競技と選手をピックアップする。

リオの空港で「地獄へようこそ」【NEWS HEADLINE】

2016.07.08 Vol.670

2016.6.24〜2016.7.8 NEWS HEADLINE<PHOTO OF THE WEEK>

人気女子アナら七夕にリオへの願いを込めて

2016.07.07 Vol.669

 

 民放各局が共同で制作するリオネジャネイロオリンピックのCMが7日、公開された。同日都内で行われた記者発表会でお披露目された。発表会には、CMに出演している徳島えりかアナウンサー(日本テレビ)、青山愛アナウンサー(テレビ朝日)、小林由未子アナウンサー(TBS)、秋元玲奈アナウンサー(テレビ東京)、そして宮澤智アナウンサー(フジテレビ)が出席した。

  記者発表会が行われた7日が七夕であることから、5人は五輪カラーの浴衣姿で登場。それぞれ、リオへの願いを短冊にしたためた。徳島アナは女子レスリングの吉田沙保里選手の勝利を祈願し「前人未踏の4連覇!!」。「リオで開幕ダッシュ」の短冊を飾った青山アナは「テレビ朝日では開幕直前スペシャルを放送します。これがきっかけになって勢いにのり、開幕ダッシュになれば」。小林アナの短冊にはく「女子マラソン表彰台独占」の力強い文字。海の風を受けたり周回コースがあるなど難しいコースであるとしたうえで「3人の選手で表彰台を飾ってほしい!」とエールを送った。秋元アナは卓球愛をさく裂させて「今度は「シングルス」で史上初のメダル!!」、宮澤アナは「柔道金メダルラッシュで最高のスタート!」と祈願した。

 CMは、日本とブラジルがお互い地球の反対側であるという位置関係から、地球の反対に向かってエールを届けるといった内容。

リオ五輪男子サッカー代表18人発表 手倉森監督「金を目指さなければ、どう(銅)にもこうにもならない」

2016.07.01 Vol.669

 

 日本サッカー協会は7月1日、都内で会見を開き、リオデジャネイロオリンピックに出場する男子サッカー代表18人を発表した。

 予選を戦い抜いてきた選手たちをベースにオーバーエイジ(OA)の3人を加えた布陣。6月29日に行われた南アフリカ戦で得点を挙げた矢島、中島、浅野が揃って選出された。また5月のトゥーロン国際で左膝靱帯を損傷し欠場中の岩波も選出された。
 会見には田嶋幸三会長と手倉森誠監督が出席。

 手倉森監督は冒頭の挨拶で「U-23日本代表は今日からサッカー日本オリンピックチームに代わります。これまで僕とともに戦ってきてくれたU-23世代の選手たち、その役割もここで分かれます。託す側と託される側。託す側に回った選手たちには常々メッセージとして言っている“日本の将来、日本サッカーの発展、それに関わり続ける選手になれ”と。今日の発表をもって役割は託す側になったとしても、その気を切らさずにやってほしい。もちろん外れた時には悔しさはあります。その悔しさを糧に日本サッカーの発展のために努力をし続けろということをメッセージとして伝えたい。託される側は喜んでいる場合じゃない。本当にそういった仲間の思いを、そして国民の思いを、日本サッカーの将来の可能性を伸ばすための責任と覚悟を持ってオリンピックに臨んでほしいと思っています」とこれまで戦ってきた選手たちへのねぎらいの言葉と、これからともに戦っていく選手たちへ檄を飛ばした。

 発表したメンバーについては「U-23世代の強みである“まとまり”をうまく発揮できるだろうなという調和の取れたメンバーになったのかなと思う。オーバーエージ3人を加えたが、このチャンスをロシアにつなげられるメンバーということで期待しているし、戦術に関しても柔軟性、割り切りとなった時の柔軟性で十二分に発揮できるメンバー構成。プラス、世界の舞台で示さないといけないメリハリもうまくコントロールできるようなメンバー構成にしたつもり」と話した。

国際陸連がロシア陸連の資格停止継続でリオ五輪の出場絶望

2016.06.25 Vol.669

 国際陸上競技連盟(IAAF)は17日、ウィーンで理事会を開催し、組織的なドーピング問題で資格停止中のロシア陸連への処分解除を見送った。

 今回の決定でロシアの陸上選手が8月のリオデジャネイロ五輪に参加することは原則不可能になった。国際オリンピック委員会(IOC)IAAFの決定を支持したが、個々の選手に対しては条件付きでリオデジャネイロ五輪への参加を認めた。

 15日に世界反ドーピング機関(WADA)が公表した露陸上界に関する最新の報告書では、「尿の容器を体内に隠し持ち、検査官を買収しようとした」といった女子選手の大胆な不正の手口が暴露されていた。WADAが今年2月以降実施した検査では、52件で禁止薬物への陽性反応が検出された。検査官の訪問が困難な軍事都市を居住地とする選手も多数おり、訪問を試みた検査官が武装した連邦保安局(FSB)職員に恫喝された事例もあったという。

 ロシアの金メダル獲得数は2004年アテネから3大会連続で米国に次ぐ2位。12年ロンドン大会でも金6、銀3、銅6の計15個のメダルを手にしていた。

 ロシア側はプーチン大統領が17日、「不公平だ」と強い不満を表明。プーチン氏は「責任は個人にある。違反していない選手が苦しむ理由はない」などと主張し、組織的な不正は行われていないと改めて強調した。また陸上女子棒高跳びのエレーナ・イシンバエワは人権侵害として提訴する意向を示した

 一方ロシア連邦捜査委員会は18日、モスクワのドーピング検査所元所長で、2014年ソチ冬季五輪でのロシアの組織的不正を米紙に告発したロドチェンコフ氏に対し、職権乱用の疑いで捜査を始めたと発表した。ロドチェンコフ氏はロシアのドーピング隠蔽で中心的役割を担った人物とされ、昨年11月に露当局により解任された。その後、渡米し、5月には米紙ニューヨーク・タイムズで、ソチ五輪での露選手への禁止薬物投与や尿検体のすり替えの実態を暴露していた。

最終予選で2勝5敗 男子バレーがリオ五輪出場権逃す

2016.06.10 Vol.668

 リオデジャネイロ五輪出場権をかけて行われた「2016リオデジャネイロオリンピックバレーボール世界最終予選兼アジア大陸予選大会」(5月28日〜6月5日、千駄ヶ谷・東京体育館)で男子日本代表は2勝5敗で8チーム中7位に終わった。

 日本は初戦のベネズエラ戦(28日)こそ勝利したものの、2戦目(29日)で世界ランキングで下の中国に敗れ、いきなりつまずく。続く世界王者のポーランド(31日)に敗れ、早くも黄信号。4戦目(1日)のイランにも敗れ1勝3敗と絶体絶命に。

 五輪出場にはアジアの最上位か、それを除く上位3位以内に入ることが条件。日本は残り3連勝が最低条件という崖っぷちで迎えたオーストラリア戦(2日)も0−3で完敗。前回ロンドン五輪に続いて出場を逃した。

 カナダ(4日)にも敗れ5連敗。最終戦(5日)は控え主体のフランスに3−0で勝利したものの2勝5敗に終わった。

 2日のオーストラリア戦後に南部監督は「リオ五輪出場を報告できず、本当に申し訳ない」と頭を下げた。昨年のワールドカップ(W杯)で12チーム中6位と健闘したが、半年前は3−1で下したオーストラリアに完敗するなど、あまりにも落差は大きかった。指揮官は「大きな違いはサーブ。石川、柳田が徹底的に追い込まれた」と振り返った。

 負担の大きかった石川、柳田が相次いで負傷し、チーム力が落ちるなど選手層の薄さも敗因のひとつ。指揮官は「表面上に見える部分だけではない。世界とはかなり差が開いている」と問題の根深さを訴えた。

 次回の2020年東京五輪は開催国として出場枠を与えられる見通しだが、上位進出を狙うには強化の抜本的改革が急務となった。

 大会はポーランドが優勝。リオ五輪の出場権はポーランド、フランス、イラン、カナダが獲得した。カナダは1992年のバルセロナ五輪以来の出場となる。

EXILEがフジ系五輪テーマ曲! ATSUSHI「最高の結果と感動を」

2016.06.10 Vol.668

 人気グループ、EXILEが8月5日に開幕するリオデジャネイロ五輪のフジテレビ系中継テーマソングを手掛けることが8日、分かった。EXILEが五輪のテーマ曲を担当するのは、2008年の北京五輪(テレビ東京系)以来8年ぶり2度目となる。

 曲は、疾走感あふれるポップス『Joy-ride〜歓喜のドライブ〜』(8月17日発売)で、前向きで力強い応援歌。作詞したボーカルのATSUSHIは「喜びの波に乗って、最高の結果と最高の感動をもたらしていただきたい」と日本選手団への熱い思いを込めた。また、「日本選手の皆さんの活躍を心から期待しています。そして僕たちもこの曲でオリンピックを盛り上げていけたら」と力を込めた。

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