カメラを止めるな!スピンオフ『ハリウッド大作戦』プレミア試写会が28日、都内にて行われ、製作総指揮と脚本を担当した『カメラを止めるな!』の上田慎一郎監督、本作のメガホンをとった中泉裕矢監督、そして濱津隆之、真魚ら“カメ止め”でおなじみの面々を含むキャスト、そして映画評論家・有村昆が登壇した。
『ハリウッド大作戦』は『カメ止め』の主人公・日暮の娘・真央を主役に、新たな“ゾンビ騒動”が描かれる。
カメラを止めるな!スピンオフ『ハリウッド大作戦』プレミア試写会が28日、都内にて行われ、製作総指揮と脚本を担当した『カメラを止めるな!』の上田慎一郎監督、本作のメガホンをとった中泉裕矢監督、そして濱津隆之、真魚ら“カメ止め”でおなじみの面々を含むキャスト、そして映画評論家・有村昆が登壇した。
『ハリウッド大作戦』は『カメ止め』の主人公・日暮の娘・真央を主役に、新たな“ゾンビ騒動”が描かれる。
都内2館から全国300館以上での拡大公開、今なお快進撃を続ける話題の映画『カメラを止めるな!』のトークセミナーが8日、都内にて行われ、上田慎一郎監督が登壇。学生時代の製作エピソードや同作続編の構想などについて語った。
この日のセミナーは『ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2018 秋の上映会』の目玉イベントの1つとして開催。冒頭、国内外の映画祭で高い評価を得た、上田監督の過去のショートフィルム『彼女の告白ランキング』が上映されると『カメラを止めるな!』にも通じる怒涛のコメディー演出に会場は大爆笑。上映後、上田監督は拍手喝采で迎えられた。
さらに上田監督が高校時代に撮影した作品『タイムトラベル』のメイキングフィルムを初公開。高校1年から毎年の文化祭に向け映画を撮影していていたという上田監督。「自分でナレーションを入れているのがまた恥ずかしいですね」と苦笑しつつ「クラスメイトの個性を見ながら当て書きで脚本を書き、監督をしました。高1、高2、高3と、作った作品のヒロインはいずれも自分の一番好きな子でした(笑)。下世話なようで大事なことなんです、モチベーションが全然違うので。作り手が愛おしいと思うことはけっこう大事なこと。撮りたくない人を撮っていても見ている人に伝わると思うんですよね」と語った。
また、その高校時代には演劇部の先生にスカウトされた際のエピソードも飛び出した。元からいる部員と衝突も乗り越え、野球部やサッカー部の演技未経験の生徒たちも巻き込み、これまで地区予選落ちが続いていた演劇部を自身の作・演出した作品で近畿大会2位に導いた逸話を明かし、ほぼ無名の俳優を起用した『カメラをー』とも通じているかもしれない、と振り返った。
わずか2館から全国拡大上映されるという異例の大ヒットを記録している話題の映画『カメラを止めるな!』をテーマにした展覧会「カメラを止めま展!」が9月28日から10月6日まで、渋谷のGALLERY X BY PARCO(ギャラリーエックスバイパルコ)にて開催決定。渋谷で開催の後、仙台、名古屋、福岡の各パルコでも順次開催される。