東京女子プロレスが10月6日、東京・後楽園ホールで「ALL RISE ’24」を開催した。元WWEの黒潮TOKYOジャパンがサプライズ参戦も、迎え撃った上福ゆきに返り討ちにあった。
2冠王座(クイーン・オブ・アジア王座、VPW認定女子王座)を保持する上福は本来、今大会で元WWEのザイア・ジャオと防衛戦を行う予定だったが、ビザの取得トラブルが発生し来日が不可能になり、この王座戦は延期に。上福と対戦する代替選手は「X」とされ、当日入場するまで分からないことになった。
先に上福が入場すると、Xとして登場したのはまさかの黒潮で、おなじみの長~い入場を経て、ようやくリングイン。マイクを持った黒潮は「上福選手と同い年で、今日、対戦相手がいないというのを知って。前に俺と戦いたいというのをチラッと聞いて、今日、俺が対戦相手になりに、わざわざ来てやりました」と事情説明。上福は「確かに言ったよ。すげぇなって思って、いつかと思って。でも今日じゃないんだよな。そうやって女の気持ちが分かんないから、モテないんだよ。バーカ!」とダメ出し。
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SKE48荒井優希がアイドル&プロレスラーの二刀流披露で、インター王座死守「もっと強くなって、プロレスを好きになって、プロレスに愛されたい」【TJPW】
東京女子プロレスが3月31日、2年ぶりに東京・両国国技館に進出し「GRAND PRINCESS ’24」を開催した。名古屋・栄を拠点とする人気アイドルグループSKE48の選抜メンバーで、同団体でプロレスラーとしても活動する荒井優希がアイドルとプロレスラーの二刀流を披露し、インターナショナル・プリンセス(IP)王座のV2に成功した。
この日の第3試合終了後、荒井は谷真理佳、井上瑠夏、坂本真凛、末永桜花の5人で登場して、SKE48のミニライブを行い、新曲「愛のホログラム」「片想いFinally」など5曲を熱唱した。
インターナショナル王者・荒井優希が王座死守を誓う「いろんな景色をこのベルトと一緒に見ていきたいので必ず防衛したい」【TJPW】
東京女子プロレスが3月18日、都内で「GRAND PRINCESS ’24」(3月31日、東京・両国国技館)に向けて記者会見を行った。インターナショナル・プリンセス(IP)王者で上福ゆきの挑戦を受ける荒井優希(SKE48)が王座死守を誓った。
約3年ぶりの王座奪還を目指す上福は「自分から挑戦したんですけど、本当に前からタイトルマッチだとかトーナメントとかシングルマッチとか、好きか嫌いかでいえば好きじゃないし、得意か不得意かでいえば不得意なんですけど。そんなことをしてでも東京女子プロレスを盛り上げたいなという気持ちが強いので。私なりにティファニーブルーが似合うかどうか分からないですけど、ティファニーユーザーなので、もしベルトをワンチャン獲れたら、ティファニーの藤沢のモデルかなんかにしてもらおうかなと思います。強く、楽しく、美しく、頑張ります」と上福流で意気込んだ。
荒井は「自分自身、先輩相手にチャンピオンとしてシングルマッチをするのが初めてなので。勝てたことのない相手ですし、私のなかでインターナショナルのベルトが結構、上福さんのイメージがあって。上福さんが持っている、似合ってるイメージがあって。まだまだ自分の色を全然付けられてないし、どっちかというと上福さんが持っていそうって思う人がたくさんいるんじゃないかなって。今の時点では自分もそう思ってしまうんですけど、今のチャンピオンは私なので。“このベルトといえば荒井優希だ”と言ってもらえるようになりたいですし、もっともっと自分色に染めて、いろんな景色をこのベルトと一緒に見ていきたいなと思うので、両国国技館でも必ず防衛して、まだまだ先に進んでいきたいと思います」と言い切った。
SKE48荒井優希が卒業する長野じゅりあを破り、インターナショナル王座初V。元王者・上福ゆきが3・31両国国技館でチャレンジ【TJPW】
東京女子プロレスが2月10日、東京・後楽園ホールで「第4回“ふたりはプリンセス”Max Heartトーナメント」を開催した。インターナショナル・プリンセス(IP)王者の荒井優希(SKE48)が4月13日の東京・北沢タウンホールで卒業する長野じゅりあを破り、初防衛に成功。元IP王者の上福ゆきが挑戦の名乗りを挙げ「GRAND PRINCESS ’24」(3月31日、東京・両国国技館)での王座戦が決定した。
荒井はイッテンヨン(1月4日)・後楽園で“怪物”マックス・ジ・インペイラーを倒して同王座を奪取。元空手世界王者でプロレスのほか、女優、看護師、TikTokerなどとしてマルチに活動する長野は、より芸能活動に注力するためプロレス卒業を決断。「勲章というか証がほしい」として、IP王座挑戦を表明した。
長野の蹴りを警戒した荒井は足攻め。耐えた長野はいろんな角度からの蹴りで攻め込む。荒井のサソリ固めから脱出した長野は飛び蹴り。荒井はビッグブーツからFinally(カカト落とし)を狙うも、手でブロックした長野は突き、手刀、ブラジリアンキックと波状攻撃。しかし、長野の旋風脚をかわした荒井がフルネルソン・バスターから強烈なFinallyを叩き込んで3カウントを奪取。長野の初のベルト獲りは露と消えた。
渡辺未詩がプリプリ王座挑戦権獲得バトルロイヤルを制し、3・31両国国技館で王者・山下実優に挑戦【TJPW】
「両国国技館で山下さんの持つベルトを勝ち獲りたい」
東京女子プロレスが1月6日、東京・新宿FACEでスピンオフ興行「TJPW INSPIRATION」を開催した。「プリンセス・オブ・プリンセス王座挑戦権獲得バトルロイヤル」は渡辺未詩が制し、3月31日、東京・両国国技館での大舞台で王者・山下実優に挑むことが決まった。
同バトルロイヤルには渡辺のほか、瑞希、辰巳リカ、中島翔子、上福ゆきの計5選手が出場。当初、伊藤麻希も参戦予定だったが、1月4日の後楽園ホール大会の試合後より、腕のしびれがあり、検査の結果、当面の休養、加療が必要と診断され欠場となった。出場した5選手すべてが、プリプリ王座、またはインターナショナル・プリンセス王座の歴代王者とあって、次期挑戦権をかけるにふさわしい豪華メンバーが集結した。試合形式はオーバー・ザ・トップロープルールも採用された。
Queen of Asia王者・上福ゆきがVIVA VANとの初V戦に向け「防衛して、もっとこのベルトの価値を上げたい」【TJPW】
東京女子プロレスが11月30日、東京・千代田区の神田明神文化交流会館で「東京女子プロレス誕生10周年記念興行~We are TJPW~」(12月1日、東京・後楽園ホール)に向け記者会見を行った。Queen of Asia王座を戴冠して凱旋帰国した上福ゆきがVIVA VANとの初防衛戦に向け、ベルト死守を宣言した。
11月24日、上福はシンガポールの団体SPWに参戦し、アレクシス・リーを破って同王座を奪取して日本に戻った。同26日の名古屋大会でタッグを組んだVIVAから挑戦表明を受け受諾。SPWがこれを認めたため、12・1後楽園での王座戦が決まった。VIVAは初のベトナム系米国人女子レスラーで、デビュー後、AEW、ROH、AAAなどでファイトし、6冠王にもなったことがあるベルトコレクター。
VIVAは「最初のベトナム系米国人女子プロレスラーになれたことに誇りを持っている。日本でデビューを飾りたいと前から思っていたけど、今回、私は実際にここに来て歴史をつくりにきた。素晴らしい王者であるカミフク選手に挑戦できる。そしてそのタイトルがQueen of Asiaということになり、よりよい来日経験になっている」とコメント。
上福は「私は1年くらい前から、日本以外のアジアの国に行って試合をしてきて。もともとアジアのほうにもっと行ってみたいという気持ちがあったんですけど、シンガポールの団体でチャンピオンになることができて、自分がしたいこと、やってみたいことが着々と叶っていって。東京女子をもっと広めたいっていう気持ちももちろんあったから、こうやってこのベルトを持って帰ることができて。そして、とてもゴージャスで美しい、日本に初めて来たと言っているVIVAちゃんが挑戦したいって言ってくれて。とてもアジアンビューティーな試合になると思うので楽しみだし。ちゃんと防衛して、もっとこのベルトの価値を上げたいと思っています」とキッパリ。
名古屋でタッグを組んだときの印象について、VIVAは「カミフク選手にはすごくいい印象を持っていて、タッグを組んで戦ったときはすごくいいチームだったと思う。でも私はベルトコレクターで、ここに勝ちに来ている。今回もベルトをひとつ増やすだけよ」とベルト獲り宣言。上福は「化粧とかめっちゃ派手で、髪の毛も派手で、コスチュームもキラキラで。すごい横にいて気持ちいい人だなと思っていて。ただ、つけま(つけまつ毛)が長すぎるので。対戦相手としては私、よく目を潰させてもらうんですけど、つけま長すぎるので、自分の爪に引っかからないか、そこだけが心配です」と周囲を笑わせた。
初のプリンセスタッグ王座戴冠狙う東洋盟友とふりーWiFiが一歩も引かず【東京女子プロレス】
東京女子プロレスが10月4日、都内で「WRESTLE PRINCESS Ⅳ」(10月9日、東京たま未来メッセ)に向けタイトルマッチ調印式&記者会見を行った。プリンセスタッグ王座決定戦に臨む東洋盟友(上福ゆき&桐生真弥)と「ふりーWiFi」(乃蒼ヒカリ&角田奈穂)が同王座初戴冠に向け、ともに一歩も引かない姿勢を示した。
同王座を保持していたマジカルシュガーラビッツ(瑞希&坂崎ユカ)が坂崎の首の負傷により、6・11後楽園で返上し空位に。王座決定戦に進出するための第1予選(9・9広島)で「ふりーWiFi」が、第2予選(9・10京都)で東洋盟友が勝ち上がった。
「ふりーWiFi」の角田は「ただただもうベルト獲りたいって気持ちが一番だし。9年目に入って“無冠の女王”っていう名前がついて。嫌いじゃないですけど、でもあっていい名前じゃないから捨てたい。ヒカリちゃんも、ずっとパートナーがいなくなるっていう呪いがあって。なので今回のタイトルマッチは私たちは熱いとか情熱とかじゃなくて、念と執念で戦ってベルトを獲りにいきたいと思います」。乃蒼は「タッグって誰かと一緒じゃないとできないことで。自分が一緒にベルトが欲しい人に、一緒に獲りたいですって言うのはすごく勇気のいることで。その時に一緒に頑張ろうって言ってくれる人がいるのはすごい恵まれてることなのかなって、私は6年目になるタイミングで思ってて。でも東京女子も人数がどんどん増えてきて、チャンスってそう簡単に巡ってこなくなってるなって思うので。このチャンスは絶対に、奈穂さんと一緒に奈穂さんの夢も含めて一緒につかみ獲りたいなと思ってます」とベルト獲り宣言。
プリプリ王者・瑞希が山下実優との前哨戦を制し、10・9たま未来メッセでの王座戦に弾み【東京女子プロレス】
「勝てない相手じゃないと思ってるので必ず防衛します」
東京女子プロレスが9月18日、愛知・名古屋国際会議場イベントホールで「TJPW CITY CIRCUIT ’23~名古屋公演~」を開催した。ビッグマッチ「WRESTLE PRINCESS IV」(10月9日、東京たま未来メッセ)で、山下実優の挑戦を受けるプリンセス・オブ・プリンセス王者・瑞希が、タッグマッチでの前哨戦を制して、大きく弾みをつけた。
この日のセミファイナルで、瑞希は中島翔子と組み、久々の結成となった「121000000(ワン・トゥー・ミリオン)」の山下、伊藤麻希組と激突。山下組は合体技を瑞希に見事に決め、ブランクを感じさせぬタッグワーク。山下が蹴りの連打、変型コブラクラッチで攻め立てれば、瑞希はフットスタンプ、ボディーアタックで逆襲。15分過ぎには瑞希と山下が壮絶なエルボーのラリー。瑞希はボディーアタックから秘技・渦飴を山下に繰り出すもカウントは2。瑞希は山下の背中にダイビングフットスタンプを見舞い、キューティースペシャルを狙うも、踏ん張った山下が蹴り。Skull Kickを回避した瑞希はアクアマリンで山下を丸め込んで3カウントを奪取した。
山下実優が上福ゆきとの激闘制し「東京プリンセスカップ」涙の初制覇。瑞希の持つプリプリ王座に挑戦へ【東京女子プロレス】
東京女子プロレスが8月13日、東京・後楽園ホールで夏の最強決定シングルトーナメント「第10回東京プリンセスカップ」決勝戦を開催した。山下実優が“伏兵”上福ゆきを下して、涙の初制覇を果たした。山下は10月9日、東京たま未来メッセで、瑞希が保持するプリンセス・オブ・プリンセス王座に挑戦する。
団体旗揚げ当初から“エース”と呼ばれ、プリプリ王座を3度も戴冠した山下だが、なぜかトーナメント優勝には縁がなく、いつしか「トーナメントは苦手」と言われるようになっていた。だが“10度目の正直”を期した山下は並々ならぬ決意で今トーナメントに臨んだ。1回戦でプリプリ王者の瑞希に勝利した山下は、準々決勝で宮本もか、前日の準決勝では荒井優希(SKE48)を破り、初めて決勝にコマを進めた。上福は準決勝でインターナショナル・プリンセス王者の辰巳リカを倒す番狂わせを演じ、決勝に進出した。
山下実優が大健闘の荒井優希を蹴殺し「東京プリンセスカップ」決勝進出。辰巳リカを下した上福ゆきと激突【東京女子プロレス】
東京女子プロレスが8月12日、東京・後楽園ホールで「第10回東京プリンセスカップ」準決勝を開催。山下実優が荒井優希(SKE48)を破り、初の決勝進出を決めた。山下は13日、後楽園での決勝で“伏兵”上福ゆきと優勝を争う。
山下は荒井がデビュー1年目の2021年12月18日、名古屋国際会議場イベントホールで一騎打ちを行い完勝。それ以来、1年8カ月ぶり2度目のシングル戦となったが、その間、荒井は赤井沙希との“令和のAA砲”でプリンセスタッグ王座を奪取するなど、目ざましい成長を遂げてきただけに、山下とて侮れない対戦相手だった。
序盤から山下は容赦なく、サッカーボールキック、ミドルキックなどで蹴りまくった。耐えた荒井はミサイルキック、ドロップキック、エルボーで反撃するも、山下の蹴り、コブラクラッチで劣勢に。壮絶なエルボーの応酬から、荒井はドロップキック、串刺し式ビッグブーツ、フルネルソンバスター、サソリ固めと猛攻も山下はエスケープ。さらに、荒井はエプロンでFinally(カカト落とし)、コーナートップに上った状態でFinallyを叩き込む。逆襲の山下はアティテュード・アジャストメントにいこうとするも、回避した荒井は丸め込みも決められず。荒井は背後からFinally、続けてもう一発正面から狙うも、阻止した山下はハイキック。荒井はビッグブーツで返すも、山下が前蹴りから電光石火のSkull Kickを繰り出して、粘る荒井を仕留めた。
辰巳リカが8・12後楽園での「東京プリンセスカップ」準決勝に向け意気込む「自信はある。私にかみーゆの作戦とか通用しない!」
東京女子プロレス、夏のシングル最強を決めるトーナメント「第10回東京プリンセスカップ」が大詰めを迎えた。8月12日、東京・後楽園ホールでの準決勝で辰巳リカが上福ユキと、山下実優が荒井優希(SKE48)と対戦。その勝者同士により、13日の決勝(後楽園)で優勝を争う。
そこで初優勝を目指すインターナショナル・プリンセス(IP)王者の辰巳にトーナメント準決勝、決勝への意気込みを聞いた。