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「東京プリンセスカップ」敗退のプリプリ王者・中島翔子が巻き返し誓う【東京女子プロレス】

2022.08.22 Vol.Web Original

「10月に成長したチャンピオンの姿を見せられるように勝ち続けたい」

 東京女子プロレスが8月21日、東京・両国KFCホールで「TJPW PERFECTION」を開催。14日に東京・後楽園ホールで閉幕した夏のシングル最強決定トーナメント「第9回東京プリンセスカップ」で優勝できなかったプリンセス・オブ・プリンセス王者の中島翔子が巻き返しを誓った。

 中島は同トーナメント準々決勝で若手の渡辺未詩に敗れ優勝を逃した。王者として敗退しただけに、トーナメントを終えた今、並々ならぬ決意でリングに上がった。

 10月9日、TOKYO DOME CITY HALLでは「東京プリンセスカップ」で初制覇を果たした坂崎ユカとの防衛戦が決まり、この日は初の前哨戦となった。中島は上福ゆき、桐生真弥とのトリオで、坂崎、瑞希、遠藤有栖組と対戦。

 先発した中島は坂崎と息をのむようなグラウンドでのレスリングの攻防を展開。9月4日、名古屋国際会議場イベントホールでプリンセスタッグ王座(王者は赤井沙希、SKE48荒井優希)への挑戦が決まった東洋大コンビ(上福、桐生)も気合満点でファイト。中島が坂崎にジャンピング・エルボーを見舞えば、坂崎も強烈なローリング・エルボーを返して意地の張り合いに。最後は遠藤を捕獲した中島がネックブリーカー、619からノーザンライト・スープレックスホールドを決めて3カウントを奪った。

坂崎ユカが渡辺未詩を破り「東京プリンセスカップ」を涙の初制覇。10・9TDCホールで中島翔子の持つプリプリ王座に挑戦【東京女子プロレス】

2022.08.14 Vol.Web Original

 東京女子プロレスが8月14日、東京・後楽園ホール大会を開催。同団体の夏のシングル最強を決めるトーナメント「第9回東京プリンセスカップ」決勝で坂崎ユカが渡辺未詩を破り、8度目の出場で悲願の初優勝を果たした。坂崎は10月9日、TOKYO DOME CITY HALL(TDCホール)で行われるビッグマッチ「WRESTLE PRINCESS Ⅲ」で、中島翔子が保持するプリンセス・オブ・プリンセス王座に挑むことが決まった。

 準々決勝で現王者の中島、準決勝で前王者の山下実優を下して、先輩超えを果たし波に乗る渡辺はショルダータックル、カナディアン・バックブリーカー、首を固定してぶん回し、雪崩式ティアドロップを敢行するなど猛攻。対する百戦錬磨の坂崎は関節技、ブレーンバスターで対抗。15分過ぎ、エルボーの打ち合いから、渡辺がダブルハンマーを連打。坂崎はTeaTimeから魔法少女にわとり野郎を狙うも自爆。渡辺はアバランシュホールドからティアドロップを見舞おうとするも、坂崎が蹴りで阻止。渡辺のレーザービームを食らった坂崎だが、エルボーからマジカルメリーゴーランドをさく裂させて3カウントを奪取。試合後、2人はガッチリ握手し、抱擁をかわした。

渡辺未詩がプリプリ王者・中島翔子を破る殊勲で「東京プリンセスカップ」ベスト4進出。「優勝への道が見えるようになってきました」【東京女子プロレス】

2022.08.01 Vol.Web Original

 東京女子プロレスの夏のシングル最強決定トーナメント「第9回東京プリンセスカップ」準々決勝が7月31日、東京・大手町三井ホールで開催された。「アップアップガールズ(プロレス)」のメンバーでプロレスとアイドルを両立する渡辺未詩がプリンセス・オブ・プリンセス王者の中島翔子を破る殊勲を挙げ、2年連続でベスト4に進出した。

 序盤はグラウンドでのレスリングの攻防となり、渡辺は必死に中島に食らいつく。中島はトップロープからのライダーキック、首4の字固めでジリジリと追い込んでいく。渡辺はショルダータックル連発で反撃も、中島は雪崩式フランケンシュタイナー、トペコンヒーロをさく裂させペースを握らせず。それでも渡辺は腕を極めて中島をぶん回すと、ジャイアントスイングを狙う。かわした中島はノーザンからロコモーション式に2発目を繰り出そうとするも、渡辺が抵抗しレーザービーム。中島は丸め込みからフランケンにいこうとするも、阻止した渡辺がティアドロップを見舞うと3カウントが入った。

“新星”鈴芽が「東京プリンセスカップ」準々決勝進出を決める。「この夏、あこがれの辰巳リカを超えます!」【東京女子プロレス】

2022.07.24 Vol.Web Original

 東京女子プロレスの夏のシングル最強決定トーナメント「第9回東京プリンセスカップ」が7月23日、東京・新宿FACEで4日目を迎えた。同団体の“新星”鈴芽が2回戦で先輩の原宿ぽむを撃破し、準々決勝(7月31日、東京・大手町三井ホール)で辰巳リカと対戦することが決まった。

 開始早々、原宿は場外で虫取り網を鈴芽の頭に被せて捕獲し、トリッキーな動きで幻惑。鈴芽は丸め込みを連発するもフォールは奪えず。原宿がスネ蹴り、ミサイルキックで攻め込むと、鈴芽はスリーパーから変型ネックロックで絞め上げた。エルボー合戦から、原宿はエプロンで「ぽむ・ど・じゃすてぃす」を繰り出すもカウントは2。鈴芽はミカヅキ流星群(ダイビング・ボディーアタック)からリング・ア・ベルを狙うも、阻止した原宿は逆さ押さえ込みで切り返す。しかし3カウントは奪えず。原宿がセカンドロープに上ったところで、鈴芽がフェースバスターを一閃。すかさずリング・ア・ベルを叩き込んでピンフォールを奪取した。

山下実優が“苦手”のハイパーミサヲを退け「東京プリンセスカップ」優勝宣言【東京女子プロレス】

2022.07.17 Vol.Web Original

「若い子が強くなってハードルが高くなってるけど今年こそ優勝するぞ!」

 東京女子プロレスの夏のシングル最強決定トーナメント「第9回東京プリンセスカップ」が7月16日、東京・両国KFCホールで開幕。悲願の初制覇を狙う前プリンセス・オブ・プリンセス王者の山下実優が“苦手”とするハイパーミサヲをなんとか退けて1回戦を突破し、優勝を宣言した。

 山下は2016年の第3回大会でミサヲに敗れており、2020年の第7回大会で雪辱はしたものの苦手意識が払しょくできていなかった。組み合わせ抽選で1回戦の相手がミサヲと分かると「くじ運が悪い」と吐露していたほど。

 試合前、ミサヲはマイクで「正々堂々と」と言って、クリーンに握手でスタートするも、これは三味線だった。ミサヲは自身のマントで山下の首を絞めると、場外に落とし、マントで足を縛ってテープで固定。さらに、場外マットでくるんでテープで固めた。場外マットをはがした山下がリングに戻ろうとすると、今度はミサヲがスプレーを噴射。

「東京プリンセスカップ」が7・16両国で開幕。山下実優が優勝宣言も、くじ運の悪さで“不安要素”のぞかせた!?【東京女子プロレス】

2022.07.12 Vol.Web Original

 東京女子プロレスが7月11日、東京・渋谷区のAbemaTowersで夏の最強決定シングル・トーナメント「第9回東京プリンセスカップ」に向け、公開で組み合わせ抽選会と記者会見を行い、山下実優が優勝を宣言するも、くじ運の悪さで“不安要素”をのぞかせた。

 2014年にスタートした同トーナメントは、今年は20選手がエントリー。前年覇者の伊藤麻希は決勝戦が行われる日(8月14日)に米GCWより参戦オファーがあり「今は海外で活動することでTJPWに貢献したい」との本人の意向を踏まえ不参加。長野じゅりあはスケジュールの都合により出場しない。

 7月16、17日の東京・両国KFCホールで1回戦、18日の両国、23日の東京・新宿FACEで2回戦、31日の東京・大手町三井ホールで準々決勝、8月13日の東京・後楽園ホールで準決勝、14日に同所で決勝を行う。準々決勝終了後、準決勝の組み合わせを決定する。

中島翔子が辰巳リカを破り、プリプリ王座V4。「全員とタイトル戦をして防衛するつもりで勝ち続けたい」【東京女子プロレス】

2022.07.10 Vol.Web Original

 東京女子プロレスが7月9日、東京・大田区総合体育館で夏のビッグマッチ「SUMMER SUN PRINCESS ’22」を開催。プリンセス・オブ・プリンセス王者の中島翔子が辰巳リカの挑戦を退け、4度目の防衛に成功した。

 大会前に滝行を敢行するなど、並々ならぬ決意で王座“狂い咲き”を狙った辰巳は、ドラゴンスクリュー、足4の字固め、鉄柱を利した攻撃などで、中島の足に集中砲火。さらにロープ最上段から場外の中島めがけてミサイルヒップを叩き込んで猛攻。だが、中島も雪崩式フランケンシュタイナー、ノーザンライト・スープレックス、619で反撃。それでも辰巳はドラゴンスリーパーから、ホワイトドラゴンスリーパー気味に絞め上げたが、中島はなんとか脱出。形勢を逆転した中島はダブルアームDDTからダイビング・セントーンを鮮やかに決めて3カウントを奪った。

 中島は退場しようとする辰巳に向かって、「リカ! 強かった。私もチャンピオンとして今日勝っただけじゃなく、これからも勝ち続ける。その先の道でまた会えるのを楽しみにしてます」との言葉を投げかけた。

辰巳リカが7・9大田区でのプリプリ王座戦に向け“滝行”で必勝祈願を敢行【東京女子プロレス】

2022.07.03 Vol.Web Original

「中島翔子に勝って新チャンピオンになって、大田区大会も大成功する!」

 東京女子プロレスの夏のビッグマッチ「SUMMER SUN PRINCESS ’22」(7月9日、東京・大田区総合体育館)で団体の頂点王座プリンセス・オブ・プリンセス選手権(王者・中島翔子)に挑戦する辰巳リカが某日、神奈川・南足柄の「夕日の滝」で“滝行”を敢行し、ベルト奪取と大会の成功を祈願した。

“滝行”に挑む前、辰巳は「プロレスも8年続けて原点回帰じゃないけど、初心に帰りたい気持ちもあったりして。邪気とかも払いたいですね。運は悪くはないと思いますけど、余計なモヤモヤとか全部きれいさっぱり洗い流したいと思います」と意気込み。

 聖なる儀式に臨み、塩と酒で体を清め、鳥船行事を済ませ、九字護身法を学んだ辰巳は「私の入場局『恋と革命』が終わるまで、3分越え目指して滝を浴びたい」と目標を掲げた。

 いざ、水に入った辰巳は落差23メートルのところで滝を浴び、「打倒中島翔子! 絶対勝つぞ。もっと強くなれる」と絶叫。さらに上段の岩に移動すると「絶対、中島翔子に勝って、チャンピオンに狂い咲く!」と叫んだ。

 目標の3分越えを達成した辰巳は「絶対これで勝てる。翔子に勝って、新チャンピオンになって、大田区大会も大成功する」と充実した表情を浮かべた。

 見守った滝行仙人は「素晴らしかった。滝の力を思いっきり受けたんで、必ず試合に向けて力が出せると思います」とお墨付きを与え、神様に必勝の札を供えることを許可した。

 滝行を終えた辰巳は「このまま大田区まで駆け抜けます!」と気合を入れていた。

辰巳リカが7・9大田区での王者・中島翔子とのプリプリ選手権に向け、改めて王座“狂い咲き”宣言【東京女子プロレス】

2022.06.23 Vol.Web Original

「今まで見たことがないような中島翔子の顔を見たい」

 東京女子プロレスが6月22日、東京・渋谷区のAbemaTowersで記者会見を開き、7月9日の東京・大田区総合体育館で、中島翔子の持つプリンセス・オブ・プリンセス王座に挑戦する辰巳リカが改めて王座を奪還しての“狂い咲き”を宣言した。

 辰巳は「私は翔子が両国国技館でチャンピオンになったとき、ものすごくうれしくて。どんなチャンピオンロードを進んでいくのかなって、ずっと見ていたいなって思っちゃったんですけど。私もこのベルトが欲しいので。チャンピオンに返り咲き、いや狂い咲き宣言は曲げません。せっかく夢の舞台で戦えるので、今まで見たことがないような中島翔子の顔を見たいなって思うし、気持ちにもさせたい。私も自分が見たことない自分に出会うような試合がしたいと思ってます」とらしく話した。

 中島は「両国国技館、さいたまスーパーアリーナでのタイトルマッチ。後楽園もあったんですけど、大きな会場でのタイトル戦を経験して。自分もそうなんですけど、東京女子自体も勢いに乗ってるなって感じてます。海外に挑戦する選手の頻度も増えましたし、その勢いの先頭にいたいなという気持ちがすごく強いです。サイバーファイトフェスで坂崎ユカからベルトを守るのが一つの目標だったんですけど。その目標達成の気持ちより、さらに強くなりたいという気持ちが強かったです。日進月歩のチャンピオンを目指したいと思ってます。積み重ねた回数が力になると思ってるので、常に新しい自分を、レベルアップしていく自分を見ていただきたい。戦っていく選手にも、常に新しい自分と戦ってほしいと思ってます。その勢いの先頭に立ちたい気持ちは、リカも一緒だと思ってます。東京女子を大きくしていきたい同じ気持ちでぶつかってくれると信じてるので、とても楽しみにしています」と王者としての思いを吐露した。

辰巳リカが7・9大田区でのプリプリ王座奪取を宣言「チャンピオンに“狂い咲きたい”」【東京女子プロレス】

2022.06.14 Vol.Web Original

 東京女子プロレスが6月13日、東京・渋谷区のAbemaTowersで記者会見を開き、前日のCFF(サイバーファイトフェス)でのプリンセス・オブ・プリンセス選手権次期挑戦者決定4WAYマッチを勝ち抜き、7月9日、東京・大田区総合体育館で同王者・中島翔子に挑戦することが決定した辰巳リカが高らかに王座奪取を宣言した。

 決戦から一夜明けた辰巳は「4WAYなんだから、もっと場外で潜んでたり、休んだりとか作戦を練ってやれたらよかったとか思ったんですけど・・・。ぶつかって当たっていくしかできなくて、結果的にそれでよかったのかなとも思っていて。対戦相手の3人(瑞希、上福ゆき、渡辺未詩)はすごいかっこいい選手たちで、そんななかを生き残れたので自信につながりました。自信とかすぐになくしちゃうタイプで、もともと自信ってあってないようなもの。それを取り戻せた。なので、誇りをもって、胸を張って、7・9大田区では中島翔子に挑みたいと思います」と振り返った。

 CFFでの中島vs坂崎ユカのプリプリ王座戦を見た感想については「どっちが勝ってもうれしいし、どっちが勝ってもイヤだなっていうのがホンネで。でも、どっちが勝っても“すごいことができるな”って思って。手に汗握りながら、手が痛くなるくらい応援してました」と話した。

6・19後楽園でプリンセスタッグ王座を争うマジラビと享楽共鳴が火花【東京女子プロレス】

2022.06.14 Vol.Web Original

中島翔子「ミサヲと力を合わせて、私たちらしい戦い方で勝ちにいこうと思っています」

 東京女子プロレスが6月13日、東京・渋谷区のAbemaTowersで記者会見を開き、19日の東京・後楽園ホール大会でプリンセスタッグ王座を争う、王者組のマジカルシュガーラビッツ(マジラビ=坂崎ユカ、瑞希)と挑戦者組の享楽共鳴(中島翔子、ハイパーミサヲ)が決戦に向け火花を散らした。

 挑戦者組のミサヲは「昨日のCFF(サイバーファイトフェス)でのユカさんと翔子さんの試合を見て、中島さんが防衛してうれしかった。同時に2人の試合がとても素晴らしく誇らしく感じて、すごく刺激を受けました。このタッグ選手権、すごくいい試合にしたいし、他の選手に誇らしく思ってもらえるような試合にして、その上で勝ちたいと思いました。今、マジラビの存在は東京女子にとって、特別だといえると思います。東京女子にとって、看板ともいえるような存在だと感じています。だからこそ、今、マジラビに勝ちたいなって思ってます。すごく価値のある状態になったマジラビに勝ったら、“東京女子に享楽共鳴がいるぞ”って言えるような存在になれると思ってます。享楽共鳴の価値を上げるためにも、絶対にこの試合は勝ちたいと思ってます」と力を込めた。

 前日のCFFで坂崎を破り、プリンセス・オブ・プリンセス王座を守った中島は「CFFのシングルのタイトル戦までは、そのことだけを考えるようにしてきました。翌日の今日、今この瞬間に実感が沸いてるところです。最高のライバルたちと、引っ張ったり引っ張られたり、切磋琢磨していけるような関係になりたいと思っていました。昨日は私が勝ちました。次は2対2でどんな試合になるか、すごく楽しみにしています。ハイパーミサヲと力を合わせて、私たちらしい戦い方で勝ちにいこうと思っています」と2冠獲りを視野に入れた。

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