映画『ジョゼと虎と魚たち』舞台挨拶が26日、都内にて行われ、声優を務めた中川大志、お笑いコンビの見取り図(盛山晋太郎、リリー)、タムラコータロー監督が登壇。前回のイベントで“リモート漫才”をした中川と見取り図の2人が、念願の初対面を果たしトリオさながらの漫才トークを繰り広げた。
芥川賞作家・田辺聖子による青春恋愛小説の金字塔で、妻夫木聡・池脇千鶴主演で実写映画化もされた名作をアニメーション映画化。
冒頭、中川は感染対策のため声援を控え拍手で迎えた客席に「いつもならもう少し声が聞こえてくるんですけど…僕も潮時かな」。すると盛山がすかさず「こういうご時世ですから!」とツッコミを入れ、トリオのように息ぴったり。
前回のイベントでは中川がリモートで参加。実際に対面したのはこの日が初めて。中川は念願の対面を喜び「M-1お疲れ様でした。テレビの前ですごい応援していました。あのイベントの後だったので自分も見取り図の一員のような気持ちで、感動しました」と、決勝進出をたたえ会場からも拍手。
一方の見取り図も「直接お会いしてみると、本当に少女漫画から飛び出てきたよう。タキシード仮面かと思った」(盛山)、「男でも目が合うと赤くなる」(リリー)と感激。さらに中川が「今度、リリーさんの家に遊びに行く約束をしたんです」と明かすと、得意げなリリーに盛山が「家賃4万1000円の部屋に大志くんを呼ぶな!」と止め、会場も思わず大笑い。