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中谷美紀が“映像の魔術師”の世界へいざなう!

2017.03.13 Vol.686

 巨匠テレンス・マリック監督最新作『ボヤージュ・オブ・タイム』の日本語版の語りをオファーされた中谷。「ケイト・ブランシェットさんの語りが完璧だったので必要ないのでは、と思いました(笑)。でも、こんなに心地よい作品に巡り合えたことがありがたくて、お受けしたんです。先日プロデューサーのタシオリス氏から“字幕に意識を払うことなく、本作の美しいメッセージをダイレクトに感じてもらうため各国で母国語の語りが必要なのです”との話を伺い、ようやく腑に落ちました」。

 自然科学から見た宇宙誕生からの年代記を、かつてない映像美で綴る。「ビッグバンのシーンは精巧なCGかと思いきや実は本当の火を使っているんです。12人もの科学者がこの作品に関わり科学的な整合性、検証をなさったうえで作られているそうです。我々の日常生活ではおよそうかがい知ることのない自然の厳しさや弱肉強食の世界を見せる一方で人間の愚かな営みも見つめる。表面的な美しさではなく、美しいものも醜いものも、生も死も善も悪も、始まりも終わりも、すべてこの作品にはありました」。

 マリック監督の作家性にも引かれる、と中谷。「美意識の高さといいますか、その映像の美しさたるや。光の操り方が極上で魔術師のようですし、それが不自然でなく、心に寄り添うものなんですね。暴力的でも説教臭くもなく、すべてを俯瞰して見つめているような、観客を強引に導くのではなくそっと背中を押してくれるような、そんな懐の深さを感じます」。人間たちを宇宙の目線にいざなうような作品。「東洋思想や哲学に近いものを感じますね。この作品の本当の良いところは人を絶望させないところ。もし地球が爆発したらものの2秒ですべて無に帰すそうです。苦しむことなく消えると思うと少しほっとしますね(笑)」

「素敵!」「妖精みたい!」中谷美紀とディーン・フジオカが互いを褒めまくり

2016.09.28 Vol.675

  新しいボディソープ「hadakara(ハダカラ)」 の新製品・新CM発表会が27日、都内で行われ、CMに出演する中谷美紀とディーン・フジオカが出席した。

 CMと同じ、オールホワイトの衣装で登場した2人。初お披露目されたCMについて、中谷は「ディーンさんが素敵。『スター・トレック』や『2001年宇宙の旅』の世界に入り込んだよう」と静かに大絶賛。ディーンも「(中谷さんはCMのなかで)妖精みたい」とキラキラした笑顔を見せた。

 発表会ではまた、2人が自ら同製品 の高い保湿力、泡切れのよさ、流してもしっかり残るしっとり感などを体感し、感心。中谷は、同席した開発担当者に「開発にどれくらいかかった?」「その間、ラボにこもりっきりですか?」などと質問を浴びせるなど、同商品への興味は並々ならぬもののようだった。

 トークショーで最も盛り上がったのは電子書籍リーダーの使い方。中谷がお風呂で台本を覚えたり、Kindleを防水パックに入れて読書を楽しんでいると話すと、海外で過ごした時間が長いことからもシャワー派のディーンは驚きの表情。「台本をKindleに入れて読んでいます!」と声を上げると、中谷は「台本入れられるんですか?」と、大いに盛り上がっていた。

「年齢的に乾燥しやすくなってきて気を使っています。毎日使えるもののCMに出演できて光栄」とあいさつした中谷。「毎日、忙しく頑張っている女性に使っていただきたいですね」とコメント。体験を通して「さっぱりしていてもっちり。乾燥する地帯にロケに行きたい」と話したディーンは「男女、年齢を問わず勧めたい」と太鼓判を押した。

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