前の住人が自殺や殺人、孤独死、事故などで死んでいる部屋や家=「事故物件」を転々としている芸人・松原タニシによる、ベストセラーノンフィクション「事故物件怪談 恐い間取り」が映画化されることが決定。KAT-TUNの亀梨和也が、5作品目の主演作となる本作でホラー初出演をはたす。今回寄せられたコメントで亀梨は、移動車が突然、故障するという奇妙な体験をしたと明かしつつ「普段自分を応援してくださっている方々にとっても初めての姿をお見せできると思いますし、ホラーファンの方々にとっても自分は初めましての存在だと思うので、いろんな方に楽しんで頂ける作品にできるよう撮影に励みたい」と意気込みを語っている。
原作は、読むと「恐すぎて部屋に入れない」と話題沸騰のベストセラー。2012年よりテレビ番組「北野誠のおまえら行くくな。」(エンタメ~テレ)の企画により事故物件に住み始め、以降、大阪、千葉、東京、沖縄で実際に9軒の事故物件に住んできたタニシ氏の体験をそれぞれ間取り付きで紹介したもの。
物語は、タニシ氏の実話をベースに、売れない芸人・山野ヤマメが先輩から「テレビに出してやるから事故物件に住んでみろ」と無茶ぶりされ、殺人事件が起きた事故物件に住むところから始まり、しだいに番組からの期待が高まる中、事故物件を転々とするヤマメがさまざまな怪奇現象に遭遇していく。そしてヤマメを待つ“最恐”の事故物件とは…?
本編では実際にタニシ氏が体験した怪奇現象をリアルに再現し、ノンフィクション原作ならではのリアリティーを最大限に映像化する。メガホンをとるのは『リング』『スマホを落としただけなのに』の中田秀夫監督。撮影は1月下旬にクランクイン。都内近郊での撮影を経て2月末ごろにクランクアップの予定。
映画『事故物件 恐い間取り』(仮) は8月28日より全国公開。