佐々木が「今でもいい」
DDTプロレスリング「Road to Ultimate Party 2020」(10月25日、東京・後楽園ホール)で11月3日の大田区総合体育館で行われるKO-D無差別級選手権の調印式が行われた。
第4試合終了後、王者の遠藤哲哉と挑戦者の佐々木大輔はともに正装でリングに上がり、調印書にサイン。佐々木は「後楽園ホールに来るのはあの日(9月27日)ぶりで、裏切られたあの日。あの日のことは今でも思い出すと、すぐにでもブチ切れそうだ。そんなことは置いといて、今、俺が考えてるのはこいつからこの最後のメッキ、KO-Dのベルトを奪うこと。俺はもういつでも準備ができてるから。今でもいいし、今来てるお客さんだって今すぐ見たいでしょ?」と発言し、遠藤に突っかかろうとするも、今林久弥アシスタントプロデューサーが止めに入る。
遠藤は「11・3大田区、佐々木大輔を指名した時点で、僕自身揺さぶりをかけられるってことはある程度覚悟してました。大和ヒロシが助けに入ったり、時にはくいしんぼう仮面の中身に入れ替わってたり。チャンピオンとして宿命だと思って、広い心で受け止めております。結局何をやろうが最終的には急所、イスを使って殴る。それしか脳の無いB級レスラーです」と言うと、怒った佐々木は「ガタガタ言ってんじゃねぇぞ!」と机を蹴飛ばして立ち上がったが、ここも今林APが慌てて止める。
続けて、遠藤は「対戦相手の佐々木大輔選手には、11・3大田区で引退の準備を進めていただこうかなと思います。あと、KO-D無差別級のベルトっていうのは、佐々木大輔が塗ったメッキではなく、俺自身が、俺の力で田中(将斗)選手から獲った、俺が俺であるための証。そう思っております」とキッパリ。