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歴史的名著『佐山聡のシューティング入門』が限定1000部で復刊

2018.07.13 Vol.Web Original

田崎健太氏がコラム「佐山はなぜ天才なのか?」を特別寄稿
 日本の総合格闘技の礎を築いた佐山聡の著書となる『佐山聡のシューティング入門』(復刊版製作発行:『佐山聡のシューティング入門』 復刊委員会)が7月31日に復刊されることとなった。1000冊のみの限定発売となる。

 佐山は1985年にMMAの原点となる「シューティング」(現在の修斗)を提唱。当時、シューティングはボクシング、キックボクシング、レスリング、サンボといったあらゆる格闘技のエッセンスを集約し考案されたもので、その基礎となるテクニックを、創始者である佐山自身が解説する技術書として1986年に同書が刊行された。

 その中では “打・投・極”という今もなお普遍的な実戦テクニックを網羅。優れた技術書として発刊から1カ月もしないうちに増刷されるなど、当時大きな話題を集めた一冊だ。

 今回の復刊にあたり、1986年版にはなかった「修斗の理念」、佐山聡の肖像写真など8ページを追加。さらに、佐山聡の真実に迫ったノンフィクション『真説・佐山サトル タイガーマスクと呼ばれた男』(7月26日発刊)の著者である田崎健太氏がコラム「佐山はなぜ天才なのか?」を特別寄稿し、『佐山 聡のシューティング入門 THE WAY OF SHOOTO − 修斗 増補改訂版』として完全復刊する。

 7月15日に開催される「プロフェッショナル修斗公式戦」後楽園ホール大会で先行発売される。会場購入特典として『佐山聡のシューティング入門』特製ポスターがプレゼントされる。

修斗がUFC FIGHT PASSで世界配信決定

2016.04.20 Vol.664

「UFC FIGHT PASS配信会見」が20日、都内で開かれ、4月23日に開催されるプロフェッショナル修斗公式戦MOBSTYLES Presents「 FIGHT&MOSH」千葉・舞浜アンフィシアター大会からUFC FIGHT PASS(UFCファイトパス)でのライブ配信が始まることが発表された。
 UFC FIGHT PASSは月額9.99ドル(契約日数にて価格が変動)でUFC FIGHT NIGHTをはじめとした世界各国で行われる格闘技イベントのライブ配信や過去のUFCやWEC、PRIDE等の試合動画がPC、タブレットPC、スマートフォンなどで視聴できる会員制動画サイト。
 日本円にして月額約1000円という安価なことから格闘技ファンの間では人気のサイトだ。
 会見の冒頭、舞浜大会の主催者で修斗公式戦を多く主催するサステインの坂本一弘代表が挨拶。
「1年以上の交渉の末、実現しました。総合格闘技を(世界で)一番最初に始めたのが(修斗の創始者で)私の先生である佐山サトル。佐山サトルがMMAを始めなければ今のような状況はなかったかどうかは分かりませんが、少なくとも私はここに立っていることはなかった。誰がMMAを作ったのかということを説明させていただいて、そういうことをUFCの方々にしっかり理解していただいたうえでこういう流れになりました。MMAの中で一番長い歴史を持つ修斗の映像がファイトパスに流れることは歴史を掘り起こす、見直すという意味でも非常に画期的なことだと思います」と経緯を説明。そして「私の先生である佐山サトルが作ったMMAを世界中に広めてくれたUFCには感謝したい」とも話した。

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