スポーツ専門フォトグラファーチーム『アフロスポーツ』のプロカメラマンが撮影した一瞬の世界を、本人が解説、紹介するコラム「アフロスポーツの『フォトインパクト』」。他では見られないスポーツの一面をお届けします。
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アジア大会2018 体操・長谷川智将【プロの瞬撮】
スポーツ専門フォトグラファーチーム『アフロスポーツ』のプロカメラマンが撮影した一瞬の世界を、本人が解説、紹介するコラム「アフロスポーツの『フォトインパクト』」。他では見られないスポーツの一面をお届けします。
木村佳乃、イライラコントロールで「素敵な大人に」
木村佳乃が5日、都内で行われた『怒らない体操』公開記念イベントに出席した。
女優であり母でもある木村。日常のなかでのイライラについて聞かれると「2人の娘の子育てをする中で、カッとなってしまう事があります。その時に心がけていることは、感情的に物事を伝えないこと。一度心を落ち着かせて、何に怒りを感じているのか、理路整然と娘たちに伝えなければ響かないと思います」と、話した。
イベントでは、インストラクターによる『怒らない体操』の実演も。木村は「アンガーマネージメントや『怒らない体操』で感情をコントロールして素敵な大人になりたい。もう大人ですけど」と、笑った。
『怒らない体操』は、怒りの感情をコントロールすることの大切さや有用さを広く伝えることを目的に活動する日本アンガーマネンジメント協会がデューク更家とコラボして制作した体操。「ラジオ体操に代わるような体操を作ることが夢だった」というデューク更家が、自身が育んだウォーキングメソッドとアンガーマネージメントを組み合わせ完成させた。同協会の公式サイトで動画視聴できる。
【リオ五輪8月5日開幕】体操の内村、レスリングの吉田は金間違いなし!!
リオデジャネイロ・オリンピックが8月5日に開幕。8月21日まで地球の裏側で熱い戦いが繰り広げられる。開幕を前に本紙編集部の独断と偏見のもと、今回の五輪の注目競技と選手をピックアップする。
内村が個人総合6連覇 男子団体総合は37年ぶりの優勝
体操の世界選手権が英国のグラスゴーで10月23日~11月1日の日程で行われた。
日本は第6日(10月28日)に行われた男子団体総合で270.818点で1978年ストラスブール大会以来、37年ぶりの優勝を飾った。世界大会では2004年アテネ五輪以来の金メダル獲得。
予選の上位8チームが各種目3人の合計点で競った決勝。日本は内村航平、田中佑典、加藤凌平、早坂尚人、萱(かや)和磨、白井健三のメンバーで出場。内村が予選の床運動でトーマス(後ろとび1回半ひねり前方かかえ込み宙返り転)の着地に失敗し、床に頭を強打し首を痛めるなど不安はあった。しかし、序盤の床運動、あん馬で高得点をそろえ、最終種目の鉄棒の田中、内村が落下するなどのミスを補い、逃げ切った。
日ごろから団体での優勝にこだわってきたエースの内村は試合後「ずっと2位だったのを塗り替えられた。(2020年)東京五輪の世代も衝撃を受けたと思う。伝統はやっぱり団体の金メダルというのを知ってくれたかな」と話した。
また内村は第8日(10月30日)に行われた男子個人総合では6種目合計92.332点を挙げ、自身の史上最多記録を更新する6連覇を果たした。
5種目終了時点で森泉コーチが暫定トップの内村と2位との点差を計算し余裕があると判断。離れ技のカッシーナを抜き“美しさ”にこだわりフィニッシュした。
テレビカメラに向かって数を数えるように1本、2本と指を広げ、最後に「6」を示した。このポーズについて内村は「『片手じゃ収まらないよ』とやっておこうと思って」と笑顔で語った。
今大会、男子は団体総合、個人総合、種目別の床運動の白井、鉄棒で内村が金。種目別のあん馬で萱が銅と、計金メダル4個、銅メダル1個を獲得した。
リオデジャネイロ五輪に向け、水鳥寿思監督はEスコア(実施点)で評価されたと分析し、「世界のトップに立った自信が選手についた」と述べた。ただ、3位の中国は日本よりDスコア(演技価値点)が高く、「実力を出し切っての結果とは思えない」と警戒した。
女子はメダルこそなかったものの団体5位。村上茉愛と寺本明日香が個人総合でトップ10入りして健闘した。