「ROAD TO UFC シーズン3」(5月18日、中国・上海パフォーマンス・インスティチュート)に出場する修斗世界バンタム級王者の安藤達也(フリー)の試合を前にしたコメントが大会を配信するU-NEXTを通じて届いた。「ROAD TO UFC」(RTU)はアジア全域から集結したトップアスリートがUFCとの契約をかけて競い合うトーナメント戦。今回は男子フェザー級、男子バンタム級、男子フライ級、女子ストロー級の4つの階級で行われる。
安藤は男子フェザー級1回戦でズー・カンジエ(中国)と対戦する。
「ROAD TO UFC シーズン3」(5月18日、中国・上海パフォーマンス・インスティチュート)に出場する修斗世界バンタム級王者の安藤達也(フリー)の試合を前にしたコメントが大会を配信するU-NEXTを通じて届いた。「ROAD TO UFC」(RTU)はアジア全域から集結したトップアスリートがUFCとの契約をかけて競い合うトーナメント戦。今回は男子フェザー級、男子バンタム級、男子フライ級、女子ストロー級の4つの階級で行われる。
安藤は男子フェザー級1回戦でズー・カンジエ(中国)と対戦する。
総合格闘家でプロレスラーとしても活動する佐々木憂流迦が5月16日、プロレスリング・ノアに正式入団することが発表された。
この日は株式会社サイバーエージェントが都内でプロレス事業に関する記者発表会を開催。ノアはサイバーエージェントのプロレス事業の業務管理を一本化した「株式会社CyberFight」に所属している。
会見でCyberFightのノア担当取締役の武田有弘氏が「ノアから三つの発表」として「佐々木憂流迦の正式入団」「Eitaの正式入団」「武藤敬司氏のノアのスカウティングアドバイザー就任」を発表した。
佐々木は動画で「本日をもってプロレスリング・ノアに入団いたしました佐々木憂流迦です。自分は20歳でプロデビューして修斗、UFC、RIZINと13年間格闘家として戦ってきました。2023年1月1日、グレート・ムタvs中邑真輔を見て、かつてないほど心が動いて、幼少期のころに憧れたプロレスラーという夢に再度、心の中の火が灯り“プロレスラーになりたい!”と強く思って、今この14年目、プロレスラーとして戦っています。今年の1月からNOAHのリングに上がり戦っているうちに強く思っているのが、GHCのベルトが欲しい。この目標を持って、覚悟を持って、険しい旅路になると思いますが、佐々木憂流迦、驀進します!」と決意を述べた。
佐々木は2010年に総合格闘家としてプロデビュー。修斗を主戦場に戦い2013年7月に修斗環太平洋フェザー級王座を獲得。2014年からはUFC、2018年からはRIZINに参戦した。昨年10月にはノアの「MONDAY MAGIC」に登場。今年1月には杉浦貴を相手にプロレスラーとしてのデビュー戦を行った。
プロフェッショナル修斗公式戦「SHOOTO GIG TOKYO Vol.36」が4月7日、東京・新宿の新宿FACEで行われ、各階級で戦績の浅いニューフェイスたちが白星を挙げ、それぞれ下剋上をアピールした。
セミファイナル(第8試合)では昨年4月にプロデビューし、ここまで4戦3勝1分の18歳の永井奏多(TRIBE TOKYO M.M.A)がキャリアで大きく勝る松下祐介(パラエストラTB)を判定で破った。
1R、打撃の探り合いから松下がタックル。スタンドでバックを取る。背中に乗るが永井が落とす。松下ががぶって、押し込むがコーナーの攻防で永井が逆に押し返す。永井は密着した体勢から左ヒジ。そしてバックを取る。しかし松下は正対。離れて打撃の攻防に。永井は右カーフ。松下も右カーフを返す。永井はワンツー。松下のタックルはバックステップでかわす。蹴りからパンチのコンビネーションの永井。
プロフェッショナル修斗公式戦「SHOOTO GIG TOKYO Vol.36」(4月7日、東京・新宿FACE)のメインイベントで元ONEファイターの澤田龍人(AACC×剛毅會)とプロ3戦目の黒部和沙(TRIBE TOKYO M.M.A)が対戦し、黒部が1Rで一本勝ちを収める番狂わせを起こした。
澤田は2016年に黒澤亮平、2017年には猿田洋佑と「世界ストロー級チャンピオン決定戦」で対戦するもいずれも敗退。2019年から戦場をONEチャンピオンシップに移し、2022年までに6戦2勝4敗の戦績を残した。昨年3月から修斗に帰還も安芸柊斗にKO負けを喫し、今回が再起戦だった。
対する黒部は昨年10月にデビューし、ここまで2戦1勝(1S)1分とキャリアで大きな差がある一戦だった。
「RIZIN LANDMARK 9 in KOBE」(3月23日、兵庫・神戸ワールド記念ホール)で元K-1 WORLD GPウェルター級王者の久保優太(PURGE TOKYO/BRAVE)と元修斗環太平洋フェザー級王者の高橋遼伍(KRAZY BEE)が対戦した。試合は久保が2-1の判定で勝利を収めた。
久保は2021年9月の太田忍戦でMMAデビュー。そこから2連敗も2022年11月の奥田啓介戦で初勝利を収めると木下カラテ、安保瑠輝也と3連勝を飾っている。高橋は2019年5月からONE Championshipに参戦し、昨年12月にはPANCRASEに初参戦。RIZINには今回が初参戦となる。
1R、サウスポーの久保とオーソドックスの高橋。けんか四つの両者は前手で距離を探りながらの展開。高橋の蹴りをキャッチした久保が左ストレート。高橋は右インカーフ。そして右ストレート、左フックで久保の腰が落ちる。久保は右ロー、高橋も右インロー。高橋はタックルを狙いながら、右を当てる。高橋は手を伸ばしながらタックル。押した久保が右ストレートを伸ばす。高橋は右インカーフ。久保は右ジャブをヒット。そして左三日月蹴り。残り1分、高橋がタックルからテイクダウン。髙橋が上を取って、ハーフ。最後は立ち上がって、寝たままの久保にロー。
プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2024 Vol.1 – 2部」(1月28日、東京・ニューピアホール)のメインイベントで行われた「環太平洋バンタム級チャンピオンシップ」で王者・藤井伸樹(ALLIANCE)が須藤拓真(同級3位/X-TREME EBINA)を相手に初防衛戦に臨んだ。試合は藤井が判定勝ちを収めた。
藤井は2022年11月に石井逸人に挑戦し、2-1の判定で勝利を収め王座獲得。この試合は満場一致で2022年度「ベストバウト賞」を獲得した。しかし昨年7月には約7年ぶりの修斗参戦となる竹中大地(パラエストラ和泉)に敗れ、今回は再起戦でもあった。
須藤は2022年11月に修斗初参戦を果たすと後藤丈治にヒールホールドで一本勝ちを収め、一気に世界4位にランクイン。昨年5月には世界7位の齋藤奨司(FIGHT FARM)と対戦。齋藤の打撃と須藤の足関節、どちらが有効な攻撃だったか悩ましい試合となったがジャッジ3者とも29-28で齋藤を支持し、須藤は判定負け。タイトル戦線から一歩後退した形となったが、今回は齋藤の負傷により挑戦権が舞い込んだ形となった。須藤はここまでMMAでは9戦7勝2敗で、7勝のうち足関節での一本勝ちが6回もあり“レッグハンター”の異名を取る個性派ファイター。
プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2024 Vol.1 – 2部」(1月28日、東京・ニューピアホール)で「インフィニティリーグ2023 女子ストロー級」が最終戦を迎えた。宝珠山桃花(勝ち点6・赤崎道場A-SPIRIT)vs 杉本恵(勝ち点5・AACC)、藤野恵実(勝ち点7・JAPAN TOP TEAM)vs 吉成はるか(勝ち点3・パラエストラ小岩)の2試合が行われ、ここまでトップだった藤野が勝ち点3を積み上げ勝ち点10として優勝を果たした。2位には勝ち点7の杉本が入り、年内に藤野と杉本による初代女子ストロー級王座の決定戦が行われることとなった。
この日を迎えるまで藤野が勝ち点7でトップを走り、宝珠山が勝ち点6、杉本が勝ち点5、吉成が勝ち点3で続いた。先に行われる宝珠山vs杉本戦の結果次第では吉成にも逆転優勝の可能性がある混戦となったが、藤野は1Rで勝利を上げれば勝ち点11でトップをキープし優勝。藤野が2R以降に勝負を持ち越した場合は宝珠山と杉本にも逆転の目が出てくるのだが、どちらにしても1R決着で勝ち点4を上乗せし、後から試合をする藤野にプレッシャーを掛ける必要がある。藤野はその結果を見た上で試合をするため、勝ち点1差とはいえそのアドバンテージはあまりにも大きかった。
「RIZIN.45」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の前々日インタビューが12月29日、都内で開催された。RIZIN初参戦となる修斗史上初となるストロー級とフライ級二階級同時制覇王者となった新井丈(和術慧舟會HEARTS)が「堀口選手に挑戦したい」とRIZINでの目標を掲げた。
新井は「朝倉未来1年チャレンジ」1期生でRIZINでは伊藤裕樹、中村優作にいずれも1-2の判定で敗れているヒロヤ(JAPAN TOP TEAM)と対戦する。修斗のフライ級は-56.7kg、ストロー級は-52.2kgなのだが、今回はRIZINフライ級の−57kgで試合を行う。
新井はヒロヤについては「自分とは真逆のグラップラー。組みがしつこく泥臭い試合をしてくるタイプ」、試合については「どっちが自分の好きなやりたい展開にもっていけるかの試合になる。しっかり打撃でパンチを効かせて相手を失神させることを試合開始からやりにいくつもり。相手が持ちこたえて相手が得意な展開、自分がきつい展開になることも十分想定している。どっちになっても5分3R最後まであきらめない気持ちは作ってきた」と語った。
「RIZIN.45」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)に出場するヒロヤ(JAPAN TOP TEAM)が12月20日、都内にある所属ジムで公開練習を行った。
ヒロヤは修斗史上初となるストロー級とフライ級二階級同時制覇王者となった新井丈(和術慧舟會HEARTS)と57kg契約で対戦する。
この日は1分間のミット打ちを行い、その後に会見を行った。
ヒロヤは新井戦については「全然勝てると思っている。強い相手で、大晦日だからこそ組まれたカードでもあると思うが、コーチ陣営も相手の動きを見て全然勝てると(言っている)。僕も心の底から勝てると思っているので、自信はある」と勝利への自信を見せた。
「RIZIN.45」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の追加カードが12月17日に発表された。
この日は同大会をPPVで放送するABEMAが「アベマでRIZIN 5minutes」を生配信したのだが、その中で修斗史上初となるストロー級とフライ級二階級同時制覇王者となった新井丈(和術慧舟會HEARTS)と前日の「RISE WORLD SERIES 2023 Final Round」のリング上で参戦をアピールした那須川天心の弟、那須川龍心(TEAM TEPPEN)の参戦が正式に発表された。
新井は57kg契約の5分3Rでヒロヤ(ジャパントップチーム)と対戦する。修斗のストロー級は52.2kg、フライ級は56.7kgで新井の主戦場はストロー級で、フライ級王座は今年11月に山内渉を破り獲得したばかり。
ヒロヤは「朝倉未来1年チャレンジ」1期生で、それ以降はDEEPを主戦場に戦い11戦5勝6敗、今年7月の「超RIZIN.2」でRIZIN初参戦を果たすが、ここまで伊藤裕樹、中村優作にいずれも1-2の判定で敗れている。
会見で新井は、「修斗からきた新井丈です。自分としては2023年、目標にしていた修斗二階級も達成して満足いく年だったんですけど、この話をもらって、日本で一番格闘技が盛り上がる日の大晦日RIZINでさいたまスーパーアリーナの花道を自分が歩いている姿を想像して、そうしている間に即答で“やる”って答えてました。本当に大会に火をつけてさらに日本の熱を、格闘技を盛り上げるのが自分の役目だと思っているので、そのつもりでカラダ張っていきます。 押忍」とコメント。
プロフェショナル修斗公式戦「MOBSTYLES presents FIGHT&MOSH」(12月2日、東京・豊洲PIT)のメインイベントで行われた「世界フェザー級チャンピオンシップ」で王者SASUKE(マスタージャパン東京)が田中半蔵(FUN’S)を相手に2度目の防衛戦に臨んだ。試合はSASUKEが3RでTKO勝ちを収めた。
SASUKEは2021年に工藤諒司との王座決定戦を制し世界王座を獲得。今年3月には飯田健夫を破り初防衛に成功している。修斗での戦いの一方でSASUKEは「ROAD TO UFC」にも参戦。2022年に行われた「ROAD TO UFCトーナメント」(RTU)では、試合中に右腕を負傷してしまい無念の1回戦敗退。10月にはワンマッチで勝利を収めたものの、今年5月に再度臨んだRTUトーナメントでは1回戦で涙を飲んだ。
田中はパンクラスでも活躍した41歳のベテラン。昨年5年ぶりに修斗に復帰すると2連勝でランキングを上げ、今回の挑戦を実現させた。