SearchSearch

初参戦の岡見勇信が薄氷勝利「42年間で一番キツい5分3Rでした」【修斗】

2023.12.03 Vol.Web Original

 元UFCファイターの岡見勇信(EXFIGHT)がプロフェショナル修斗公式戦「MOBSTYLES presents FIGHT&MOSH」(12月2日、東京・豊洲PIT)で修斗初参戦を果たした。岡見はキム・ジェヨン(韓国/NOVA MMA)と対戦し、2-1の判定で薄氷の修斗初勝利を挙げた。

 岡見はUFCでは日本人最多の21試合に出場し、日本人最多の14勝を挙げているレジェンド的な存在。今回は昨年11月にONEでアウンラ・ウサンに敗れて以来の再帰戦で、日本での試合は2019年のONE両国大会以来となる。

 対するジェヨンは韓国で2つの王座を獲得した41歳。“日韓レジェンド対決”ともいえる対戦となった。

 1R、サウスポーの岡見にオーソドックスのジェヨン。岡見が圧をかけるとジェヨンはローを飛ばす。ジェヨンが圧をかけると岡見は右ジャブで牽制。ジェヨンがパンチを振って前に出て左フックをヒット。岡見は組み止める。プッシュして打撃の攻防から岡見が組み付き押し込み、足をすくってヒザをつかせるがジェヨンはすぐに立つ。岡見は引き倒しヒザをつかせサイドバック。ジェヨンが立ち上がるが岡見は後ろからコントロール。足をかけ、倒してスリーパーを狙うがジェヨンはつぶして正対するとグラウンドでパンチを連打。パンチを受けながらも立ち上がる岡見。打撃の攻防になるとジェヨンのパンチが岡見にヒット。岡見は右ジャブで対処。

修斗初の2階級制覇のマモルが引退エキシビション。3人目のXは佐藤ルミナ【修斗】

2023.12.03 Vol.Web Original

 プロフェショナル修斗公式戦「MOBSTYLES presents FIGHT&MOSH」(12月2日、東京・豊洲PIT)でMOBSTYLESのサポート第1号選手のマモル(STGY)が引退エキシビションマッチを行った。

 マモルは修斗では初代世界フェザー級、世界バンタム級の2階級を制覇。当時、修斗で2階級を制覇したのはマモルが初めてだった。その後、パンクラスでもフライ級を、アメリカのKOTCでも世界ライトフライ級の王座を獲得した。

 今回の引退エキシは1分ずつ3人と戦う形式。1人目は2009年にパンクラス代表として修斗に乗り込み、マモルと対戦した清水清隆。マモルとは14年ぶりの対戦となる。

 清水は開始早々ドロップキックを放ったかと思えば、タックルから足を取るとドラゴンスクリューまで見せた。

猿丸ジュンジが安芸柊斗にTKO勝ちで有終の美「5年後、10年後、自分の弟子を連れて戦いにくる」【修斗】

2023.12.03 Vol.Web Original

 プロフェショナル修斗公式戦「MOBSTYLES presents FIGHT&MOSH」(12月2日、東京・豊洲PIT)で前世界ストロー級王者の猿丸ジュンジ(修斗ジム東京)がKO勝ち後のマイクで引退を発表した。

 この日、猿丸は安芸柊斗(MMAZジム)と対戦。猿丸は昨年9月に新井丈を相手に初防衛戦に臨み、1RでKO負けし王座陥落。今回は試合前に「今回が最後」と公言した中での試合だった。

 対戦相手の安芸の父・安芸佳孝とは2008年9月に新人王トーナメント2回戦で対戦し猿丸が1RでTKO勝ちを収めている。

リオン武が約4年5カ月ぶりの試合で復活勝利「意味のある大会、意味のある対戦相手だったらまたやりたい【修斗】

2023.12.03 Vol.Web Original

 プロフェショナル修斗公式戦「MOBSTYLES presents FIGHT&MOSH」(12月2日、東京・豊洲PIT)で元修斗世界フェザー級王者のリオン武(RISING SUN)が約4年5カ月ぶりの試合に臨み、内藤太尊(roots)にTKO勝ちを収めた。

 リオンは2000年代に2度、世界フェザー級王座を獲得。2011年の大晦日にはDREAMフェザー級王者の高谷裕之に挑戦するも判定負けを喫し、そこから試合のペースが落ち、2018年には3試合に出場も斎藤裕、朝倉未来に敗戦。今回は2019年にデュアン・ヴァン・ヘルフォートに敗れて以来の試合だった。

 1R、ともにオーソドックスの構え。スタンドでの探り合いからともにローを当てていく。内藤がスイッチを繰り返しチャンスをうかがう。内藤の左フックを交わしたリオンが組み付きテイクダウンに成功。しかし内藤はケージににじり寄り立ち上がる。残り30秒でリオンが左ジャブで飛び込んでからパンチを連打。押し返す内藤を組み止めるとそのまま右のパンチを連打。

パンクラス女王となったソルトが久々の参戦でTKO勝ちも「力みすぎて雑になってしまった」と反省【修斗 COLORS】

2023.12.02 Vol.Web Original

 2度目となる修斗の女子のみの大会「COLORS Produce by SHOOTO Vol.2」(12月2日、東京・豊洲PIT)現ストロー級クィーン・オブ・パンクラシストのソルト(マルスジム)が約1年5カ月ぶりの修斗三選を果たし、ホ・ジュギョン(韓国/TEAM J)にTKO勝ちを収めた。

 1R、ともにオーソドックスの構え。いきなり距離を詰めての打ち合いになるとソルトのパンチがジュギョンの顔面をとらえる。ソルトがパンチの連打とヒザをボディーに打ち込むとジュギョンは防戦一方。しかしなんとか組み付きケージに押し込むがソルトがすぐにプッシュ。ソルトは前蹴り、ヒザでボディーを効かせ下がらせるとパンチを連打。ジュギョンはなんとかガードも動きが止まり、レフェリーが試合を止めた。

 会心のTKO勝ちではあったがソルトは試合後のマイクで「王者になって、いいところを見せたいと思って力みすぎて雑になってしまったので、この経験を次の試合に生かして、次はもっといい試合をします」と反省の弁を口にした。

澤田千優が中村未来を破り初防衛に成功「世界で戦っていけるように頑張っていきたい」【修斗 COLORS】

2023.12.02 Vol.Web Original

 2度目となる修斗の女子のみの大会「COLORS Produce by SHOOTO Vol.2」(12月2日、東京・豊洲PIT)のメインイベントで行われた「世界女子アトム級チャンピオンシップ」で王者・澤田千優(AACC)が同級1位の中村未来(マルスジム)を破り初防衛に成功した。

 澤田は2021年から2022年にかけて行われた女子アトム級のインフィニティリーグで優勝を果たし、初代王座に輝いた。その後、ONE、CONBAT GLOBALで試合を行い2戦2勝。プロ戦績を6戦5勝1分とした。

 中村はインフィニティトーナメントの初戦で澤田に判定負けを喫し、結局2位に終わるがその後4連勝を飾り、この日の挑戦にこぎつけた。

両者への声援で後楽園が揺れた!新井丈が山内渉に逆転KO勝ちで修斗史上初の2階級同時制覇を達成【修斗】

2023.11.20 Vol.Web Original

 プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2023 Vol.7」(11月19日、東京・後楽園ホール)のメインイベントで行われた「世界フライ級チャンピオン決定戦」で同級世界1位の山内渉(FIGHT FARM)と同級世界暫定1位で世界ストロー級王者の新井丈(和術慧舟會HEARTS)が対戦し、新井が3Rに逆転KO勝ちを収め、修斗史上初の2階級同時制覇を成し遂げた。

 試合は1Rから体格で勝る山内が厳しい打撃で新井を追い込む。新井は劣勢に追い込まれながらも持ち前の強打でダウンを奪うが、いつものように仕留めきることはできず。激しい打撃戦に後楽園ホールは両者の応援団の熱狂に包まれた。

2年ぶりのMMA復帰戦の宇野薫がオーディンのバックブローと飛びヒザの前に散る【修斗】

2023.11.20 Vol.Web Original

 プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2023 Vol.7」(11月19日、東京・後楽園ホール)で1996年のプロデビューから常にジャパニーズMMAの最前線で戦い続ける宇野薫(UNO DOJO)が約2年ぶりのMMA復帰を果たし、オーディン(格闘DREAMERS)と対戦した。試合はオーディンが2RでTKO勝ちを収めた。

 宇野は2021年に行われた「VTJ2021」で原口央(BRAVE)に判定で敗れて以来のMMAの試合だった。オーディンはEXFIGHTやPOUND STORMなどでキャリアを積み、今年7月に修斗初参戦。世界ランカーの結城大樹(マスタージャパン福岡)を気迫とフィジカルで圧倒し、判定勝ちを収め一気に世界3位にランクインしていたた。

竹原魁晟が1RKOでインフィニティリーグV。来年、上原平と環太平洋王座決定戦【修斗】

2023.11.20 Vol.Web Original

 プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2023 Vol.7」(11月19日、東京・後楽園ホール)で「インフィニティリーグ2023 フェザー級」の最終戦となる竹原魁晟(勝ち点6・パラエストラ松戸)vs 浜松ヤマト(勝ち点6・T・GRIP TOKYO)の一戦が行われ、竹原が1RでKO勝ちを収めた。竹原は勝ち点4を獲得し、勝ち点を10とし優勝を果たした。

 今回のトーナメントは1位と2位の選手が来年、空位となっている環太平洋王座決定戦に駒を進めることとなっているのだが、最終戦を前に上原平、竹原、浜松の3人が優勝の可能性を残すという大混戦に。この日の竹原vs浜松戦でどちらかが勝利した場合はその勝者が勝ち点8以上となりトップに立ち、2位が勝ち点7の上原となるため、この2人で王座決定戦となる。一方、竹原vs浜松戦がドローに終わり3選手が勝ち点7で並んだ場合は優勝者はなしとなり、環太平洋王座決定戦には、その時点でランキングに入っているリーグ戦出場2選手をランキング上位から選出し、2024年内に決定戦を行うことが事前に発表されていた。

インフィニティリーグで藤野恵実と杉本恵がドロー。藤野は勝ち点7で単独首位に【修斗】

2023.11.20 Vol.Web Original

 プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2023 Vol.7」(11月19日、東京・後楽園ホール)で「インフィニティリーグ2023 女子ストロー級」の2試合が行われた。

 現在トップに立つ藤野恵実(勝ち点6/JAPAN TOP TEAM)と杉本恵(勝ち点4/AACC)の優勝の行方を大きく左右する一戦が行われ、2Rを戦い1-0のドローに終わった。。

 藤野はここまでエンゼル☆志穂と宝珠山桃花を相手に2戦2勝。そのうち志穂に一本勝ちを収め勝ち点4を獲得し、勝ち点6。杉本も吉成はるか、志穂を相手に2戦2勝もともに判定勝ちで勝ち点4にとどまっていた。

宇野薫が約2年ぶりに復帰。対戦相手は自ら世界3位のオーディンを指名【11・19 修斗】

2023.10.20 Vol.Web Original

 プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2023 Vol.7」(11月19日、東京・後楽園ホール)の追加カードが10月20日、発表された。

 1996年のプロデビューから常にジャパニーズMMAの最前線で戦い続ける宇野薫(UNO DOJO)が電撃参戦を果たし、オーディン(格闘DREAMERS)と対戦する。

 宇野は2021年に行われた「VTJ2021」で原口央(BRAVE)に判定で敗れて以来、約2年ぶりのMMA復帰となる。原口戦後、練習中に負傷しブランクを作ることとなったが、その闘志は衰えることを知らず、今回奇跡の復活を果たすこととなった。

 対戦相手のオーディンはEXFIGHTやPOUND STORMなどでキャリアを積み、今年7月に修斗初参戦。世界ランカーの結城大樹(マスタージャパン福岡)を気迫とフィジカルで圧倒し、判定勝ちを収め一気に世界3位にランクインした。

 今回、宇野がオーディンを指名する形でこの一戦が決まったのだが、オーディンはただでさえ現在、フェザー級で最も勢いのある選手と言っても過言ではない存在。そこに“喧嘩番長”高谷裕之と“サンダー”岡見勇信という宇野をよく知る2人が参謀を務めるだけに一筋縄ではいかないことは確実。この逆境を跳ね除け、宇野が復活を果たすのか? オーディンが時代を変えるのか? 注目の一番となりそうだ。

 また今大会では修斗史上初となる2階級同時制覇に期待がかかる世界ストロー級王者・新井丈(和術慧舟會HEARTS)と、デビュー以来負けなしで世界フライ級1位にまで上り詰めた山内渉(FIGHTFARM)による「世界フライ級チャンピオン決定戦」も行われる。

Copyrighted Image