スーパーレックが強烈な右の蹴りとヒジ
元シュートボクシング(SB)日本スーパーバンタム級王者の内藤大樹(BELLWOOD FIGHT TEAM)がONE Championship「ONE 157: PETCHMORAKOT VS VIENOT」(5月20日、シンガポール・インドアスタジム)で行われた「フライ級ムエタイワールドグランプリ」に出場した。内藤は準々決勝でスーパーレック・キアトモー9(タイ)と対戦し0-3の判定で無念の敗退となった。
内藤は2019年からONEに本格参戦。ここまで5勝1敗の戦績を残し、今回のグランプリへの出場にこぎつけていた。
スーパーレックの強烈な右ミドルをどう攻略するかが焦点となったこの試合。1R、スーパーレックはプレッシャーをかけて得意の右ミドル、そして右ハイ、右ローを放っていく。内藤はそれに右ロー、左インローを打ち返す。スーパーレックは蹴りからパンチにつなげる。内藤はスーパーレックの右ストレートに左ストレートをカウンターでヒット。スーパーレックは右ハイを放つ際に何度もバランスを崩してスリップダウン。