THE RAMPAGE from EXILE TRIBEのパフォ―マーの長谷川慎がファースト写真集『CHARACTER』(小学館)を発売、5日、都内で会見した。
念願の写真集。
「写真集を出さないかという話をいただいて、打合せの段階からずっとワクワクしていて、自分の頭の中の格好いいものとか、今までインプットしてきたものを全部惜しみなく表現したいと思っていました」
ヘアメイクやスタイリング、ロケ地など自身のこだわりを大事にして制作。アメリカンダイナーやクラシックな建物、高級ホテルのバーやスイートルームなど、いろいろな設定やロケーションで撮影した。
「結構な種類のシチュエーションで撮影していただいて、服も髪も全部いろんなシチュエーションごとに違って十何種類。いろんなキャラクターがいるな、いろんなキャラクターを 1人で演じてるなっていう感覚になりました。(撮影を終えて)いろんな人格というか性格があったな、もはやそこに僕はいたかな?みたいな感覚になって。その時に(タイトルの)『CHARACTER』っていう言葉が浮かんで。響きと綴りがすごいおしゃれだなと思いました」
写真集は全160ページ。撮影した6000枚に及ぶ写真のなかから厳選されたカットで構成。さらに、長谷川の責任編集によるZINE(小冊子)もついてくるという圧倒的なボリュームだ。ZINEでは、さいたま市中央区役所の外壁にウォールアートを制作した様子をまとめている。
「160ページの中に自分が表現したいと思っていたことが全部詰め込みきれなかったんです、やりたいことが多すぎて。表現しきれなかったことをどうにか形にできないかと相談したら、ZINE(小冊子)にして、編集長・長谷川慎として、自分でプロデュースして何か表現したらいいんじゃない、と。そこで親友のCOIN PARKING DELIVERY(コインパーキングデリバリー)という覆面アーティストを誘いました。最初はレンタルスタジオで白いベニヤ板に絵をかいてもらってその前で写真を撮ってZINEにしようという感覚だったんですが、その話が、さいたま市中央区役所まで飛んで、壁に書いていいですよという話になって、ベニヤ板から一気にすごい規模に広がりました。それがこのZINEになっています。ZINEには、いろいろ仕掛けがあるので、楽しみにしてほしいです」と、満面の笑みだった。