最後は急所攻撃から勝俣を丸め込む
DDTプロレスリングの無観客による「WRESTLE PETER PAN 2020【DAY1】」(6月6日、DDT TV SHOWスタジオ)が動画配信サービス「WRESTLE UNIVERSE」で放送された。
セミファイナルで行われた「DDT UNIVERSAL王座戦」で王者・佐々木大輔(34)が木高イサミ(38=BASARA)、勝俣瞬馬(27)を挑戦者に迎えて、ハードコア3WAYマッチで行われた防衛戦を制し、3度目の防衛を果たした。
リング内外には、ラダー、テーブル、イス、一斗缶、大型バケツ、竹刀、レゴなどが設置され、場外カウント、ロープエスケープ、反則カウントはなしのルールで行われた。
試合は佐々木とイサミのバチバチの竹刀合戦で開戦。佐々木から散々こき下ろされていた勝俣も大奮闘して、三者が入り乱れて、一進一退の攻防が続く。20分過ぎ、勝俣は佐々木をイス盛りの上へのペディグリー、さらに佐々木の体の上にイスを置いて、ムーンサルト・フットスタンプをさく裂させて追い込んだが、イサミがカット。その後、急所攻撃で勝俣の動きを止めた佐々木が佐々木式ウラカンラナで丸め込んで3カウントを奪取し、24分超の大乱戦をモノにした。