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スーパー・バンタム級王者・武居が1RKO勝ち【11・23 K-1】

2017.11.24 Vol.Web Original

武居は来年3月メインアリーナ大会での防衛戦を希望
「K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ~初代ヘビー級王座決定トーナメント~」(11月23日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナ)のスーパーファイトでスーパー・バンタム級王者の武居由樹がビクトー・サラビアと対戦。1R1分38秒、KOで勝利を収めた。

 武居は右のバックスピンキックをサラビアのボディーにグサリ。追撃のボディーブローの連打でサラビアはダウン。そのまま立ち上がれずKOとなったが、事実上、最初のキックで勝負は決していた。

 サラビアは4月大会で武尊が真っ向打ち合った末に3RKOで下した相手。武居はそれを越えるインパクト大のKO劇を演じてみせた。

 武居は試合後の会見で「3月のメインアリーナ大会では防衛戦ができれば。相手は自分の納得できる選手であれば外国人でも日本人でも構わない」と話した。

「Krush.80」再起戦の卜部功也はフランスの2冠王と対戦

2017.07.11 Vol.694

 立ち技格闘技「Krush.80」(9月8日、東京・後楽園ホール)の追加対戦カードが10日発表された。2月の「K-1初代ライト級王座決定トーナメント」でゴンナパー・ウィラサクレックに敗れて以来の再起戦となる卜部功也はフランスの2冠王ヤニック・レーヌと対戦する。

 レーヌは初来日。47戦42勝(9KO)5敗。ISKA世界スーパーライト級とWKN欧州ムエタイ・ライト級の2冠を保持する強豪だ。

 功也は「試合映像を見ると黒人選手特有のバネがあって、フットワークもある選手。なかなかとらえづらい選手ですけど、しっかり仕留めたい」とKO決着を宣言。質疑応答でも「今はジムに入る瞬間から戦場だと思っていて、チームメイトですけどスパーリングから必ず倒したいと思って練習をしている。倒すことを普段から意識しています。スパーリングでもいろいろな選手を倒していて、スパーのKO率も上がっているので、その成果を見せられると思っています」とKO勝ちへの並々ならぬ決意を見せた。

 そしてこの勝利の先にK-1ライト級のベルトを見据える功也。現王者のウェイ・ルイは「次は卜部功也と戦いたい」と“逆指名”しているのだが、「向こうは勝てる自信があって言っていると思う。格闘技は夢の奪い合い。相手の地位や名誉を奪うつもりで、自分にストイックにトレーニングを積んでいるので、今なら勝てると思う」とこちらも強い決意を見せた。

9・8「Krush.80」 卜部功也が再起戦 メーンは軍司vs隆聖の-53kg王座決定戦

2017.06.14 Vol.692

 Krushが14日、都内で会見を開き「Krush.80」(9月8日、東京・後楽園ホール)の一部対戦カードと出場選手を発表した。

 今年2月に行われた「K-1 WORLD GP初代ライト級王座決定トーナメント」の1回戦でゴンナパー・ウィラサクレックと対戦し判定で敗れた卜部功也が再起戦に臨む。対戦相手は後日発表されるが海外の強豪選手が予定されている。

 功也は会見で「試合が決まってうれしい。ゴンナパー選手にハイキックでアゴを折られ、気持ちも少し折れていたんですが、K-1やKrushの試合を見ていくうちに早くリングに上がりたい、戦いたいという気持ちが強くなった。今は本当にやる気に満ちていて、とにかく暴れ回りたい」と挨拶。そしてゴンナパー戦後は「練習しようと思っても気持ちが入らなかった。1~2カ月は心が折れていた。こういうことを言うのは初めてなくらい気持ちが折れていた。でもファイターなので戦わないといけないし、男なら必ずリベンジしなければいけないと思った。アゴの状態が良くなってくると気持ちの部分も良くなってきて、心身ともに調子が良くなって練習にも身が入るようになった。今はフィジカルも強くなった。倒せる卜部功也を見せたいと思っているので期待してほしい」とこの間の苦悩と試合に向けての思いを語った。

「一度はK-1の頂点に立ったが、K-1という山はどんどん高くなっている。僕が頂点にいた場所は今では七合目くらいになっているんじゃないかと思う。どんどん山は高くなって、頂点にいたと思ったら取り残されると思ったので、やはり止まってはいけない。進まないといけない。登らなければいけないという感じ」と今の状況を見つめ、今後については「この試合に必ずKOで勝ち、またK-1のリングに上がって、今度はゴンナパーとウェイ・ルイの2人に挑戦したいと思っている。次の試合(6月大会で2人が対戦)でどちらが勝つかは正直どうでもいい。いずれ2人ともやってやろうと思っている。ゴンナパーは必ずやってやりたいですし、ウェイ・ルイとも必ずやることになると思う。どちらかに挑戦して勝って必ずチャンピオンベルトを巻きたい」と話した。

2・25 K-1 中国のウェイ・ルイがK-1初代ライト級王者に輝く

2017.02.26 Vol.684

『K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ~初代ライト級王座決定トーナメント~』(2月25日、東京・国立代々木競技場第二体育館)で行われた初代ライト級王座決定トーナメントで中国のウェイ・ルイが決勝で平本蓮を2-1の判定で破り、初代王者に輝いた。

 ルイは1回戦でKrush-63kg王者の佐々木大蔵から2Rに2度のダウンを奪いKO勝ち。準決勝では1回戦で谷山俊樹を判定で破ったクリスチャン・スベトゥクと対戦し、3-0の判定で勝ち、決勝へ上がってきた。

 1回戦は変幻自在な蹴りを見せるなど、佐々木を翻弄。準決勝では巧みなディフェンス力とバックステップを駆使したフットワークでほとんど有効打をもらわない完勝だった。

 対する平本は1回戦でブリース・ベルバールと対戦。長身のベルバールの長い手足からのパンチや前蹴りに苦戦しながらもローキックで攻略。効果的なボディーブローでベルバールを追い込み、2-0の判定で勝利を収めた。準決勝では優勝候補の卜部功也を破り勝ち上がったゴンナパー・ウィラサクレックと対戦。ゴンナパーは1回戦でも昨年9月大会で山崎秀晃の足を破壊した強烈なローだけでなく、破壊力のあるパンチ、そしてハイキックで功也からダウンを奪うなど、破壊力のある攻撃を見せていただけに苦戦が予想されたが、平本はローにひるむことなく距離を詰め、パンチを繰り出す。ゴンナパーはローキックに活路を見出すが、平本はなおも距離を詰め、右フックでダウンを奪う。なんとか立ち上がったゴンナパーはローからパンチで反撃。しかし勝負どころとみた平本はパンチの連打で追い打ち。右ストレートで2度目のダウンを奪い、1RKOで決勝に勝ち上がった。

卜部功也の2階級制覇なるか。そして弘嵩vs大雅はどうなる?

2017.02.10 Vol.684

 K-1の2017年の第1弾大会「K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ?初代ライト級王座決定トーナメント?」(2月25日、東京・国立代々木競技場第二体育館)の開催が迫っている。

 今大会では新階級であるライト級(?62.5kg)の初代王者を決めるトーナメントが開催される。優勝候補の筆頭に上げられるのは、やはり卜部功也。功也は昨年秋に行われた「スーパー・フェザー級世界最強決定トーナメント」を制し、2階級を狙う。階級を上げての戦いは簡単なものではないが、これまでのキャリアやくぐり向けてきた修羅場の数を考えると、やはり実力はひとつ抜けている。
 しかし、1回戦でゴンナパー・ウィラサクレックと対戦することになったのはやや誤算。ゴンナパーは昨年ゲーオ・ウィラサクレックの代打で1階級上の山崎秀晃と対戦し、強烈なローキックを武器に勝利を収めた強豪。功也が勝つにしても無傷で勝ち上がるとは思えず、トーナメントは混迷しそうだ。

 今大会はトーナメント以外でも注目のカードが並ぶ。

 まずは王者・卜部弘嵩に大雅が挑戦するスーパー・フェザー級タイトルマッチ。

 弘嵩にとって2016年は悪夢の一年だった。新顔の外国人選手に連敗。捲土重来を期して臨むはずの小宮山工介戦の前にアゴを骨折して試合が流れ、世界トーナメントでは準決勝で大雅に判定で敗れた。

 一方、大雅は昨年行われた日本代表トーナメントを制し、世界トーナメントでも決勝に進出。決勝では日本トーナメントで破った卜部功也に返り討ちにあったものの、階級を上げてすぐの戦いで一気にこの階級の中心選手となった。

 ベルトを持っているのは弘嵩なのだが、勢いは大雅。そしてそれを大雅自身も自覚していることから、弘嵩のイライラは募るばかり。逆境に強い弘嵩が大雅を返り討ちにするのか、大雅が一気に世代交代を進めてしまうのか。

新生K-1が来年3月さいたまスーパーアリーナメインアリーナ進出

2017.02.09 Vol.684

 K-1が9日、さいたまススーパーアリーナ・コミュニティアリーナ内の特設会見場で「K-1 WORLD GP“超重大発表”記者会見」を開催。来年3月21日にさいたまスーパーアリーナ メインアリーナ大会を開催することを発表した。

 また、今年の6月大会から会見を行ったコミュニティアリーナで大会を行うことも発表。年内は6月18日、9月18日、11月23日の3大会が開催され、この3大会を経て、3月にメインアリーナという流れとなる。いわば「Road to さいたまスーパーアリーナ3連戦」という位置づけ。

 K-1は現在、国立代々木競技場第二体育館をメーン会場として大会を行っているが、4000人規模の同所ではチケットが早い段階で完売。かつ、7月から改修工事に入るため休館することから、今後の開催会場についても注目が集まっていた。

 コミュニティアリーナは8000人、メインアリーナは1万8000人規模の集客数となる。

「K-1ジム相模大野KREST」お披露目で武尊、弘嵩vs功也、佐々木の豪華タッグエキシビション

2017.02.06 Vol.683

 K-1、Krushで活躍する武尊、卜部兄弟といった「KREST」の選手が所属する「K-1ジム相模大野KREST」が2月1日に設立され、5日、同所でレセプションパーティーが開催された。

 パーティーには宮田充K-1プロデューサーら関係者が多く出席。人気選手を多く抱えるジムらしく、終始華やかな雰囲気の中パーティーは進んだ。

 冒頭、ジム代表である渡辺雅和氏が「オープンにあたり、たくさんの方に協力していただきました。今回のオープンで自分の無力さと仲間の大切さ。そしてみなさんにどれだけ助けられているかということを実感いたしました。相模大野KRESTはみんなで頂点を目指してやっていきたい」と挨拶した。

 通常だと所属選手によるミット打ちといったデモンストレーションが行われるところなのだが、この日は武尊、卜部弘嵩vs卜部功也、佐々木大蔵というタッグマッチでのエキシビションという趣向を凝らした演出で出席者をもてなした。

 3分×2Rで行われたこのタッグマッチ。レフェリーがK-1ジム横浜の尾崎圭司代表という細かいところまで豪華な試み。

 卜部兄弟と佐々木は2月大会、武尊も4月大会に出場が決まっているのだが、時間が経つにつれ徐々に当たりが厳しくなるなど“KRESTっぽさ”が伝わるものとなった。

K-1ファンイベントで弘嵩vs大雅がバチバチの火花

2017.01.22 Vol.682

 K-1のファンイベント「『K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ~初代ライト級王座決定トーナメント~』2.25代々木大会・大決起集会!」が21日、東京スカイツリータウン内のJ:COM Wonder Studioで行われた。

 大会前の恒例となったこのイベント。今回は初代ライト級王座決定トーナメントに出場する卜部功也、佐々木大蔵、谷山俊樹、平本蓮の日本人4選手とゴンナパー・ウィラサクレック。スーパー・フェザー級タイトルマッチを戦う卜部弘嵩と大雅。スーパーファイトに出場する野杁正明、上原誠、松倉信太郎、日菜太が登場。
 また4月大会での復帰が発表された武尊も特別出演した。
 
 トーナメント出場選手のうちゴンナパーは2分間のミット打ちを披露。そのド迫力に会場が息をのむ。スパー後、ゴンナパーは「この階級が適正体重。今、階級が上のゲーオや木村ミノルと激しい練習をしています。同じ階級の選手には負ける気がしません」と自信のコメント。

 その後に日本人選手4人が登場。
 ゴンナパーと対戦する功也は「ゴンナパーはいいミットをしていましたね。過去一番厳しいトーナメントになると思うので、覚悟を持って挑みたい」と静かに闘志を燃やした。
 平本は昨年行われたKrush-63kg王座決定トーナメントの決勝で佐々木に敗れ、佐々木はかつて功也にK-1甲子園で敗れ、谷山は8年前にK-1ユースで功也に敗れ、というようにそれぞれ雪辱を胸に臨むメンバー。
 平本は「決勝は佐々木選手にリベンジしたいですけど、誰が来ても強いんで頑張りたいです」と話せば、佐々木は「K-1の頂点からの景色を見てみたい」と独特の表現で優勝を意識。そんななか谷山はプライベートでも仲がいいという功也に「控室でも僕のスーツ姿を見て(漫才コンビの)銀シャリと言われました。K-1じゃなくてM-1の人ですよね、って(笑)」と会場を和ませた。

K-1初代ライト級王座決定トーナメント組み合わせ決定 功也vsゴンナパー

2016.11.20 Vol.678

 

 K-1実行委員会が20日、会見を開き2017年の第1弾大会となる「K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ~初代ライト級王座決定トーナメント~(2017年2月25日、東京・代々木競技場第二体育館)で行われるトーナメントの出場選手と組み合わせを発表した。

 1回戦は①平本蓮vsトーマス・アダマンドポウロス、②卜部功也vsゴンナパー・ウィラサクレック、③佐々木大蔵vsウェイ・ルイ、④谷山俊樹vsクリスチャン・スペトゥク。①と②、③と④の勝者が準決勝を戦い、その勝者が決勝を戦う。

 会見には日本人選手4人とゴンナパーが登壇した。
 平本は「今回は全部自分のために戦う。(アダマンドポウロスは)僕の恩師である(梶原)龍児さんが敗れた選手。いつかはやるだろうと思っていた。しっかり倒して恩師を越えたい」と話す。アダマンドポウロスは第2代Krush -63kg王者、ISKA世界スーパー・ライト級王者という強豪。

 初代K-1 WORLD GP スーパー・フェザー級王者の功也は階級を上げての参戦となる。「1回戦からきつい試合になる。(ゴンナパーは)素直に強い選手。体重ハンディの大きい試合をしているので、この中で一番パワーがあるんじゃないかと思う。準備期間があるので、しっかり体を作ってライト級にフィットするようにしっかりトレーニングしたい。トーナメントの経験は僕が一番多い。それを生かしてトーナメントでどう勝つか、プランを立てて臨みたい」と話す。

 対戦するゴンナパーは9月大会で欠場したゲーオ・ウィラサクレックに代わり山崎秀晃と対戦し、勝利を収めた。「前回はゲーオの代打だったが、今回は準備期間もしっかり取れるので、トーナメントも問題ない」と話した。

 現Krush-63kg王者の佐々木は「今日26歳になりました。そんな日にこういう会見ができることをうれしく思うのと、“ついてるな”という感じ。(ウェイは)同じチーム(KREST)の林健太が一度戦って敗れた相手。強いとは思うが、今の僕は負ける気はしません」と話した。対戦する中国のウェイ・ルイは「WLF武林風世界-63kgカンフー王者」。

 初代Bigbangスーパー・ライト級王者の谷山は「K-1は今、世界最高の舞台だと思っている。K-1ジムの選手や外国人選手が優勝するより、他団体のチャンピオンの僕が優勝するほうがさらに盛り上がると思う。僕がK-1に新しい風を吹かせます」と話した。対するクリスチャン・スペトゥクは「ルーマニア最強」といわれる選手。谷山とはWKAの世界戦で2年前に一度対戦の話があったが流れており、巡り巡っての対戦となる。

来年2・25 K-1スーパー・フェザー級タイトル戦「卜部弘嵩vs大雅」

2016.11.20 Vol.678

 K-1実行委員会が20日、会見を開き2017年の第1弾大会となる「K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ~初代ライト級王座決定トーナメント~(2017年2月25日、東京・代々木競技場第二体育館)で、スーパー・フェザー級王者・卜部弘嵩が防衛戦を行うことを発表した。

 挑戦するのは、4月の「-60kg日本代表決定トーナメント」で優勝し、9月の「スーパー・フェザー級世界最強決定トーナメント」で決勝に進出したものの、卜部功也に敗れ準優勝に終わった大雅。

 2人は準決勝で対戦し、大雅が判定で勝利を収めている。弘嵩にとっては防衛戦だが、リベンジマッチとなる。
 本来なら優勝した功也が挑戦の権利を有していたのだが、功也はライト級に階級を上げ、同日に行われる初代王者決定トーナメントへ出場。挑戦を辞退したことから、弘嵩が「挑戦者の指名権は当然、僕にあると思ったので、大雅選手を指名させてもらった」ということで、この対戦が実現した。

休日は料理で後輩をおもてなし 卜部功也さん(K-1ファイター)

2016.10.23 Vol.677

ラジオ番組『JAPAN MOVE UP supported by TOKYO HEADLINE』
毎週土曜日21時30分〜 TOKYO FMで放送中!

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