最年長・萩原が峯に判定勝ち
「Krush.118」(10月17日、東京・後楽園ホール)で「第6代Krushバンタム級王座決定トーナメント」の1回戦4試合が行われた。
今回のトーナメントは前王者の佐々木洵樹(POWER OF DREAM)が階級アップのため今年7月に王座を返上したことを受け行われるもの。
1回戦第1試合は萩原秀斗(K-1ジム総本部チームペガサス)と峯大樹(若獅子会館)が対戦した。
最年長となる萩原は昨年1月に敗れはしたものの晃貴と王座決定戦で戦うなど、参加8選手の中では実績も一番。今回はベルト奪取へ並々ならぬ決意を秘めてのトーナメント参戦となる。
1R、萩原は右ローで牽制。峯はそのローに右ストレートを合わせるなどともに探り合う。終盤、離れ際に峯が右フックを当てるが萩原は足を使って連打を許さず。2Rも萩原は右ロー、右ミドルで峯を前に出さない。しかし中盤、峯は踏み込んでの左ボディーブローを何度か当てていく。それでも萩原は右ローでプレッシャーをかけていく。3Rは峯がパンチで前に出ると萩原も応じ打ち合いに。しかし距離が詰まってしまい、両者にホールディングの注意が入る。打ち合いの中で萩原の左フックがクリーンヒット。終盤の打ち合いの中でも萩原は的確に有効打を放っていく。ともに決定打を放つことができず試合は判定となったが、ジャッジ3者とも30-29で萩原を支持した。