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4・16RIZIN 那須川、矢地が1RKO、ZST王者・伊藤は初参戦初勝利

2017.04.17 Vol.688

「RIZIN 2017 in YOKOHAMA-SAKURA-」(4月16日、神奈川・横浜アリーナ)で、第6代RISEバンタム級王者の那須川天心が総合格闘技(MMA)3戦目に臨み、イタリアからの刺客フランチェスコ・ギリオッティに1R1分7秒、TKO勝ちした。

 那須川は昨年末の総合デビューでは、2日間で急きょ2試合を行い連勝という離れ業を演じ、今回は「それ以上のインパクトを」と臨んだ試合。

 開始早々、蹴りでプレッシャーをかける那須川はギリオッティをロープに詰めると左ハイキック一閃。ぐらついたギリオッティを追撃の左ストレートでダウンさせ、パウンドを連打したところでレフェリーが試合を止めた。

 那須川は「こんなに早く終わると思わなかったです。打撃で勝つのがベスト。それが実行できて良かった。僕は打撃の選手。これからも打撃でどんどん倒します。皆さん、そのほうが見ていて楽しくないですか? 僕は皆さんの期待以上のことをして、格闘技界を変えていきます」とアピールした。

4・16RIZIN 堀口が元UFC3位の実力見せ完勝 川尻は病床の友に捧げる勝利

2017.04.17 Vol.688

「RIZIN 2017 in YOKOHAMA-SAKURA-」(4月16日、神奈川・横浜アリーナ)で元UFCフライ級3位の堀口恭司がUFC離脱後、初の試合を行い、初代・第3代DEEPフライ級王者の元谷友貴を3-0の判定で破り復帰戦を飾った。

 UFCでは時の世界王者・デメトリウス・ジョンソンへ挑戦したこともある堀口は世界に名だたる“メジャー”ファイター。一方の元谷は国内軽量級のトップファイター。
 1R序盤、飛びヒザを狙った元谷を堀口が右フックで迎撃。ここから堀口がペースを握る。堀口の右フックが何発もヒットするが、元谷は食らいながらも果敢にタックルでテイクダウンに成功するなど持ち味を発揮する。しかし堀口は1R終盤、右フックでダウンさせるとパウンドからスリーパーであわや一本の場面を作る。堀口は2R中盤にはリフトしてテイクダウンを狙うなどフィジカルの強さも見せ、KO・一本こそならなかったものの、終始試合をリードし判定を制した。

 試合後のマイクで「初めまして。ちょっとUFCで名前が売れていたので、もっと強いと思っていたんじゃないかと思いますが、元谷選手が凄く強くてビックリしました。自分ももっともっと強くなります。そしてRIZINを盛り上げます。アイ・ラブ・ジャパン」と日本のファンにアピールした。

4・16RIZIN 元UFCフライ級3位の堀口が電撃参戦。相手は元谷

2017.02.22 Vol.684

 

 昨年11月にUFCとの契約が切れ、フリーエージェント(FA)となっていた堀口恭司の『RIZIN 2017 in YOKOHAMA』(4月16日、神奈川県・横浜アリーナ)への参戦が20日、発表された。

 堀口は22日に一時帰国し、羽田空港で記者会見。会見の冒頭で対戦相手が初代・第3代DEEPフライ級王者の元谷友貴となったことが発表された。試合は58kg契約で行われる。RIZINルールでヒジ攻撃はなし。

 堀口はUFCフライ級3位で、2度目のタイトル挑戦が十分手に届くところだったのだが「試合を組んでもらえない。いつになるか分からない試合を待っているのが、練習をしていてももどかしかった。このままだと、自分が練習でケガをしてしまったりすると、試合をやらないこともありえるなと思った。この一番大事な時期に試合をしないということは、ちょっともったいないなと思った」とUFCを離れた理由を説明した。

 RIZIN参戦の決め手については「FAになってタイミングよく榊原さん(RIZIN実行委員長)が話を持ってきてくれた。“試合は3試合以上組めるよ”と言われた。UFCは1~2カ月前に試合は決まるが、いきなりのオファーになる。RIZINは大会の予定が決まっているから調整もしやすい。せっかくアメリカに行ってトレーニングをしていて、どんどん試合に出て、試合で試していって、もっともっと強くなりたいのに、その場が用意されていない。そのもどかしさがRIZIN参戦のきっかけ」と話した。

 米の総合格闘技団体ベラトールへの参戦も噂されていたが、「とりあえずRIZINを、日本を盛り上げたい。今はRIZINです」とのこと。

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