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トーナメント準優勝の壬生狼が壮絶KO負け後の会見でも大仁田パフォーマンス貫く【K-1】

2021.05.31 Vol.Web Original

「またゼロからやり直して、邪狼を貫く」

「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN ~K-1バンタム級日本最強決定トーナメント~」(5月30日、神奈川・横浜武道館)で行われた「バンタム級日本最強決定トーナメント」の決勝で黒田斗真(K-1ジム心斎橋チームレパード)にKO負けを喫し、準優勝に終わった壬生狼一輝(力道場静岡)が“邪狼魂”を胸にゼロからのやり直しを誓った。

 会見での大仁田厚パフォーマンスがすっかりおなじみとなった壬生狼はトーナメントに先駆け、大仁田と対面を果たし「邪狼」を名乗る許可を得た。前日会見には背中に「邪狼」の文字が書かれた革ジャンで登場。いつもと変わらぬ大仁田節で会見を盛り上げた。

 決勝では黒田の強烈な左ストレートの前に壮絶KO負け。KO負けを喫した選手は治療等で試合後の会見を行わないケースもあるのだが、壬生狼は顔をはらせながらも会見場に姿を現すと「おい! おい!」とKO負け後にも関わらず大仁田節で会見を行うプロ意識を見せた。

 試合については「1回目の野田選手はめちゃくちゃいい選手やった。2回目の大村選手もいい選手やった、3回目の黒田選手、なんも覚えとらん!」「1回戦目は相手が後ろに下がるもんで、わしもとらえきれんかった。2回戦目は上々。3回戦目は記憶にない!」と振り返る。

ダークホースの黒田斗真が壬生狼ら優勝候補を次々破りトーナメント制覇【K-1】

2021.05.30 Vol.Web Original

バンタム級日本最強決定トーナメント

「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN ~K-1バンタム級日本最強決定トーナメント~」(5月30日、神奈川・横浜武道館)で行われた「バンタム級日本最強決定トーナメント」で黒田斗真(K-1ジム心斎橋チームレパード)が決勝で壬生狼一輝(力道場静岡)を破り優勝を飾った。

 黒田は1回戦では事前の予想で魔裟斗氏が優勝候補に挙げた池田幸司(ReBORN経堂)、準決勝で優勝候補の松本日向(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)を撃破し決勝へ駆け上がった。

 戦前、黒田の優勝を予想する声はほぼなく、まさにダークホースではあったが、トーナメント3試合中2試合でKO勝ちする圧倒的な内容を見せた。

“邪狼”壬生狼が会見で取材陣に「壬生狼劇場」無茶ぶりも不発【K-1】

2021.05.29 Vol.Web Original

会見終了間際「明日のトーナメント、誰が優勝すると思う?」といきなり逆質問

「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN ~K-1バンタム級日本最強決定トーナメント~」(5月30日、神奈川・横浜武道館)の前日計量が5月29日、東京都内で開催された。「K-1バンタム級日本最強決定トーナメント」に出場する8選手はすべて規定体重をクリアした。

 計量後に行われた会見で、Krushの同級王者で優勝候補の一人である壬生狼一輝(力道場静岡)は大仁田厚から許可された「邪狼」を名乗り、背中にその文字を背負った革ジャンにふんどし姿で登場。

 いつもの大仁田口調で会見は進んだが、終了間際にマイクを握るとプレス席に座っていた「ゴング格闘技」の熊久保英幸氏に「ちょっと待ったあ! ゴング格闘技! 熊久保! お前に質問じゃ。明日のトーナメント、誰が優勝すると思う?」といきなりの無茶ぶり。

Krush王者の壬生狼「明日のテーマは王道」、優勝候補の松本「生き様を見せる」【K-1】

2021.05.29 Vol.Web Original

バンタム級トーナメント参加の8選手が丁々発止のやり取りを展開

「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN ~K-1バンタム級日本最強決定トーナメント~」(5月30日、神奈川・横浜武道館)の前日計量が5月29日、東京都内で開催された。「K-1バンタム級日本最強決定トーナメント」に出場する8選手はすべて規定体重をクリアした。

 トーナメントには当初、橋本実生(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が参加予定だったのだが、橋本が感染症拡大防止のため、一定の待機期間を設ける必要のある選手(本人または同居人が陽性者、濃厚接触者、濃厚接触者の疑いがある者、発熱等の体調不良である者等)に該当することが判明したため24日に欠場が発表され、萩原秀斗(K-1ジム総本部チームペガサス)が代打出場することとなった。

 計量後に行われた会見ではカード発表会見でも一時不穏な空気が流れた松本日向(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)と鵜澤悠也(K-1ジム五反田チームキングス)がやり合うところにSNSで鵜澤とやり合っていた野田蒼(月心会チーム侍)が参戦し、司会が「それくらいにしましょう」と制止する一幕もあった。

大仁田厚から邪道魂を継承した“邪狼”壬生狼一輝がトーナメントV誓う【5・23 K-1】

2021.05.05 Vol.Web Original

ついに“邪道”大仁田と対面

「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN~K-1バンタム級日本最強決定トーナメント~」(5月23日、東京・大田区総合体育館)で開催される「K-1 WORLD GP 2021 K-1バンタム級日本最強決定トーナメント」に出場するKrushバンタム級王者・壬生狼一輝がプロレス界の“邪道”大仁田厚から邪道魂を継承し“邪狼”(じゃろう)を名乗ることを許された。

 壬生狼は記者会見では「オイ! オイ! オイ!」から始まる“大仁田パフォーマンス”を披露しているのだが、その様子はSNSやネットニュースを通じて大仁田の知るところとなり、Twitterで激励されたこともあった。そこで壬生狼は大仁田にKrush王座獲得と次戦を報告するため、5月2日に「爆破甲子園2021年春」が行われた鶴見青果市場に足を運んだ。

 試合前に大仁田のもとを訪れた壬生狼はKrushのベルトを持参し「大仁田さん、Krushのチャンピオンになることができました!」と王座獲得を報告。大仁田も「SNSを通じてお前の存在を知って、同じ九州人として応援しようと思ったらチャンピオンになってくれて。そんなに強いと思ってなかったし、本当にうれしかったよ」と壬生狼の王座戴冠を祝福した。

武尊がバンタム級トーナメント出場の8人に「自分のために戦えばいい」とメッセージ【K-1】

2021.05.03 Vol.Web Original

橋本実生の公開練習でマススパーリング

 K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王者の武尊(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が5月3日、「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN~K-1バンタム級日本最強決定トーナメント~」(5月23日、東京・大田区総合体育館)に出場する橋本実生(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)と所属ジムで公開練習を行った。

 当初はマススパーリングを2分1R行う予定だったのだが、橋本のややおとなしめの内容に武尊が「もっと上げたほうがいいんじゃないの」と発破をかけ、急きょもう1R追加することとなった。

 その後に行われた会見には武尊も参加し「気を使って全然攻撃を出してこなかったんで(笑)。2R目も全然いいところを出していなかった。もっとできる子なんで(笑)」とまずは橋本を気遣った。

 武尊は今回のトーナメントにあたり橋本にはまだ特別なアドバイスは送っていないものの「試合は日々の練習の積み重ね」としたうえでトーナメントについても「一つ一つの試合をワンマッチだと思ってやるしかない」「マークされていても、結局戦うのは3人。勝ち上がってくる選手だけに集中するのが一番。会見とかでもいろいろ言われると思うが、1回戦もワンマッチ、勝って準決勝に上がってもワンマッチ、決勝に上がってもワンマッチをやるという感覚でやらないと足元をすくわれる。次の相手が決まっていない状態で、どっちが勝つかを考えるより、目の前の試合に集中するのがトーナメントに勝つコツかと思う」「普段から練習している時に話していることの積み重ね。ビッグマッチだからといって違うことをするわけではない。普段からの積み重ねができていればいいこと。あとは持っているか持っていないかということは出てくると思う。K-1だからこそ輝く選手もいる。実生にとっては持っているか持っていないかを見せる舞台でもある」とこれまで3度のトーナメントを制してきた経験からのアドバイスを送った。

壬生狼一輝が大仁田厚の電流爆破を生観戦。初対面の大仁田に最強決定トーナメントの優勝誓う【K-1】

2021.05.03 Vol.Web Original

「電流爆破で戦う大仁田さんはかっこよかった」

 記者会見での“大仁田モノマネ”が恒例となっているKrushバンタム級王者・壬生狼一輝が5月2日、神奈川・鶴見青果市場にて行われた「爆破甲子園2021年春」に来場し、大仁田厚と初対面。5月23日に東京・大田区総合体育館で開催される「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN~K-1バンタム級最強決定トーナメント」に向けて、大仁田に優勝を誓った。

 この日、大仁田は4チームによる「爆破甲子園春のタッグトーメント」に出場。メインでは電流爆破8人タッグデスマッチを行った。壬生狼は実は電流爆破マッチを生で観戦するのはこの日が初めて。「今まで大仁田さんの電流爆破は映像でしか見たことがなかったので、生で電流爆破を見るのが楽しみです」という壬生狼は、電流爆破を目の当たりにすると爆破の衝撃に大興奮。

 大会終了後にはTwitterを通して壬生狼の存在を知っていた大仁田にバックステージに招かれ、壬生狼はKrush王者になったことを報告。「電流爆破で戦う大仁田はかっこよかったです。絶対にトーナメントで優勝します!」と大仁田にトーナメント優勝を約束すると、大仁田も「同じ九州出身として応援してるよ! 次はK-1で頑張ってくれ! トーナメントで優勝したら寿司に連れて行ってやる!」と壬生狼を激励した。

 最後は壬生狼と大仁田さんがツーショット写真に収まり、壬生狼は「大仁田さんの電流爆破を見て刺激を受けました。試合まで全力で仕上げて優勝します!」と改めて必勝を誓った。

壬生狼一輝ら8選手が参加の「バンタム級日本最強決定トーナメント」開催【5・23 K-1】

2021.04.17 Vol.Web Original

「3つのコンセプト」を掲げて大会を開催

 K-1が4月17日、東京都内で「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN」(5月23日、東京・大田区体育館)の第1弾カード発表会見を行った。

 会見の冒頭、中村拓己プロデューサーが今大会は「3つのコンセプト」を掲げて大会を開催することを発表。その3つとは「原点回帰」「ワンデートーナメントの復活」「未来のスターの青田買い」。

「原点回帰」については「K’FESTA.4で武尊選手とレオナ・ぺタス選手が素晴らしい試合を繰り広げてくれた。武尊選手は2014年の旗揚げからエースとしてK-1を引っ張ってきた王者。レオナ選手はKrushから実績を積み上げて、最強の挑戦者として武尊選手に挑んだ。あの2人がK-1の歴史に残るような素晴らしい試合を見せてくれて、我々としてはいい意味で旗揚げからやってきたことが一つの形になったと思うし、ひと区切りがついたのではないかと思っている。そういう意味で次の大田区大会は新たなスタートになると思う。新生K-1の旗揚げ戦の気持ちを思い出して、またここから新しいK-1を作っていくんだという気持ちを持って、この大会をやっていく。そういう気持ちで原点回帰というコンセプトを挙げさせてもらった」と説明。

「ワンデートーナメントの復活」については「これがK-1の醍醐味。最もK-1の色が出るもの。昨年はコロナの影響でできない状況が続いていたが、今大会では原点回帰のコンセプトのもと8人参加のトーナメントを1年2か月ぶりに開催する」。

壬生狼一輝が吉岡破りバンタム級王座獲得。K-1にバンタム級の新設をアピール【Krush.123】

2021.03.28 Vol.Web Original

体重超過の吉岡は試合後王座剥奪のペナルティー

「Krush.123」(3月27日、東京・後楽園ホール)のメインイベントで行われた「Krushバンタム級タイトルマッチ」で挑戦者の壬生狼一輝(力道場静岡)が王者・吉岡ビギン(team ALL-WIN)を2-0の判定で破り第7代王者となった。

 吉岡は前日計量で規定体重を1.3kgオーバーでクリアできず、第1ラウンド、減点2から試合開始、通常8オンスのところグローブハンデで10オンスのグローブを使用というペナルティーを課せられた。

 また勝敗のいかんにかかわらず、吉岡は試合後に王座を剥奪。壬生狼が勝利した場合は新チャンピオンとなり、壬生狼が敗れた場合は王座は空位となるという条件で試合が行われた。

バンタム級王者・吉岡が規定体重をクリアできず。壬生狼は「明日は壬生狼革命じゃぁ」【Krush.123】

2021.03.26 Vol.Web Original

吉岡は試合後に王座剥奪

「Krush.123」(3月27日、東京・後楽園ホール)の前日計量が3月26日、東京都内で開催された。

 メインで行われるKrushバンタム級タイトルマッチに出場する挑戦者の壬生狼一輝(力道場静岡)は53.0kgで計量をクリアしたものの、王者・吉岡ビギン(team ALL-WIN)は1回目の計量でバンタム級のリミットである53kgから1.8kgオーバーの54.8kgとなり2時間後に再計量となったが、そこでも1.3kgオーバーでクリアすることができなかった。

 この結果を受け、K-1実行委員会と吉岡側、壬生狼側が協議した結果、試合は「Krushバンタム級タイトルマッチ」のまま実施。吉岡には、Krush公式ルールに基づき、①第1ラウンド、吉岡は減点2から試合開始。②グローブハンデとして、吉岡選手10オンス、壬生狼選手8オンスのグローブを使用(本来は双方とも8オンス)。③吉岡はファイトマネーから30%減額のペナルティが課せられた。

 また勝敗のいかんにかかわらず、吉岡は試合後に王座は剥奪。壬生狼が勝利した場合は新チャンピオンとなる。また、壬生狼が敗れた場合は王座は空位となる。

 吉岡は前回の昨年12月の試合でも1回目の計量で0.7kgオーバー。この時は再計量で53.0kgジャストでクリアしていた。

吉岡ビギンが大仁田厚&子連れ狼キャラの壬生狼一輝と初防衛戦【Krush.123】

2021.02.02 Vol.Web Original

K-1ジャパングループ参戦後ともに無敗の2人

「Krush.123」(3月27日、東京・後楽園ホール)の第1弾カード発表会見が2月2日、東京都内で開催された。

 昨年12月に準決勝と決勝が行われた「第6代バンタム級王座トーナメント」で優勝を果たし、王座に就いた吉岡ビギン(team ALL-WIN)が壬生狼一輝(力道場静岡)を相手に初防戦に臨む。

 吉岡はプロ戦績15戦12勝(1KO)1敗2分で、K-1ジャパングループ参戦後は5戦5勝で王座に就いた。

 一方、壬生狼はプロ戦績9戦9勝(2KO)の負けなしで、K-1ジャパングループ参戦後も3連勝。昨年11月には元バンタム級王者・晃貴戦を破り、今年1月には松本日向との無敗対決を制し、今回の挑戦にこぎつけた格好。中村拓己K-1プロデューサーは「王座決定トーナメントには出ていないが、いま挑戦者として一番ふさわしい」と太鼓判を押した。

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