スーパー・ライト級王者・安保が3度目の防衛戦
「K-1 WORLD GP 2020 JAPAN ~K-1秋の大阪決戦~」(9月22日、大阪・エディオンアリーナ大阪)の前日計量が9月21日、大阪市内で行われ、全選手が1回目の計量で規定体重をクリアした。
その後、前日会見が行われ、メインで3度目の防衛戦に臨むスーパー・ライト級王者・安保瑠輝也(team ALL-WIN)と挑戦者の山崎秀晃(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が静かに火花を散らした。
2人は一昨年12月に行われた新生K-1初の大阪大会で対戦し、延長にもつれ込む熱戦の末、安保がKO勝ちを収めた。この試合は翌年の春に行われた「K-1 AWARDS」で年間最高試合に選ばれている。
当時は山崎は赤コーナーだったが、安保はこの勝利をきっかけに大きく飛躍し、ゲーオ・ウィラサクレックを破り王座を獲得。今回は赤コーナーで山崎を迎え撃つ。
会見で山崎は「自分のやってきたことをすべて出す。集大成だと思っている。応援してくれるみんなの思いを背負って戦いたい。K-1が好きで、K-1を求めて上京してきた。タイトルマッチが決まったから“おめでとう”ではなく、勝って結果を出してなんぼだと思う。そこで結果を出して、K-1で生きたあかしを残したい」と不退転の決意を見せた。