SearchSearch

AKARIが現役引退発表「自分の体に心が追いついていかなくなってしまって、格闘技を素直に楽しめなくなってしまった」【RISE】

2024.09.20 Vol.Web Original
 RISEの女子のミニフライ級(-49kg)戦線で活躍したAKARI(TARGET)が9月20日、現役引退を発表した。「RISE182」(10月20日、東京・後楽園ホール)で引退式が行われる。
 
 AKARIはこの日、都内で行われた会見で「引退するという決断をさせていただきました。本来ならこういう場を設けていただくことも、引退式をさせていただけるような選手ではないことは自分が一番分かっていますし、こういう答えを出したことも、復帰戦を待っていただいていた方にも申し訳ない気持ちでいっぱいなんですが、自分の体に心が追いついていかなくなってしまって。格闘技を素直に楽しめなくなってしまって、引退をさせていただくという決断をさせていただきました」などと引退を決めた理由を語った。
 
 引退を考え始めた時期については「引退しようかなと思い始めたのは去年の5月ころから。それで伊藤代表にお話しさせていただき“年内はお休みしてよく考えて”という感じだった」と明かした。

寺山日葵が返上したミニフライ級王座決定トーナメント。決勝は6月にerika♡ vs AKARI【RISE157】

2022.04.25 Vol.Web Original

「RISE157」(4月24日、東京・後楽園ホール)で「第2代 RISE QUEENミニフライ級(-49kg)王座決定トーナメント」の準決勝2試合が行われ、AKARI(TARGET/同級3位)とerika♡(SHINE沖縄/同級2位)が決勝に進出した。

 2人は昨年12月に対戦し、延長にもつれ込む激戦の末、erika♡が勝利を収めた。erika♡は試合後にミニフライ級王者・寺山日葵への挑戦をアピール。ほぼ内定状態だったのだが、今年2月に宮﨑若菜(TRY HARD GYM/同級1位)に敗れると宮﨑も王座挑戦をアピール。次期挑戦者選定は混とんとなった。しかしそんな中、今年1月に右股関節唇損傷の手術を受けた寺山が3月15日に現役引退を電撃発表。これを受け、宮﨑、erika♡、AKARI、大倉萌(大道塾 吉祥寺支部/同級4位)のランク上位4人による王座決定トーナメントが開催されることとなった。

寺山日葵が引退の挨拶「自分の人生を前向きなものに明るいものにしてくれたのがキックボクシングでした」【RISE157】

2022.04.25 Vol. Web Original

 初代RISE QUEENミニフライ級王者の寺山日葵(TEAM TEPPEN)の引退セレモニーが「RISE157」(4月24日、東京・後楽園ホール)で行われた。

 寺山は2016年5月に15歳で「J-KICK 2016~Honor the fighting spirits~2nd」でプロデビュー。2017年には「J-GIRLSミニフライ級王座決定トーナメント」に参戦し、決勝に進出するもシュートボクシング(SB)で活躍するMISAKIに敗れ、優勝はならず。RISEには2018年7月に初参戦。2019年9月には佐藤レイナとの王座決定戦を制し初代RISE QUEENミニフライ級王座に就く。11月に始まった女子のみの大会「RISE GIRLS POWER」では主力として活躍。2020年に行われた「RISE GIRLS POWER QUEEN of QUEENS 2020」の決勝では紅絹を破り優勝を果たした。昨年5月にはかねてから打倒寺山を叫んでいたAKARIを相手にミニフライ級王座を初防衛。9月には「RISE GIRLS POWER」初の後楽園ホール大会のメインでRISE QUEENフライ級王者の小林愛三を2-0の判定で破り、名実ともにRISE女子の頂点に立った。

 その後、かねてから違和感を感じていた股関節の治療に入り、今年1月に右股関節唇損傷の手術を受け、成功したものの復帰には1年近くかかるということ、左足も同じ症状が出る可能性があり、その場合、2年ほど試合ができなくなること。そして小林との試合後に今後の目標を聞かれたときに、それまではすんなり出ていた言葉に詰まってしまったことなどから引退を決意。3月15日に引退を電撃発表していた。

寺山日葵が現役引退を電撃発表「“人を殴らない、蹴らない女の子”に戻ります」【RISE】

2022.03.15 Vol.Web Original

 RISE QUEENミニフライ級王者の寺山日葵(TEAM TEPPEN)が3月15日、現役引退を発表した。

 寺山は2016年5月に15歳で「J-KICK 2016~Honor the fighting spirits~2nd」でC-CHANを相手にプロデビューを果たす。2017年には「J-GIRLSミニフライ級王座決定トーナメント」に参戦し、決勝に進出するもシュートボクシング(SB)で活躍するMISAKIに敗れ、優勝はならず。

 RISEには2018年7月に初参戦。2019年以降はRISEを主戦場とし、9月には佐藤レイナとの王座決定戦を制し初代RISE QUEENミニフライ級王座に就く。11月に始まった女子のみの大会「RISE GIRLS POWER」では主力として活躍。2020年に行われた「RISE GIRLS POWER QUEEN of QUEENS 2020」の決勝では紅絹を破り優勝を果たした。昨年5月にはかねてから打倒寺山を叫んでいたAKARIを相手にミニフライ級王座を初防衛。9月には初の後楽園ホール大会となった「RISE GIRLS POWER.5」ではRISE QUEENフライ級王者の小林愛三を2-0の判定で破り、名実ともにRISE女子の頂点に立った。

 その後、かねてから違和感を感じていた股関節の治療に入り、今年1月3日に入院、4日に右股関節唇損傷の手術を受けていた。7日に退院し、リハビリを行っていた。

宮﨑若菜がランキング1位のerika♡を破り王者・寺山日葵への挑戦アピールも伊藤代表は「混沌としてきたのでもう一度考え直したい」【RISE】

2022.02.13 Vol.Web Original

「erika♡選手に勝ったので私とベルトをかけて対戦してください」

「RISE EVOL.10 & GIRLS POWER.6」(2月12日、東京・新宿FACE)のメインで行われたミニフライ級戦でerika♡(SHINE沖縄)と宮﨑若菜(TRY HARD GYM)が対戦し、2-0の判定で宮﨑が勝利を収めた。

 この日はもともとは「RISE EVOL.10」と「RISE GIRLS POWER.6」の2大会を昼夜に渡り開催の予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大とそれによる選手の欠場などがあったため、2大会を合併し一つの大会として行われた。

 erika♡は昨年12月の「RISE153」でミニフライ級1位のAKARIを破り、RISE QUEENミニフライ級王者の“女帝”寺山日葵(TEAM TEPPEN)への挑戦をアピール。ランキングも1位となり、挑戦も現実味を帯びてきたところだったが、寺山はケガで欠場中。この日、ランキング3位の宮﨑を破り次期挑戦者の座を盤石にしたいところだったが、この日の敗戦で一歩後退。逆に宮﨑が試合後のマイクで寺山への挑戦をアピール。タイトル戦線が混沌とする事態となった。

erikaがランキング1位のAKARIを破りミニフライ級王者・寺山日葵への挑戦をアピール【RISE153】

2021.12.13 Vol.Web Original

「RISE153」(12月12日、東京・後楽園ホール)で行われた女子のミニフライ級戦でerika(名前の後にハートマーク)(SHINE沖縄)とAKARI(TARGET)が対戦し、延長にもつれ込む接戦となったが、erikaが3-0の判定で勝利を収めた。

 erikaは昨年行われた「RISE GIRLS POWER QUEEN of QUEEN 2020」でRISE初参戦。1回戦でRISE QUEENミニフライ級王者の寺山日葵と対戦し敗れはしたものの、延長にもつれ込む接戦を展開。その後、今年2月には百花を破りNJKFミネルヴァアトム級王座を獲得。寺山に敗れて以降4連勝で通算成績を10戦9勝(2KO)1敗としている。

 AKARIは今年3月に行われた「NEXT QUEENトーナメント 2021」で優勝し、5月に寺山の持つベルトに挑戦するも判定負け。9月にはYAYAウィラサクレックに2RKO勝ちを収め再起を果たしている。こちらはプロ戦績は9戦8勝(1KO)1敗。

 ともにプロ唯一の黒星を寺山に献上した者同士の対戦となった。

百花がぱんちゃん璃奈の寺山日葵との対戦希望発言に「正直、すっごい腹立ってます」【RIZIN.30】

2021.09.17 Vol.Web Original

「試合を見てもらったら“女子キックも面白いな”と思ってもらえると思う」

「RIZIN.30」(9月19日、さいたまスーパーアリーナ)の試合前インタビューが9月17日、行われた。

 今大会ではRIZINでは初となる女子のキックボクシングルールの試合でKNOCK OUT-BLACK女子アトム級王者のぱんちゃん璃奈(STRUGGLE)とRISE QUEENアトム級3位・百花(魁塾)が対戦する。この試合は第1試合で行われる。

 この日のインタビューで百花は今の心境について「大きな舞台で初めてRIZINという舞台に立たせてもらえるのですごくワクワクしています」、ぱんちゃんの印象については「スタイルがいい、って印象ですかね」、試合展開については「見てる限りそんなにガンガン前に来るタイプではないかなと思ったので、私は中に入っていきたいので距離の取り合いになるかなと思っています」と語った。

 2人は14センチの身長差があるのだが「私は小さめで基本、大きい相手とばかりやってきているので、改めて気にする感じはなかった。15センチくらい差がある選手ともやったことがあるのでそんなに気にはしていないです」とさらり。とはいえ、ぱんちゃん対策としては「身長差は気にはしていないが、対策はしっかりしています。何かは内緒で試合当日を楽しみにしていてください」と話した。

 RIZINでは初の女子キックの試合になるのだが「私は正直、そんなに技術があると思っていない。気持ちで行くタイプなので気持ちを伝えられる自信はすごくあります」と激しい試合でRIZINファンを納得させるつもり。女子キックがRIZINで生き残っていくという意味でも重要な試合となるのだが「初の女子キックで“キックいらん”という意見も見させてもらっている。でも試合を見てもらったら、ぱんちゃん選手もすごいやる気があると思うし、私もすごい気持ちを出して行くので、皆さんに“女子キックも面白いな”と思ってもらえると思います」と自信を見せた。

ぱんちゃん璃奈と寺山日葵の対戦についてKNOCK OUTの宮田充プロデューサーが「しかるべきタイミングが来たら当然テーブルについて話すべきだと思う」

2021.09.14 Vol.Web Original

「必要に応じて伊藤代表と話をさせてもらう流れもあるかもしれない」

 KNOCK OUTの宮田充プロデューサーが9月14日、KNOCK OUT-BLACK女子アトム級王者のぱんちゃん璃奈(STRUGGLE)とRISE QUEENミニフライ級王者の寺山日葵(TEAMTEPPEN)の一戦についてコメントした。

 この2人についてはぱんちゃんが9月1日に行われた「RIZIN.30」(9月19日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の公開練習の際に「RIZINという中立なリングで寺山選手と戦いたい」と発言。一方、寺山は翌日に行われた「RISE GIRLS POWER.5」(9月12日、東京・後楽園ホール)の公開練習で「今は(対戦する)小林愛三選手のことしか考えていない」と語った。そして寺山は小林に勝利を収めた12日の試合後の会見で“大晦日のRIZINのオファーが来たら?”という問いには「その時が来たらという感じ」と語るにとどめたのだが、RISEの伊藤隆代表は「やりたいならRISEに来ればいい。うちはウェルカム」とコメントしていた。

 この日、KNOCK OUTは「KNOCKOUT 2021 vol.5」(10月29日、東京・後楽園ホール)などのカード発表会見を行った。宮田氏はその会見後に「自分のツイッターやKNOCK OUTの公式のSNSに関係者やファンの方からたくさんのメッセージや意見をいただいたので、僕も何かしら話すべきかと思った。といっても5日後にはぱんちゃん選手にとって大きな節目となる試合があるので、ぱんちゃん選手には試合に集中してほしいし、させてあげたいというのが自分の気持ち」と前置きしたうえで「あとは具体的に試合をするしないは、お互いに別々のコメントを発して決めていくものではないので、もししかるべきタイミングが来たら当然テーブルについて話すべきだと思うし、そこからが僕の仕事だと思う」とまずはぱんちゃんには19日の百花戦に集中させてあげたいとした。

 12日の伊藤代表の「昨年のトーナメントにオファーした」という発言については前REBELSプロデューサーの山口元気代表にも確認済みであるとし「そこから1年。彼女もチャンピオンとしてキャリアを積んできて意識も高まっているでしょうし、そこからの発言だと思う。基本的には所属ジムのSTRUGGLEさんと話をしなければいけないので、19日の試合が終わってからジムを通じてぱんちゃん選手の意思確認というかどう進めたらいいのかを話していきたい。当然、今回、RIZINさんにお世話になっているので、榊原代表にも相談すべきことかなと思うし、必要に応じて伊藤代表と話をさせてもらう流れもあるかもしれないと思っている」と試合実現のための交渉などがあるにしても19日の試合以降になるという認識を示した。

 伊藤代表の「やりたいならRISEに来ればいい」という発言については「伊藤さんには伊藤さんの立場があって、昨年オファーをしたという流れがあってのものだと思うし、それに対して僕がまたコメントを発表させてもらうというのはちょっと違うと思う。やるとなると仕事なので、いつやるか? どこでやるか? 何キロでやるか?といった決め事がたくさんあるし、その戦いの後にどうなっていくのかということもある。このタイミングなのかもしれないし、先のタイミングなのかもしれない。否定するものではないが、何しろ今回は試合の直前なので、“そろそろ試合モードになりましょう”という感じ。ただファンの皆さんが熱を持っていろいろなコメントをやり取りしてくれているのは、女子のキックボクシングについてはすごく良かったんじゃないかと思う」などと語った。

RISEの伊藤隆代表がぱんちゃん璃奈の寺山日葵への対戦希望発言に「やりたければRISEに来ればいい」との見解示す

2021.09.13 Vol.Web Original

寺山は小林戦を終え「勝つことができてほっとしている」

 RISE QUEENミニフライ級王者の寺山日葵(TEAMTEPPEN)がRISEの女子選手のみの大会となる「RISE GIRLS POWER.5」(9月12日、東京・後楽園ホール)のメインイベントで同フライ級王者の小林愛三(NEXTLEVEL渋谷)と-49.5kg契約のSuperFight!で対戦し、2-0の判定で勝利を収めた。

 今大会は「RISE GIRLS POWER」としての初の後楽園大会。そして後楽園ホールで女子選手のみのキックボクシングの大会が開催されるのは1995年の全日本キックボクシング連盟「闘色兼備」以来、約26年ぶりという歴史的なもの。

“女帝”としてそのメインを締めくくった寺山は試合後の会見で「国内最強と言われている選手にぎりぎりでしたが勝つことができてほっとしているのと、毎回言っているんですが反省点が多かった。自分の理想としていた戦い方ではなかった。もうちょっとこれが出したかった、あれが出したかったというものが多かった。試合中にこれができないなら別のプランでいってみようという切り替えは早い段階でできた。そこだけは良かった。いいところと悪いところが自分の中で出てきている。次に向かって気持ちを作り替えようと思っている」などと試合を振り返った。

寺山日葵が王者対決で小林愛三に僅差の判定勝ち。「一つの負けが命取りとなる格闘技の世界で勝つことができてよかった」【RISE GIRLS POWER】

2021.09.13 Vol.Web Original

26年ぶりに後楽園ホールで女子選手のみのキック大会

 RISEの女子選手のみの大会となる「RISE GIRLS POWER.5」(9月12日、東京・後楽園ホール)のメインイベントでRISE QUEENミニフライ級王者の寺山日葵(TEAMTEPPEN)と同フライ級王者の小林愛三(NEXTLEVEL渋谷)が-49.5kg契約のSuperFight!で対戦した。

 今大会は「RISE GIRLS POWER」としての初の後楽園大会であると同時に後楽園ホールで女子選手のみのキックボクシングの大会が開催されるのは1995年の全日本キックボクシング連盟「闘色兼備」以来、約26年ぶりという歴史的な大会。この大会のメインで王者同士の対戦が実現した。

 寺山は昨年開催された「RISE GIRLS POWER QUEEN of QUEENS 2020」で優勝。“女帝”のキャッチフレーズ通り、RISEの女子の絶対エース的な存在。対する小林は2年前に行われた「RISE QUEENミニフライ級王座決定トーナメント」の1回戦で計量オーバーで失格という苦い経験を経たものの、今年4月には田渕涼香を破りフライ級の正規王者となっている。

寺山日葵「勝って笑顔でリングを降りる」小林愛三「今一番やりたいことは目の前の相手を倒すこと」【RISE GIRLS POWER】

2021.09.11 Vol.Web Original

26年ぶりに後楽園ホールで女子選手のみのキックボクシング大会

 RISEの女子選手のみの大会となる「RISE GIRLS POWER.5」(9月12日、東京・後楽園ホール)の前日計量が9月11日、都内で行われ、全選手が1回で規定体重をクリアした。

 今大会は「RISE GIRLS POWER」としての初の後楽園大会であると同時に後楽園ホールで女子選手のみのキックボクシングの大会が開催されるのは1995年の全日本キックボクシング連盟「闘色兼備」以来、約26年ぶりで、女子キックの新たな歴史を刻む大会となる。

 計量後に行われた会見でRISEの伊藤隆代表は「女子単独のキックボクシング大会を後楽園ホールで開催するのは26年ぶり。昨今、個性的な女性選手が多くなって、一時期の盛り上がりが再燃するのではないかという感じになっている。明日の大会で26年間止まっていた時間が動かすことができればと思っている。来年も単独での後楽園大会、そしてもっと大きい大会を考えていきたいと思っている。どんな選手でも参戦できるのでたくさんの選手に出ていただきたい」などと明日の大会への期待と同時に、今後の「GIRLS POWER」についての展望を語った。

Copyrighted Image