SearchSearch

小林愛三の「GLORYのベルトを日本に持ち帰る」に王者ティファニーが「させない。判定では終わらせない」【GLORY】

2022.02.19 Vol.Web Original

 RISEが2月18日、都内で会見を開き、1月に発表された世界的なキックボクシング団体「GLORY」との提携についての詳細を発表した。

 会見ではこの提携の第1弾として3月19日(現地時間)にベルギー・ハッセルトのTrixxoアリーナで行われる「GLORY女子スーパーバンタム級タイトルマッチ」で対戦するRISE QUEENフライ級王者・小林愛三(NEXT LEVEL渋谷)とリモートで参加したGLORY女子スーパーバンタム級王者のティファニー・ヴァン・スースト(アメリカ)が静かに火花を散らした。

 ティファニーは「今回、このような提携ができて興奮しています。すべての地域、日本、アメリカ、ヨーロッパ、それぞれの地域でこのような試みを行って、格闘技界を盛り上げていきたいと思っています」と挨拶。

 小林は「まずはこのような名誉のあるカードを組んでくださった関係者の皆様に感謝しています。ただ日本での盛り上がりがちょっと欠けているかなという部分があって、自分の中で不甲斐なさや悔しさがすごくあるので、試合の日に、その気持ちもすべて含めて爆発させて、GLORYの名誉あるベルトを日本に持ち帰りたいと思っています」と王座奪取を誓った。

RISEの伊藤代表がGLORYとの提携で「キックボクシングを世界の格闘技の中心に持っていきたい」

2022.02.19 Vol.Web Original

 RISEが2月18日、都内で会見を開き、1月に発表された世界的なキックボクシング団体「GLORY」との提携についての詳細を発表した。

 会見にはRISEの伊藤隆代表、RISE QUEENフライ級王者・小林愛三(NEXT LEVEL渋谷)、そしてGLORY側からはリモートでエグゼクティブ・CO・チェアマンであるスコット・ロッドマン氏と女子スーパーバンタム級王者のティファニー・ヴァン・スースト(アメリカ)が参加した。

 小林とティファニーは3月19日(現地時間)にベルギー・ハッセルトのTrixxoアリーナで、ティファニーが持つ「GLORY女子スーパーバンタム級王座」をかけて対戦することが発表されている。

 伊藤代表は「GLORYという団体は歴史があり、選手層も厚く、リスペクトしていた団体だった。世界ではMMAやMMAとキックボクシングを一緒にやっている団体があるが、キックボクシング一本でやっているところはRISEとしては同志というか同じコンセプトを持っているのかなと思っていた。数年前から提携の話はもらっていたが、ここ半年で一気に話が詰まった。選手層が違うのではないかという部分で不安な部分もあるかもしれないが、GLORYは65~70kg以上、RISEは65kg以下が中心。パートナーシップを組むことでより選手層が厚くなる」などと提携に立った経緯などを説明。

RISE QUEENの小林愛三が初参戦でいきなりGLORY世界王座に挑戦

2022.02.01 Vol.Web Original

3・19 ベルギー・ハッセルト大会でティファニー・ヴァン・スーストと対戦

 RISEのRISE QUEENフライ級王者・小林愛三(NEXT LEVEL渋谷)が3月19日にベルギーのハッセルトで開催される「GLORY80」(Trixxoアリーナ)に参戦することが2月1日、発表された。

 小林はいきなりスーパーバンタム級王者のティファニー・ヴァン・スースト(アメリカ/Tiffany Van Soest)の持つベルトに挑戦するという破格の扱いとなった。

 小林がタイトルを獲得すれば、2013年に行われた「GLORYフェザー級SLAM世界トーナメント 2013」で久保優太が優勝して以来の快挙となる。

 小林は今回の参戦にあたり「お話をいただいたとき、ゾクゾクしました。GLORYに日本人の気持ちの強さを、和魂を知ってもらえる一戦になると思います。海外での戦いは初ですがサポートしてくれている方が沢山いるので、必ず勝利します! RISE QUEENとしてGLORYのベルトを日本に持って帰ってきます!」とRISEを通してコメントした。

RISEの伊藤隆代表がぱんちゃん璃奈の寺山日葵への対戦希望発言に「やりたければRISEに来ればいい」との見解示す

2021.09.13 Vol.Web Original

寺山は小林戦を終え「勝つことができてほっとしている」

 RISE QUEENミニフライ級王者の寺山日葵(TEAMTEPPEN)がRISEの女子選手のみの大会となる「RISE GIRLS POWER.5」(9月12日、東京・後楽園ホール)のメインイベントで同フライ級王者の小林愛三(NEXTLEVEL渋谷)と-49.5kg契約のSuperFight!で対戦し、2-0の判定で勝利を収めた。

 今大会は「RISE GIRLS POWER」としての初の後楽園大会。そして後楽園ホールで女子選手のみのキックボクシングの大会が開催されるのは1995年の全日本キックボクシング連盟「闘色兼備」以来、約26年ぶりという歴史的なもの。

“女帝”としてそのメインを締めくくった寺山は試合後の会見で「国内最強と言われている選手にぎりぎりでしたが勝つことができてほっとしているのと、毎回言っているんですが反省点が多かった。自分の理想としていた戦い方ではなかった。もうちょっとこれが出したかった、あれが出したかったというものが多かった。試合中にこれができないなら別のプランでいってみようという切り替えは早い段階でできた。そこだけは良かった。いいところと悪いところが自分の中で出てきている。次に向かって気持ちを作り替えようと思っている」などと試合を振り返った。

寺山日葵が王者対決で小林愛三に僅差の判定勝ち。「一つの負けが命取りとなる格闘技の世界で勝つことができてよかった」【RISE GIRLS POWER】

2021.09.13 Vol.Web Original

26年ぶりに後楽園ホールで女子選手のみのキック大会

 RISEの女子選手のみの大会となる「RISE GIRLS POWER.5」(9月12日、東京・後楽園ホール)のメインイベントでRISE QUEENミニフライ級王者の寺山日葵(TEAMTEPPEN)と同フライ級王者の小林愛三(NEXTLEVEL渋谷)が-49.5kg契約のSuperFight!で対戦した。

 今大会は「RISE GIRLS POWER」としての初の後楽園大会であると同時に後楽園ホールで女子選手のみのキックボクシングの大会が開催されるのは1995年の全日本キックボクシング連盟「闘色兼備」以来、約26年ぶりという歴史的な大会。この大会のメインで王者同士の対戦が実現した。

 寺山は昨年開催された「RISE GIRLS POWER QUEEN of QUEENS 2020」で優勝。“女帝”のキャッチフレーズ通り、RISEの女子の絶対エース的な存在。対する小林は2年前に行われた「RISE QUEENミニフライ級王座決定トーナメント」の1回戦で計量オーバーで失格という苦い経験を経たものの、今年4月には田渕涼香を破りフライ級の正規王者となっている。

寺山日葵「勝って笑顔でリングを降りる」小林愛三「今一番やりたいことは目の前の相手を倒すこと」【RISE GIRLS POWER】

2021.09.11 Vol.Web Original

26年ぶりに後楽園ホールで女子選手のみのキックボクシング大会

 RISEの女子選手のみの大会となる「RISE GIRLS POWER.5」(9月12日、東京・後楽園ホール)の前日計量が9月11日、都内で行われ、全選手が1回で規定体重をクリアした。

 今大会は「RISE GIRLS POWER」としての初の後楽園大会であると同時に後楽園ホールで女子選手のみのキックボクシングの大会が開催されるのは1995年の全日本キックボクシング連盟「闘色兼備」以来、約26年ぶりで、女子キックの新たな歴史を刻む大会となる。

 計量後に行われた会見でRISEの伊藤隆代表は「女子単独のキックボクシング大会を後楽園ホールで開催するのは26年ぶり。昨今、個性的な女性選手が多くなって、一時期の盛り上がりが再燃するのではないかという感じになっている。明日の大会で26年間止まっていた時間が動かすことができればと思っている。来年も単独での後楽園大会、そしてもっと大きい大会を考えていきたいと思っている。どんな選手でも参戦できるのでたくさんの選手に出ていただきたい」などと明日の大会への期待と同時に、今後の「GIRLS POWER」についての展望を語った。

寺山日葵が前日のぱんちゃん璃奈のラブコールに「今は愛三選手だけを見ている」【RISE GIRLS POWER】

2021.09.03 Vol.Web Original

9・12後楽園ホールで小林愛三と対戦

 RISEの女子選手のみの大会となる「RISE GIRLS POWER.5」(9月12日、東京・後楽園ホール)に出場するRISE QUEENミニフライ級王者・寺山日葵(TEAMTEPPEN)が9月2日、千葉の所属ジムで公開練習を行った。

 寺山は「RISE GIRLS POWER」の初の後楽園大会となる今大会でRISE QUEENフライ級王者・小林愛三(NEXT LEVEL渋谷)とSuper Fight!の-49.5kg契約で対戦する。

 公開練習では2分間のミット打ちを行ったのだが、その後に行われた合同インタビューでは前日にぱんちゃん璃奈が「RIZIN」での公開練習で戦いたい相手として寺山の名を挙げたことに対する質問が飛んだ。

 寺山は「今回、9月12日に愛三選手との試合が決まっているので、“名前を出してくれてありがとうございます”という感じ。カードを組んでいただければやりますけれど、そこまで別に…。愛三選手という強敵との試合がが決まっている中で、そこに意識を向けるほど私も余裕はないですし、女子キックが盛り上がるべきなのはRISE GIRLS POWERという大きな大会があるので、そこをまず盛り上げることが私の使命だと思うので、そこにはあまり興味がないです」と語るにとどめた。

初の後楽園大会で寺山日葵vs小林愛三の王者対決が実現【RISE GIRLS POWER】

2021.06.30 Vol.Web Original

女子選手のみのキックボクシング大会は約26年ぶり

 RISEが6月30日、東京都内で会見を開き、女子選手のみの大会となる「RISE GIRLS POWER」の初の後楽園ホール大会となる「RISE GIRLS POWER.5」(9月12日)の開催を発表した。

 後楽園ホールで女子選手のみのキックボクシングの大会が開催されるのは1995年の全日本キックボクシング連盟「闘色兼備」以来、約26年ぶりとなる。

 この歴史的な大会のメインイベントで、RISE QUEENミニフライ級王者の寺山日葵(TEAMTEPPEN)と同フライ級王者の小林愛三(NEXTLEVEL渋谷)の王者対決が実現する。この試合は−49.5kgの契約体重で行われる。

 RISEの伊藤隆代表は「49kg前後の女子最強決定戦だと思う。勝者には次のステップに進んでもらいたいと思っている。GIRLS POWERの後楽園第1発目にふさわしい歴史に残るような試合をしてもらいたい。愛三選手ももともとは49kgぐらいがちょうどいい体重だった。最初に52kgのフライ級のベルトを獲ったが、今後は49kgも視野に入れていく。今、女子は寺山選手を中心に回っているが、その牙城を崩す、危険な一人だと思う」とこの一戦へ期待をかけた。

紅絹が15年間の現役生活に別れ。「笑顔でリングを降りることができて幸せでした」【RISE】

2021.06.19 Vol.Web Original

同門の小林愛三を相手に「引退エキシビションマッチ」

「RISE150」(6月18日、東京・後楽園ホール)で初代RISE QUEENアトム級王者の紅絹(NEXT LEVEL渋谷)が同門で初代RISE QUEENフライ級王者の小林愛三(NEXT LEVEL渋谷)を相手に「引退エキシビションマッチ」を行った。

 紅絹は2006年に「J-GIRLS」でプロデビューを果たし9戦負けなしですぐに中心選手となると、2012年にはJ-GIRLSミニフライ級王座を獲得。以降15年間、第一線で活躍した。2019年3月からRISEを主戦場とすると7月には初代RISE QUEENアトム級王座を獲得。昨年行われた「RISE GIRLS POWER QUEEN of QUEENS 2020」では最年長にして準優勝を果たした。しかし今年3月の2度目の防衛戦で18歳の宮﨑小雪に敗れ王座から陥落すると試合後に引退を表明した。

 戦績は63戦35勝(2KO)22敗6分。63戦の顔触れを見ると、岡田敦子、田嶋はる、神村エリカ、松下えみ、MIO、KANA、メロニー・ヘウヘス、MISAKI、寺山日葵…と各時代のトップ選手の名が並んでいる。

両親から送られた言葉を胸に小林愛三が田渕涼香にリベンジ果たす【4・17 RISE】

2021.04.18 Vol.Web Original

昨年12月の初対戦は田渕が判定勝ち

「RISE148」(4月17日、東京・後楽園ホール)のメインイベントで行われた「RISE QUEENフライ級(-52kg)タイトルマッチ」で暫定王者の小林愛三(NEXT LEVEL渋谷)が田渕涼香(拳聖塾)と対戦し、3-0の判定で勝利を収めた。

 2人は昨年12月18日に対戦し、田渕がダウンを奪ったうえでの判定勝ちを収めている。その日、小林は陣内まどかと「RISE QUEENフライ級(-52kg)王座決定トーナメント」の決勝戦を行う予定だったが、陣内が練習中に右膝半月板損傷の怪我を負い欠場。小林は試合前に暫定王者に認定されたのだが、そのうえでの敗戦とあって、しばらく田渕の幻影に悩まされたという。今回は必勝を期しての試合となった。

 小林は1Rからプレッシャーをかけつつも決して深追いはせず、ローを飛ばしていく。田渕はスイッチを繰り返し攻撃の機会をうかがうが、小林はジャブ、ローキックで距離を巧みに調整。田渕に攻撃の糸口をつかませない。

田渕涼香にリベンジ誓う小林愛三が「女は度胸」と決死の覚悟【4・17 RISE】

2021.04.16 Vol.Web Original

昨年12月に田渕が判定勝ち

「RISE148」(4月17日、東京・後楽園ホール)の前日計量が4月16日、東京都内で開催された。

 メインイベントで「RISE QUEENフライ級(-52kg)タイトルマッチ」で対戦する暫定王者の小林愛三(NEXT LEVEL渋谷)と挑戦者の田渕涼香(拳聖塾)はともに規定体重をクリアした。

 2人は昨年12月18日に対戦し、田渕がダウンを奪ったうえでの判定勝ちを収めている。当初、小林は陣内まどかと「RISE QUEENフライ級(-52kg)王座決定トーナメント」の決勝戦を行う予定だったが、陣内が練習中に右膝半月板損傷の怪我を負い欠場。小林が暫定王者に認定された。

 そして試合についてはRISE初参戦の田渕が急きょ小林の相手に抜擢されたのだが、1Rに田渕が高速フックでダウンを奪い判定勝ちした。試合前に暫定王者に認定された小林にとっては赤っ恥をかかされた格好で、今回は究極のリベンジマッチとなる。

Copyrighted Image