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暫定王者の小林愛三が初参戦の田渕涼香に敗れる大波乱【RISE144】

2020.12.19 Vol.Web Original

試合前にベルトが授与されるが…

「RISE144」(12月18日、東京・後楽園ホール)で女子フライ級の暫定王者に認定されたばかりの小林愛三(NEXT LEVEL渋谷)が初参戦の田渕涼香(拳聖塾)に敗れる波乱が起こった。

 小林は今大会、陣内まどかとの「RISE QUEENフライ級(-52kg)王座決定トーナメント」の決勝戦でメインを務める予定だったが、陣内が練習中に右膝半月板損傷の怪我を負い欠場となったため、対戦相手が田渕に変更されていた。

 タイトルについては小林が計量をクリアしたため、「不戦勝」で暫定王者に認定され、この日の試合前にベルトを授与された。

暫定王者となった小林愛三「ここで立ち止まっているわけにはいかない」【RISE】

2020.12.17 Vol.Web Original

決勝の相手の陣内がケガで欠場。空手王者・田渕と対戦

「RISE144」(12月18日、東京・後楽園ホール)の前日計量が12月17日、東京都内で開催された。

 女子ミニフライ級戦(-49kg)に出場するAKARI(TARGET)が1回目の計量で0.5kgオーバーだったものの、前日会見後に行われた再計量では48.95kgと0.5kgアンダーで計量をクリア。全選手が規定体重をクリアした。

 今大会は当初、RISE QUEENフライ級(-52kg)王座決定トーナメント決勝戦「小林愛三 vs 陣内まどか」がメインとなる予定だったのだが、陣内が練習中に右膝半月板損傷の怪我を負い欠場となり、「不戦勝」で小林が暫定王者に認定された。

 今回、小林は第6試合で田渕涼香(拳聖塾)と対戦する。

 田渕は空手をベースにしたファイターで、第22回全日本少年少女空手道選手権大会高校生女子軽量級優勝、プロではACCELやS-BATTLEなどに参戦し3戦3勝3KOの戦績を誇る。

 RISEの伊藤隆代表は田渕について「なぜ今まで注目されなかったのかと思うくらい、フィジカルもパンチも強く、若くて、侮れない選手。パンチも倒すというより相手を気絶させる非常に強いパンチ。コスチュームも正装が空手着ということで武道家らしい雰囲気を持っている」と評価。そして試合については「愛三選手の実績と田渕選手の勢いという見どころのある試合」などと語った。

渋谷小町 小林愛三【ジョシカク美女図鑑 第7回】

2018.08.30 Vol.Web Original

 女子格闘家の素顔に迫るインタビュー企画「ジョシカク美女図鑑」。第7回は「KNOCK OUT 2018 OSAKA 2nd」(9月8日、大阪・エディオンアリーナ大阪第2競技場)に出場する小林愛三。

 小林は2015年12月にデビュー。デビュー2戦目にして天才ムエタイ少女ペットジージャ・オー・ミークンを破り脚光を浴び、デビュー1年後の2016年にはMuayThaiOpenフライ級王座を獲得。2017年からはKNOCK OUTにも参戦と一気に女子キック界のメインストリームに躍り出た。

イリアーナが日本人選手3タテでトーナメント優勝【7・6 Girls S-cup】

2018.07.07 Vol.Web Original

決勝はイリアーナvs MIO
 シュートボクシング(SB)の年に一度の女子の祭典「Girls S-cup 2018」(7月6日、東京・TDCホール)で行われた「48kg世界トーナメント」でイタリアのムエタイ王者イリアーナ・ヴァレンティーノが優勝した。

 決勝は優勝候補のMIOと対戦。1RはMIOがプレッシャーをかけ、イリアーナがサークリング。ともに相手の出方をうかがう慎重な展開となる。MIOが首投げを仕掛けるがこれはノーポイント。2Rもイリアーナの左ミドルにMIOが右フックを合わせると、今度はイリアーナがMIOの右ミドルにパンチを合わせるなどともに相手に主導権は渡さない。

 ジャッジの難しいラウンドが続き迎えた最終ラウンド。イリアーナは果敢に前に出てパンチをまとめるがMIOは試合後に日本シュートボクシング協会のシーザー武志会長が「3Rに行き切れなかった、悪いクセが出た」と振り返ったように攻め切れず、試合は判定に。

 ジャッジ2人が30-29でイリアーナを支持。2-0でイリアーナが勝利を収めた。

トーナメントの組み合わせ決定。MIOはソヒと1回戦で対戦【7・6 Girls S-cup】

2018.06.26 Vol.Web Original

MIO「こんなに早くのリベンジマッチ。すごく気合が入っている」
 シュートボクシング(SB)の年に一度の女子の祭典「Girls S-cup 2018~48㎏世界トーナメント2018~」(7月6日、東京・TDCホール)で行われる「48kg世界トーナメント」の組み合わせが6月26日、発表された。

 1回戦は①MIO vs イム・ソヒ、②ゲーオター・ポー.ムンペットvsロウ・ミン、③MISAKI vs イシス・バービック、④小林愛三vsイリアーナ・ヴァレンティーノの組み合わせ。準決勝は①と②、③と④の勝者がそれぞれ対戦する。

 この日行われた会見には日本人3選手が登壇。前回の対戦で敗れたソヒとの対戦が1回戦で組まれたMIOは「この階級で初めての世界トーナメント。そして豪華なメンバー。未知の領域になってくると思うので、不安な部分もあるが、それ以上に気合が入っている。1回戦のイム・ソヒ選手は前回負けた相手。こんなに早くリベンジマッチをさせていただけるということですごく気合が入っている。しっかり1回戦でリベンジをして、そのままいい波に乗って準決勝、決勝と駒を進めたい。前回は私の実力不足で負けてしまった。自分の中でなめていた部分があった。攻撃させてもらえなかったという印象が強い。今回はなにもさせないつもりでやる」などと固い決意を見せた。

48㎏世界トーナメントに小林愛三の出場が決定【7・6 Girls S-cup】

2018.06.14 Vol.Web Original

もう一枠は4年前にRENAと対戦のイシス・バービック
 シュートボクシングの女子の祭典「SHOOT BOXING Girls S-cup ~48㎏世界トーナメント2018~』(7月6日、東京・TDCホール)で開催される「48㎏世界トーナメント」の全出場者が6月14日、決定した。

 5月29日に行われた会見では6選手を発表。残る2枠として、小林愛三とイシス・バービックが発表された。

 小林は初代MuayThaiOpen女子フライ級王者。13戦9勝(3KO)4分と無敗の戦績を誇る女子キック界の新星。現在はKNOCK OUTを主戦場にし、昨年7月には今回のトーナメントの優勝候補であるMIOのライバルでSB女子ミニマム級2位のUnion朱里と激闘を繰り広げドローの戦績を残している。

 小林はかねてからRENAとの対戦を熱望しており、今回はそれを見据えてのトーナメント参戦となる。

 もう一枠はオランダのイシス・バービック。バービックはオランダ女子キックボクシング界のスーパーホープと呼ばれる存在。

 4年前、19歳の時に45戦40勝4敗1分という驚異の戦績を引っ提げ初来日。RENAと対戦し0-2の判定で敗れたものの、最後までRENAを苦しめた。現在は世界最大級のキックボクシング団体『GLORY(グローリー)』を主戦場に、グローリースーパーバンタム級(55.5kg)トーナメントに出場するなど、さらなるレベルアップを果たしている。

 また総合格闘家のKINGレイナの参戦が正式決定した。

 レイナは6月9日に行われた『DEEP JEWELS 20』に出場。その試合内容や減量の影響によるコンディションなどを加味しての調整が必要となっていたが、試合では韓国のチェ・ウンジを1R、チョークスリーパーで秒殺。無傷で試合を終えていた。

 レイナは試合後に「まだ打撃でKOしたことがないので今年はKOしたいと思います。ちょうどシュートボクシングの試合があるので、そこでKOを見せたい。バチバチに殴り合いたいですね。もちろん投げもやりますよ」と初のSBルールについても全く問題ないと余裕のコメントを残した。

 対戦相手は後日発表される。

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