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山下実優&伊藤麻希が3年ぶりの福岡凱旋で勝利。「地元でタッグタイトルやったら勝てるんじゃない?」【東京女子プロレス】

2022.06.27 Vol.Web Original

 東京女子プロレスが6月26日、福岡・西鉄ホールで「TJPW CITY CIRCUIT~福岡公演~」を開催。新型コロナウイルス感染症の影響で2020年の中止を経て、約3年ぶりの地元凱旋となった山下実優と伊藤麻希が“121000000(ワントゥーミリオン)”としてメインイベントに登場した。

 山下と伊藤はこの日、現プリンセス・オブ・プリンセス王者の中島翔子と愛野ユキのコンビと対戦。地元だからなのか、珍しく組体操式ヘッドバットに成功して気をよくする2人。途中、伊藤が捕まり、山下も足を攻められ動きが止まる場面もあったが、終盤には山下のヒザと伊藤のヘッドバットのサンドウイッチ攻撃から、山下が愛野にSkull Kickをズバリと決めて凱旋試合を白星で締めくくった。

 試合後、伊藤は「地元でタッグタイトルやったら勝てるんじゃない?」と色気を見せ、山下は久々のタッグ結成に「私は離れていても好きだから」とキッパリ伝えるも、伊藤からは「いいです、そういうの。やめてください」と一蹴されていた。

7・9大田区で前プリプリ王者・山下実優がAEW世界女子王者のサンダー・ロサと一騎打ち【東京女子プロレス】

2022.06.20 Vol.Web Original

 東京女子プロレスが6月19日、東京・後楽園ホールで「Additional attack ’22」を開催。7月9日、東京・大田区総合体育館でのビッグマッチ「SUMMER SUN PRINCESS ’22」の追加カードとして、前プリンセス・オブ・プリンセス王者の山下実優とAEW世界女子王者のサンダー・ロサとの一騎打ち、渡辺未詩と初来日のウィロー・ナイチンゲールとのシングル戦が決まったことを発表した。

 ロサは2019年に東京女子に初参戦し、2020年1月5日には東京・板橋グリーンホールで伊藤麻希を破り、インターナショナル・プリンセス王座を戴冠。しかし、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大により、来日が不可能となり王座は返上。その後、米AEWに参戦したロサは今年3月にAEW世界女子王座を奪取した。

 米国のメジャー団体のチャンピオンと対戦する山下は「ロサが東京女子に来たとき、戦ってないんですけど。総合をやっているというのもあって、武闘派だなって印象があった。いつかプロレスルールでも特別ルールでも、戦うのは面白いって思っていて。今はAEW世界女子チャンピオンですから、戦うのが楽しみ。もちろん私が蹴り倒します」と勝利宣言。

SKE48荒井優希が元空手世界王者・長野じゅりあと初対決もチームが敗退「じゅりあさんにもいつか自分で勝ちたいと思いました」【CFF】

2022.06.13 Vol.Web Original

 CyberFightが6月12日、さいたまスーパーアリーナで傘下4団体(DDTプロレスリング、プロレスリング・ノア、東京女子プロレス、ガンバレ☆プロレス)による合同興行「CyberFight Festival 2022」(以下CFF)を開催。SKE48荒井優希が元空手世界王者で女優、看護師、Tik Tokerとして活躍する長野じゅりあと6人タッグマッチで初対戦するも、チームが敗退した。

 昨年5月4日、東京・後楽園ホール(無観客試合)でプロレスデビューした荒井は、2戦目が同6月6日のCFF(さいたまSA)で、これが初の有観客での試合だった。

 この日、第2試合の「TJPW提供6人タッグマッチ」に出場した荒井は乃蒼ヒカリ、鈴芽と組み、米国からの凱旋試合となった山下実優、伊藤麻希、長野組と対戦。

享楽共鳴が6・19後楽園でマジラビの持つプリンセスタッグ王座に挑戦。プリプリ王者・中島翔子は団体史上初の2冠王宣言【東京女子プロレス】

2022.05.15 Vol.Web Original

 東京女子プロレスが5月15日、東京・両国KFCホールで「TJPW SPRING TOUR ’22」を開催。中島翔子とハイパーミサヲの享楽共鳴が6月19日の東京・後楽園ホールで、マジカルシュガーラビッツ(マジラビ=坂崎ユカ、瑞希)が保持するプリンセスタッグ王座に挑むことが決まった。

 享楽共鳴は5月3日、後楽園でのプリンセス・オブ・プリンセス王座をかけたパートナー対決を経て、この日、約3カ月ぶりにタッグを結成し、瑞希、遠藤有栖組と対戦した。

 試合前のマイクでミサヲは“新生”享楽共鳴としてやっていくことを宣言し「正々堂々戦おう」と握手を求めるも、中島共々、相手に蹴りを入れて奇襲でスタート。開始早々、ミサヲが2人にスプレーを噴射するなど“らしい”戦いで相手チームを幻惑し、ブランクを感じさせぬコンビネーションを披露。負けじと瑞希がフェースロックで中島を絞め上げ、遠藤も中島に磐梯山を決めるなど応戦。中島が遠藤に619を決めてカバーするも、瑞希がフットスタンプでカット。中島が瑞希を排除すると、ミサヲがハイパミ・リターンズを遠藤にズバリと決めて3カウントを奪取した。

赤井沙希&上福ゆきの“長身コンビ”が山下実優&渡辺未詩に豪快勝利。「機会があればまた組みたいし戦いたい」【東京女子プロレス】

2022.05.06 Vol.Web Original

 東京女子プロレスが5月5日、エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)第2競技場で「GO GO DO IT」を開催。174センチの赤井沙希(DDT)と173センチの上福ゆきの“長身コンビ”が山下実優と渡辺未詩の実力者コンビに豪快な勝利を挙げた。

 4月9日の東京・後楽園ホール以来の参戦となった赤井は序盤、山下と激しい蹴撃戦を展開。渡辺が上福をカナディアン・バックブリーカーの体勢に担ぎ上げると、山下がトップロープに上がり、合体技「Kickでバコーン!」を狙うも赤井が阻止。赤井と上福はダブル・ビッグブーツ、ダブル・ブレーンバスターを繰り出すコンビネーションのよさを見せた。上福は大外刈りからダイビング・フェイマサーを渡辺に決めるも、山下がカット。渡辺はレーザービームで反撃するも、上福はその場跳びフェイマサー、走り込んでのフェイマサーを渡辺に叩き込んで3カウントを奪った。

プリプリ王者・中島翔子がハイパーミサヲとの前哨戦を制す「この調子で明日の前哨戦も5・3後楽園も勝ちたい!」【東京女子プロレス】

2022.04.29 Vol.Web Original

 東京女子プロレスが4月29日、東京・両国KFCホールで「TJPW SPRING TOUR ’22」を開催。先の英国EVEへの遠征を終え、帰国したプリンセス・オブ・プリンセス王者・中島翔子が5月3日の東京・後楽園ホールで挑戦を受けるハイパーミサヲとの前哨タッグ戦を制し、好調ぶりをアピールした。

 この日、中島は原宿ぽむと組み、ミサヲ、鈴芽組と対戦。序盤からミサヲと激しいエルボー合戦を繰り広げ、雪崩式フランケンシュタイナーを決めるなど、海外遠征の疲れは感じさせぬファイトを見せた。10分過ぎ、中島は鈴芽をバタフライロックで絞め上げ、鈴芽が見舞おうとした反撃のリングアベルを回避。619から鮮やかなノーザンライト・スープレックスホールドを決めて3カウントを奪った。

乃蒼&角田の「ふりーWiFi」がラフ殺法でマジラビを破り5・3後楽園でのタッグ王座獲りに弾み【東京女子プロレス】

2022.04.25 Vol.Web Original

「勝ったからと油断せず、このまま勝ち続けてベルトを獲りましょう」

 東京女子プロレスが4月24日、東京・両国KFCホールで「TJPW SPRING TOUR ’22」を開催。5月3日の東京・後楽園ホールでマジカルシュガーラビッツ(マジラビ=坂崎ユカ、瑞希)が持つプリンセスタッグ王座に挑む「ふりーWiFi」(乃蒼ヒカリ、角田奈穂)が前哨戦を制して、ベルト獲りに弾みをつけた。

 この日、「ふりーWiFi」は宮本もかとのトリオで、坂崎、瑞希、荒井優希(SKE48)組と対戦。「ふりーWiFi」は合体のキックを瑞希に決めるなど好調な出足を見せた。しかし、マジラビも坂崎が角田にミサイルキック、TeaTime、瑞希がダイビング・フットスタンプを見舞うなど応戦。荒井も奮闘して宮本にビッグブーツ連打を叩き込んだ。乃蒼は瑞希にランニング・ネックブリーカー、トラースキックを見舞うと、コーナーに振る。すると、角田がポストを外しており、瑞希はむき出しの金具に額を痛打。すかさず、乃蒼が回転足折り固めで丸め込んで電撃の3カウントを奪取した。試合後、怒った坂崎は外されたコーナーポストで乃蒼、角田をぶん殴った。

 乃蒼は「ここで勝ったからと油断せず、5月3日、このまま勝ち続けてベルトを獲りましょう」、角田は「勝ったから電波良好」と歓喜のマイク。

プロレスデビュー2戦目の元空手世界王者・長野じゅりあが前王者・山下実優の蹴りに玉砕。「もっと練習してリベンジしたい」【東京女子プロレス】

2022.04.10 Vol.Web Original

 東京女子プロレスが4月9日、東京・後楽園ホールで「Still Incomplete ’22」を開催。元空手世界王者の長野じゅりあがプロレスデビュー2戦目に臨むも、前プリンセス・オブ・プリンセス王者・山下実優の蹴りの前に玉砕した。

 3月19日、東京・両国国技館でのデビュー戦のタッグマッチ(鈴芽、遠藤有栖組vs宮本もか、長野組)ではパートナーの宮本が敗れ黒星。試合後、長野は「負けたまま終わりたくない」と継続参戦を熱望。2戦目では極真空手出身の山下とのシングル戦が組まれた。

 序盤、長野は手刀で攻めていったが、捕獲した山下はグラウンドでのヘッドロックに持ち込んだ。再びスタンドになると長野の掌底と山下のローキックの応酬が続いた。長野は突き、手刀からブラジリアンキックを狙うも、かわした山下は戦慄のSkull Kickをズバリと決めて完全無欠の3カウントを奪った。

元空手世界王者・長野じゅりあ 4・9後楽園での山下実優とのシングル戦に向け「後悔がないくらいバチバチに戦って勝ちたい!」【東京女子プロレス】

2022.04.05 Vol.Web Original

 東京女子プロレスが4月4日、都内の御茶ノ水道場で9日の東京・後楽園ホール大会に向け記者会見を開き、プロレスデビュー2戦目に臨む元空手世界王者の長野じゅりあが山下実優とのシングル戦での勝利を口にした。

 伝統派空手(糸東流)で世界の頂点に輝いた長野は、現在は女優、看護師、TikTokerとして活動。3月19日の東京・両国国技館でプロレスデビューを果たしたが、タッグマッチ(鈴芽、遠藤有栖組vs宮本もか、長野組)で敗退。当初、2戦目以降の予定は白紙だったが、試合後に「負けたままだと終わりたくない」と涙で継続参戦を熱望。2戦目でいきなり前プリンセス・オブ・プリンセス王者の山下実優との一騎打ちというチャレンジマッチが組まれた。

 長野は「2戦目で相手が誰になるんだろうと、両国を終えてからずっとドキドキしてたんですけど。まさかの山下選手とのシングルマッチということで。最初それを知ったとき、心臓がドキッとしたんです。今まで“山下選手の蹴りを食らいたい”とか取材で言ってたんですけど、こんなに早く対決することになるとはって思いました。でも、私も5歳から空手をやってきてるので、やるからには今持てる力をすべてぶつけて、もう後悔がないくらいバチバチに戦って。負けたくはないので勝ちたいなって思ってます」とキッパリ言い切った。

 極真空手出身の山下は「東京女子のなかで空手をバックボーンに持ってるのが私、宮本もか、長野じゅりあ。シングルマッチはもっと先かなって思ったんですけど、2戦目で初シングルで戦うことになって、すごいワクワクしてます。デビュー戦でプロレスルールのなかで、長年やってきた空手をあそこまでファイトスタイルとして出せてたのを見て、すごいなって純粋に思いました。あの試合を見てやりたいなって思ってました。空手vs空手ってイメージはもう多分ついてくると思うので。空手のルールで技あり一本がありますけど、プロレスでも一本取って。上段回し蹴り、技あり一本で終わらせてやりたいなって思ってます」と迎撃態勢を整えた。

天満のどかが7年間のプロレスラー人生に別れを告げ涙で卒業。妹・愛野ユキが決起し4・9後楽園でプリプリ王座に挑戦【東京女子プロレス】

2022.03.27 Vol.Web Original

 東京女子プロレスが3月26日、プロレス初使用となった東京・大手町三井ホールで「TJPW SPRING TOUR ’22」を開催。爆れつシスターズの姉・天満のどかが7年間のプロレスラー人生に別れを告げ涙で卒業。決起した妹の愛野ユキは中島翔子が保持するプリンセス・オブ・プリンセス王座に挑戦を表明し、4月9日の東京・後楽園ホールで王座戦が行われることが決まった。

 2015年5月に同団体に入団した天満は2016年1月4日の後楽園大会で「のどかおねえさん」としてデビュー。2018年8月にキャラ変して、現在のリングネームに改め、愛野との姉妹タッグで奮闘。2020年11月には爆シスでプリンセスタッグ王座を戴冠するなど、同団体には欠かせない存在として活躍してきた。しかし、地元・岡山に帰って農業を始めることを決断し、卒業を決めた。

 この日、爆シスは最後の姉妹タッグで中島、山下実優の現前プリプリ王者組と「天満のどか卒業記念試合」を行った。爆シスは持ち前のパワー殺法、姉妹の合体技で攻め立て、中島と愛野が激しくやり合った。天満は山下と壮絶なエルボーの打ち合いを展開。山下は天満に投げ捨てジャーマン、ハイキック、リターン・クラッシュと猛攻もカウントは2。爆シスは必殺の合体技・爆れつブルドッグを中島に決め、天満がバックフリップを見舞うもフォールは奪えず。反撃に転じた中島は619、ノーザンライト・スープレックス・ホールドを繰り出すも、愛野がカット。山下が愛野を排除すると、天満に強烈なSkull Kickをたたき込み、中島が変型DDTからダイビング・セントーンを決めて3カウントを奪った。

旗揚げ9年目での両国“夢舞台”で中島翔子が涙のプリプリ王座奪還。「サイバーファイトフェスでタイトル戦がしたい」【東京女子プロレス】

2022.03.20 Vol.Web Original

 東京女子プロレスが3月19日、東京・両国国技館で年間最大の祭典「GRAND PRINCESS ’22」を開催。旗揚げから9年目での初進出となった夢舞台のメインイベントで初期メンバーの中島翔子が、同じく団体創設時から支えてきたプリンセス・オブ・プリンセス王者の山下実優を破り、2年5カ月ぶりに同王座奪還を果たした。

 2012年に創設された同団体はライブハウスでのマットプロレスから始動。2013年8月17日にはDDTプロレスの両国国技館でのダークマッチで練習生4選手がデビュー(山下、中島組vs木場千景、KANNA組)。同12月1日、東京・北沢タウンホールで旗揚げした。黎明期から団体を支えてきた山下も中島も「いつか東京女子単独で両国国技館大会を開催したい」との思いをもって戦ってきた。そして、9年に及ぶ悲願が実り、ようやく夢の舞台にたどり着いた。

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