昨年7月の対戦では岡嶋が勝利
「Krush.126」(6月25日、東京・後楽園ホール)の第1弾カード発表会見が5月12日、東京都内で開催された。
今大会では新美貴士(名古屋JKファクトリー)vs岡嶋形徒(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)のKrushフェザー級タイトルマッチが実現。王者の新美にとっては2度目の防衛戦。
新美は昨年開催された第5代Krushフェザー級王座決定トーナメントに出場。見事に勝ち抜きチャンピオンになると、今年の2.27「Krush.122」で以前敗れている斗麗と初防衛戦を行い、これを返り討ちにして勝利。今回の岡嶋にも昨年の7.11「Krush.114」で敗れており、2戦連続でのリベンジマッチでの防衛戦となる。
会見に出席した新美は「負けた相手にはやり返さないといけないんで、それも含めて凄く試合が楽しみになっています」と、早くも訪れたリベンジの機会にモチベーションが上がっている様子。岡嶋のことを「結構アグレッシブでパワーがある選手だなと思いました」と評したが、初防衛戦の時に比べて試合スパンが空いたことで「ちょっとだけ体作りだったり、そういう期間があったので、前回よりはかなりいい感じに仕上がっていると思っています」と余裕もできたようだ。トーナメントを勝ち抜いてチャンピオンになったことで自信が増しているようで「誰が相手でも圧倒的にボコボコにして勝つだけなんで、6月25日は圧倒的に絶対に勝ちます」と、圧倒的な力による防衛を誓った。
一方、デビュー以来5連勝を続けていた岡嶋は、新美が王者になった「Krushフェザー級王座決定トーナメント」の準決勝で森坂陸に敗北し、連勝もストップ。今回が再起を懸けた約7カ月ぶりの試合となるが、過去に新美に勝利したという実績が認められてタイトルマッチのチャンスをつかんだ。「もしかしたらワンチャンあるかなと思ってて来たんで“よっしゃー!”という感じです」と、タイトルマッチのオファーが来た時の心境を語った。新美に関しては「前に戦った時は結構接戦でなんとか勝ったっていう感じだったんで。でも、新美選手は今はもっと強くなっていると思うんで、凄い楽しみです」と印象を語るも「ガーッと来てくれるんで、そっちのほうが僕もやりやすい」とその攻略には自信たっぷり。「フェザー級にもたくさん強い人はいますけど、結局俺が一番強いんで応援よろしくお願いします」と、最後まで自信をみなぎらせていた。
この日は合わせて8つのカードが発表された。