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引退の浅倉カンナが「みんなと切磋琢磨してきた時間が私の青春です」とジムの仲間に感謝の言葉。最後は「最高の格闘技人生でした」【RIZIN.48】

2024.09.29 Vol.Web Original
「RIZIN.48」(9月29日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)で浅倉カンナ(THE BLACKBELT JAPAN)の引退式が行われた。
 
 浅倉はこの日、RIZINスーパーアトム級王者の伊澤星花(Roys GYM)と引退試合を行い、激闘を繰り広げた末に0-3の判定で敗れた。
 
 その試合の直後に行われたセレモニーで浅倉は引退試合を受けてくれた伊澤、榊原信行CEOをはじめとするRIZIN関係者、家族、ジム関係者、ファンらに感謝の言葉を述べた。
 
 榊原氏には「RIZINという舞台に立てて、格闘家として本当にいい格闘技人生を送ることができました」、師匠である鶴屋浩氏には「鶴屋先生がいなかったら格闘技に出会えていませんでした。こうして格闘家としての人生を一緒に歩んでくれて、育ててくれて本当にありがとうございました」、扇久保博正らジムの選手たちには「みんなと練習して、強くなった、切磋琢磨してきた時間が私の青春です」、父親の洋平氏には「天才とも才能があるとも言われたことがない私をあきらめずに強くしてくれてありがとう」、母親には「どんな時も味方でいてくれてありがとう」、きょうだいたちには「いつも一番の応援団でいてくれてありがとう」と呼びかけた。
 
 そしてファンには「格闘家として勝ったり負けたりで、最強でもなんでもなかったですが、皆さんのパワーがいつも力になっていました。私を知ってくれて、応援してくれてありがとうございました」と感謝の言葉。
 
 最後は「最高の格闘技人生でした。ありがとうございました」と締めくくり、引退の10カウントゴングを聞いた。

浅倉カンナが引退試合で激闘展開も現王者・伊澤星花に判定負け。伊澤は「気持ちも技術もすごく高くて素敵なファイター」とメッセージ【RIZIN.48】

2024.09.29 Vol.Web Original
 2017年に行われた「スーパーアトム級GP」覇者の浅倉カンナ(THE BLACKBELT JAPAN)が「RIZIN.48」(9月29日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)でRIZINスーパーアトム級王者の伊澤星花(Roys GYM)を相手に引退試合に臨んだ。試合は0-3の判定で敗れ、引退試合を勝利で飾ることはできなかった。
 
 1R、オーソドックスの伊澤とサウスポーの浅倉。浅倉はスイッチを見せるが、伊澤はいきなりタックルからテイクダウン。すぐにサイドポジションに移行。腕十字を狙う伊澤。浅倉がしのぎ、一時、猪木アリ状態。すぐに浅倉が立ち上がり打撃の展開に。伊澤が右の三日月。そしてタックルを狙う浅倉にカウンターでパンチを合わせる。そしてニータップでテイクダウンに成功の伊澤。浅倉はガードに入れる。動きが止まりブレイク。スタンドに戻り、伊澤は前蹴り。浅倉も打撃戦に応じ左ストレート。浅倉がタックルも伊澤は上を取って首を狙う。浅倉がしのぎ、伊澤はサイドポジションで首をキープ。

引退試合の浅倉カンナ「勝てます。勝ちます!」ときっぱり【RIZIN.48】

2024.09.28 Vol.Web Original
「RIZIN.48」(9月29日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の前日計量が9月28日、都内で開催された。
 
 引退試合に臨む浅倉カンナ(THE BLACKBELT JAPAN)は48.85kg、対戦相手の伊澤星花(Roys GYM/JAPAN TOP TEAM)は48.75kgでともに規定体重の49.0kgをクリアした。
 
 浅倉は計量後、本紙の取材に「勝てます。勝ちます!」ときっぱり。明日は現RIZINスーパーアトム級王者の伊澤を相手に最後の戦いに臨む。

浅倉カンナの引退試合の相手を務める伊澤星花が「腕2本折ってやろうかな」とにやり。早期決着も示唆【RIZIN.48】

2024.09.27 Vol.Web Original
「RIZIN.48」(9月29日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の前々日インタビューが9月27日、都内で開催された。
 
 浅倉カンナ(THE BLACKBELT JAPAN)の引退試合の相手を務めるRIZINスーパーアトム級王者の伊澤星花(Roys GYM)が改めて飛びヒザ蹴りでのKO勝ちを予告した。
 
 伊澤は浅倉について「レスリングがすごく強くて打撃がきれいな印象」と評したうえで、試合については公開練習時に表明した通り「打撃、飛びヒザ蹴りでKOしたい。西谷くんの得意技を受け継いでやってやろうと思います」と語った。
 
 西谷大成は伊澤が所属するJAPAN TOP TEAMのファイター。かつて鈴木博昭と対戦した際に飛びヒザ蹴りをカウンターで叩き落され、KO負けを喫したことがあるのだが「本来の西谷選手の強さの、飛び蹴りをしたい」とのこと。

引退試合の浅倉カンナ「覚悟をもって戦う。最後なのでどうなってもいい」と決意の出陣【RIZIN.48】

2024.09.27 Vol.Web Original
「RIZIN.48」(9月29日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の前々日インタビューが9月27日、都内で開催された。
 
 今大会で引退試合を行う浅倉カンナ(THE BLACKBELT JAPAN)が「覚悟をもって戦う。最後なのでどうなってもいい」と決意の言葉を述べた。浅倉は現RIZINスーパーアトム級王者の伊澤星花(Roys GYM)と対戦する。
 
 浅倉は「いつも通りなんですけど、すべてが最後なので、すごい全部楽しみです」とまずは試合を控えての心境を明かした。
 
 伊澤については「無敗のチャンピオンなので、圧倒的強さを持っている」と評しつつも「本当に今回、自分の最後の試合なので、覚悟をもって戦いに行く。バチバチな試合になるんじゃないかと思う」と激しい試合を約束した。

引退試合の浅倉カンナが「ふと寂しいなと思う気持ちもある」 伊澤星花の飛びヒザ予告には「怖いなと思いましたね(笑)」【RIZIN.48】

2024.09.18 Vol.Web Original
「RIZIN.48」(9月29日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の合同公開練習が9月18日、都内で開催された。
 
 今大会では長くRIZIN女子のトップ戦線で活躍してきた浅倉カンナ(THE BLACKBELT JAPAN)がRIZINスーパーアトム級王者の伊澤星花(Roys GYM)と引退試合で対戦する。
 
 浅倉は対面シャドー、伊澤はグラップリングのスパーリングをそれぞれ1分半行った。
 
 伊澤は「打撃は試合まで見せないでおく」とのことでグラップリングを行ったのだが、それは「今、エリーコーチとずっと打撃を作ってきているので、今回は打撃でKOしたい」という思いから。そして「飛びヒザ蹴りですね。(タックルに合わせるのではなく)自分から行きたいと思います」と飛びヒザ蹴りを予告。

浅倉カンナ「普通の女の子に戻る? 本当にそんな感じです」 引退試合で現王者・伊澤星花と対戦【RIZIN.48】

2024.09.11 Vol.Web Original

 2017年に行われた「RIZIN女子スーパーアトム級GP」覇者の浅倉カンナ(THE BLACKBELT JAPAN)が「RIZIN.48」(9月29日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)での伊澤星花(Roys GYM)をもって現役を引退する。引退試合を前にした浅倉にその理由、今後について話を聞いた。

引退試合で伊澤星花と対戦の浅倉カンナ「集大成。今持っているすべての力を王者にぶつけたい」。勝っても引退の意思は変わらず【RIZIN.48】

2024.08.21 Vol.Web Original

「RIZIN.48」(9月29日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の追加カード発表会見が8月21日、都内で開催された。

 7月28日の「超RIZIN.3」のリング上で対戦が発表された伊澤星花(Roys GYM)と浅倉カンナ(THE BLACK BELT JAPAN)も会見に登壇し、改めて今回の試合についてコメントした。

 浅倉は「改めて引退試合として最後の試合を組んでもらったことをうれしく思います。自分がやってきた集大成として、今持っているすべての力を王者にぶつけたい。記念試合とは思っていない。後悔のない試合をしたい。伊澤選手はずっと強い選手。負けもなく、穴が見つけづらいがしっかりと作戦通り思い切り戦いたい。練習通り戦えれば行けると思う」、伊澤は「カンナちゃんの引退試合なので、しっかりとカンナちゃんの試合の中で一番最高の試合をして、自分がしっかりと決めて勝ちたい。(浅倉は)レスリングが強くて打撃も上手。勝敗のポイントは一生懸命やれば勝てるんじゃないかと思う」とそれぞれ語った。

 改めて引退を決めたきっかけについての質問が飛ぶと浅倉は「引退しようと思ったきっかけはないが、もともとそんなに長くやろうという気持ちもなかったのといろいろですね」と語るにとどめた。またこの試合に勝てば一気に世界中にその名がとどろくことになるのだが、それでも引退の意思については「変わらないです」とさらりと言い切った。

元フェザー級王者・森坂陸の引退試合は世代交代マッチに。「期待の新人でも誰でもいいのでXとかで返事ください」【Krush】

2024.05.10 Vol.Web Original

「Krush.162」(6月23日、東京・後楽園ホール)の追加カード発表会見が5月10日、都内で行われ、元Krushフェザー級王者の森坂陸(エスジム)が引退試合に臨むことが発表された。

 森坂は昨年3月に玖村修平(K-1ジム五反田チームキングス)を破り、プロ31戦目にしてKrush王座を獲得。10月に篠塚辰樹を挑戦者に迎え初防衛戦に臨むも判定負けを喫し、王座から陥落。試合前から「負けたら引退」と口にし、試合後にはSNSで引退を発表。その際には「引退試合という形でラスト1試合はやりたい」とも記していた。

 会見で森坂は「僕はベルトを防衛できなかったら辞めると決めていて、前回、全力で戦った結果、負けてしまった。本当はその場でリングを降りようと思っていたが、応援してくださる皆さんが“もうちょっと見たい”と言ってくれる人がほとんどで、新しいファンの方もついたりした。そこで悩んで、最終的に出した結論がこの形。ラスト1試合、公式試合をして、全力で戦う僕の姿を見せて、けじめをつけて綺麗にリングを降りようかなと決意してこの形になった。ラスト1試合は誰とやりたいとかは僕の中ではなくて、全力で自分を出せて盛り上がる試合ができれば誰でもいい。なので、戦いたい人がいたら名乗りを挙げてくれればうれしい」と語った。

坂口征夫が引退試合でHARASHIMAの前に散る。「11年半、このリングに立てたことを誇りに思います」【DDT】

2024.02.08 Vol.Web Original

 DDTプロレスが2月7日、東京・新宿FACEで「Into The Fight 2024 TOUR in SHINJUKU」を開催した。“伝説の名レスラー”坂口征二氏を父にもつ坂口征夫が12年に及ぶプロレスラー人生に幕を閉じた。

 総合格闘技をベースにもつ坂口は2012年3月22日、ハードヒットのリングでプロレス初参戦。同年7月22日、DDTマットに参戦し、以後、11年半にわたって同団体で戦ってきた。2015年8月23日には両国国技館でKO-D無差別級王座を戴冠するなど、同団体に欠かせない武闘派戦士としてファイトしてきた。だが引き際を決断して、1月15日に引退を電撃表明。本人の希望で引退ロードはなく、発表から、わずか23日後の引退試合となった。最後の対戦相手には、数えきれないほど戦ってきた“ミスターDDT”HARASHIMAを指名した。

 坂口のセコンドには昨年11月に引退した赤井沙希さんの姿も。序盤はお互いの力を確かめ合うかのようにグラウンドでのレスリングの攻防。5分過ぎにはミドルキックの打ち合いを続けた。ミドルのラリーとなり、両者ともにダウン。立ち上がると、再びミドルの打ち合いで意地の張り合い。坂口がエルボーを見舞えば、HARASHIMAは張り手連発。坂口は神の右ヒザを叩き込むもカウントは2。HARASHIMAはジャンピング・ハイ、蒼魔刀を繰り出すも、すぐにカバーにはいかず、カウントは1。坂口が両手を広げ「来い!」と叫ぶと、意を決したHARASHIMAは2発目の蒼魔刀を叩き込んで3カウントが入った。

引退の山本美憂 思い出の試合は2度目のRENA戦。「たくさんの愛で支えてくれたことに感謝」とファンにメッセージ【RIZIN】

2024.01.01 Vol.Web Original

 女子レスリングの元世界王者で格闘家の山本美憂(KRAZY BEE / SPIKE22)が12月31日に行われた「RIZIN.45」(埼玉・さいたまスーパーアリーナ)での伊澤星花(Roys GYM)戦を最後に現役を引退した。

 美憂は2016年8月にMMA転向を発表し9月のRIZINでRENAを相手にデビューして以来、MMAではRIZIN一筋で戦い続け、14戦6勝8敗の戦績を残した。

 試合後に行われた会見では思い出深い試合として「やっぱRENAちゃんとの試合かな。最後、ヒザでガーンと負けちゃったけど、あのときはすごく楽しんでやってた試合でした。沖縄でやったやつ」と2021年11月20日に沖縄アリーナで行われた「RIZIN.32」での2度目のRENA戦を挙げた。この試合はRIZIN初の沖縄大会でメインを任されたカード。

 美憂はデビュー戦でRENAに一本負けを喫し、雪辱を期しての試合だったが2Rにタックルに入った際にヒザを合わされダウンしたところに追撃の鉄槌の連打でTKO負けを喫した。

 RENAもこの日、3・23神戸大会のカード発表でリングに上がった際に真っ先に「この場をお借りして美憂さんに一言言わせてください。2試合、美憂さんとは戦わせていただいて、私の格闘技人生において、ものすごく濃い2試合でした。美憂さんがいたから私はここまで来れたと思っています。本当にお疲れさまでした。ありがとうございました」と美憂にメッセージを贈った。

 そして日本の女子格闘技界については「このままどんどんいろんな選手が現れるてほしいですね。レスリングからも柔道からもいろいろ」と要望。

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