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扇久保博正が朝倉海にリベンジ果たしトーナメントV。そして公開プロポーズも大成功【RIZIN.33】

2022.01.01 Vol.Web Original

「RIZIN.33」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)で行われた「RIZIN JAPAN GP2021 バンタム級トーナメント」の決勝で扇久保博正(パラエストラ松戸)が判定で朝倉海(トライフォース赤坂)を破り、優勝を果たした。

 トーナメントは2021年6月から開幕し、16人が参加。扇久保は1回戦で春日井“寒天”たけしに判定勝ち、準々決勝では大塚隆史に判定勝ちを収め、この日の決勝ラウンドに進出。

 優勝候補の筆頭に挙げられていた朝倉は準決勝第1試合で瀧澤謙太(フリー)との心理戦の色濃い打撃戦を展開したうえで判定勝ちを収め決勝に進出。扇久保は準決勝第2試合で朝倉と並ぶ優勝候補に上げられていた井上直樹(セラ・ロンゴ・ファイトチーム)と対戦。1Rこそリーチの長い井上の距離での戦いとなりピンチを招いたが、2Rに入ると距離を詰めて組み付きテイクダウンに成功するとグラウンドで井上を圧倒。判定勝ちを収め、決勝に駒を進めた。

トーナメント優勝候補の朝倉海「絶対に優勝」、井上直樹は「次の時代を作っていかないといけない」【RIZIN.33】

2021.12.30 Vol.Web Original

「RIZIN.33」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の前日計量が12月30日、都内で行われ、全選手が規定体重をクリアした。

 今大会で決勝ラウンドが行われる「RIZIN JAPAN GP2021 バンタム級トーナメント」に出場する4選手は計量後にマイクを持ち、それぞれ明日に向けての決意を語った。

 瀧澤謙太(フリー)「明日は朝倉海選手からすべてを奪います。優勝目指します」

 朝倉海(トライフォース赤坂)「明日は絶対に俺が優勝するので楽しみにしていてください」

 井上直樹(セラ・ロンゴ・ファイトチーム)「明日は2試合勝って優勝します。もう次がないんで。次の時代を作っていかないといけないんで、絶対に優勝して、みんなに見せたいと思います」

 扇久保博正(パラエストラ松戸)「明日は必ず俺が優勝します」

 準決勝は明日の第2、第3試合で行われる。組み合わせは朝倉 vs 瀧澤、扇久保 vs 井上。決勝はメインイベントで行われる。

朝倉海「僕の試合で2021年を締めくくる」とトーナメントV宣言【RIZIN.33】

2021.12.29 Vol.Web Original

「RIZIN.33」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の前々日インタビューが12月29日、オンラインで行われた。

 今大会では6月の東京ドーム大会からスタートした「RIZIN JAPAN GP2021 バンタム級トーナメント」の決勝ラウンドが行われる。

 準決勝は朝倉海(トライフォース赤坂)vs 瀧澤謙太(フリー)、扇久保博正(パラエストラ松戸)vs 井上直樹(セラ・ロンゴ・ファイトチーム)で行われ、勝者がメインで決勝で対戦する。

 この日のインタビューで 朝倉は瀧澤については「まあ打撃を得意としている。特に蹴り。打撃戦になると思うんですけど、1Rで多分、僕がKOすると思います。空手の技は多彩だと思うが、打撃のレベルは脅威に感じていない。パワーだったりスピード、テクニックで、僕のほうが一枚上手かなと思っているので全然問題ない印象」などと語った。

 試合については「しっかり作戦を立てているので、作戦通りに遂行するだけ。体力を温存できたらそれが理想ですが、まずは瀧澤選手の試合だけに集中してやっていきます」と油断はない。

 6月から始まったトーナメントがついに決勝ラウンドを迎えるが「この1年、このトーナメントのためだけに戦ってきた。優勝しないと意味がないと思っているので、確実に僕が優勝したいと思います」と改めてV宣言。大晦日に向けての事前番組では、大晦日ならではのカードに多くの時間が割かれていることについては「この1年間の一番の目玉がバンタム級GPだと思うので、最終回じゃないですけど、僕の試合で始まり、僕の試合でしっかり締め括ろうと思います」と語った。

「いろいろとつかみ損ねてきた」扇久保博正「あきらめずに挑戦し続ければ必ず報われるということを見せたい」【RIZIN.33】

2021.12.14 Vol.Web Original

トーナメント準決勝で井上直樹と対戦

「RIZIN.33」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)で行われる「RIZIN JAPAN GP2021 バンタム級トーナメント」に出場する扇久保博正(パラエストラ松戸)が12月14日、公開練習を行った。

 扇久保は準決勝で井上直樹(セラ・ロンゴ・ファイトチーム)と対戦する。この日の練習では2分間のグラップリングのスパーリングを行った。

 トーナメントでは1回戦での春日井“寒天”たけし戦で右手を骨折。そのため準々決勝の大塚隆史戦では試合直前までスパーリングができない状況だったのだが、今回については練習後に行われた会見で「しっかり追い込んでやれている」と調整に抜かりはないよう。

 扇久保は2016年に行われたUFCへの参戦をかけたリアリティー番組「The Ultimate Fighter」(TUF)に参加したが決勝で敗れ、UFC参戦はあと一歩でならなかった。一方、井上は2017年に日本人史上最年少の19歳でUFCと契約。カード発表会見ではこの5年前の出来事を回顧し「このトーナメントでは井上選手のことしか見えていない。リングの上でやっと会えることが楽しみ。必ず勝つ」と井上に対する心境を明かしていた。

井上直樹が金太郎に判定勝ち。準決勝は「朝倉海選手か扇久保選手と戦いたい」【RIZIN】

2021.09.19 Vol.Web Original

「RIZIN.30」(9月19日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)で「RIZINバンタム級(61.0kg)トーナメント」の2回戦4試合が行われた。

 第9試合では井上直樹(セラ・ロンゴ・ファイトチーム) と金太郎(パンクラス大阪稲垣組)が対戦した。

 井上は1回戦で石渡伸太郎に1RTKO勝ち、金太郎は伊藤空也に判定勝ちを収めている。

 1R、井上はプレッシャーをかけ金太郎を下がらせると左カーフ、右インロー、右ミドル、右ハイと打ち込んでいく。金太郎も左ミドルで反撃も単発。井上は右の三日月蹴り、左カーフからの関節蹴り。

 2R、井上は左のカーフにまじえ右のインカーフ。金太郎は踏み込んで左ストレートを放つが井上はステップバックでかわす。井上はなおも左カーフ。これに金太郎は右アッパーを合わせていく。ここから金太郎がプレッシャーをかけていくが井上は足を使って金太郎の正面には立たず、左カーフを放っていく。

扇久保博正と大塚隆史がともに「しんどい試合になる」【RIZIN.30】

2021.09.17 Vol.Web Original

大塚「気持ちの勝負にもなっていくと思う」

「RIZIN.30」(9月19日、さいたまスーパーアリーナ)の試合前インタビューが9月17日、行われた。

 今大会では「RIZINバンタム級(61.0kg)トーナメント」の2回戦4試合が行われ、第8試合では扇久保博正(パラエストラ松戸)と大塚隆史(T-Grip Tokyo)が対戦する。

 扇久保は1回戦で春日井“寒天”たけしに判定勝ち、大塚は獅庵に判定勝ちを収めている。

 大塚は試合を2日後に控えた心境として「今はしっかり明日の計量に向けて体重を落とすということですね」と淡々と語る。扇久保については「気持ちの強い選手だと思う」とし、試合展開については「全局面で勝負して、簡単にはいかないだろうし、逆にしんどい試合ができればなと思っています」と語った。

 この「しんどい試合」については「自分はタイプ的に一発を狙ってとか、楽してというかそういうので勝つタイプではない。これまで強い選手に勝ってきたときももしんどい試合をしてきた」と自らの土俵と認識。そして両者と戦った石渡伸太郎が勝負の分かれ目としてメンタルの部分を上げていたのだが、大塚も「気持ちの勝負にもなっていくと思う」と語った。

2回戦のカード決定。朝倉海はボンサイ柔術のヤマニハに「寝技でも僕のほうがうまい」【RIZIN.30】

2021.07.20 Vol.Web Original

元谷vs瀧澤、扇久保vs大塚、井上vs金太郎、朝倉sヤマニハ

「RIZIN.30」(9月19日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の第1弾カード発表会見が7月20日、東京都内で開催され、「RIZIN JAPAN GP2021バンタム級トーナメント」2nd ROUNDの対戦カードが発表された。

 今大会では元谷友貴(フリー)vs瀧澤謙太(フリー)、扇久保博正(パラエストラ松戸)vs大塚隆史(T GRIP TOKYO)、井上直樹(セラ・ロンゴ・ファイトチーム)vs金太郎(PANCRASE大阪稲垣組)、朝倉海(トライフォース赤坂)vsアラン“ヒロ”ヤマニハ(ブンテリア・ボンサイ)の準々決勝4試合が行われる。

 1回戦は抽選で引き当てた数字の順番に選手たちが枠を選択する方式で対戦カードが決まったが、今回はRIZIN側が「過去に対戦していない。今、熱を生みだせるカード」という観点でマッチメイクされた。

バンタム級トーナメント優勝候補の井上直樹が石渡伸太郎をサッカーボールキックでTKO。難敵下し優勝宣言【RIZIN.28】

2021.06.14 Vol.Web Original

バンタム級トーナメントの1回戦4試合を開催

 総合格闘技の試合としては2003年11月の「PRIDE GRANDPRIX 2003 決勝戦」以来18年ぶり、格闘技の試合としては2006年12月のK-1以来、14年半ぶりの大会となる「RIZIN.28」(6月13日、東京・東京ドーム)で「RIZIN JAPAN GRAND-PRIX 2021 バンタム級トーナメント」の1回戦、東京ラウンドの4試合が行われた。

 トーナメントで屈指の一番となった石渡伸太郎(CAVE)と井上直樹(セラ・ロンゴ・ファイトチーム)の一戦は井上が1R1分58秒、TKOで勝利を収めた。

 1R、井上が左ローを石渡の前足に当てていく。石渡も右ロー。そして石渡がパンチを振って前に出る。井上は左ローからコーナーに詰めるが、石渡は右ストレートをカウンターでヒット。井上がぐらつくと、勝負どころとみた石渡は前に出るが、井上は右フックで迎撃。なおも右のショートを続けると石渡は一気にぐらつきダウン。井上が追撃のサッカーボールキックでとどめを刺して、KO勝ちを収めた。

バンタム級トーナメント出場の扇久保博正が「集大成」と位置づけ【RIZIN.28】

2021.06.11 Vol.Web Original

春日井「いろんなものを背負っている。特別な思いで参加している」

「RIZIN.28」(6月13日、東京・東京ドーム)に出場する選手のオンライン個別インタビューが6月11日開催された。

 今大会では「RIZIN JAPAN GRAND-PRIX 2021 バンタム級トーナメント」の1回戦、東京ラウンドの4試合が行われる。

 第5試合では扇久保博正(パラエストラ松戸)と春日井“寒天”たけし(志村道場)が対戦する。2人は7年前に「VTJフライ級トーナメント」で対戦し、扇久保が判定勝ちしている。

 この日のインタビューで春日井は扇久保について「7年前と立場は変わっていない。7年前も僕は下馬評では下ですし、今回も立場は変わっていないので、トーナメントの優勝候補の一人の扇久保選手と1回戦目にあたることはすごい光栄なこと。この試合で必ずいい結果を残し、このトーナメントのダークホースになるつもりでいますし、それくらいのレベルを持っていると自分の中で思っている。自分だったらいけると思う」と語った。

 春日井は現在、名古屋を中心にイベントを開催する格闘技団体「HEAT」のバンタム級王者なのだが「HEATチャンピオンであることと、志村道場に拾っていただいた存在なので志村道場にやっと恩返しができるという思い。地元の“寒天”をリングネームにしていて、恩を返すというか、子供たちには頑張れば田舎からでもこういう舞台に立てると思ってほしい。勝手に中部代表だと思ってやっているので、慕ってくれている後輩たちに背中を見せていきたいという気持ちも大きい。いろんなものを背負っているのですごい特別な思いでこのGP参加させていただいています」と今回のトーナメントにかける並々ならぬ思いを語った。

バンタム級トーナメントのカード決定。朝倉海vs渡部修斗。修斗世界王者の岡田遼は元谷友貴と対戦【RIZIN】

2021.03.26 Vol.Web Original

5・23東京ドームで開幕

 RIZINが3月26日、東京都内で会見を開き、開催を発表していた「RIZIN JAPAN GRAND-PRIX 2021 バンタム級トーナメント」の出場選手16人を発表し、合わせて1st ROUNDの組み合わせ抽選会を行った。

 同トーナメントは「RIZIN.28」(5月23日、東京・東京ドーム)と「RIZIN.29」(5月30日、大阪・丸善インテックアリーナ大阪)の2大会で1st ROUNDを開催。9月に関東圏の会場で2nd Stageを行い、大晦日に準決勝と決勝のFinal ROUNDを行う。賞金総額は2000万円で優勝賞金は1000万円、準優勝は500万円、残る500万円は全ラウンドの試合を対象に「ベストKO賞」といった5つの賞を制定し、100万円ずつが贈られる。この5つの賞については大晦日の試合が終わってからファン投票で受賞者が決められる。

世界フライ級王者・扇久保博正が王座を返上「修斗の王者はその階級で一番ということを証明できなかった」【修斗】

2021.02.01 Vol.Web Original

RIZINで堀口と朝倉海に敗れる

 修斗世界フライ級王者の扇久保博正(パラエストラ松戸)が1月31日、王座を返上した。

 扇久保はこの日、昼夜の2部制で行われたプロフェッショナル修斗の2021年第1弾大会「PROFESSIONAL SHOOTO 2021開幕戦」(東京・ニューピアホール)の夜の部のメインの前にケージに入ると「修斗のチャンピオンはその階級で一番だと俺は思っています。それを証明できなかったので、このベルトは返上します。それを証明して、必ず修斗に戻ってくるので、そのときまで期待して待っていてください」と挨拶し、王座を返上した。

 扇久保は2016年4月に菅原雅顕を破り、王座獲得。これはマモル以来となる修斗史上2人目の2階級制覇だった。以降、オニボウズ、清水清隆を相手に2度の防衛を果たした。

 修斗では2013年の堀口恭司戦以降、負けなしで絶対王者といっても過言ではない強さを発揮。2018年から参戦したRIZINでは堀口との再戦で敗れたものの、元谷友貴(DEEP)、石渡伸太郎(パンクラス)という国内2団体の元王者には勝利。しかし昨年8月に行われたバンタム級王座決定戦で朝倉海に1R、TKO負けを喫していた。

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