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究極の寝技師対決に臨む横山武司が「寝技で僕が知らない展開はこの世に存在しない」【RIZIN.44】

2023.09.22 Vol. Web Original

「RIZIN.44」(9月24日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の前々日インタビューが9月22日、都内で開催された。

 摩嶋一整(毛利道場)との“究極の寝技師対決”となる一戦に臨むFighting NEXUSフェザー級王者で柔術で数々のタイトルを獲得する横山武司(teamセラヴィー/スウェルズ柔術ジム)が「純粋な寝技だけのテクニックで僕が知らないものは100%存在しない」と自らの寝技への絶対的な自信を見せた。

 横山は昨年11月にRIZINでも活躍する山本空良をMMA4戦目にして破り、Fighting NEXUSフェザー級王座を獲得。その余勢を駆って出場した今年5月の「RIZIN.42」では元GRACHANフェザー級、ライト級2冠王者の山本琢也にアームバーで一本勝ちを収め、その柔術テクニックを満天下に知らしめた。

 摩嶋は柔道をバックボーンに持ち、プロ戦績19戦15勝4敗のうち、一本勝ちが13という生粋のグラップラー。2018年には「Rebel FC」でホドルフォ・マルケスをチョークで破り、第3代フェザー級王者に輝いている。RIZINには2020年から参戦も斎藤裕、クレベル・コイケ、金原正徳を相手に3連敗を喫するも前戦となった5月の「RIZIN.42」では元DEEPフェザー級王者の芦田崇宏にヴァンフルーチョークで一本勝ちを収め、RIZIN初勝利を挙げた。

金原正徳が摩嶋一整にTKO勝ち。「俺はもういいでしょ」と言いつつも「40歳まだまだ元気です」【RIZIN TRIGGER】

2022.04.16 Vol.Web Original

「RIZIN TRIGGER 3rd」(4月16日、東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ メインアリーナ)の第6試合で「RIZINフェザー級“裏”最強決定戦」とうたわれた元UFCファイターの金原正徳(リバーサルジム立川ALPHA)と摩嶋一整(毛利道場)の一戦が行われ、金原が3R、TKOで勝利を収めた。

 金原は2020年にRIZINに初参戦を果たすもDEEP王者のビクター・ヘンリーにTKO負け。一時は引退をほのめかしたが、階級を上げ、昨年10月に芦田崇宏を相手に再起戦に臨み2RでTKO勝ちを収めた。

 対する摩嶋はここまでプロ戦績が17戦14勝3敗の国内フェザー級でトップクラスに位置するファイター。17勝のうち一本勝ちが12という生粋のグラップラー。2018年には「Rebel FC」でホドルフォ・マルケスをチョークで破り、第3代フェザー級王者に輝いている。RIZINには2020年8月に初参戦を果たし、ここまで2連敗と結果が出ていないが斎藤裕、クレベル・コイケという強豪相手のもの。

矢地が約3年8カ月ぶりのリベンジ戦に「勝って次に進みたい」、デビュー戦の貴賢神「この頭を相手の血で真っ赤にする」【RIZIN TRIGGER】

2022.04.15 Vol.Web Original

「RIZIN TRIGGER 3rd」(4月16日、東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ メインアリーナ)の前日計量が4月15日、都内で行われ、全選手が1回目の計量で規定体重をクリアした。

 メインイベントではルイス・グスタボ(ブラジル/EVOLUCAO THAI)と矢地祐介(フリー)が対戦する。両者は2018年8月に対戦し、グスタボが2RでKO勝ちしている。グスタボは新型コロナウイルスの感染拡大防止のための入国制限があったことから2019年大晦日以来のRIZIN参戦となる。

 矢地はRIZIN参戦から5連勝で中量級のエースの座に手をかけたところでグスタボに敗戦。これをきっかけに3連敗を喫し、一時はどん底に。今回は待ちに待ったリベンジマッチとなる。

 計量後、矢地は「待ちに待ったリベンジ戦でとても楽しみでわくわくしています。試合は全局面で圧倒して完膚なきまでに倒したいと思っています。そして次に進みたいと思っています」と必勝を誓った。

 対するグスタボはまずは日本語で「こんばんはー」と日本語で挨拶。そして「ここにいられてとてもうれしいです。2年ぶりに日本の地を踏むことができて本当にうれしく思っています。明日は大きな素晴らしい試合になると思います。KOを待っていて間違いないです。ヘイ!」久しぶりの日本での試合に高揚感を見せた。

フェザー級のキーマン、クレベル・コイケが連続参戦。摩嶋一整と至高のグラウンド対決【RIZIN.27】

2021.02.12 Vol.Web Original

昨年大晦日ではカイル・アグォン相手に一本勝ちで実力示す

「RIZIN.27」(3月21日、愛知・日本ガイシホール)の第1弾カード発表会見が2月12日、東京都内で開催された。

 昨年、斎藤裕が朝倉未来を破り初代王者となったフェザー級のキーマンとなるクレベル・コイケ(ブラジル/ボンサイ柔術)が大晦日に続き連続参戦。かつて斎藤に敗れた摩嶋一整(毛利道場)と対戦する。

 コイケは元KSWフェザ―級王者、元REBEL FCフェザー級王者。昨年大晦日にRIZINに初出場し、カイル・アグォンを相手にフロントチョークで一本勝ちを収め、国内フェザー級最強との呼び声もあるその実力を見せつけた。

 摩嶋は2018年にRebel FCでフェザー級王座を獲得。昨年8月のRIZIN初参戦で斎藤と対戦し、2RにTKO負けを喫したものの、1Rはグラウンドで斎藤を翻弄する場面もあった。

 コイケはMMAの戦績が32戦26勝5敗1分けで、26勝のうち22勝が一本勝ち。摩嶋は16戦14勝2敗で14勝中12勝が一本勝ち。卓越したグラウンドテクニック誇る者同士の対戦となった。

修斗世界王者・斎藤裕が朝倉未来戦について「彼がやりたいと言えば実現する」【RIZIN.23】

2020.08.10 Vol.Web Original

RIZIN初戦で摩嶋一整にTKO勝ち

 新型コロナウイルスの影響により約半年ぶりとなるRIZINの横浜2連戦の最終日「RIZIN.23 – CALLING OVER -」(8月10日、神奈川・ぴあアリーナMM)が開催された。

 修斗世界フェザー級王者の斎藤裕(パラエストラ小岩)がついにRIZINのリングに登場。摩嶋一整(毛利道場)をTKOで下し、修斗世界王者の実力を見せつけた。

 斎藤は2016年に世界フェザー級王座を獲得すると宇野薫、リオン武、高谷裕之という日本のフェザー級のレジェンドたちを次々と撃破。フェザー級では国内屈指の実力を誇る。

 対する摩嶋一整は修斗、パンクラス、Kunlun Fight MMA、Rebel FCと国内外のさまざまな団体で活躍し、プロ戦績は14勝1敗というフェザー級期待のファイター。14勝のうち12勝が一本勝ちという強力な“極め”を持つ強豪だ。

 RIZINは2月に浜松で2020年をスタート。4月に横浜アリーナでの大会を予定していたが、新型コロナウイルスの感染拡大予防による緊急事態宣言などがあり、開催を中止。計画していた仙台大会と大阪大会と合わせて3大会が中止となっていた。今回の2連戦は首都圏では今年初めての大会となる。海外からの渡航にいまだ制限がかけられていることから今大会は日本人選手と日本在住の外国人選手のみの出場となったが両日ともに9試合をラインアップ。前日はRIZIN初参戦の選手が相次いでKO勝ちを収めるなど、新しい風景が流れた。

7・23修斗 川名が環太平洋王座奪取。佐藤は元UFCファイターに1RKO勝ち

2017.07.24 Vol.695

 プロフェッショナル修斗公式戦(7月23日、東京・後楽園ホール)のメーンで行われた「修斗環太平洋ライト級王座決定戦」で川名雄生がABを2R2分11秒、KOで下し、第9代王者となった。

 1R開始早々に左フックで突っ込んだ川名だったが、ABはするりと交わすとタックルでケージに押し込みテイクダウン。サイドからパンチを放つが、川名はしのぐと、サイドを取られながらもケージを使って立ち上がる。なおもケージに押し込むABだったが、川名はその力を利用して体を入れ替え、逆に押し込むとテイクダウンに成功。ABは下から左腕を取りにいくが、しのいだ川名はバックを制したまま立ち上がり、パンチからケージに押し込む。ラウンド終盤はスタンドでの打ち合いとなったが、打撃では川名が圧倒した。

 序盤こそ、ABのタックルに手を焼いた川名だったが、その攻防で思わぬスタミナを使ってしまったABは終盤失速。試合のペースは徐々に川名のものに。

12・20修斗 インフィニティリーグは小暮が優勝 松嶋が16秒KOでウェルター級新人王

2015.12.21 Vol.656

「プロフェッショナル修斗公式戦」(12月20日、東京・新宿FACE)で「インフィニティリーグ2015フェザー級公式戦」2試合が行われ、金海裕輝を1R2分39秒、スリーパーホールドで破った小暮卓也が勝ち点12で優勝を飾った。

 この日までリーグ戦のトップは勝ち点10の岡田遼。勝ち点8の小暮は金海相手に2R以内でのKOまたは一本勝ちし、なおかつ岡田の結果待ちという苦しい状況だったが、組み付いてきた金海から足をかけてテイクダウンを奪うと、素早くバックに回り、パウンドからスリーパーに移行。金海もなんとか脱出を試みるが、がっちり決まり、無念のギブアップ。この時点で小暮は勝ち点12点で暫定トップに立った。

 この試合を見てリングに上がる岡田は誠と対戦。誠は小暮の結果次第では優勝の可能性もあったが、この時点で消滅。
 岡田は判定勝ち以上で優勝という条件となったが、優勝を意識してしまったか序盤から動きが硬い。それでも先にテイクダウンを奪い、パウンドで攻めるも下から腕十字を狙われるなどペースを完全には握りきれない。2Rは序盤から誠が手数で圧倒。岡田は中盤、しゃにむにタックルを繰り出し組み付くと投げでテイクダウンを狙うが、逆に誠に上のポジションを許してしまい、マウントからバックを取られスリーパーであわや一本の場面を作られてしまう。このピンチをしのいだ岡田は最後まで攻め続けたが、2Rは誠が優勢に試合を進め、判定は1人が19-18で岡田を支持したものの、残る2人が19-19のドロー。1-0のドローで、岡田は勝ち点11にとどまり土壇場で優勝を逃した。
 優勝した小暮は来年3月21日に行われる後楽園ホール大会で、根津優太が返上した環太平洋フェザー級王座の決定戦に出場。竹中大地と戦う。

 この日は年末の新宿FACE大会恒例の新人王決定トーナメントの決勝が行われた。
 ウェルター級の松嶋こよみは荒川大輔を1R16秒で秒殺KO。圧巻の勝利でデビュー3連勝を飾った。松嶋は開始早々に高速の後ろ回し蹴り。これは打点が高すぎて荒川の頭をかすめるに終わるが、バランスを崩した両者の立ち上がり際に松嶋がパンチ一閃。この一撃で荒川はばったりダウン。レフェリーが試合を止めた。
 ライト級は湯川和弥と摩嶋一整が対戦。摩嶋が湯川をグラウンドで完全にコントロールし、1R3分59秒、腕ひしぎ十字固めで一本勝ちを収めた。
 フェザー級の山田丑五郎vs藤川智史は一進一退の攻防が続いたが、終始プレッシャーをかけ前に出続けた藤川が2-1の判定で勝利を収めた。
 今年は東京でウェルター、ライト、フェザーの3階級、23日の大阪大会でバンタム、フライ、ミドルの3階級が行われるためMVPと三賞は大阪大会の結果をもって発表される。

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