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米津玄師「生半可なものは作れないと思った」『シン・ウルトラマン』主題歌を映画館で鑑賞した斎藤工が絶賛

2022.05.13 Vol.web original

 映画『シン・ウルトラマン』初日舞台挨拶が13日、都内にて行われ、主演の斎藤工、共演の長澤まさみ、西島秀俊、有岡大貴、早見あかりと樋口真嗣監督が登壇。登壇者たちが厳重なネタバレ禁止に四苦八苦しながら映画をアピールした。

 主演・斎藤は「今朝8時の回にチケットを取って行ったのですが、今日の天気と交通事情の折り合いがつかなくて…」と、予定時刻を過ぎたため受付で発券してもらったことを明かし「受付で名前と個人情報の点呼がありまして。“斎藤工さん、『シン・ウルトラマン』8時の回ですね、どうぞ”と…。申し訳ない気持ちで」と、まさに“いち観客”として主演映画の上映を見ることが出来たと明かし、観客の笑いをさそった。

 映画化発表から約3年を経て迎えた初日。“ネタバレ禁止”事項が多かったとのことで、長澤は「自分の口からこの映画の良さを伝えたいのですが、ぜひ映画館で自分の目で確かめていただければ」。西島はネタバレをしないように見どころを伝えようとしたが「アレがああなって、コレがこうなって…」と、具体的なことが一切言えず苦笑しきり。

ゴジラも見守る『シン・ウルトラマン』豪華キャストたちが“相合傘”でレッドカーペットに登場

2022.05.09 Vol.web original

 

 映画『シン・ウルトラマン』のレッドカーペットイベントが9日、ゴジラのオブジェで知られる新宿・歌舞伎町ゴジラロードにて行われ、斎藤工、長澤まさみ、西島秀俊、有岡大貴、早見あかりと樋口真嗣監督が登壇。雨の中“相合傘”をしながらファンの歓声に応えた。

 昭和41年(1966年)の放送開始以来、国内外で愛されてきた名作キャラクター“ウルトラマン”を、55周年記念作品として映画化。企画・脚本を庵野秀明が務める。

 いよいよ今週末に公開を控え、主演・斎藤が「早く公開を迎えて皆さんと思いを共有したい」と話せば、長澤、西島も公開が待ちきれない様子。これがレッドカーペット初参加という有岡は「3年前に出演が発表されてから、どうなってるんだと聞かれても何も答えられなくて苦しかったのでやっと公開を迎えられてうれしい」と話し、早見は「完成した映画を見て、これだけの時間がかかった理由はここにあったのかと納得しました」と感嘆。

 ネタバレを避けつつ完成した映画を見た感想をと求められると、斎藤は「言語化できないというか、あまり言葉にしないほうがいいのかな、と」と言い、キャスト陣も口々に「とにかくすごかった。言葉では伝えられない」と大興奮。西島は「僕はまさに子供のころウルトラマンに熱狂していた世代なんですが、このいい年した僕が、映画の最初から、そのときと同じように“すごい!”と夢中になって見ていました」と目を輝かせた。

 樋口監督は「この5人が一緒に試写を見てくれたのですが、見終わった後に感想を聞こうとしたら、みんな“うーん…”って。言語化できないのか言いたくないのか。まずったかなと思ったんですが、今話を聞いてそうじゃなかったんだと安心しました」とほっとした様子。

 最後に斎藤は「円谷英二さんたちが込めた、平和を思う気持ちや優しさというバトンを受け取って、しっかり新しい世代に届けられる作品だと思います」と胸を張った。

『シン・ウルトラマン』は5月13日より公開。

斎藤工は「ウルトラマンそのもの!」長澤まさみ、西島秀俊ら『シン・ウルトラマン』完成に大興奮

2022.05.02 Vol.web original

 

 映画『シン・ウルトラマン』の完成報告会が2日、都内にて行われ、キャストの斎藤工、長澤まさみ、西島秀俊と樋口真嗣監督が登壇。この日に初めて完成作を見たばかりというキャストたちは「いますぐもう1回見たい」と興奮冷めやらぬ様子で作品について語った。

 昭和41年(1966年)の放送開始以来、国内外で愛されてきた名作キャラクター“ウルトラマン”を、55周年記念作品として映画化。企画・脚本を庵野秀明が務める。

 主人公であるウルトラマンになる男・神永新二を演じた斎藤工は「撮影は3年前なんですが昨年でも来年でもなくこのタイミングで公開されることに意味を感じる」と完成に感無量。「僕個人では背負えないと思い、皆さんのお力添えを頂きながら向き合ったつもりです」と歴史的キャラクター役を振り返った。

 そんな斎藤に、神永の相棒・浅見弘子を演じる長澤が「斎藤さんは本当に穏やかな方で、いつもみんなを静かに見守っていてくれる。大人っぽくて色っぽくて、本当にウルトラマンのような存在」と言えば、禍威獣(カイジュウ)特設対策室専従班・通称“禍特対(カトクタイ)”の班長・田村君男を演じる西島秀俊も「工くんはウルトラマンそのもの。自分の視点を持って全体を見ていてくれる。工くんがいるとその場に安心感がありました」と信頼をあらわに。

 一方の斎藤も「このお二方の名前を見たとき、このプロジェクトは映画的な正しさを持った場所に行けると思いました」と頼もしい仲間に感謝。樋口監督も「夢が現実になったキャスティング。本作はウルトラマンと禍威獣たちの物語ですが、それ以前にウルトラマンと人間、仲間たちの物語。人類代表としてのキャストを選びたかった」と思いを明かした。

“妊娠中”斎藤工のお腹に触れた上野樹里「神聖なものという感じ」

2022.04.21 Vol.web original

 

 Netflixシリーズ「ヒヤマケンタロウの妊娠」配信記念イベントが21日、都内にて行われキャストの斎藤工、上野樹里と箱田優子監督、菊地健雄監督が登壇。

 原作は坂井恵理による同名コミック。男性が妊娠・出産するようになった世界を舞台に、職場の第一線で仕事をこなしていたハイスペック男子・桧山健太郎が予期せぬ妊娠を機に、パートナー瀬戸亜季とともに、現代の妊娠・出産にまつわる多くの問題に直面していく。

 妊娠する男性主人公を演じた斎藤工は特殊メイクの妊娠姿に「重さも含めてリアリティーを追求して作っていただきました。体の重心が変わるということや、つかまるところがあるかないかなど、身の回りの見え方も変わってきました」と振り返り「スタッフさんが、僕のお腹に生命がいるという扱いをしてくださった。ただ僕のフォルムが大きくなっているというのではなく、ホスピタリティーを持って接してくれたのが(役作りの上でも)大きかった」と明かした。

 パートナーの亜季を演じる上野樹里は「お腹に触れるシーンがあるんですけど、どう触れたらいいのかなとか、こんな手で触れていいのかなと思いました。神聖なものというか、気軽には触れないものと感じました」と、スタッフ同様、上野も本当に妊娠中の人と接している心持ちでいたことを振り返った。

GENERATIONS、全国ツアー控えて東京ドームで開幕祭! EXILE、Jr.EXILE、Dリーガーらも登場

2022.03.14 Vol.Web Original

 ダンス&ボーカルグループのGENERATIONS from EXILE TRIBEの約2年ぶりとなる全国ツアー『GENERATIONS LIVE TOUR 2022 “WONDER SQUARE”』が26日、長野・長野ビックハットで開幕する。それを控えて、11~13日までの3日間にわたって、東京ドームで3DAYSの“開幕祭”が開催された。本記事はそのオフィシャルリポート。

 

 “開幕祭”は、今月26日から長野よりスタートするアリーナツアーと何が違うのか。本編後のアンコールでメンバー自身が出演交渉をしたアーティストとのコラボ祭りが、「東京ドームスペシャルセットリスト」として日替わりで追加されるところだ。


DAY1. 数原「GENERATIONSの7人とスタッフでツアーを駆け抜ける」

SPiCYSOL

 「スペシャルセットリスト」初日のトップバッターは、ボーカルの数原龍友がオファーしたSPiCYSOLが登場。ファンであることを公言し、数原が「THE FIRST TAKE」に出演した際にもSPiCYSOLのKENNYにギター&コーラスをオファーしている。そこでも共演した数原作詞の「Beautiful Sunset」をSPiCYSOLが奏でる多彩なアレンジで披露。SPiCYSOLの楽曲「Coral」では、数原とKENNYがアカペラで美しいハーモニーを響かせた。


斎藤工

 続いて登場したのは、桜の花を胸につけたボーカルの片寄涼太。東日本大震災が起きた3月11日にライブ初日を迎えるにあたり、俳優の斎藤工に共演をオファーし、片寄が主演を務めた短編映画『COYOTE』でカバーした斎藤の「サクライロ」を共に歌った。「サクライロ」は、2012年に震災復興に向けたプロジェクトのために斎藤がリリースした曲。斎藤は「僕は東京ドームの器じゃない」と笑ったが、「震災を経験した僕らは、人の手でいさかいを起こしてはいけないことを知っている。音楽が心の薬となって海の向こうまで届くと信じている」と遠い地へ想いを馳せた。


EXILE

 スペシャルのトリを飾ったのは、リーダーでもありEXILEのメンバーでもある白濱亜嵐がオファーしたEXILE。その登場に、歓声を上げられない中、静かなどよめきがおこった。EXILE20周年でGENERATIONSがトリビュートした「SUPER SHINE」から「Choo Choo TRAIN」まで5曲をコラボ。EXILEのリーダーである AKIRAは、「DREAMERS(GENERATIONSのファンネーム)の皆さん、最高です!」とファンを盛り上げると、EXILE SHOKICHIは「最高のツアーにしてください!」とエール。そんなEXILEメンバーたちに数原は、「このご恩はひとりずつプライベートで、一生かけてお返しします」と宣言して笑いを誘った。

 1時間のスペシャルを含め、4時間という大ボリュームとなった“開幕祭”。待ちに待った2年ぶりのツアー初日、本番直前の気合入れでリーダーの白濱が言葉に詰まって涙したと語った数原は、「この日のために辛い日々があった。GENERATIONSの7人とスタッフでツアーを駆け抜ける。この2年で多くを学びました。皆さんにもっと楽しんで、もっと驚いてもらえるエンタテインメントを届けていきます。これからもついてきてください!」とツアーに向けての決意を最後に述べた。

「TSUBURAYA CONVENTION」で映画『シン・ウルトラマン』の公開日と主人公の名前がついに明かされる

2021.12.14 Vol.Web Original

公開日は2022年5月13日

「TSUBURAYA CONVENTION 2021 SPECIAL PROGRAM」が12月13日、都内で開催され、円谷プロダクションの今後のラインアップが発表された。

 この「TSUBURAYA CONVENTION」(通称ツブコン)は、2019年にスタートした円谷プロ史上最大の祭典で、当時2年に1度の頻度で開催する予定であることが発表されていたが、冒頭、ウルトラマン、ウルトラマンティガ、ウルトラマントリガーたちに続いて登壇した円谷プロダクションの塚越隆行代表取締役会長兼CEOは「本来であれば今年、第2回の開催予定でしたが、コロナ禍で断念しました」と説明。この秋に予定されていたリアルイベントは開催中止となり、日本国内ではTSUBURAYA IMAGINATION、海外ではULTRAMAN CONNECTIONというプラットフォームを通じて「2019年に開催したオープニングセレモニーにあたるもの」として、「円谷プロの今後の活動についてファンにいち早く伝えたいという思い」での開催となったことが塚越会長から語られた。

 その後、2022年以降に展開する国内外での企画が多数発表されたのだが、2年前と同様やはり今回も目玉は“あの作品”についての続報だ。現在放送中のTVシリーズ『ウルトラマントリガー』の劇場版の情報から幕を開け、数々のラインナップが紹介された本イベントの最後を締め括る形で、第1回目のツブコンで話題をさらったもののコロナ禍で公開日未定のままになっている『シン・ウルトラマン』の樋口真嗣監督、主演の斎藤工が登場した。

斎藤工、発表会に元体操選手・村上登場で自虐。「僕一人だとメディアこんなに来ない」

2021.11.09 Vol.Web original

 俳優の斎藤工が9日、「Indeed Bonus Weekキャンペーン開始発表会」に出席。自身にとってのボーナスや、いま会いたい人を明かした。

 “一歩踏み出すあなたにボーナスを”という同社のキャンペーンにちなみ、前日に現役を引退したばかりの元体操選手、村上茉愛を迎えた今回。2017年よりCMキャラクターを務める斎藤は「今日はメディアの方の数が多いですね。僕一人だといつもこんなに来ない。普段は(記者と)顔見知りになるくらいの人数。やっぱり村上さんすごいですね」と自虐を織り交ぜ、村上の登場を温かく迎えた。

 初対面となる村上の印象は「登場すると会場が華やかになる。天性の華がある方で、全然緊張しているように見えない。闘ってきたフィールドの広さを感じました」と話した。

 キャンペーンにちなみ、自分にとってのボーナスを問われると「人の経験値ですかね。その人の歩んできた経験や道のりでしか見えない景観や英知は、教養になる。専門家の方にお話を聞くことで、映画を製作したりしたので、他ジャンルの方に話を聞くのは僕にとってボーナス」と斎藤。最近は「コロナ禍で腸活・菌活にハマったので、きのこ博士に話を聞きたい」といま会いたい人も明かした。またこの日は、体操で世界を極めた村上にも会い、「ボーナスが叶いました」と、感無量の様子で共演を喜んだ。

元体操選手の村上茉愛、引退後初めて公に登場。ボーナスは「ドラム式洗濯機」

2021.11.09 Vol.Web original

 元体操選手の村上茉愛が9日、「Indeed Bonus Weekキャンペーン開始発表会」に出席。現役引退後、初の仕事現場に登場した。

 この日は、同社のキャンペーンにちなみ、“一歩踏み出す人”として、村上が登場。東京五輪 体操・女子種目別 ゆかで銅メダルを獲得し、先月24日の世界選手権では、同種目金メダル、平均台銅メダルで終え、現役引退を表明した村上。この日は前日に行われた会見から一晩明け、引退後、初の仕事現場となった。

「体操以外の仕事の経験がないので緊張しているが、新しい一歩踏み出してみたい」と笑顔の村上。

 共に登壇した俳優の斎藤工からは「全然緊張しているように見えない。現役時代は加点・減点の世界だったと思うが、ミスとの向き合い方は」との質問が。村上は「体操は事前に演技を決めているので、何度も練習するしかない。試合が近づいてくると、本番と同じ想定で行うようにしていて、その一発目は、絶対失敗しないようにと決めていた。“出だし”は大切」と心掛けを話した。

 また、今の自分にとってのボーナスを問われると「現役中は寮で生活していたので、引退して一人暮らしを始めた今、家電、特にドラム式洗濯機が欲しい。欲を言えば車も欲しいですね」と村上。新生活を笑顔で踏み出した。

「分からない」から語り合える! 斎藤工が映画『ファーザー』を「3回も見た」理由とは?

2021.06.07 Vol.web original

 

 俳優・斎藤工が「3回も見た」という現在公開中の映画『ファーザー』へ捧げる熱烈コメント映像を公開した。

『ファーザー』は83歳の名優アンソニー・ホプキンスが第93回アカデミー賞で史上最高齢のオスカー受賞を果たした話題作。ホプキンスが演じる認知症の主人公の視点で物語がつづられていく。

 コメント映像で斎藤は「今さら、物申すのはお門違いだとは思いますが」と切り出しつつ、同作を3度も見たその理由を熱く解説。

「アンソニーの名演は本当に素晴らしいと思うが、あまりにも感想がそれだけでは本当のこの作品の旨味にたどり着けていないんじゃないかと思っている」と語り「後半のある視点が意図的に監督によって描かれている」と、見直してみたときに「いろんなことの辻褄が合う部分と、逆にわざとずらされている部分があることに気づいた。青と赤の配色、家具、配置、建物の設計、8時と5時という時間、その時間に会っているであろう人たち、もしかして本人しか気づいていない虐待を受けている可能性、ローラ(イモージェン・プーツ)と亡くなった次女への追悼、傷などすべてが入り混じっていて、ただただ認知症サイドから描いた作品をアンソニーが名演したというだけではないということが痛いほどわかってきた」と、物語の背景にある緻密でロジカルな構成について熱く語った。

「見終わった後に“こうじゃないかな”と他者と分かち合うのも映画の楽しみの一つだと思う。映画館が再開した今、いろんな作品を見て考察を話し合う、シェアするということで映画を分かり合えたらな」と、コロナ禍にあってますます深まる映画愛をあらわにした。

 映画館も再開し、何度も足を運ぶことができるようになった今、同作を見て斎藤をはじめいろいろな人の考察に自分の感想を重ね、意見を交わす楽しさを感じてみては。

【斎藤工コメント映像】https://youtu.be/tbwli-0pYK4

齊藤工「星野源さん、おめでとうございます!」閉館前夜のアップリンク渋谷から祝福

2021.05.20 Vol.Web original

 

 公開中の映画『ゾッキ』『裏ゾッキ』登壇イベントが19日、アップリンク渋谷にて行われ、柳ゆり菜、山田孝之監督、齊藤工監督が登壇。齊藤監督は5月20日に26年の幕を閉じるミニシアター、アップリンク渋谷の閉館を惜しみつつ、女優・新垣結衣との結婚を発表した星野源を祝福した。

 映画『ゾッキ』は竹中直人、山田孝之、齊藤工の3人がメガホンを取り、漫画家・大橋裕之の短編集を実写化した異色作。『裏ゾッキ』は、そのロケ地、愛知県蒲郡市の人々と映画キャストスタッフの奮闘を追ったドキュメンタリー。

 映画監督としても一観客としても同劇場に思い入れがあるという齊藤監督。閉館前夜ということもあり「この劇場でしか見ることができなかった作品や出会うことができなかったクリエイターがいました。明日でアップリンク渋谷は一旦、閉館となりますがまたいつかもどってきてほしいと思います」と思いを語りつつ「…星野源さん、おめでとうございます!」と、昨日、結婚を発表した星野源を祝福。

『ゾッキ』の中の一編『Winter Love』を監督した山田孝之と出演者の柳ゆり菜は旧知の仲だったとのこと。山田監督は「松田龍平さん、ピエール瀧さんと同じくらい、早い段階でオファーしました」と柳の出演を熱望していたことを明かし、柳も「映画監督という幕を張ることなく、山田孝之そのままでいてくれた」と山田監督の現場づくりに感謝。

 この日のイベントでは、音声SNSのClubhouseから急きょ『伴くん』出演者でお笑いコンビ・コウテイの九条ジョー(伴くん)が参加するなど、大いに盛り上がった。

 最後に齊藤監督は、座席の間隔をあけた映画館の空席分の代金を山田監督が“はじめしゃちょー”名義で購入するというコラボ動画での取り組みに触れて「コロナ禍で大変なときにアイデアで乗り越えて行こうとする画期的な工夫。こんな時にこそエンターテインメントの良識は進化していくんだと思った」とたたえ、『ゾッキ』の仲間たちとのさらなる挑戦を宣言した。

 連続登壇イベントは27日まで『ゾッキ』または『裏ゾッキ』最終回上映後に実施(20日まではアップリンク渋谷にて。21日からは都内劇場を予定)。

竹中直人、齋藤工らが閉館迫るアップリンク渋谷で最後の新作上映イベントに登場

2021.05.15 Vol.Web original

 

 公開中の映画『ゾッキ』『裏ゾッキ』登壇イベントが14日、アップリンク渋谷にて行われ、竹中直人らが登壇。また齋藤工がClubhouseからサプライズ登場し、5月20日に26年の幕を閉じるミニシアター、アップリンク渋谷の閉館を惜しんだ。

 映画『ゾッキ』は竹中直人、山田孝之、斎藤工の3人がメガホンを取り、漫画家・大橋裕之の短編集を実写化した異色作。『裏ゾッキ』は、そのロケ地、愛知県蒲郡市の人々と映画キャストスタッフの奮闘を追ったドキュメンタリー。

 この日から公開となった『裏ゾッキ』は、5月20日に閉館が決定しているアップリンク渋谷で上映される最後の新作。『ゾッキ』監督の一人である齋藤工はプライベートでも同館に訪れていると明かし、今回の連続上映について「とても相性のいい劇場だと思う」と話し、竹中らとともにチケット完売を喜んだ。

 大橋氏による初期作品集『ゾッキA』『ゾッキB』を偶然手に取った瞬間、映画化したいと思ったという竹中は「山田孝之と齋藤工の顔が浮かんで、音楽もCharaに決めていた」とインスピレーションが見事に実現したことを明かした。大橋氏も「皆さんが映画にしてくださらなければ、僕が昔描いた変なマンガで終わっていたはず」と感慨深げ。

 その後も『裏ゾッキ』の篠原利恵監督とともに撮影舞台裏の話題で盛り上がった一同。最後に竹中が「まだまだ『ゾッキ』上映は続いていく!」と宣言した。

 連続登壇イベントは27日まで『ゾッキ』または『裏ゾッキ』最終回上映後に実施(20日まではアップリンク渋谷にて。21日からは都内劇場を予定)。今後は、山田孝之らの登壇も予定している。

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