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中田英寿が新しい『キットカット』をプロデュース

2017.04.10 Vol.688

 元サッカー日本代表の中田英寿が新しい『キットカット 日本酒』をプロデュースすることになり、10日、都内で行われたコラボレーション発表会に出席した。全国各地の300以上の酒蔵を巡り、海外に日本酒を紹介するなど日本酒にも詳しい中田のプロデュースで、発売中の同製品を今秋リニューアル発売するもの。商品には人気日本酒銘柄の原料を使用し、パッケージデザインは中田が監修する。
 
 コラボレーションの経緯について、中田は、「現行の商品もおいしくて、どんなお酒を使っているのだろうと気になっていた。日本酒にはいろんな特徴があるので、ほかの日本酒を使って、いろんな味を表現したらおもしろいのではないかと興味が湧いた」と説明した。
 
 イベントでは、1年超の開発期間を経て2種の味に絞られた試作品を初めて試食。有名シェフも太鼓判を押す味に満足げだった。

 最終的に商品化される味は、この日のゲストと現在開催中のイベント「CRAFT SAKE WEEK at ROPPONGI HILLS」(16日まで)の来場者による投票で決定する。

 イベントには菊川怜も出席した。

日本酒の伝統的魅力と最旬銘柄を知る!

2016.11.13 Vol.678

『The Joy of Sake Tokyo(ジョイ・オブ・サケ 東京)』が2日、都内会場で行われた。2001年にホノルルで幕を開けたジョイ・オブ・サケは、日本以外で開かれる日本酒のイベントとしては最大規模の利き酒イベント。会場では、全米日本酒歓評会の全出品酒を、人気レストランのアペタイザーとともに味わうことができる。ホノルルのほかニューヨークでも開催されており、海外における日本酒関係者や愛好家を楽しませている。本場日本でも2010年から開催され、毎年多くの来場者を記録している。

 今年は、2016年全米日本酒歓評会に出品される400種以上の銘酒が集結。今年は、出羽桜 大吟醸(山形県・出羽桜酒造株式会社)、桃川大吟醸(青森県・桃川株式会社)、御慶事 純米吟醸(茨城県・青木酒造株式会社)、雪の茅舎 山廃純米(秋田県・株式会社斎弥酒造店)が各部門グランプリに選出された。各賞受賞の銘柄はもちろん、なかなか東京の市場に出回らない地方の酒造や、海外の酒造が出品する銘柄も出品。会場では、ハワイアンミュージックの生演奏あり、和服姿のミス日本酒たちの来場あり。海外からの参加者や若い日本酒ファンの姿も見られ、日本酒文化の広がりを感じさせた。

 また、今年もIL GHIOTTONEや、日本橋 逢坂など、多彩なジャンルのレストランが日本酒にぴったりな逸品を提供した。

松本零士が美少年とコラボ!「楽しくてうれしい」

2016.01.26 Vol.659

『銀河鉄道999』や『宇宙海賊キャプテンハーロック』の松本零士と日本酒の『美少年』がコラボレーションした新商品、美少年「零」の発売記念記者発表会が25日、都内で行われ、松本氏が出席した。「酒を飲むと無限」というほどお酒を愛する松本氏は、自身がラベルを監修した『純米吟醸 美少年 零』を手に、「楽しくて、うれしい」と語った。

 コラボのきっかけは、松本氏の作品のなかに美少年が登場したこと。「勝手に使ってしまったんです」と松本氏。「(美少年という日本酒が)存在していることを知らず、創作のなかで生まれてきたのですが、福岡に行ったときに(美少年の)看板を見て、これはやばい、と。腰が抜けるとはこのこと。東京に戻って詫びの電話を入れたところ、使っていいですよ!と、全然怒られなかったんです。優しい社長です」と、事細かな説明に、会場は苦笑いだった。

 この日は、松本氏の誕生日。発表会には日本酒好きだという磯山さやか、おのののかも登壇。会の最後に2人からバースデーケーキが贈られるというサプライズな演出が予定されていたが、3ショットでのトークが始まるなり、松本氏が「今日は誕生日なんです。石ノ森(章太郎)とは同年で、誕生日も一緒。一緒に飲みたかったな」。2人が大慌てでケーキを持ち込むという、ハプニングもあった。

 新商品は、100本限定の大吟醸古酒『美少年 時の環』、大吟醸『美少年 幻夜』、そして『美少年 零』。また、これに合わせて、1920年(大正9)の発売当初のラベルをイメージした『美少年《復刻版》』も発売される。

見ながら飲めば一緒に放浪気分!

2015.12.14 Vol.656

 酒場詩人・吉田類が各地の酒場を尋ねる、BS-TBSで放送中の人気番組『吉田類の酒場放浪記』最新DVD“其の九”“其の拾”が発売。今回は、第10巻発売を記念して、DVDまたは番組オリジナルグッズのセットを読者各1名にプレゼント!

A賞:DVD『吉田類の酒場放浪記 其の拾』
B賞:番組ステッカー+ポスターカレンダー(B3サイズ)セット
(各1名 係名「酒場放浪記A賞」または「酒場放浪記B賞」)

みんなで楽しむ「日本酒」麹&酒粕 活用簡単レシピ

2015.12.13 Vol.656

『真鯛の塩麹漬け』

POINT:真鯛の他にもアジやヒラメなど好みの刺し身を使ってみて

【材料】2人分
真鯛(刺し身用)…100g、塩麹…大さじ2、大根…5cm、生わかめ…適量、わさび…適量

1.真鯛はそぎ切りにする。
2.ビニール袋に真鯛と塩麹を入れ、軽くもみ、冷蔵庫で1時間ほどなじませる。
3.大根は桂むきをして千切りにし、水にさらし、水気を取る。
4.器に真鯛、大根、生わかめ、わさびを盛り付ける。

みんなで楽しむ「日本酒」「+食」で味わう、日本酒文化

2015.12.13 Vol.656

タイプ別・おススメつまみ

 西武池袋本店の“デパ地下”にあるお酒売り場に併設されたおつまみエリアでは、全国各地から集めたこだわりのおつまみ系グルメが揃う。売り場担当が教える、おススメマリアージュを紹介!
(販売:西武池袋本店 地下1階 酒売場問い合わせ:03-3981-0111・代表)

みんなで楽しむ「日本酒」2015ミス日本酒 小川佐智江さんが語る日本酒の魅力

2015.12.13 Vol.656

 国内外で日本酒と日本文化のPR活動に取り組んでいる「2015ミス日本酒(Miss SAKE)」の小川佐智江さん。これまで前年度のミス日本酒・森田真衣さんと合わせると、2年間で12か国17都市を訪問したほか、国内では日本酒のイベント、蔵元の訪問、日本文化にかかわるイベント、表敬訪問などを合わせて1年間で約200件ものイベントや行事に出席。そもそもミス日本酒に応募したきっかけはなんだったのか。

「母の知人からこのコンテストのことを聞き、興味を持ったのがきっかけです。もともと父の影響で日本酒がとても好きだったということもありますが、東京農業大学を卒業したことも大きく関係していると思います。ご存知のように東京農大には醸造科学科がありまして、その学科の友人を通じて作り手さんの思いですとか、文化的な魅力を感じていました。ミスコンテストは初めて応募しましたが、それは単に美を競うだけではなく、日本酒に携われる、そして日本文化を広める活動ができるというところに大変興味を持ったので、挑戦してみたいと思いました。ミス日本酒になってから、伝統的なものとして華道を習い始めたり、ある程度着付けはできたのですが、振袖の着付けや華やかな帯結びのやり方を改めて習いました。海外に行った時に着物でイベントなどに出席するとみなさんとても喜んでくださいますし、私自身一番艶やかな民族衣装だと誇りを持っていますので、そこがアピールできればいいなと思っています。振袖で新幹線や飛行機に乗ることもあり、移動は大変ですけど(笑)」

 これまでで思い出に残っている活動は?

「すべてですけど、日本では田植えは楽しみな活動のひとつです。山口県で食米、京都で酒米の田植え、そして稲刈りをしました。東京農大の出身なので、美しい自然の中で作業ができるのは、とても楽しい。両手いっぱいの稲穂の束でどれだけの日本酒ができるのだろうと考えると、改めて日本の自然が育てた米と水でできる日本酒のありがたさを感じました。また、海外ではハワイの「JOY OF SAKE 」が印象に残っています。海外発の最大級の日本酒イベントなんですが400種類近い日本酒が海外に集まって、それを目当てに何千人という人が集まる。日本でもこんなに大規模な日本酒イベントはなかなか見当たらない規模で、とても驚きました」。日本の伝統文化を世界に伝えるということが夢で、現在ミス日本酒としてその夢を叶えているという小川さん。今後も日本酒の魅力をさらに堀り下げ、日本の文化を広げる活動を続けていくという。

みんなで楽しむ「日本酒」ビギナー&海外観光客もハマる「利き酒」スポット

2015.12.13 Vol.656

 いま、ビギナーや日本酒を飲みなれていない人にこそ勧めたい“飲み比べ”スポットが大注目。

 都内3店舗目となる渋谷店が新オープンしたKURAND SAKE MARKETは、100種類以上の日本酒を時間無制限で飲み比べできる、新感覚の立ち飲み系。知る人ぞ知る小さな蔵元から選りすぐりの銘柄を直送。東京ではなかなかお目にかかれない厳選日本酒を飲み比べることができる。冷蔵庫から自分で酒瓶を選んで取り出すことができる。酒によっては熱燗にすることも。しかも飲み物以外、料理やおつまみは持ち込み自由! 時間内であれば再入場もできるので途中につまみの買い出しに行っても良い。

 日本酒・純米酒の専門店『八咫』では、店内の日本酒すべてを2000円で飲み比べできる「きき酒コース」(1時間制)が人気。オーダーすると、スタッフが客の要望に応じてセレクトした1杯を出してくれる。ユニークなのは“同じ酒が出てこない”ということ。利き酒というコンセプト通り、酒の味の違いを知ってもらうためだ。辛口やフルーティー系など、自分の好みを伝えて出してもらうもよし、おまかせするもよし。スタッフと会話しながら「次は、華やぐ気分のお酒を!」なんてオーダーしてみては。同コースの他、単品1杯は、かなり高価な銘柄から堀り出しものまで、500円均一。フードも1品500円均一。

 どちらも通からビギナー、海外観光客からも注目のお店となっているため、予約がおススメ。

みんなで楽しむ「日本酒」年末年始、もっとニッポンの酒を楽しもう

2015.12.13 Vol.656

忘年会に新年会と、ニッポンの年末年始に欠かせない「日本酒」。 普段はあまり日本酒は飲まない…なんてもったいない! いま、プロが厳選した上質な酒を気軽に飲める、新たな日本酒カルチャーが台頭中。もっと日本酒が楽しくなる最新情報をお届け!

中田英寿「またいい日本酒を作って!」

2014.10.30 Vol.629
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『SAKE COMPETITION 2014』の表彰式が29日、都内で行われた。純米酒、純米吟醸、純米大吟醸、そしてFree Style2部門からなる全5部門の上位が表彰され、中田英寿、袴田吉彦らがプレゼンターとして登壇した。

「5年ぐらい日本全国を回って日本酒を勉強している」という、中田は、ブラジルでのワールドカップ中には現地で日本酒を紹介するバーも展開。「日本国内でも世界的にも、日本酒の人気が出てきたと感じています。それと同時に、日本でも世界でも、(日本酒は)分かりずらい、どれを選んだらいいか分からないという人も多い。それを含めて、このコンペティションは大きな意味を持つと思う」と、あいさつ。さらに、「勝つことがすべてではないですけど、いいお酒を作り認められることは、自分たちのためにも業界のためにもなる。また今年一年いい酒を作ってください」と、エールを送った。

 コンペティションは、世界一美味しい市販酒を決める、唯一にして最大のもの。今回は、日本全国から280の酒蔵がエントリー。出品された日本酒は856点に達した。

 結果は以下のとおり。

【純米酒部門】
①寫楽 純米酒 ②伯楽星 特別純米 ③美丈夫 特別純米酒

【純米吟醸部門】
①寫楽 純米吟醸 備前雄町 ②五橋 純米吟醸 ③東洋美人 純米吟醸 レトロラベル

【純米大吟醸部門】
①山和 純米大吟醸 ②太平山 天巧 純米大吟醸 ③出羽桜 純米大吟醸 愛山

【Free Style Under 5000部門】
(清酒表示がされている日本酒、市販価格の上限の目安が1800ミリリットルで5000円)
①東洋美人 大吟醸 地帆紅 ②雨後の月 大吟醸 月光 ③紀土 大吟醸

【Free Style部門】
(清酒表示がされている日本酒)
①廣戸川 大吟醸 ②月桂冠 伝匠 大吟醸 ③筰 クラウン 杜氏特別秘蔵酒

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