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ASTRO、初のドキュメンタリー映画を1週間限定で公開

2022.11.11 Vol.Web Original

 

 韓国の6人組ボーイズグループ、ASTROの初めてのドキュメンタリー映画『STARGAZER: ASTROSCOPE』が12月23〜29日の1週間限定で、東京、大阪、愛知、北海道、福岡の5カ所の映画館で上映されることが決まった。すでに韓国をはじめとする全世界で公開されている作品で、満を持して日本でも公開されることになる。

 映画は、ASTROが3年5カ月ぶりに開催した3回目の単独コンサート「The 3rd ASTROAD to Seoul ‘STARGAZER’」のステージとその舞台裏、さらに今まで語られることのなかった想いをメンバーが打ち明けるインタビュー映像を盛り込んだ作品。

 コンサート部分は、ASTROならではのパフォーマンスはもちろん、メンバーそれぞれの魅力が存分に発揮されているソロステージ、個性あふれるユニットステージなどで構成されたコンサートの感動がそのままに盛り込まれている。

 オンライン配信上映も予定されている。

10回目の爆音映画祭が11月18日からお台場で開催。黒沢清監督&篠崎誠監督やピーター・バラカン氏がトークショー

2022.10.20 Vol.Web Original

音で観る、音に包まれる映画祭

 ライブ用の音響システムを使い大音響の中で映画を見て、そして聴く「爆音上映」は、今はなき吉祥寺バウスシアターを拠点に2004年に産声を上げ、2008年からは映画祭として全国各地で行われている。

 その第10回目となる「爆音映画祭in ユナイテッド・シネマアクアシティお台場」が11月18日(金)〜24日(木)の1週間、東京・港区のユナイテッド・シネマ アクアシティお台場で開催される。東京都内では2021年4月に同所で開催されて以来、約1年半ぶりとなる。

 本映画祭は“音で観る、音に包まれる映画祭”として、ライブ用の音響システムを使用することで大音響でなければ聴こえてこない幽かな音を聴くという大胆かつ繊細な上映を行い、それによって視覚も変容して見えるという試み。

『グシャノビンヅメ』『メサイア』シリーズの山口ヒロキの監督生活25周年を記念した「山口ヒロキフェス2022」が8月6、7日に開催

2022.07.07 Vol.Web Original

 映画監督の山口ヒロキ氏の監督生活25周年を記念したイベント「山口ヒロキフェス2022」が8月6、7の両日、東京・渋谷の渋谷ユーロライブで行われる。

 山口監督は1997年、立命館大学2回生時に製作した『深夜臓器』で第2回インディーズムービー・フェスティバルグランプリを受賞。インディーズムービー・フェスティバルのスカラシップ作品として監督した『グシャノビンヅメ』はモントリオール・ファンタジア国際映画祭グランドブレーカーアワード銀賞受賞をはじめ、数多くの海外映画祭で高い評価を得た。

 その後『ヲ乃ガワ -WONOGAWA-』『血まみれスケバンチェーンソー』『トリノコシティ』など多くの作品を製作。2013年からは『メサイア』シリーズの映像作品すべての監督も務めている。今年4月には池袋活性化映画祭「巡る×シネマ×cafe 3」参加作品として『ツクモ電蓄達磨奇譚』を製作した。

新杉並区長・岸本さとこ氏にペヤンヌマキが密着したドキュメンタリー『○月○日、区長になる女。』の上映会を7月17日に開催

2022.07.07 Vol.Web Original

 劇作家・演出家のペヤンヌマキが新杉並区長となる岸本さとこ氏に密着したドキュメンタリー『○月○日、区長になる女。』の上映会が7月17日、東京・西荻窪の遊空間がざびぃで行われる。

 同作は6月19日投票・20日開票の杉並区長選で初当選した岸本氏の立候補の経緯から選挙戦に密着したもの。これまでYouTubeの「岸本さとこ公式チャンネル」で予告編から数え計10本の動画が配信されているのだが、今回は新たに当選当日の様子や7月11日の区長就任日の映像を加えたスペシャル版を上映する。

 岸本氏は2003年からアムステルダムの政策研究NGO「トランスナショナル研究所(TNI)」の研究員として環境と地域と人を守る公共政策のリサーチと社会運動の支援を行ってきた。水道、公共サービス、人権、脱民営化、ミュニシパリズム、ジャストトランジッションといったテーマに取り組み、日本でも『水道、再び公営化!欧州・水の闘いから日本が学ぶこと』といった著書もある。

檀れい「皆さんの心を幸せにしてくれる」水谷豊の最新作で主演

2022.05.24 Vol.Web Original

 

 水谷豊の最新監督作品、映画『太陽とボレロ』の東京プレミアが23日、都内であり、主演の檀れいほか、石丸幹二、町田啓太、森マリアの主要キャストと、水谷監督が登壇した。

 映画がフォーカスするのは、ある地方都市のアマチュア交響楽団。解散を決めた主宰者が、個性豊かなメンバーに振り回されながらも、ラストコンサートを開こうと奔走する姿を描く。クラシック音楽がつなげるかけがえのない時間を綴る優しく温かい物語で、劇中では、チャイコフスキーの「白鳥の湖」やベートーヴェンの「悲愴」ピアノソナタ第8番第2楽章など、クラシック音楽に親しみがない人も一度は耳にしたことがあるような楽曲が登場する。

 主演の檀は「クラシックというと、ついつい敷居が高いのかなって思ったりするかもしれませんが、ユーモアあふれる作品なので、肩の力を抜いてゆったりと腰をかけて、存分に作品を楽しんでいただけたらいいなと思っています。個性豊かなメンバーたちに囲まれて、いろんな問題も起こりますが、最後には小さな小さな奇跡が起きます。見終わった後、きっと皆さんの心を幸せにしてくれることと思います」と、胸を張った。

町田啓太と森マリア「試練だった」水谷豊監督最新作『太陽とボレロ』でオーケストラ団員演じる

2022.05.23 Vol.Web Original


 町田啓太が23日、最新出演映画『太陽とボレロ』(6月3日公開)の東京プレミアに登壇し、同作を「試練だった」と笑って振り返った。

 町田が本作でオーケストラのトランペット奏者を演じており、劇中では、バイオリン担当を演じている森マリアとともに、自ら演奏している。

 町田は最初の挨拶で「実は小学校の鼓笛隊で少しだけ鳴らしたことがありまして、まさか、またこうしてトランペットに縁があるとは思いもしなかったので、本当にうれしく思ってます」と笑顔を見せたが、途中司会者に練習について聞かれると、森と顔を見合わせて「……試練でした」と苦い顔。

「毎日7時間練習した」と森。町田は1日当たりの練習時間については触れなかったが、「期間的には1年以上。トランペットはすごく音が大きいもので、家でどう練習しようかと思ったんですが、布団をかぶり、時にはマウスピースだけでやったり、そんなふうに練習してました」と、“試練”を乗り越えた方法を明かした。

 

鈴木宗男氏が勉強不足の政治家に苦言。北方領土問題は「返還」ではなく「引き渡し」

2022.01.08 Vol.Web Original

映画『クナシリ』のトークショーで持論を展開

 日本維新の会の鈴木宗男参議院議員が1月8日、自らが長年向き合ってきた「北方領土問題」について改めて、2018年11月に安倍晋三元首相とプーチン大統領の間で行われた日露首脳会談での「シンガポール合意」に基づく解決が「一番現実的」との見解を示した。

 鈴木氏はこの日、映画『クナシリ』の上映後に行われたトークショーに登場。同映画は旧ソ連出身で現在はフランスに住むウラジーミル・コズロフ監督による作品で、北方領土の国後島で暮らすロシア人島民らの生活や島の様子をありのままに描いたドキュメンタリー。

 鈴木氏は「31年前にソ連がなくなりロシアになり、エリツィン大統領が“クリール(北方領土)は未解決な地域だ。法と正義に基づいて話し合いで解決したい。戦後の国際社会の枠組みは敗戦国と戦勝国で分けられたいる。私はその垣根を取っ払いたい”と言ってから日本政府も“四島一括返還”という主張はしなくなり“四つの島は日本のものかロシアのものかという四島の帰属の問題を解決する。そして平和条約を結ぶ”と方向転換をした」と歴史的な経緯を説明し「外交には相手がある。日本の主張だけが通って、相手の主張は通らないという外交はない。話し合いでいかに国益に沿って、自分に有利なほうに引っ張り込むか。そういう意味では安部元総理とプーチン大統領の間で行われた2018年のシンガポール合意、あれが一番現実的で解決はこれしかないと思っている」と語った。

サイレント映画の“誰も知らない天才”チャーリー・バワーズの日本初の特集上映を開催

2021.10.12 Vol.Web Original

奇抜な発想とポップな造形でシュールな映像世界を展開

 サイレント映画の世界において“無垢なる発明家”と呼ばれるチャーリー・バワーズのサイレント映画4作品をオリジナル伴奏音楽付きで一挙上映する「NOBODY KNOWS チャーリー・バワーズ」が11月に全国3都市で開催される。

 バワーズは100年近く前のサイレント時代末期に次々に作品を発表したのだが、当時はさほど評価もされず、その存在は長い間、映画史に埋もれていた。この状況をしてバワーズのことを“誰も知らない天才”と評する向きもある。

 その作品は木には缶詰が実り、ネズミが猫を銃で狙い、たまごからはクルマがかえる、といった奇想天外なもの。その世界観を「バワーズ・システム」とも呼ばれる緻密なストップモーション・アニメーションと実写の融合によるシュールな映像世界で展開し、その奇抜な発想とポップな造形にはバスター・キートンの憂愁とキートンをもしのぐ狂気が潜むとされる。後にアンドレ・ブルトンやクエイ兄弟などの芸術家に称賛されるのだが、その実像はほとんど知られていない。

「過去や未来の話をしても現在からは誰も逃げられない」 豊田利晃&窪塚洋介が『全員切腹』で問いかける、生き方の美学〈後編〉

2021.08.25 Vol.Web Original

 ユーロスーペース(東京・渋谷)ほかで公開中の映画『全員切腹』のクライマックス、毒を流して疫病を広めた罪に問われ切腹を命じられた雷漢(窪塚洋介)は、奉行所の強面たちを見渡して「おまえらは俺みてえなことが言えねえだろ」と言い放つ。対談の後半は、豊田利晃と窪塚洋介という、逆境を乗り越えてきた二人だからこそ作り得た渾身の切腹シーンの背景にある、それぞれの覚悟と思いが語られた。

※前編はこちら https://www.tokyoheadline.com/568658/

「みんな、覚悟はできているのか?」豊田利晃&窪塚洋介が『全員切腹』で問いかける、生き方の美学〈前編〉

2021.08.24 Vol.Web Original

 豊田利晃監督・脚本、窪塚洋介主演による新作映画『全員切腹』が、ユーロスーペース(東京・渋谷)ほかで公開中だ。この作品の製作が発表されたのは、おそらく監督すらも公開時の東京が緊急事態宣言下などとは想像もしていなかったであろう、今年3月のこと。“憎悪の連鎖を断ち切り、憎悪にさらされた人たちに勇気を持たせたい”、そう決意した監督は、自らサイトを立ち上げてクラウドファンディングで製作資金を募り、劇場で体感するべき大胆かつ繊細な26分の映画を完成させた。窪塚洋介演じる浪人・雷漢吉右衛門の切腹シーンは鬼気迫る演技と称するにふさわしいが、その実、紡がれる言葉は誰よりも人間らしく、それゆえに鋭い刃のようにひとつひとつが見る者に突き刺さる。8月14日、初日舞台挨拶直後の豊田利晃監督と主演の窪塚洋介に、今、この世の中に本作を放った “覚悟”を語ってもらった。

※後編はこちら https://www.tokyoheadline.com/568676/

映画『全員切腹』主演の窪塚洋介が壮絶切腹シーンに「1回死んだんだと思う」

2021.08.14 Vol.Web Original

豊田利晃監督、切腹ピストルズらと初日舞台挨拶

 窪塚洋介が主演を務める映画『全員切腹』の初日舞台あいさつが8月14日、東京・渋谷のユーロスペースで行われた。

 同作は製作資金を従来のクラウドファンディングプラットフォームで集めるのではなく、豊田組のショップサイトを開設し、その売り上げを活用するという形を取った。また支援金額によって映画の上映時間が変わるという新しい観客参加型の製作に挑んだことでも話題となっていた。

 この日は豊田利晃監督、主演の窪塚、音楽を担当した切腹ピストルズが登壇した。

 豊田監督はこのタイトルについて「思いついたのは去年。その意味をいろいろと問われるかと思ったが、まさか五輪をやってこんなにコロナが増えるとは思っていなかったので、誰もがこのタイトルの意味を問わなくなった。みんな分かっているみたいな(笑)。”その通りだろ”みたいなことになっているんですけど、でもそれだけの映画じゃなくて、この国のトップとかリーダーだけではなくて、それぞれ個人に、侍の儀式のなかで行われる“切腹”で、みんなが責任を取っているのかということを自分自身を含めて問いたかった」などと語った。

 窪塚は「“自分”と書くと“自由の分身”と読める。こんな時代に、自分らしく、なるたけ自由に人生を生きたいと思う人たちの何かの支えだったり、道しるべのようなものにこの作品がなれたら幸せだと思う」と挨拶。

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