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「本能寺の変」の場面写真公開!<麒麟がくる>

2021.01.17 Vol.Web Original

 クライマックスに向けてカウントダウンが始まっている、大河ドラマ『麒麟がくる』。その「本能寺の変」の場面写真が17日初公開された。

「本能寺の変」は、2月7日放送の最終回で描かれる。

 制作統括の落合将氏は「光秀と信長、二人三脚の大きな国づくりは、成し遂げられることなく、悲劇的な結末を迎えます。その先に光秀が何を見据えたのか、信長は何を思うのか…『麒麟がくる』版の本能寺の変がどのように描かれるのか、楽しみにしていてください!」とアピールしている。

 17日は第41回『月にのぼる者』を放送。追放された将軍・義昭(滝藤賢一)が諸国の大名に「信長(染谷将太)を倒し幕府を再興せよ」と御内書を送り続け、事態は混迷を極めていた。光秀は(長谷川博己)は、秀吉(佐々木蔵之介)に、行方不明の名茶器「平蜘蛛(ひらぐも)」を隠し持っていることを信長に報告し、裏切ったかのように仕向けた調略について問いただす。

『麒麟がくる』は、毎週日曜、NHK総合で午後8時、BSプレミアム午後6時、BS4Kで午前9時。再放送もある。

秀吉演じる佐々木蔵之介、ライバルの光秀「僕は好きなんですけど…」<麒麟がくる>

2021.01.03 Vol.Web Original

 大河ドラマ『麒麟がくる』は3日、2021年になって初回の放送となる。年が明けて物語はクライマックスとなる「本能寺の変」に向けて、よりドラマティックになっていく。

 撮影期間も長くなった。羽柴秀吉を演じる佐々木蔵之介は「明智光秀役の長谷川博己さんをはじめ、多くの共演者と、藤吉郎から始まり、木下藤吉郎、羽柴秀吉と、ゆっくりと役を積み上げながら演じさせていただいたことはとても幸せでした」。

谷原章介「やり切った」三淵藤英が切腹<麒麟がくる>

2020.12.27 Vol.Web Original

 27日放送の大河ドラマ『麒麟がくる』は静かながら胸を締め付けられるシーンでスタートした。谷原章介演じる三淵藤英に切腹の沙汰が言い渡された。三淵は明智光秀の娘・たまと穏やかな時間を過ごし、光秀と静かに語らい、信長への助命嘆願を断って、明智家の庭で切腹した。

「自分なりにやり切ったという思いでした」と、谷原。「もちろん胸の内には、信長についていれば…将軍と距離をおけば…そのような思いもあったのかもしれません。でもそれをしてしまうと(弟の)藤孝と同じになってしまう。そうして生き残ったとて、三淵にとっては死んだも同然の意味のない生になってしまう。どう生きるかということはどう死ぬのかということなのかもしれません。その晩節を助命嘆願で汚したくはなかったのです」

 三淵藤英は前回放送まで声を荒げるようなこともなく、つねに冷静沈着だった。

「感情を表に出すことが少なく、策士なのか? 特権意識で凝り固まった嫌なやつなのか? どういう人間なのか掴みづらかったです。物語が進むにつれ徐々にその姿が僕にも見えてきて、彼を好きになっていきました。三淵と藤孝は対照的な二人だと思います。藤孝の生き方は人間としては正しいと思います。ですが三淵の生き方は幕臣として正しいものであったと思います。三淵藤英という役に出逢えて、演じることができて幸せでした」

『麒麟がくる』は、毎週日曜、総合で午後8時、BSプレミアムで午後6時、BS4Kで午前9時。再放送もある。

加藤清史郎が『麒麟がくる』に登場!「信長好きの蹴鞠王子」

2020.12.26 Vol.Web Original

 加藤清史郎が27日放送の『麒麟がくる』第38回に登場する。加藤が演じるのは、正親町天皇(坂東玉三郎)の嫡男である誠仁親王。正親町帝と距離ができてしまった信長が接近する。加藤は「誠仁親王は、“信長好きの蹴鞠王子”です。 信長と蹴鞠への愛にあふれている誠仁を、どうぞお楽しみに」とアピールしている。

 本作以前にも、大河ドラマには『天地人』や『風林火山』で出演。『天地人』では主人公の直江兼続の少年時代を、『風林火山』では武田信玄の嫡男である武田義信の幼少期を演じている。

「天皇の嫡男の役ですし、そのほかのキャラクターに比べて情報が少ないので、どのように役作りをしていくのか、いろいろ考えました」と、加藤。「誠仁親王は“信長のことが大好き”“蹴鞠が大好き”ということ、さらに誠仁の聡明さも出していかなければいけないと考えて演じました」

 蹴鞠も練習したという。

「サッカーはやっていましたが、蹴鞠はいろいろルールが細かく決まっていますので、またサッカーとは全然違う、新鮮な気持ちで臨みました。楽しみながらできたのでうれしかったです」

第38回「丹波攻略命令」では、信長(染谷将太)が三淵(谷原章介)に切腹の沙汰を言い渡す。美濃から家臣にしてほしいと光秀のもとへやってきた斎藤利三(須賀貴匡)の扱いをめぐって信長に呼び出された光秀は、利三の命の代わりに、敵対勢力が多い丹波を平定するように言い渡される。
 

 これからの『麒麟がくる』について、加藤は「誰もが知っている歴史へと進んでいきます。なんとなく歴史を知っている方も、歴史の裏側ではこういうことが起きているんだということもわかると思いますし、光秀の生きざまをすごく感じることができると思います。素敵な作品ですので、僕と同世代の方にもぜひご覧いただきたい」と話している。

『麒麟がくる』は、毎週日曜、総合で午後8時、BSプレミアムで午後6時、BS4Kで午前9時。再放送もある。

滝藤賢一、義昭は「きっとお坊さんのままがよかったのかな」大河ドラマ『麒麟がくる』

2020.12.13 Vol.Web Original

 大河ドラマ『麒麟がくる』の滝藤賢一がすごい。お坊さん姿で笑顔を浮かべて登場した時と比べると、回数を追うごとに、外見はもちろん、表情、にじみ出る雰囲気もどんどん変化。立場ゆえの変わりように胸を締め付けられる。

春風亭小朝、初めて尽くしの大河ドラマで信長憎しの高僧・覚恕『麒麟がくる』

2020.11.22 Vol.Web Original

 放送中の大河ドラマ『麒麟がくる』は、戦国時代の役者が揃い、よりいっそう熱気を帯びてきた。11月22日放送の第33回「比叡山に棲(す)む魔物」 では、延暦寺の天台座主・覚恕が登場。春風亭小朝が演じている。

『麒麟がくる』出演について、小朝は「とても楽しみながら仕事をさせていただきました。 初めて演じる高僧。初めて経験した特殊メイク。初めての弟役で、しかもお兄さんが玉三郎丈という驚き。 現場ではフェイスシールドをつけてのカメリハという初物尽くし。初体験のことがたくさんあるとワクワクしますね」。

 のちに比叡山焼討ちにも遭遇する。

「私が演じる覚恕は実在の人物ですが、美しすぎる兄と比較され続けた弟の悲しみと、その兄を凌 駕するために手に入れた金と権力を奪っていこうとする信長への怒りを視聴者の皆様に感じていただければ幸いです」

 22日の放送回では、長谷川博己演じる光秀と面会する。

「大河ドラマはカメラのアングルを変える度に、どんなに長い台詞でも頭から終わりまで何度も喋るわけですが、収録の間、板の間に平伏の格好でお付き合いいただいた長谷川さんには冬の大感謝祭であります。 足の痛みときつい姿勢にたえている姿はまさに光秀そのものでした」

 第33回「比叡山に棲(す)む魔物」 では、光秀(長谷川博己)は和議を申し込むために、比叡山 に陣を構える朝倉義景(ユースケ・サンタマリア)の元へ潜入する。義景が頼る延暦寺の天台座主・覚恕(春風亭小朝)と面会するが、覚恕は自分から領地や金を奪った信長(染谷将太)を許さないという。そんな折、尾張で信長の弟・ 信興が一向宗に討たれ、事態は切迫。信長は京を捨て尾張に戻ろうとするが、光秀は今までの苦労が水の泡に なると再び説得する。すると信長は将軍(滝藤賢一)ではなく、帝(坂東玉三郎)を通じて周囲と和議を結ぶ ことを思いつく。

『麒麟がくる』は、毎週日曜、総合で午後8時、BSプレミアムで午後6時、BS4Kで午前9時。再放送もある。

ユースケ・サンタマリア『麒麟がくる』で朝倉義景「僕は”てんとう虫”って呼んでいる」

2020.11.21 Vol.Web Original

 放送中の大河ドラマ『麒麟がくる』で、越前の戦国大名である朝倉義景を演じているユースケ・サンタマリア。これまで誰もがその名を知るといっても過言ではない数々の作品に出演してきたが、大河ドラマへの出演はこの『麒麟がくる』が初めてだ。

「大河ドラマは初出演ですし、時代劇の経験もあまりなく、ましてやこんなに地位の高い大名の役は初めてなので、その時代の言葉遣いに苦戦しながら挑戦の日々ですね。本当に、ちょっとしたきっかけでセリフが飛んでしまうので、撮影の日は1日誰ともコミュニケーションがとれないでいます(笑)」

駿河太郎『麒麟がくる』に初登場!吉田鋼太郎と対立も「見習わないと」?

2020.11.15 Vol.Web Original

 放送中の大河ドラマ『麒麟がくる』の15日放送回で、駿河太郎が初登場する。駿河は、大和を支配下におこうとする松永久秀と対立する、筒井順慶を演じる。

「 地元の方にすごく愛されてた人ということで、武将としての駆け引きの部分と人としてのおおらかさを意識して演じています。特殊メイクや衣装などからも、単なるお坊さんではなくちゃんと武将に見えるようにしています」と、駿河。

 久秀を演じる吉田鋼太郎とはいつか共演したかったと語り、敵対する役どころでの共演に「こんなに幸せなことはありません」とコメントを寄せていた。

「視聴者目線で見ているかぎり、鋼太郎さんは結構自由に演じていらっしゃるので、あそこまでお芝居を楽しめるのはすばらしいし、見習わないといけないなと思っていますが、一方で順慶はちゃんと演じないといけないなと…。順慶は若くして 1 つの国を治めてきているので、松永だけではなく誰かと相対したときには、凜とした強さが必要ではないかと思っています。今後、久秀と関わるシーンも多くなると思いますので、どういうお芝居になっていくのか僕自身もとても楽しみです。僕はどれだけ鋼太郎さんがふざけてもふざけないと心に決めています (笑)」

 15日放送の第32回「反撃の二百挺(ちょう)」では、光秀(長谷川博己)と順慶との出会いが描かれる。京に戻った光秀は戦で失った鉄砲を調達しようと、木下藤吉郎(佐々木蔵之介)と堺を訪れる。丸薬の商いで成功した駒(門脇麦)、さらに久秀と大和で争う順慶と知り合い、駒の助けを得て大量の鉄砲の調達に成功する。

「光秀と鉄砲を巡って駆け引きをしますが、 その場で、自分の損得を考えながら瞬時に判断していきますので、展開がとてもスリリングです」と語る。

 順慶は光秀と接近し、のちに光秀の与力となるが、史実では本能寺で光秀を裏切る。

「本能寺の変のあと、順慶は光秀を助けようとしていますが、最終的には秀吉側についたそうです。ドラマの中でどのように描かれるかまだ分かりませんが、自国のことや筒井家のことを考えて苦渋の決断を迫られて決断したと、ただ単に光秀を裏切ったのではない展開になっているとうれしいです」

『麒麟がくる』は、毎週日曜、総合で午後8時、BSプレミアムで午後6時、BS4Kで午前9時。再放送もある。

【麒麟がくる】秀吉演じる佐々木蔵之介、光秀との関係性の変化は「楽しみで、ヒヤ ヒヤ」

2020.11.08 Vol.Web Originaⅼ

 大河ドラマ『麒麟がくる』では、8日、第31回「逃げよ信長」を放送する。織田信長、木下藤吉郎(秀吉)、徳川家康の三英傑が勢揃いするとともに、松永久秀、柴田勝家らも加わり、名だたる武将が登場する。

 信長の退却戦である金ヶ崎の退き口が描かれる。信長(染谷将太)は、朝倉義景(ユースケ・サンタマリア)のいる一乗谷まであと一歩のところまできた金ヶ崎で、浅井長政(金井浩人)に裏切られ、朝倉と浅井に挟まれてしまう。このまま前進するという信長を光秀は(長谷川博己)は今死んではならない、逃げるべしと説得する。

「金ケ崎の退き口は、藤吉郎にとって大きなターニングポイントのひとつとなります」と、のちの秀吉、木下藤吉郎を演じる佐々木蔵之介。

 藤吉郎は、京~伏魔殿編に入ってからというもの頭角を現わしてきている。

「藤吉郎は武士へと成り上がりましたが、従来の武士とは明らかに異質。貧民で物売りという出自から来る“藤吉郎なりの武士”と言いますか、発想点が違うように感じています。武力による合戦で勝利するのではなく、情報戦略でもって調略と謀略を操り、戦わずして勝ち奪る。そして、そんな戦法を積極的に取り入れたのが信長だったのでは、と。結果、信長の下で活躍の場を広げ、破竹の勢いで出世するのです。信長が、 身分に関わらず、能力のある者を評価してくれることに、藤吉郎はとて も喜びを感じている様に、演じていて体感します」

 光秀との関係も少しずつ変化している。

「何とかのし あがろう、何とか殿に認めれるよう功績を残そう、と奮闘している最中。光秀に対して「蹴落としてやるぞ」 とか「ライバルだ」とかは、この段階ではまだ思い至っていないのでは…? むしろ、戦友といいますか、仲間の絆も少し感じているような。この2人の関係性がどこから変わっていくのか、とても楽しみでありヒヤ ヒヤしてます」
 
『麒麟がくる』は、毎週日曜、総合で午後8時、BSプレミアムで午後6時、BS4Kで午前9時。再放送もある。

風間俊介の家康登場『麒麟がくる』で三英傑が勢揃い

2020.11.08 Vol.Web Originaⅼ

 8日放送の大河ドラマ『麒麟がくる』で、織田信長、木下藤吉郎(秀吉)、徳川家康の三英傑が勢揃いする。そこに、松永久秀、柴田勝家らも加わり、名だたる武将が揃う。
 
 徳川家康を演じるのは風間俊介。この回から”家康”として登場する。

 風間は「物語の序盤では何者でもない元康が、これから徐々に頭角を現していきます。とはいえ、皆さんが思い描く天下人とはほど遠く、まだまだ家康としては完成していません。名だたる武将の中で、誰が天下を取っていくのかは視聴者のみなさんはすでにご存じですが、登場人物たちはもちろん誰もそのことを知りません。家康についても「まだまだこれから」という風に見えたら良いなと思います」

 第31回「逃げよ信長」では、信長の退却戦である金ヶ崎の退き口が描かれる。信長(染谷将太)は、朝倉義景(ユースケ・サンタマリア)のいる一乗谷まであと一歩のところまできた金ヶ崎で、浅井長政(金井浩人)に裏切られ、朝倉と浅井に挟まれてしまう。このまま前進するという信長を光秀は(長谷川博己)は今死んではならない、逃げるべしと説得する。

『麒麟がくる』は、毎週日曜、総合で午後8時、BSプレミアムで午後6時、BS4Kで午前9時。再放送もある。

坂東玉三郎、『麒麟がくる』で高貴で美しい帝「納得してもらえるような人物になれたら」

2020.11.01 Vol.Web Original

 坂東玉三郎が1日放送の大河ドラマ『麒麟がくる』の第30回「朝倉義景を討て」から登場する。玉三郎は本作で大河ドラマに初出演。第106代天皇の正親町(おおぎまち)天皇を演じる。

「正親町天皇は、高貴で美しい帝と呼ばれています。そこにはプレッシャーを感じていますが、なるべく作りこまず、自然に見えるようにできたらと思います。光秀の存在や信長の存在、動乱の世の中に対しても俯瞰して見ている、包み込むような存在でいることを心がけています」
 
 資料なども公開されておらず、つかみにくい役としながらも、「どこまで正親町天皇として“居るだけで何かを感じさせる”ことができるかが課題だと思っていますし、挑戦だと感じています。こんな人がいたんだと、みなさんに納得してもらえるような人物になれたらいいなと思います」と話す。

 正親町天皇は織田信長とうまく距離を保ちながら没落した朝廷の存続を図る。1日の放送回では染谷将太演じる信長と対面する。

「染谷くんとのシーンは楽しかったですね。芝居の間は、言葉をひと言ふた言しか交わさなかったのですが、とても有意義な時間を過ごせました。彼は、これまでとは違った信長像を自分のものにされていると思います。正親町天皇と信長の、二人のやりとりにもぜひご注目いただきたいと思います」と、コメントしている。
 
 第30回「朝倉義景を討て」では、孤独な立場の義昭(滝藤賢一)は、良き話し相手となっていた駒(門脇麦)と弱きものを救う悲田院づくりの夢を通して仲を深める。一方、光秀(長谷川博己)は、信長が越前の朝倉攻めを決めたことを知る。光秀は信長に、帝に戦の是非を認めてもうことで、ほかの大名も自ずと集まると助言する。信長は上洛し、帝・正親町天皇に拝謁する。

『麒麟がくる』は、毎週日曜、総合で午後8時、BSプレミアムで午後6時、BS4Kで午前9時。再放送もある。

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