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朝久泰央vs西元也史のスーパー・フェザー級注目カードが実現【11・8 K-1 KRUSH】

2019.10.02 Vol.Web Original

西元はKRUSH2戦目でトップクラスといきなり対戦

「K-1 KRUSH FIGHT.107」(11月8日、東京・後楽園ホール)の第2弾カード発表会見が10月2日、都内で開催された。

 スーパー・フェザー級戦で朝久泰央vs西元也史の注目カードが実現することとなった。

 朝久はタイトル歴こそないものの、2015年のKrush参戦以来、スーパー・フェザー級のトップ戦線で活躍。大沢文也、大岩龍矢、安保璃久といった強豪にも勝利を収めている。今年2月に、9月大会でスーパー・フェザー級王者となったレオナ・ぺタスに敗れたものの、その後2連勝と再びタイトル戦線に浮上してきた。

 対する西元は9月大会でK-1 KRUSH FIGHT初参戦。勝利はすべてKO勝ちという鳴り物入りでの参戦だったが、友尊相手に1R1分52秒に鮮やかなハイキック一発でKO勝ちを果たし、その実力を証明。今回、2戦目にして、朝久との対戦が実現した。

 この日の会見で西元は「9月にああいう勝ち方をして、代表から“次は簡単な相手は来ない”と言われ続けていた。いざ話が来たときに“いきなりやらせてもらえるのか”と思った。KRUSHファンに名前を知らない人はいないくらいの選手。実力もあって、こういう強い選手とやらせてもらえるのはうれしい。朝久選手の試合は観客席で何回も見ている。大阪大会も2階席で見ていた。初参戦でああいう勝ち方をして、“2回目でいきなり朝久かよ”と言われるかもしれないが、手の届く位置までこれたのはうれしい。選手としてもこういうキャリアのある相手はリスペクトしているし、こういう選手を倒せたら僕のKO率も本物なのではないかと思う」などと話した。

 試合については「前回はあれほど早く決まるとは思っていなかった。いろいろ組み立てて行くことを考えていた中で出たハイキック。今回はあんなに早く決まるとは思っていない。前回は僕らしい試合を見せられていない。今回は泥臭くても勝ちにいこうとする戦い方を見せられると思う」と話した。

女子アトム級王座決定戦でC-ZUKAと高梨knuckle美穂が対戦【5・18 KRUSH】

2019.03.26 Vol.Web Original

高梨「私がこの階級で一番強い」、C-ZUKA「勝った奴が強い」
「K-1 KRUSH FIGHT.101」(5月18日、東京・後楽園ホール)の第1弾カード発表会見が3月26日、東京都内で開催された。

 初代王者の松下えみが昨年10月に王座を返上して以来、空位となっている女子アトム級の王座決定戦としてC-ZUKA vs高梨knuckle美穂の一戦が発表された。

 C-ZUKAはKrush初参戦の443戦では敗れたものの、その後、KHAOSとKrushで2連勝。他団体でのタイトル獲得の実績もあり、今回の王座決定戦への出場となった。

 高梨は昨年9月にKHAOSでプロデビュー。その試合で強烈なパンチでKO勝ちを収め、当時の王者・松下の挑戦者に選ばれたが、これを松下が不服として王座を返上した経緯がある。高梨はその後、昨年12月にはKrushの本戦で勝利を収め、現在2連勝となっている。

 今回の高梨の抜擢について中村拓己K-1プロデューサーは「キャリアは浅いが、攻撃力があって倒せる選手。戦いっぷりと倒しっぷりでもう1枠に入ってもらった」と話した。そして2人には「タイトルマッチにふさわしい試合をして勝ってほしい。これがKRUSHのチャンピオンだという試合を見せてほしい」と要望した。

 高梨は「去年の12月から空いてしまったが、練習もコンスタントにやってきている。パワーもさらについて、体も変わってきた。絶対にKOできる自信もすでにある。失神KOで5月には私がベルトを巻きます」、C-ZUKAは「高梨選手はパワーもあるしすごく強い選手だと思っています。でも強い奴が勝つのではなく、勝った奴が強いというところを見せつけたい」とそれぞれ話した。

 王座決定戦の話が来た時について高梨が「うれしかったが、早いとは思わなかった。私がこの階級で一番強いと思うので、あまり驚かなかった」と言えば、C-ZUKAは「私は驚いた。他にも素晴らしい選手がいるのでその中で選んでいただいたことはありがたく思っている。このチャンスはぜひものにしたい」と対照的な反応を見せた。

 互いの印象については高梨が「リーチが長くてスタミナがある。でも倒れやすいイメージがある。私のパンチが当たったらすぐ倒れるんじゃないかと思う」と言えば、C-ZUKAは「KOするパワーはあると思うので、そこは警戒している。でも2試合同じ興行に出させていただいて、穴がないわけではないなと思っている」とこちらは静かに闘志を燃やした。

 今大会では女子アトム級とは対極にある男子のクルーザー級の試合が行われる。実に倍の体重差なのだが高梨は「スピードはこちらのほうが速いのでそういうところを楽しんでほしいし、クルーザー級に負けないパワーでKOするので、そういうところを見てください」、C-ZUKAは「軽量級でも面白い試合ができるところを見せたい」とそれぞれクルーザー級への対抗心も持って試合に臨む。

玖村将史が軍司泰斗に勝利。第6代Krushスーパー・バンタム級王者に

2019.02.17 Vol.web Original

「Krush.98」(2月16日、東京・後楽園ホール)で「第6代Krushスーパー・バンタム級王座決定トーナメント」決勝戦が開催され、玖村将史が軍司泰斗を判定で破り王座に輝いた。

2019.2.16「Krush.98」対戦カード発表

2018.12.18 Vol.web original

復帰戦となるレオナ・ペタスは朝久泰央と。事実上の挑戦者決定戦か?!

 2019年2月16日(土)東京・後楽園ホールで開催される「Krush.98」のカード発表が18日、都内の会場で行われた。
 Krushスーパー・フェザー級では、レオナ・ペタスと朝久泰央の対戦が発表。レオナは7月の「Krush.90」の日本vs中国・7対7全面対抗戦でKO勝ち。その後、試合が組まれていたが交通事故により欠場、今回が復帰戦となる。一方朝久は、12月に行われたK-1の大阪大会のスーパーファイトで安保璃紅と対戦し、勝利している。
 この2人、2017年4月に行われたKrush第5代スーパー・フェザー級決定トーナメントの準決勝で対戦しており、この時は判定でレオナが勝利。リベンジのチャンスとあって、会見で朝久は「約2年前に判定で負けているのでしっかり倍返しでやり返す。2年で進化しているので、1発ももらわずに完封でボコボコにします」と強気の発言。これに対しレオナは「12月の(朝久の)試合を見た。手数も多いし、体力もある。ただパワーに欠けているので、そんなパンチは100発もらっても効かない」と返すが、朝久も「100発で倒れないなら、200発、300発打って一方的に終わらせます」と負けてない。
 しかしベルトへの思いを聞かれると「僕はこれが次期挑戦者決定戦というとらえ方している」(朝久)。「僕と朝久君だったら盛り上がるし、次期挑戦者決定戦に今してもらってもいいと思う。中村さんどう思います?」(レオナ)と中村プロデューサーに直訴。「プロデューサー就任の最初の会見で、いきなりぶっこまれるとは…」と苦笑いしつつ、レオナに「今のチャンピオンより僕たちの方が強いと思うので、どう思います?」と畳みかけられると「ファンや主催者が納得できる試合を見せてくれれば…」と2人の対戦に期待を寄せる発言も。挑戦権をかけての戦いのつもりで挑む2人。どちらも譲れない激しい対戦になりそうだ。

篠原悠人がスーパー・ライト級王座獲得【8・5 Krush.91】

2018.08.05 Vol.Web Original

2-1の際どい判定も中澤にリベンジ
「Krush.91」(8月5日、東京・後楽園ホール)でダブルメインイベントとして2つのタイトルマッチが行われた。

 第1試合で行われた「Krushスーパー・ライト級タイトルマッチ」は挑戦者の篠原悠人が王者・中澤純を2-1の判定で破り第6代王者に輝いた。

 2人は2017年2月に「第5代王座決定トーナメント」の準決勝で対戦し、中澤がKOで篠原を破っている。

 試合は1Rから中澤がプレッシャーをかけ前に出るものの、篠原は足を使って攻撃をかわしては左のジャブをガードの隙間からねじ込み右ストレート、右アッパーにつなげるなど巧みな攻めを見せる。

 2Rも1R同様、中澤がプレッシャーをかけ前へ出るが篠原は左のジャブで牽制。中澤の右ローが当たり始めるも、篠原は巧みなさばきで連打を許さない。逆に左フックで中澤をぐらつかせる場面も。

大岩vs泰央、桝本vs裕貴発表。朝久兄弟がそろい踏み【11・5 Krush.82】

2017.09.30 Vol.Web Original

大岩は階級を上げ「K-1出場を目指す」
「Krush.82」(11月5日、東京・後楽園ホール)の追加対戦カードが9月29日、発表された。

 -60kgで大岩龍矢と朝久泰央が対戦する。大岩は-58kgから階級を上げての参戦。-58kgでは王者・小澤海斗へ挑戦し、敗れたものの延長にもつれ込む接戦に持ち込むなど確かな実力を見せつけた。その後3連勝で、前戦でも古谷野一樹に1RTKO勝ちと好調を保っており、-60kg戦線をにぎわす存在となりそう。

 対する朝久泰央は今年行われた-60kg王座決定トーナメントで準決勝進出を果たすなど、トップ戦線で戦う選手。今後の-60kg戦線を占うカードとなりそうだ。

 朝久泰央は「大岩選手とはガンガン戦う。大岩選手は2年くらい前に兄貴(裕貴)と戦っているので、どんな選手か聞いてみたら『とても強い選手だった』ということだったので、良い試合ができることを楽しみにしています」と話した。一方の大岩は「朝久選手がガンガン戦うと言ってくれたので、今日から楽しみ。バチバチに戦いましょう。僕は目指しているK-1に出場したいので、-60kgでの次の試合にしっかり勝って、K-1出場にたどり着きたい」と話した。

Krush.75 ヘウヘスが女子王座初防衛 渡部は復帰戦で山際に判定負け

2017.04.03 Vol.687

 立ち技格闘技「Krush.75」(4月2日、東京・後楽園ホール)のダブルメインイベントの第1試合で行われた「Krush女子タイトルマッチ」は王者メロニー・ヘウヘスが挑戦者・紅絹を3-0の判定で破り初防衛に成功した。

 ヘウヘスは開始早々からタイトルを奪ったKANA戦同様、積極的に前へ出て攻撃を展開。紅絹も持ち前のスピードとトリッキーな動きでヘウヘスを翻弄するも、ヘウヘスの勢いが目立つ展開に。2Rに入ると紅絹のフックが当たり始め巻き返すも、3Rは序盤からヘウヘスがラッシュ。紅絹もパンチの連打で反撃するがヘウヘスが手数で上回り、ジャッジ3人が29-28の3-0でヘウヘスが勝利を収め初防衛に成功した。

2・18「Krush.73」塚越が逆転勝利で-67kg王座防衛

2017.02.19 Vol.684

 立ち技格闘技「Krush.73」(2月18日、東京・後楽園ホール)のメーンで行われた「Krush -67kgタイトルマッチ」で王者・塚越仁志がモハン・ドラゴンを3R2分54秒、KOで破り初防衛を果たした。

 塚越は昨年10月の「Krush.70」で時の王者・渡部太基と後楽園ホールを揺らすほどの激闘を繰り広げた末に初めて王座に就いた。今回は戦前「渡部戦のようにはならない」と話していたのだが、今回も渡部戦に引けを取らない激闘となった。

「ベルトを取ってK-1のリングに上がりたい」と公言するドラゴンに対し、塚越は「“まずはKrush”みたいな考え方は好きじゃない」と口にするなど、ある意味イデオロギー対決という側面もあったこの試合。ドラゴンは1Rのゴングと同時にダッシュし飛びヒザを狙うなど、いきなりスイッチオン。予想外の攻撃にも足を使って冷静に距離を取る塚越だったが、ドラゴンは大振りの左右のフックをブン回しとにかく前へ。距離を取ろうとする塚越だったが、ドラゴンの圧力はすさまじい。左右のフックを大きく空振りしたところに右ヒザを狙った塚越だったが、そこに右フックを合わせられダウンを取られる。

 立ち上がったところにまたも助走をつけての飛びヒザを狙うドラゴン。塚越は最後までペースをつかむことができず1Rを終える。

 2Rもとにかく左右のパンチを振り回すドラゴンに後がない塚越も応戦。塚越はカウンターの左フックを炸裂させぐらつかせ、左右のフックの連打からのヒザ蹴りでドラゴンを追い込むがタフなドラゴンはなかなか倒れない。塚越の攻撃の合間を狙って、またもパンチを振り回す。しかし2Rは塚越がパンチで何度もドラゴンをぐらつかせるなど試合は徐々に塚越のペースに。

 3Rに入っても大振りのパンチと突進を続けるドラゴンだったが、さすがにガス欠気味。塚越はドラゴンの空振り後にパンチ、ヒザ蹴りを合わせ着実にダメージを与えると、ラウンド中盤に右から左のフックでついにダウンを奪う。フラフラになりながらも立ち上がったドラゴンに今度は右ハイキック一閃。再びダウンを奪う。しかし執念で立ち上がるドラゴン。この時点で残り10秒。塚越は渾身の左フックを叩き込み、3つ目のダウンを奪い、KOで試合を終わらせた。

 試合後、塚越は「私事ですが、去年結婚し、3日前に子供が生まれました。父親としてしっかり仕事ができたと思います」と挨拶した。

Krush.70 佐々木が-63kg初防衛 -67kgは塚越が悲願の初戴冠

2016.10.16 Vol.676

 立ち技格闘技『Krush.70』(10月15日、東京・後楽園ホール)のダブルメインイベントでKrush-63kgと-67kgのタイトルマッチが行われた。

 第1試合の-63kgタイトル戦は、この試合がチームドラゴン離脱後、初めての試合となる王者・佐々木大蔵が岩崎悠斗を3-0の判定で破り初防衛に成功した。
 2人は2015年に1度対戦し、岩崎が勝利を収めており、佐々木は大きな借りを返したこととなる。
 試合は序盤、前がかりになる佐々木を岩崎が強烈なローキック、前蹴りで牽制。佐々木のローに岩崎がパンチを合わせるなど押し気味に進めるも、1R終了間際、岩崎のローに合わせ佐々木が右ストレートを放つと岩崎はバランスを崩して尻もち。これはスリップと判断されたが、これで佐々木は嫌な流れを断ち切った。

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