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新イベントで朝倉未来が再起戦。対戦相手の萩原京平を「圧勝しないといけないレベルの相手」とばっさり【RIZIN LANDMARK】

2021.08.21 Vol.Web Original

10月2日に旗揚げ戦

 RIZINが8月21日に会見を開き、6月の「RIZIN.28」(東京ドーム)でクレベル・コイケに敗れた朝倉未来(トライフォース赤坂)が復帰戦で萩原京平(SMOKER GYM)と対戦することを発表した。

 この試合はRIZINが新たに立ち上げる有料ライブ配信を収益の柱に据えた新しい興行形態によるイベント「RIZIN LANDMARK」の旗揚げ戦(10月2日)のメインで行われる。

 朝倉はクレベルに一本負けを喫して以来の再起戦、萩原は昨年の大晦日に平本蓮にTKO勝ちして以来のRIZIN参戦となる。

 萩原は平本戦後のマイクで朝倉戦をアピール。その後もSNSを通じて挑発するなど、今回は念願の一戦となる。

 会見で萩原は「ずっとやりたかった未来選手ということでワクワクしているし、最高の気分。しっかり勝って次のステージに進みたい。この試合の後にABEMAで素人をいじめるつまらなそうな企画をやるみたいだが、それを聞いた時はすごくなめられてるんだなと思って腹が立った。そういうなめた考えをしている奴はフルボッコにして引導を渡してやろうと思っている。そもそも俺と試合をして無事で帰れると思うなよ。そういう甘い考えごと叩き直してやろうと思っている。当日はどっちかが倒れるまで思いっきり殴り合いをしましょう」と早くも戦闘モード。

榊原CEOがMMA挑戦を表明したKNOCK OUT王者・鈴木千裕に「むちゃくちゃ興味がある」【RIZIN】

2021.07.20 Vol.Web Original

「スタジオRIZIN」「RIZINチャレンジ」といった大会の開催も視野

 RIZINが7月20日、都内で「RIZIN.30」(9月19日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の第1弾カード発表会見を行った。

 会見とその後の囲み取材で榊原信行CEOは下半期のRIZINの大会開催について、9月大会以降、10~11月に地方で2大会、大晦日にさいたまスーパーアリーナ大会の計3回のナンバーシリーズを開催する予定であることを明かした。これは「新型コロナウイルスのワクチン接種などが進み、観客を入れることを政府や行政機関が認めないことにはどうにもならないから、あえて7~8月に予定していた大会をスライドした」という理由から。

 またかねてから口にしている「スタジオRIZIN」(仮称)についても秋にはスタートしたい意向を示した。こちらは観客の上限が制限される緊急事態宣言等の発出に左右されないイベントとなる。これとは別に「RIZINチャレンジ」ともいうべき大会の開催も9月大会以降、コロナ禍が落ち着いたところでスタートを目指す。この2つは外国人選手の入国が完全に緩和される見通しが立たない中、“まだ見ぬ強豪”といった、埋もれている人材の発掘・育成を目指すもの。主軸のナンバーシリーズに加えこの2つのラインの大会を開催していく。

 新たな人材という意味で、榊原氏は7月18日のKNOCK OUTで「初代KNOCK OUT-BLACKスーパーライト級王者」に就いた鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)について「むちゃくちゃ興味があります。先週末の試合も、一方的な試合だった。ファイトスタイルとしてはもってこい。総合格闘技でぜひチャレンジしてほしい。早ければ年内にでもタイミングが合えば。宮田(充KNOCK OUT)プロデューサーと話して出てもらうような機会を作れたらいいなと思う。面構えもいいし興味があります」と語った。

フェザー級王者・斎藤裕が朝倉未来を破ったクレベル・コイケと防衛戦へ【RIZIN.28】

2021.06.14 Vol.Web Original

ケラモフに2-1の判定で薄氷の勝利

「RIZIN.28」(6月13日、東京・東京ドーム)でフェザー級王者の斎藤裕(パラエストラ小岩)が王座戴冠後の初戦でヴガール・ケラモフ(アゼルバイジャン/ORION FIGHT CLUB)とスペシャルワンマッチで対戦した。

 斎藤は昨年8月にRIZIN初参戦を果たし、摩嶋一整にTKO勝ちを収めると11月には朝倉未来と初代フェザー級王者の座をかけて対戦。激闘の末、3-0の判定勝ちを収め修斗の世界王者の実力を見せつけた。

 ケラモフはこの日、ライト級タイトル戦に臨むトフィック・ムサエフと同門のファイター。昨年2月にRIZINに初参戦しカイル・アグォンに判定勝ちを収め、今回はそれ以来の参戦となる。

 1R開始早々にケラモフが斎藤の蹴りにニータップでテイクダウンを奪う。グラウンドで上を取るケラモフだが、斎藤はロープににじり寄り立ち上がる。ともにヒザを打ち合い、スタンドに。そして2人のパンチが交錯し、組み合いからケラモフは小手投げを見舞うと、斎藤はロープの間から場外に転落。この一連の攻防の中で斎藤は右まぶたをカットし、ドクターチェックが入る。

 斎藤は試合後の会見ではこのシーンについて「バッティングだったと思う」と語っている。

 再開後、ケラモフは右フックからローキックを放つが、これはローブローとなり再度中断。

クレベル・コイケが朝倉未来を失神させて一本勝ち。朝倉は試合後「引退」口にする【RIZIN.28】

2021.06.13 Vol.Web Original

2R1分51秒、三角絞め

「RIZIN.28」(6月13日、東京・東京ドーム)のメインイベントで行われたスペシャルワンマッチで朝倉未来(トライフォース赤坂)とクレベル・コイケ(ボンサイ柔術)が対戦し、クレベルが2R1分51秒、三角絞めで朝倉を失神させ一本勝ちを収めた。

 朝倉は昨年11月に行われたフェザー級王座決定戦で斎藤裕に敗れ、王座獲得はならず。大晦日には弥益ドミネーター聡志を相手にKO勝ちを収めすぐに再起を果たし、今回はそれに続く試合。

 クレベルは元KSWフェザー級、元REBEL FCフェザー級の王者。RIZINには昨年大晦日に初参戦し、カイル・アグォンに1Rにフロントチョークを極めて一本勝ち。3月には摩嶋一整に三角絞めで2Rに一本勝ちし、フェザー級のトップクラスの実力を証明。

 この2人の試合については今大会に出場するフェザー級王者の斎藤裕が「勝ったほうとやることになる」と語っており、事実上、次期挑戦者決定戦の意味合いもあるカードとなった。

朝倉未来の「簡単にタップはしない」にクレベルは早期のタップを忠告【RIZIN.28】

2021.06.11 Vol.Web Original

朝倉「根性があるほうが勝つ」

「RIZIN.28」(6月13日、東京・東京ドーム)に出場する選手のオンライン個別インタビューが6月11日、開催された。

 メインイベントではスペシャルワンマッチで朝倉未来(トライフォース赤坂)とクレベル・コイケ(ボンサイ柔術)が対戦する。今大会に出場するフェザー級王者の斎藤裕が「勝ったほうとやることになる」と語っており、次期挑戦者決定戦の意味合いもあるカードとなっている。

 朝倉は「いよいよきたなって感じで穏やかな気持ち。とりあえず、今日は水抜きを頑張らなきゃいけないので、今日頑張って、日曜はやるだけって感じです」と現在の心境を語った。

 クレベルについては「実績もあって、強い選手」と評し、試合についても「きつい展開を想定している。判定で、根性があるほうが勝つような展開を想定しています」とした。

 クレベルはKSW王者で世界でも高い評価を得る強豪。この試合に勝てば世界に大きなアピールとなるのだが「結果的にはそういう、自分の実績になるんじゃないかなと思いますけど、ただ、大きな団体の王者だったというよりは、クレベル選手本人を見ているので、ただ倒すだけです」、また斎藤へのリベンジを見据えた試合となるのだが「もちろん、見据えているものはありますけど、今回勝たないと話にならないので、今は日曜日の試合に集中しています」ととにかく目の前の試合に集中、と強調する。

 煽りVで「サブミッションの体勢になってもタップしない」といった発言があり、クローズアップされているのだが、これについては「タップしないと言ったのは結構昔のこと。格闘技の試合に対して“タップしてすぐあきらめるような兄弟じゃない”と言ったのをそこだけ切り取られているだけ。でもそう簡単にタップはしないですね」と話し、そういう展開になることについては「展開的に寝技もあるかもしれないですが、自分は想定していないし、一本取られそうになっても最後の瞬間まで逃げる努力はします。引き込まれた時の対策もしています」と続けた。

 下馬評では打撃vs寝技の展開になると思われていることについては「ならないと思う。クレベル選手は打撃で仕掛けてくると思う。自分から打撃にいって、スクランブルのときに一瞬で極めるのがうまい。基本的には打撃勝負。自分は立つのが得意なので、テイクダウンしすぎたら体力がなくなっちゃうと思う」と分析。

「根性があるほうが勝つ」という判断については「僕もプロ戦績のうち、フィニッシュされたことがない。KOも一本負けもなく、クレベル選手もKOされたことがないから、判定にいく可能性が高い。そのなかで最後は根性勝負になると思う。そこで競り勝ちたい。きついことをやる覚悟は決まっています」と話した。

メインは朝倉未来vsクレベル・コイケ。那須川天心vs大﨑孔稀、HIROYA、Xはセミファイナル【RIZIN.28】

2021.06.08 Vol.Web Original

第1試合は弥益ドミネーター聡志vs “ブラックパンサー”ベイノア

「RIZIN.28」(6月13日、東京・東京ドーム)の試合順が6月8日、発表された。

 メインイベントは朝倉未来(トライフォース赤坂)vs クレベル・コイケ(ボンサイ柔術)のスペシャルワンマッチとなった。RIZINのフェザー級は斎藤裕(パラエストラ小岩)が王者として君臨するが、この試合は次期挑戦者決定戦の意味合いを持ったものとなる。

 セミファイナルでは那須川天心(TARGET/Cygames)が大﨑孔稀(OISHI GYM)、HIROYA(TRY HARD GYM)、当日発表の「X」の3人を相手にする「那須川天心vs.3人 スペシャルマッチ」が行われる。

 この日は会見で那須川の相手が発表される予定だったのだが、3人目は「X」としか発表されなかった。会見したRIZINの榊原信行CEOは3人目の「X」について、榊原氏は「“それで来たか”という選手に交渉して口説けました。皆さんに驚いてもらえると思う。天心はよく受けたと思う」と自信を見せた。この試合のルール等の詳細は追って発表されるが3ノックダウン制、シューズの着用は自由、バックブロー、スーパーマンパンチといった通常のボクシングでは認められない攻撃も認められる。

 1R目の選手を那須川がKO、またはTKOすれば、1R目の選手は終了し、2人目に進む。逆に那須川が1R目、ないしは2R目で敗れた場合は以降のラウンドは行われない。

 トフィック・ムサエフ(アゼルバイジャン/ORION FIGHT CLUB)vs ホベルト・サトシ・ソウザ(ブラジル/ボンサイ柔術)のライト級タイトルマッチは第8試合にラインアップされた。

 またオープニングマッチにはRIZIN初参戦にして初のMMAに挑むRISEのウェルター級王者“ブラックパンサー”ベイノア(アメリカ/極真会館)が起用された。元DEEPフェザー級王者の弥益ドミネーター聡志(team SOS)と対戦する。

フェザー級王者・斎藤裕がケラモフ相手に復帰戦。朝倉未来vsクレベル戦の「勝ったほうとやることになる」【RIZIN.28】

2021.06.01 Vol.Web Original

「RIZIN.28」(6月13日、東京・東京ドーム)の追加対戦カード発表会見が6月1日、東京都内で開催された。

 これまでバンタム級トーナメント1回戦4試合と朝倉未来vsクレベル・コイケの5試合しか発表されていなかったのだが、この日は4試合が発表された。

 フェザー級王者の斎藤裕(パラエストラ小岩)が王座戴冠後の初戦でヴガール・ケラモフ(アゼルバイジャン/ORION FIGHT CLUB)とスペシャルワンマッチで対戦する。

 斎藤は昨年11月に朝倉未来との初代王座をかけた試合を制し王座に就いたが、そこで鼻骨を骨折し休養。今回が約7か月ぶりの試合となる。

東京ドームで朝倉未来vsクレベル・コイケ。クレベルが一本勝ちを予告。朝倉は「KOしたい」【RIZIN.28】

2021.05.04 Vol.Web Original

事実上のフェザー級次期挑戦者決定戦が実現

「RIZIN.28」(6月13日、東京・東京ドーム)の追加対戦カード発表会見が5月4日、東京都内で開催された。

 66.0kg契約で朝倉未来(トライフォース赤坂)とクレベル・コイケ(ボンサイ柔術)が対戦。事実上のフェザー級次期挑戦者決定戦ともいえるカードがついに実現することとなった。

 クレベルは元KSWフェザー級、元REBEL FCフェザー級の王者。2015年のREBEL FCのフェザー級GPでは芦田崇宏、元WEC世界バンタム級王者のミゲール・トーレスを一本で破り王者に就いた。2017年にはポーランドの総合格闘技団体「KSW」のフェザー級タイトル戦でマルチン・ロゼクを判定で破り王座を獲得した。RIZINには昨年大晦日に初参戦し、カイル・アグォンに1Rにフロントチョークを極めて一本勝ち。3月には摩嶋一整に三角絞めで2Rに一本勝ちし、その“極め”の強さを改めて見せつけた。

 朝倉は2018年にRIZIN初参戦を果たすと日沖発、リオン武といった国内の実績ある選手たちを次々と破る一方で、Bellatorとの対抗戦ではジョン・マカパに圧勝するなど国内外の強豪を相手に7連勝。昨年11月には初代フェザー級王座をかけ、修斗の同級世界王者・斎藤裕と対戦し、判定負け。大晦日には元DEEPフェザー級王者の弥益ドミネーター聡志に1RKO勝ちを収め早々に復活。斎藤との対戦を改めて希望している。

格闘オーディション番組『格闘DREAMERS』第8話で「朝倉未来1年チャレンジ」に落選した柳田と漆間が道場破りに向かう

2021.05.04 Vol.Web Original

「朝倉未来1年チャレンジ」合格者と対戦

 ABEMAで配信中の格闘オーディション番組『格闘DREAMERS』の第8話が5月1日に配信された。

 同番組では「世界チャンピオンになる」との大志を抱き、プロの格闘家として大成することを夢見る若者たちにスポットを当て、彼らがプロ格闘家として「LDH martial arts」との契約を勝ち取るまでのプロセスに完全密着している。

 オーディションはLDH所属の総合格闘家で元DREAMフェザー級世界王者の髙谷裕之氏が総監督を、UFCでタイトル挑戦の実績もある岡見勇信氏がヘッドコーチを務め、200通を超える応募の中から書類審査、実技審査、面談、そして“地獄の合宿”と謳われた2泊3日の2次オーディションを実施。

 最終的に12人に絞られた参加者たちがGENERATIONSチームとTHE RAMPAGEチームにそれぞれドラフト分けされ、4月26日に行われる最終決戦に向かうはずだったのだが、第6話では総合格闘家・平本蓮の弟・平本丈とGENERATIONチームの名津井楓の間で、まさかの「入れ替え戦」が行われ平本が勝利を収める急展開が起こった。第7話では選抜メンバーが初の対外試合としてアマチュアパンクラスの大会に出場。

朝倉未来が復活のKO勝ち。「来年からはもっと真剣に格闘技に取り組んでいきたい」【RIZIN.26】

2021.01.01 Vol.Web Original

弥益ドミネーター聡志をハイキックからのパウンドでKO

「RIZIN.26」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)で朝倉未来(トライフォース赤坂)と弥益ドミネーター聡志(team SOS)が対戦し、朝倉が1RKOで勝利を収めた。

 朝倉は11月の「RIZIN.25」で斎藤裕と初代フェザー級王座をかけて戦い、判定負け。今回は時を開けずの再起戦だった。

 弥益はDEEPを主戦場に戦い、会社員との二足の草鞋ながらフェザー級王座を獲得し、今年9月までDEEPフェザー級王者に君臨した。

 カード発表会見から公開練習、そして試合までのSNS上の言動を含めたたたずまいから「何かを起こしそう」な雰囲気を漂わせていた弥益。試合も朝倉のパンチをぎりぎりでかわしては、飛びヒザを朝倉の顔面に叩き込み、右フックを当てるなど変幻自在な動きを見せた。

朝倉未来「無事でいられると思ったら大間違い」、弥益「朝倉選手はバチバチのケンカは強くない」【RIZIN.26】

2020.12.30 Vol.Web Original

「新しい朝倉未来」を予告

「RIZIN.26」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の前々日会見が12月29日、オンラインで行われた。

 弥益ドミネーター聡志(team SOS)と対戦する朝倉未来(トライフォース赤坂)が「新しい朝倉未来を見られるんじゃないかと思う」と予告した。

 朝倉は試合については「倒したいなって感じ。KOになるのか、一本かもしれないし分かりませんが、判定にならないような試合をしたい」と話す。

 前回、斎藤裕とのフェザー級王座決定戦で敗れてからの再起戦になるが、その敗戦を踏まえ「自分の狂気的な部分を抑えられていたのが自分の強みだと思っていた。冷静さとか、落ち着きだったり。その爆発力とか、リスクを冒した殴り合いは強いので、そこを混ぜて冷静さと自分の中にある激しいものを出して、混ぜたら一番強いんじゃないかってことで。もちろんカウンターを入れつつ。自分からの入りも入れつつ、新しい朝倉未来を見られるんじゃないかと思う。昔のような狂気的な爆発力のある瞬間もあれば、カウンターをとる時もあればという、混ぜた感じ」と今回は“ニュー朝倉未来”で臨む。

 そして打ち合いを望む弥益に対しては「打ち合いこそ俺が一番強いんでね。今まで弥益選手がやってきた相手と一緒にしてもらったら困るというか。パンチ力とかキック力とかが比じゃない。年始からまた仕事あると思うが、無事でいられると思ったら大間違いで。多分、鼻が折れたり歯が折れたりするので、その辺は覚悟してきてほしい」と壮絶KOを予告した。

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