先日行われたRIZINの会見で、長く務めてきた「統括本部長」の肩書きを外すことが発表された髙田延彦氏が2月4日、弁護士の横粂勝仁氏と21時から配信した「髙田横粂の世相談義」(FRESH LIVE)でこの件について改めてコメントした。今後は「ご意見番」といった立場でRIZINに物申していくことになるのだが、早速「RIZIN.15」(4月21日、神奈川・横浜アリーナ)のカードについて語った。
朝倉未来 タグーの記事一覧
堀口恭司が元UFCファイターと対戦。朝倉海vs佐々木憂流迦も決定【4・21 RIZIN.15】
堀口「打撃が得意で寝技もできる相手。しっかり仕留めたい」
「RIZIN.15」(4月21日、神奈川・横浜アリーナ)の第1弾カード発表会見が1月31日、東京都内で開催された。昨年大晦日にダリオン・コールドウェルを破り、初代バンタム級王者となった堀口恭司が戴冠後の初戦で元UFCファイターのベン・ウィンを迎え撃つ。ウィンはテコンドーをベースとする打撃系のファイター。UFCをリリース後、昨年の大晦日には会場でRIZINを観戦。満を持しての参戦となる。
堀口は「相手がすごい打撃が得意な選手なんで、しっかりKOで会場を盛り上げる試合をする。UFCで戦っていた選手で何回か試合を見たことがあるが、打撃が得意で寝技もできるので、しっかり仕留めたい」などと話した。
この試合の後はベラトールでコールドウェルとの対戦が予想されるのだが、こちらについては「戦略的には1回勝っているので、ああいう戦い方はしてこないと思うが、あれに近い形で自分はプランを組んでいこうかと思っている。自分にとっては金網のほうがやりやすいし、何度かベラトールも会場で見ているので、そんなに変わらないかなと思う」などと話した。
前DEEPフェザー級王者の芦田崇宏が復帰戦【3・10 BRAVE FIGHT18×GRACHAN 39】
「もう一度上を目指したい」と復帰決意
前DEEPフェザー級王者の芦田崇宏(BRAVE)が「BRAVE FIGHT18×GRACHAN 39」(東京・大田区産業プラザPIO)で崎山勲(マッハ道場)を相手に復帰戦を行うことが1月14日、発表された。
この日は昨年大晦日の「RIZIN.14」で引退試合を行った宮田和幸氏が代表を務める「BRAVE GYM」の設立10周年記念大会として開催される「BRAVE FIGHT18×GRACHAN 39」の会見が開かれ、芦田も出席。「BRAVE FIGHTには久しぶりの参戦。去年はベルトを失って、あまりいい年ではなかった。今年1発目のこの10周年大会という大きい舞台で再起を目指して頑張りたい」と挨拶した。
芦田は2017年12月に時の王者だった上迫博仁を破り第8代DEEPフェザー級王者となったものの、昨年6月に弥益ドミネーター聡志にTKO負け。10月にはタイトルをかけて再度、弥益と戦うも判定で敗れ王座陥落の上に同じ相手に2連敗を喫してしまった。
芦田はこの連敗については「かなり精神的なダメージはあった。格闘技を続けていくかどうか迷うくらい。でもまだやり残していることが絶対にあると思って、休んでいる間に自分で考えて、やり残したことをもう一度目標として頑張っていこうと思った。そういう考えになってからはかなり前向きになった。19歳でBRAVEに入って今29歳。練習のやり方も見直して、まだやれるという気持ちがあるので、もう一度上を目指したい。復帰がこの大会になったのは一番弟子として10周年大会には僕がいなければいけないと思ったから」などと話した。
朝倉未来がリオン武にKO勝ち。日沖に続き日本のビッグネームを連覇【12・31 RIZIN】
日沖戦を思い出させるKO劇
「RIZIN 平成最後のやれんのか!」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)で朝倉未来がリオン武をKOで破った。8月大会の日沖発に続き、日本フェザー級のトップ選手を連覇した。
ともに一発KOできる打撃を持つ者同士の対戦とあって、試合は序盤から緊張感のある攻防が続く。しかし徐々に朝倉のパンチ、左ハイがリオンをとらえていく。リオンは組み付いて現状の打開を図るが、朝倉は付き合わない。1R後半にはリオンの頭が下がったところに飛びヒザを合わせるなどペースを握る。
2Rも朝倉がプレッシャーをかけペースを握る。最後もリオンの頭がわずかに下がったところに左ひざを合わせ、ダウンを奪いKO勝ちを収めた。
求道者・リオン武「今はMMAという競技の新人。38歳でまだドキドキしている」【12・31 RIZIN】
「RIZIN 平成最後のやれんのか!」で現在売り出し中の朝倉未来と対戦
「RIZIN 平成最後のやれんのか!」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)に出場するリオン武が12月25日、神奈川県鶴見区で自ら主宰するライジングサンで公開練習を行った。
リオンは第6試合で朝倉未来と対戦する。
この日は右ストレートに特化したマススパーとミット打ちをそれぞれ2分ずつ行った。
練習後の会見ではこの一風変わった練習について「自分の武器である右ストレートを当てるための練習。右ストレートは昔から得意だったが、みんなに研究されている。そこをまた当てようと思って、いろいろ研究している」などとその意図を説明。そして「出稽古先のKRAZY BEEに右ストレート職人の朴光哲選手と田村一生選手がいる。2人は本当に右を当てるのがうまい。練習に行くたびに僕も教えてもらっている。そこで学んで、少しずつ自分なりの右を当てる感覚が分かってきた。まだまだ修行中なんですが、常にそれを磨いているという感じ」と続けた。
リオンは元修斗世界ライト級王者。DREAMなどメジャーイベントで活躍したが2016年9月を最後にリングから遠ざかっていた。しかし今年5月に修斗のリングに復帰。その復帰戦で現王者の斎藤裕に判定で敗れたものの、9月には同級世界1位のTOMAに判定勝ちを収め復活を遂げた。
リオンはそんな現在の自分については「いま38歳なんですが20代の頃より確実に強い。3年前からトレーナーに見てもらっているフィジカルトレーニングのおかげで、フィジカルも技術も確実に上がっている。それは自信がある」と話した。
朝倉兄弟「ライバルは午後の部。午前中で満足させたい」【12・31 RIZIN】
リオンと対戦の未来「ビッグネームなんですか?」
「RIZIN 平成最後のやれんのか!」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)に出場する朝倉未来と朝倉海の朝倉兄弟が12月20日、東京都内で揃って公開練習を行った。
この日は互いにミットを持つ形で2分間のミット打ちを行った。普段は2人でミット打ちをすることがないそうで海は「全然合わなかった」と苦笑い。調子については「絶好調」と声を揃えた。
今大会では兄の未来は元修斗世界ライト級王者のリオン武、弟の海は韓国のROAD FCの実力者ムン・ジェフンと対戦する。
未来は8月のRIZIN名古屋大会で日沖発に勝利後、日本人のビッグネームとの対戦を希望。今回はその希望が通った形となったが、「ビッグネームなんですか? 知らなかったんで無名の選手かと思っていた」といきなり強烈なジャブ。
朝倉兄弟がハードなマススパー披露。揃って勝利宣言【9・30 RIZIN】
未来「地元にいたときは毎日ガチスパーだった」
「RIZIN.13」(9月30日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)に出場する朝倉未来と海の朝倉兄弟が9月13日、東京都内で揃って公開練習を行った。
2人は3分間のマススパーリングを披露。“マス”にしてはかなりハードなものとなったのだが、兄の未来は「地元にいたときは毎日ガチスパーだった。これの当てているバージョン。お互いに目が良くて、手の内も分かり切っているので、だいたい本気でやっても当たらない。だから本気でやってケガをしたということもないです。逆に今みたいに抜いている時のほうがケガをする可能性があるくらい」と涼しい顔。コンディションについては「ばっちり」と声を揃えた。
快進撃を続ける朝倉兄弟はもともと愛知県を拠点とし、約1年前に上京してきた。この1年間について海は「この1年で自分でも分かるくらい強くなった。向こうにいた時は自分たちで考えながら練習していた。同じ階級で強い選手もあまりいなかったので2人で練習することも多かった。今は強い人たちに囲まれて毎日スパーリングができて、教えてもらうこともたくさんある。日々強くなっている」、未来は「地元ではレスリングが習い事としてもなかなかなかった。レスリングのテクニックがすごく向上したと思う。テイクダウンをまず取られないし、取られたとしても寝技でやっつけられることはない。(日沖戦は)テイクダウンを取られないという自信もあったし、下になっても立てるんでいいや、っていう感じで打撃でどんどん攻められたので結果につながった」などとそれぞれ振り返った。
髙田延彦がガン闘病公表のKIDにエール
「俺はよみがえってくると思う。それだけのハートを持った男」
RIZINの髙田延彦統括本部長が8月27日、元衆議院議員で弁護士の横粂勝仁氏との番組「髙田横粂の世相談義」(FRESH!で月曜21時〜不定期配信中)内で、先日、ガンで闘病中であることを発表した山本“KID”徳郁へメッセージを送った。
髙田氏は「なんとか彼の持つ強靭な精神力で病を撃退して、またみんなの前に元気な姿を、できることなら試合を見せてほしい。回復を心から見守りながら、日本のファンの前で、あるいは世界に向けても彼の試合を見せてもらえる、そんな日を待ち続けたいと思います」と話した。そして「この話を聞いた時には目の前が真っ暗になった。でも俺はよみがえってくると思うよ。それだけのハートを持った男ですから」と続けた。
朝倉未来が高谷、川尻にターゲット【8・12 RIZIN.12】
朝倉未来が日沖発に1RKO勝ち
「RIZIN.12」(8月12日、愛知・ドルフィンズアリーナ)で行われた「日沖発vs朝倉未来」の一戦は朝倉が1R3分45秒、TKOで勝利を収めた。
日沖は元修斗フェザー級王者でUFC参戦経験もある日本のトップファイター。対する朝倉はアウトサイダー出身。ファイトスタイルもオールラウンダーでグラウンドが得意の日沖とストライカーの朝倉と何から何まで好対照の2人。
打撃での探り合いから日沖はタックルに行くも朝倉はバックステップでかわす。しかし日沖は再度タックルを試みると組みついて引き込みに成功。ここから日沖の独壇場になるかと思われたが、朝倉は強引に立ち上がる。足を取りに行く日沖だが、朝倉は強引に振り払いスタンドの攻防に戻して行く。
朝倉未来「どんな体勢からでも倒せるパンチが打てる」【8・12 RIZIN.12】
RIZIN.11出場の杉山しずかとともに「ヒートトレーニング」を披露
「RIZIN.12」(8月12日、愛知・ドルフィンズアリーナ)に出場する朝倉未来が7月9日、東京都内で公開練習を行った。
通常の公開練習といえば、ミット打ち、シャドーボクシング、打撃、もしくはグラウンドのスパーリングを複数ラウンド行うというのが一般的なのだが、この日は同じジムでトレーニングする杉山しずかとともに最新鋭の機器を使用したインターバルトレーニングの一種である「ヒートトレーニング」を行った。
踏み台昇降、ケトルベルトレーニング、ランニングマシンのセットを2回行った2人はトレーニング中こそ息が荒かったものの、朝倉が「息が切れてからの回復が早くなった」というように直後の会見ではすぐに息が整い、この練習の効果を感じさせた。
杉山しずかがパウンドでフィニッシュ宣言【7・29 RIZIN.11】
“超人女子”の片鱗見せる過酷トレーニングを披露
「RIZIN.11」(7月29日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)に出場する杉山しずかが7月9日、東京都内で公開練習を行った。
通常、公開練習といえば、ミット打ち、シャドーボクシング、打撃、もしくはグラウンドのスパーリングを複数ラウンド行うというのが一般的なのだが、この日は最新鋭の機器を使用したインターバルトレーニングの一種である「ヒートトレーニング」を行った。
杉山は各界の美女たちが鍛え上げた肉体を競い合うスポーツバラエティー番組『超人女子』(テレビ朝日系)にレギュラー出演。6度の優勝を誇るのだが、その肉体美を生み出したのがこのヒートトレーニング。
この日は「RIZIN.12」(8月12日、愛知・ドルフィンズアリーナ)に出場する朝倉未来とともに踏み台昇降、ケトルベルトレーニング、ランニングマシンのセットを2回行った。