「RIZIN LANDMARK 6 in NAGOYA」(10月1日、愛知・ドルフィンズアリーナ)の前々日インタビューが9月29日、愛知・名古屋市内で開催された。
インタビュー時点ではまだ試合順が未発表ではあるが、メインイベントと目されている太田忍(パラエストラ柏)が「勝ったらアーチュレッタ選手と戦える権利を手にすると思っている」などと改めてRIZINバンタム級王者のフアン・アーチュレッタとの対戦について言及した。
太田は昨年7月に元谷友貴に判定負けも、再起戦となった今年4月の「RIZIN LANDMARK 5 in YOYOGI」では倉本一真に1R27秒でKO勝ち、「超RIZIN.2」では2021年に行われた「バンタム級JAPANグランプリ」で準決勝に進出した瀧澤謙太に1RTKO勝ちを収め、トップ戦線に躍進。
今大会では当初、元UFCファイターでRIZINバンタム級トップ戦線で活躍する井上直樹(Kill Cliff FC)との対戦予定だったのだが、井上が右顎下腺唾石症(みぎがくかせんだせきしょう)によるドクターストップで欠場となったため、9月24日の「RIZIN.44」(埼玉・さいたまスーパーアリーナ)のリング上で元修斗世界バンタム級王者で2019年5月からONE Championshipに参戦していた佐藤将光(坂口道場一族/FightBase都立大)に対戦相手が変わったことが発表された。
佐藤については「世界的に見たらトップ選手。オールラウンダー。フィニッシュはKOが多いけど極めもしっかりできる選手。タフだしファイティングスピリッツも高いし、ファイトIQも高い。試合の組み立て方を考えて戦ってくるイメージ。自分がどこが勝ってるかと言われたらぶっちゃけここと言うところを探すのが難しいくらい。でも5分3Rのなかで僕が勝てばいいと思っている。それくらい高いレベルの選手だと思っている。RIZINでMMAデビューする前にCRAZY BEEで練習させてもらった時に出稽古でいらっしゃっていて、そのときは軽いマスだったんですけど、いろんなフェイントだけでボコボコにされたというイメージ。“こういう選手と戦わなければいけなくなるんだな”と思ったのが印象的。MMAの同じ階級の選手として尊敬している選手」、試合については「テイクダウンしてぶん殴るだけなのでそれを一方的に押し付けられたらいい。向こうは全体的にスキルが高いので、ペースを握らせないように、しっかり自分のペースで試合を運べるのが理想だと思っている」という見立て。