2020年7月24日0時まで時を刻む時計の針が動き出した!!
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「東京五輪まで1431日」『みんなのHAND OVER Rio to Tokyo』開催
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東京五輪で野球・ソフト復活
国際オリンピック委員会(IOC)の総会が3日(日本時間4日)、ブラジル・リオデジャネイロで行われ、2020年東京五輪で野球・ソフトボール、空手、スケートボード、スポーツクライミング、サーフィンの5競技18種目が採用されることが正式に決まった。大会組織委員会の森喜朗会長は「東京2020大会は、この追加種目を通じて、国民の皆様に喜んでいただき、次世代を刺激し、そして未来のオリンピックのあるべき姿を示すモデルケースとなる大会を目指してまいります。“あの東京2020年大会が現代のオリンピックの転換期だった”と後世に語り継がれるよう、この決定をしっかりと受け止め、関係団体、会場予定地とともに大会準備を進めて参ります」というコメントを出した。
篠原信一、リオの熱気で東京五輪へ意欲
大規模なグラフィック装飾などで街全体を装飾する「 六本木シティドレッシング for TOKYO 2020」のオープニングセレモニーが4日、東京ミッドタウンで行われ、シドニー2000オリンピック男子柔道銀メダリストの篠原信一が出席した。
21日まで、東京ミッドタウンに、柔道、陸上競技、バスケットボール、車いすテニスなど、オリンピック・パラリンピック競技をイメージした23競技、種別59体のイメージスカルプチャーが登場する。「サラダのイベントだと思っていた」とあいさつした篠原だったが、柔道の内股をかける巨大なスカルプチャーに「すごい!」の一言。その迫力に押されてか、主催者に3Dスカルプチャー同様の内股をかけてしまうほどの勢いだった。
リオ五輪への熱気が自身のアスリート魂を刺激するようで、「(2020年の)東京に向けてトレーニング始めないとなと思います」とポロリ。「篠原イコール夏、夏イコールサーフィン! 足腰はしっかりしているのでね。ただ、ボードは人の倍ないととは思いますけど(笑)」とユーモアたっぷりのコメントで笑わせたが、「真面目に、試合に出たいなという気持ちにはなってきます。道着を来て道場に足を運んで練習したいという気持ちにはなります。試合っていうよりも、受け身…いや、その前の柔軟体操からやってね」と、柔道家の表情を見せた。
東京ミッドタウンのキャノピースクエアでは、サッカー男子グループB予選のパブリックビューイングも開催する。
東京五輪招致委が「実績のある代理店」に2.2億円送金
フランス司法当局は12日、2020年東京五輪招致をめぐる巨額の資金振り込みに関して、捜査を開始した。これはフランスの検察当局が声明を発表したもので、声明によると、日本の銀行から13年7月と10月に東京五輪招致の名目で、国際陸連(IAAF)前会長で国際オリンピック委員会(IOC)委員だったラミン・ディアク氏の息子に関係するシンガポールの銀行口座に計280万シンガポールドル(約2億2300万円)が振り込まれたことが判明。また、同じころにディアク氏側がパリで多額の金銭を支出していたことも確認したとしている。ディアク氏は当時、IOC委員として五輪開催都市決定に影響力があったとされる。
この問題で当時の招致委員会理事長で、日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長は13日、「そんな事実はない」と否定した当初の対応から一転し、招致委が送金した事実を認めた。
16日には竹田会長が衆院予算委員会に参考人として呼ばれる事態に発展。招致委から約2億2000万円を送金したシンガポールのコンサルタント会社「ブラックタイディングス」との契約について、開催都市決定直前の2013年8月にモスクワで開かれた世界陸上選手権におけるロビー活動の情報収集が主目的だったと説明。同社は陸上関係者に影響力があり、竹田会長は「最終段階までの情報収集など、効果的なロビー活動の詰めにおおいに役立った」と成果を強調。「ペーパーカンパニー」との指摘も否定した。
一方、同社の現状については「把握していない」と証言。また疑惑発覚後、支払った金銭の使途について、同社側に改めて確認したかとの質問に「確認はいたしておりません」と答えると、出席議員からは驚きの声も漏れた。
エンブレムがやっと決定
2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は4月25日、新しい大会公式エンブレムを、最終候補4作品のうち日本の伝統色である藍色の四角形を組み合わせたチェック柄の「組市松紋」(A案)に決めたと発表した。作者は東京都在住のアーティスト、野老朝雄(ところあさお)さん(46)。エンブレム委員会は同日午前に開いた会議で委員21人が投票し、過半数の13票を獲得した野老さんの作品を選出。B案は1票、C案は2票、D案は5票だった。
東京五輪・パラリンピックエンブレムが野老朝雄さんの「組市松紋」に決定
東京オリンピック・パラリンピック組織委員会は25日、都内で「東京2020エンブレム発表会」を開き、新しいエンブレムを発表した。
8日に最終候補4作品が公開され、17日までインターネットなどで国民の意見を募り、その声を鑑みた上で、この日開催されたエンブレム委員会で改めて投票が行われた。1回目の投票でA案である「組市松紋」が21人中13票を獲得。B案1票、C案2票、D案5票と、他の3作品を圧倒し、新エンブレムに選ばれた。
デザインしたのは野老朝雄(ところ あさお)さん。1969年生まれの46歳。東京造形大学卒業のデザイナー。
野老さんは会見で「ついさっき知ることになったので、頭の中が真っ白になっております。とても長い時間をかけて作った、わが子のような作品。これからいろいろな形で広がって、つながっていくことを…考えています。本当にありがとうございます」と挨拶した。
8日に公開された4作品は最終候補作品から1点、次点から2点、一度落選した作品から1点繰り上げというものだったが、野老さんの作品についてエンブレム委員会の宮田亮平委員長は「繰り上げでの作品ではない」とだけ語り、最終候補作品の1点だったかどうかについては明言を避けた。