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IP王者・上福ゆきと挑戦者の角田奈穂が“普通論争”【東京女子プロレス】

2021.04.09 Vol.Web Original

上福「つまんない。めっちゃ普通」

 東京女子プロレスが4月8日、東京・新宿区内で記者会見を開き、同17日の東京・後楽園ホールで角田奈穂の挑戦を受けるインターナショナル・プリンセス(以下、IP)王者の上福ゆきが、彼女らしい表現で王座死守を宣言した。

 上福から“普通”と言われた角田は「前回の挑戦表明で、普通って言われて、それから普通って言われる回数が増えたんです。唯一、自分が異質だって言うとしたら、外から来たこと。それとまだ来てから日が浅いので、団体の仲間に対しても、お客さんに対しても“受け入れられなかったらどうしよう?”とか。“嫌われたらどうしよう”とか思って、探ってたところがずっとあったんです。今回はベルトを獲りにいくってことなので、そういう遠慮は一切なしにして、嫌われるとかそういうのもなしにして、自分を出して試合をしにいこうと思ってます」とコメント。

 上福は「普通なことをまた言ってまして。嫌われる、嫌われないに関しては、探ったって探らなくたって、嫌われるヤツは嫌われるからしょうがない。いつも言ってるように、このIPのベルトを使って、プロレス好きじゃない人とか、プロレスに興味ない人にも、東京女子を見てもらいたいって気持ち一心でやってきた。普通にどうこうっていうより、何か違うことをやりたい。何か目立ちたい。人より、ちょっと引っかかるなって思われたいとずっと思ってやってきたので、考え方は真逆。普通のこと言って、普通に試合して、つまんない人だなって。先輩だから申し訳ないけど、つまんないって感じがあるんですよ。めっちゃ普通」とぶった斬った。

タッグ王者「爆れつ」に挑戦の沙希様が「ワタクシたち一流のシェフが絶望という名のフルコースを召し上がらせて差し上げるわ!」【東京女子プロレス】

2021.04.09 Vol.Web Original

沙希様「ワタクシたちが挑戦者? そんなことないわ」

 東京女子プロレスが4月8日、東京・新宿区内で記者会見を開き、同17日の東京・後楽園ホールで「爆れつシスターズ」(天満のどか、愛野ユキ)が持つプリンセスタッグ王座に挑戦するNEO美威獅鬼軍の沙希様(パートナーはメイ・サン=ミッシェル)が怒りに震えた。

 メイ・サンは「こちらのお試合、ワタクシは沙希様に仕えるメイドとして挑戦させていただきますわ。ピンクの沙希様とおそろいのもの、こちらを手にして初めて一流のメイドさんになれると思いますわ。おそろいのものを手にして、ワタクシのベッドルームに2つとも飾らせていただきます」と語った。

 沙希様は「ワタクシたち、トーナメントで優勝して、覇者なわけ。このお2人、お負けになられたのよね。そんなお2人がこんなベルト持って頂点のふりして大丈夫なわけ? 恥をさらしてるんじゃなくって。姉妹だかなんだか知らないけど、血のつながりを売り出してるのはいいことだけど、ワタクシたちは血のつながりよりもっと濃いつながりがあるの。2人と2匹、並んでみて、どう見えるかしら。ワタクシたちが挑戦者? そんなことないわ。あなたたちが挑戦してくるってわけ」とコメント。

 妹の愛野は「美威獅鬼軍とは過去を含めて、たくさん戦ってきたんですけど。数日前(4・4板橋)も(桐生)真弥と組んで、いいようにやられてしまって、ゴチャゴチャ言われましたけど、言葉でやり合っても仕方ない。私たちはこのベルトと一緒に高まってきていて、このベルトとともに何よりも強い血のつながりで爆れつパワーをぶちかまして、絶対に4・17後楽園は防衛したいと思います。ベルトは渡しません」とキッパリ。

伊藤麻希「チャンピオンになって東京女子を満員の東京ドームに連れて行く夢を叶えたい!」と王座奪取宣言【東京女子プロレス】

2021.04.09 Vol.Web Original

王者・辰巳は余裕のコメント

 東京女子プロレスが4月8日、東京・新宿区内で記者会見を開き、同17日の東京・後楽園ホール大会で辰巳リカが保持するプリンセス・オブ・プリンセス王座に挑む伊藤麻希が自信のほどを垣間見せた。

 伊藤は「AEWに行く夢も叶えて、ある程度知名度も出て、余裕が出てきたからこそ、見えてきたものもあって。今までこれたのって、結局周りのおかげだったなって気付かされて。周りが与えてくれたからこそ、今の伊藤が出来上がったなってことに気付いて。与えられた側として夢も叶えたから、次は与える側として、チャンピオンになって、東京女子を東京ドーム、いや満員の東京ドームに連れて行く夢を叶えたいって思ってます」と力説。

 辰巳は「伊藤ちゃんはAEWに参戦したりで、Twitterのフォロワーは10万人超え。かたや私は1万人にも満たない。たとえるなら、伊藤ちゃんはメジャー、私はインディーズかなって思うんです。ただ、私はメジャーとかインディーズとか関係ないと思っていて、強いものは強いし、すごいものはすごいし、おもしろいものはおもしろいって思ってます。数年前、音楽グループ活動していて、メジャーデビューが決まっていたんです。でも運営が最悪で、我慢すればメジャーデビューできたんですけど。そんな環境で自分のやりたいことができないまま、メジャーに行くのはイヤって思って。メジャーなんてクソ食らえって、デビュー日の1カ月前にやめたんです。そこから這いつくばって、ようやくチャンピオンベルトを手に入れた。防衛戦2回目で渡すわけにはいかないので絶対に守り抜きます」とベルト死守を誓った。

 今回の王座戦は挑戦者にスポットが当たることが多いが、辰巳は「そうなんですか? 私は気負ってないと言いますか、余裕をもってかかってこいと思ってる。伊藤ちゃんに“とがってない”とか“トゲトゲしてこい”とか言ってたんですけど、本人にはそのつもりがないようだし。試合で私が熱くなって、相手に乗ってこさせようと思ってる。バチバチできたらなって思います」と余裕のコメント。

東京女子プロレス初の女性限定興行は大成功。辰巳リカ「たくさんの女の子に囲まれて試合ができて感無量です!」

2021.04.05 Vol.Web Original

7月11日に第2回興行を開催

 東京女子プロレスが4月4日、画期的な試みとなる、団体史上初の女性限定無料興行「Go Girl」を東京・板橋グリーンホールで開催。超満員札止めの観衆(110人=主催者発表)の中、所属、レギュラー参戦の25選手が全6試合で熱いファイトを繰り広げた。

 メインイベントでは、プリンセス・オブ・プリンセス王者・辰巳リカと渡辺未詩の「白昼夢」に鈴芽を加えたトリオが、坂崎ユカと瑞希の「マジカル・シュガー・ラビッツ」に遠藤有栖が合体して、6人タッグマッチで激突。

 両軍、一進一退のめまぐるしい攻防が続くなか、10分過ぎ、辰巳が遠藤にマトを絞り、ドラゴンスクリューから足4の字固めを決めるも瑞希がカット。「白昼夢」の2人は合体技の白昼夢エタニティを遠藤にさく裂させると、辰巳がドラゴンバックブリーカー、スリーパー、そしてドラゴンスリーパーへとつなぎギブアップを奪った。

初ハードコア戦の乃蒼ヒカリが山下りなの前に玉砕も「世界一のデスマッチファイターになりたい!」【東京女子プロレス】

2021.04.02 Vol.Web Original

東京女子が実験興行「TJPW INSPIRATION」を開催

 東京女子プロレスが4月1日、東京・新木場1stRINGで第1回「TJPW INSPIRATION」を開催。メインイベントを託された乃蒼ヒカリは、山下りな(フリー)と初のハードコアマッチに臨んで玉砕したものの、今後もこのスタイルでの戦いに強い意欲を見せた。

「TJPW INSPIRATION」は団体として、パフォーマンスの幅を広げ、さらにステップアップするための新しい可能性への挑戦として、通常興行と別に数カ月に1度の割合で開催していくもの。出場選手数、試合数を絞る代わりに、チケット料金を通常より安く設定した実験的な興行だ。

 今大会では、第1試合で瑞希vs渡辺未詩、第2試合で辰巳リカ(プリンセス・オブ・プリンセス王者)vsらくが組まれ、メイン(第3試合)を任されたのが乃蒼だ。「アップアップガールズ(プロレス)」のメンバーとして、プロレスラー兼アイドルとして活動する乃蒼はかねて「デスマッチ大好き」と公言しており、昨年12月23日に東京スカイツリーで行われたDDTの路上プロレスでは、ラダーを巧みに使った攻撃を見せるなど、ハードコア戦での潜在能力の高さを垣間見せていた。

角田奈穗が4・17後楽園での上福ゆきの持つIP王座挑戦表明【東京女子プロレス】

2021.03.28 Vol.Web Original

上福は「普通すぎる!」と酷評も受諾

 東京女子プロレス「スプリングツアー’21~The Bullet~」(3月27日、東京・新木場1stRING)で、昨年11月14日の新木場1stRING大会から、東京女子プロレスにレギュラー参戦している角田奈穂が4月17日の後楽園ホール大会で、上福ゆきが保持するインターナショナル・プリンセス(以下、IP)王座に挑むことが決まった。

 この日、角田は中島翔子、猫はるなと組み、上福、小橋マリカ、遠藤有栖組と激突。必殺の紫電改で遠藤を仕留めた角田は「上福さん、今日絶対勝って言ってやろうと思ってたんだよね。4月17日、後楽園ホール大会、上福が持ってるそのIPのベルト、それ懸けて私とシングルしよう」とアピール。

 上福は「今まで聞いた挑戦者の言い方のなかで、マジで普通過ぎて・・・」と返すと、角田は「普通が一番伝わりやすいでしょ」と応じた。すると上福は「奈穂ちゃんと試合すること自体はつまんなくないと思ったの。ゆきに普通に勝てるとは思わないでね」と受諾。角田が髪の毛をつかんで「よろしくね」と言うと、上福は「お願いします」と返答した。

米AEWから凱旋の伊藤麻希がプリプリ王座獲りを猛アピール【東京女子プロレス】

2021.03.28 Vol.Web Original

「東京女子プロレスを満員の東京ドームに連れて行く!」

 東京女子プロレス「スプリングツアー’21~The Bullet~」(3月27日、東京・新木場1stRING)のメインイベントに米国から凱旋帰国を果たした伊藤麻希が登場。4月17日の東京・後楽園ホール大会でプリンセス・オブ・プリンセス王座を争う辰巳リカとの6人タッグでの前哨戦を制し、ベルト獲りを猛アピールした。

 伊藤はAEWの3月7日(日本時間8日)、米フロリダ州ジャクソンビルでのPPVマッチに参戦。帰国後のオンライン会見で辰巳が保持する王座に挑戦を表明し、タイトル戦が決定。2週間の自主隔離による自宅待機期間を経て、この日の新木場大会で3週間ぶりに国内のリングに立った。

 伊藤は山下実優、らくとのトリオで、辰巳、渡辺未詩、原宿ぽむ組と対戦。辰巳が串刺しヒップアタック、ミサイルヒップ、ドラゴンスクリューをたたき込めば、伊藤は飛びつきDDT、スイングDDT、伊藤スペシャルで応戦。その後、両軍入り乱れた一進一退の攻防となったが、原宿を捕獲した伊藤が逆片エビ固めから伊藤デラックスに移行してギブアップを奪った。

プリプリ王者・辰巳リカが4・17後楽園での伊藤麻希とのV2戦に向けベルト死守を宣言【東京女子プロレス】

2021.03.22 Vol. Web Original

伊藤がオンライン会見で挑戦を表明

 東京女子プロレス「スプリングツアー’21~The Bullet~」(3月21日、東京・板橋グリーンホール)で、プリンセス・オブ・プリンセス王者の辰巳リカが4月17日の東京・後楽園ホールで行われる伊藤麻希との2度目の防衛戦に向け、王座死守を力強く宣言した。

 伊藤は3月7日(日本時間8日)、米フロリダ州ジャクソンビルで開催されたAEWのPPVマッチ「REVOLUTION」に電撃参戦して、米国、日本のファンをアッと驚かせた。帰国後の同18日、オンライン会見を行った伊藤は「AEWに参戦したけど、ここで満足できないし、まだまだ上にいきたい。それで東京女子で一番になりたいと思ったので。4月17日、後楽園大会、辰巳リカの持つベルトに挑戦させろ!」と挑戦表明。

 伊藤は2月21日、東京・成増アクトホール大会での「第1回“ふたりはプリンセス”Max Heartトーナメント」2回戦(辰巳、渡辺未詩組vs山下実優、伊藤組)で、変型伊藤スペシャルで辰巳からギブアップを奪っており、実績は十分で伊藤のチャレンジが決まった。

沙希様&メイ・サンの「NEO美威獅鬼軍」が山下実優&伊藤麻希を決勝で破りタッグトーナメント優勝【東京女子プロレス】

2021.03.07 Vol.Web Original

4・17後楽園で「爆れつシスターズ」の持つプリンセスタッグ王座に挑戦

 東京女子プロレス「Change the wind direction」(3月6日、東京・練馬Coconeriホール)で「第1回“ふたりはプリンセス”Max Heartトーナメント」の準決勝と決勝が行われ、赤井沙希に激似の沙希様、駿河メイ(我闘雲舞)にそっくりなメイ・サン=ミッシェルの「NEO美威獅鬼軍」が優勝した。「NEO美威獅鬼軍」は4月17日、東京・後楽園ホールで「爆れつシスターズ」(天満のどか、愛野ユキ)が保持するプリンセスタッグ王座に挑むことが決定した。

「NEO美威獅鬼軍」は、まず準決勝で進境著しい乃蒼ヒカリ、汐凛セナのヒカシオコンビと対戦。ヒカシオも必死の攻めを見せたものの、メイ・サンがサン=ミッシェルで絞め上げて汐凛からギブアップを奪い決勝進出を決めた。

 もう一方のブロックでは山下実優、伊藤麻希の「121000000(ワン・トゥー・ミリオン)」が難敵の「享楽共鳴」の中島翔子、ハイパーミサヲと激突。一進一退の攻防の末、山下のアティテュード・アジャストメントがミサヲにズバリと決まって3カウントを奪取して勝ち上がった。

DDTグループとノアが6・6さいたまSAで「CyberFight Festival 2021」を開催

2021.02.27 Vol.Web Original

CyberFightが合同興行

 DDTプロレスリング、プロレスリング・ノア、東京女子プロレス、ガンバレ☆プロレスが属する株式会社CyberFightが2月26日、東京・渋谷区の渋谷スクランブルスクエア内で記者会見を開き、6月6日に埼玉・さいたまスーパーアリーナメインアリーナで「CyberFight Festival 2021」と銘打った合同興行を開催することを発表した。

 同大会では各団体による提供試合のほか、KO-D無差別級選手権試合、GHCヘビー級選手権試合、プリンセス・オブ・プリンセス選手権試合の3大タイトルマッチや団体交流戦などの実施を予定。この興行の模様は動画配信サービス「WRESTLE UNIVERSE」で生中継される。

 開催経緯について、高木三四郎社長(DDT)は「昨年9月1日にプロレス事業部を経営統合して株式会社CyberFightを設立した際に、プロレスリング・ノア、DDTプロレス、東京女子プロレス、ガンバレ☆プロレス、それぞれの運営団体の魅力を伝えることのできるロックフェスティバルのような大会を企画できないかと思っておりました。6月6日に国内有数の大会場である、さいたまスーパーアリーナのメインアリーナで開催することとなりました。『CyberFight Festival』で、それぞれの団体のファンの人たちや、広く世間にも改めてプロレスの魅力を伝えていけたらと思っております。当日は新型コロナウイルスの感染予防に十分対策を講じて開催します。人々に活力を与えるイベントにしたいです」と説明。

タッグトーナメント4強が出そろう。山下実優&伊藤麻希は「白昼夢」を破り優勝宣言【東京女子プロレス】

2021.02.21 Vol.Web Original

 東京女子プロレスの「TOKYO JOSHI 2021 WINTER~LOVERS~」(2月21日、東京・成増アクトホール)で、同団体最強のタッグを決める「第1回“ふたりはプリンセス”Max Heartトーナメント」2回戦4試合が行われ、4強が出そろった。

 そのなかでも目を引くのが、山下実優、伊藤麻希の九州コンビ。2人は本格的にタッグを結成してからは日が浅いが、11日の東京・後楽園ホール大会では、NEO美威獅鬼軍(沙希様、メイ・サン=ミッシェル)を破り、自信を深めて同トーナメントにエントリーした。

 この日の成増大会では前プリンセスタッグ王者の「白昼夢」(辰巳リカ、渡辺未詩)と対戦。

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