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バドミントン日本代表「フクヒロ」ペアがオンライン会見。コロナ危機乗り越え、新チームへ入団

2020.06.04 Vol.Web original

 「フクヒロ」の愛称で知られるバドミントン女子日本代表の福島由紀・廣田彩花ペアが4日、オンライン記者会見を開き、新チーム「丸杉Bluvic」への入団を発表した。

 福島・廣田ペアは、高校卒業後から実業団選手としてペアを組み、2017年日本人選手として40年以来の世界選手権決勝進出を果たすなど、女子ダブルス界の注目ペア。現在、世界ランキング2位で、東京オリンピック日本代表選手の最有力候補でもある。しかし、今年に入り、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、チーム全体が練習場所を失うなど、存続の危機に直面していた。

 株式会社丸杉の杉山忠国社長は、「4月の連休前に、今井(彰宏)監督、吉富(桂子)コーチ、岐阜県バドミントン協会幹部の方が弊社を訪れ、全チームの会社が経営破綻し、チーム存続ができなくなった旨、説明を受けました」と経緯を説明。

 岐阜県に本社を置く丸杉は、約30年に渡り自社バドミントン部を運営しており、今回新たに、選手や監督、コーチ、総勢16名を迎えることとなる。今後は「丸杉バドミントン部」と「丸杉Bluvic」の2チーム体制で、リーグ優勝などを目指していくという。

 入団にあたり、福島は「この度、岐阜で60年の歴史がある丸杉に入社することになりました。東京オリンピックが延期になって、モチベーションを維持することに悩んだ時期もありましたが、丸杉への入社をチャンスと捉えて、これからも頑張っていきたいと思います」と、再スタートへの意気込みを語った。

久保優太がK-1引退。ボクシング転向で「東京五輪で金メダル目指す」

2020.06.03 Vol.Web Original

「ピケオーも倒し、K-1ではやり切った」

 初代K-1 WORLD GPウェルター級王者の久保優太が6月3日、会見を開き、王座の返上とボクシングへの挑戦を発表した。

 久保は今年3月のK-1の年間最大のイベント「K’FESTA.3」でジョーダン・ピケオーを破り、王座を防衛したのだが、試合後「今後の活動について大きな発表がある」と発言していた。

 久保は「7歳の頃からテコンドーを始めて、K-1を見て育っち、高校1年生でキックボクシングに転向した。それから2011年にK-1に出られるようになった。そしてこのベルトを約2年半保持することができた。K-1では最後のラスボス的なピケオー選手も破って、やり切ったという思いがあった」とこれまでの格闘家人生を振り返り「今後はボクシングに転向しようと思う。来年、東京でオリンピックもある。ボクシングでオリンピックの金メダルを取りたいと思っている。あと、(プロでも)チャンピオンになりたいということもあって、転向を決めた」と語った。

 その理由については「妻のサラちゃんに“久保ちゃんはオリンピックに出ないの?”と言われ“ああ、オリンピックか”と思った。でもK-1はオリンピック競技ではない。ボクシングはオリンピック競技だった。調べてみると元プロでも出られるということなので、K-1を引退して、ベルトを返上してオリンピックを目指そうと決めた」などと明かした。

 そして「K-1は僕の青春だった。それを“捨てて”ではなく“生かして”いきたい。僕は自分のことをK-1ファイターで、生涯格闘家だと思っているので、これからも皆さんのパワーを借りて、新しいチャレンジを応援してくれたらと思っている」などとK-1ファンへのメッセージを送った。

 久保の所属先などは今後、改めて発表される。

 空位となったウェルター級王座の新しいチャンピオンを決めるトーナメントについても今後改めて発表される。

IOCのコーツ氏が新型コロナの収束について「日本を信じている」

2020.04.16 Vol.Web Original

組織委とIOCがテレビ会議。会見はYouTubeライブ

 東京オリンピック・パラリンピック組織委員会は4月16日、国際オリンピック委員会(IOC)とテレビ会議によるエグゼクティブプロジェクトレビューを開催した。

 会議には日本側からは森喜朗・東京2020組織委員会会長、武藤敏郎・東京2020組織委員会専務理事・事務総長ら、IOC側からはジョン・コーツ委員長、クリストフ・デュビIOCオリンピック競技大会エグゼクティブディレクターらが出席した。

 電話会議後の会見は森会長、武藤事務総長、そしてモニターでコーツ委員長が参加して行われた。なおこの会見は新型コロナウイルス感染症対策としてYouTubeライブで行われ、質問もチャットで受け付ける形となった。

 この日の会議の内容は「1年延期を受けてどのような枠組みのもとで今後の準備をするか、どういう準備をするかを議論した」(コーツ氏)というもの。

 ガバナンスについてはコーツ氏、森氏、武藤氏、デュビ氏の4人による「ジョイント・ステアリングコミッティー」を作り、統括。必要に応じて会合を開いていくという。これをサポートするためにIOC側は「Here we go」、組織委は「新たな出発」というそれぞれのタスクフォースを設立することを定めた。

 そして2020年大会で決定していた会場と競技スケジュールはベストのものであったという判断から「それを踏襲することが望ましい」ということで組織委を含む日本側はそれぞれの会場の所有者に2021年大会時の使用の要請を行うこととなった。

人気TikTokerでハンドボール日本代表キャプテン!? レミたん=土井レミイ杏利に聞く

2020.03.30 Vol.Web Original

 数ある球技のなかでも、日本ではずっと”マイナー”扱いされていたハンドボールに、新たな風を吹かせようと、その普及に一役買っている男がいる。それが、日本代表のキャプテンである土井レミイ杏利。彼は現在2つの顔でメディアに登場する。ひとつがハンドボール選手としての土井選手。もう一つは、若者に人気の動画SNS、TikTokでの「レミたん」だ。フォロワーの数は国内外合わせて46万人超。屈強なスポーツ選手でありながら、笑いを取る動画でネットを騒がせる彼の真意を聞いてきた。

小池百合子「全会場が完成。ハードの準備からソフトの準備へ」【TOKYO 2020 COUNTDOWN】

2020.03.16 Vol.728

 東京2020 オリンピック・パラリンピック競技大会の開催まで、もう5カ月を切った。これから代表も続々と決まり、いやがうえにも盛り上がることになるが、今、この人はどんな思いでいるのだろうか? アスリート、スタッフ、大会運営に関わる方々にお話を聞く、このシリーズの第2 回は小池百合子東京都知事。(聞き手・一木広治)

大迫傑が日本新で4位!五輪代表へと大きく前進 東京マラソン2020

2020.03.01 Vol.Web Original

 早春の東京の風物詩「東京マラソン 2020」が1日行われ、大迫傑が自らが持つ日本記録を更新する2時間5分29秒でゴールし、残りひとつの東京五輪代表枠を大きく手繰り寄せた。大会は、ビルハヌ・レゲセ(エチオピア)が優勝。大迫は4位だった。

大迫傑、設楽悠太、井上大仁らが意気込み 1日に東京マラソンエリートレース号砲

2020.02.29 Vol.Web Original

 3月1日に開催される「東京マラソン 2020」のプレスカンファレンスが28日、都内で行われた。出場する男女の招待選手が登壇、レースへの意気込みを語った。

EXILEが最新ツアーで新しい「Rising Sun」披露!  聖火リレーを盛り上げる2020年バージョン

2020.02.25 Vol.Web Original

 EXILEが25日、現在進行中のツアー「EXILE PERFECT LIVE 2001▶2020」の京セラドーム大阪公演で、新しい『Rising Sun』を初披露した。東日本大震災の復興ソングとして制作した『Rising Sun』を『Rising Sun ー2020ー』としてアレンジ、生まれ変わらせたもので、この曲で7月開幕の東京オリンピック・パラリンピック競技大会の聖火リレーを盛り上げる。

松本利夫、MAKIDAI、Dream Ami、THE RAMPAGEメンバーら、東京五輪聖火リレー走る

2020.02.17 Vol.Web Original

 東京都聖火リレー実行委員会は13日、都内を走る東京オリンピック聖火ランナーとしてEXILEの松本利夫、MAKIDAIらLDH所属のアーティスト10名をグループランナーに選んだと発表した。開会式の前日である7月23日に都内1区間を10人で走る。

 選出されたのは、松本らのほか、Dream Ami、THE RAMPAGE from EXILE TRIBEのLIKIYA、陣、RIKU、武知海青、浦川翔平、龍、鈴木昂秀。

 3月19日には、ギリシャオリンピック委員会から東京2020組織委員会に聖火を引き継ぐ「聖火引継式」がギリシャの首都アテネで行わる。この式典で日本の文化パフォーマンスを披露する東京2020文化パートの監督にEXILE HIROが就任している。

 
【松本利夫コメント】
オリンピック聖火ランナーとして参加させて頂くことを大変光栄に思います。心を込めて務めさせて頂きます!そして東京オリンピックをLDH全体で盛り上げていきたいと思います!

【MAKIDAIコメント】
自国で開催されるメモリアルなオリンピックに聖火ランナーとして参加させて頂ける事、心より嬉しく思います。選んで頂いた事に感謝し、LDHのアーティストのみんなで東京オリンピックを熱く盛り上げていきたいです。

五輪聖火リレーリハ パラ射撃の田口氏「ワクワクした」石原さとみも参加

2020.02.15 Vol.Web Original

 東京五輪の聖火リレーのリハーサルが15日、都内で行われた。羽村市でスタート、国分寺市、そして八王子市と、22名が走った。この日のリハーサルには、聖火リレー公式アンバサダーの石原さとみと田口亜希氏も参加した。

  八王子市の富士森公園では、その日の最終ランナーが聖火を聖火皿に移すリハーサルも行われた。富士森公園は、その日の最終聖火ランナーが到着する際に、聖火到着を祝うセレブレーションを行う会場になっている。セレブレーション会場では、各都道府県の実行委員会によるさまざまなステージプログラムを展開するとともに、東京2020オリンピック聖火リレーパートナ―などが聖火リレーを盛り上げるブースを出店する。

メディアを越えた表現に没入する!「森村泰昌:エゴオブスクラ東京2020― さまよえるニッポンの私」

2020.02.15 Vol.727

 名画や映画の登場人物や、歴史上の人物に自らが扮するセルフポートレイト作品で知られる森村泰昌が「さまよえるニッポンの私」とは何かという命題に挑む注目の個展。

 これまで、巧みなメイクや衣装で、時代や人種、性別を超えてさまざまな人物に自らが成り代わり、制作を通して原作やその背景に独自の解釈を加えてきた森村が、本展では、自らが脚本を手がけ自演する映像作品「エゴオブスクラ」と、この映像を用いて会期中開催される作家自身によるレクチャーパフォーマンス(満席につき受付終了)を通じて、作家は日本近現代史、文化史に言及する。

 その他にも、マネ「オランピア」から生まれた初期代表作「肖像(双子)」と新作「モデルヌ・オランピア 2018」、同じくマネ晩年の秀作を原作とする「フォリーベルジェールのバー」の最新作も登場。この 3 点の登場人物が複雑にからまる展示は必見。また、館内のトイレを作品化したユニークな常設インスタレーション「輪舞(ロンド)」もお見逃しなく。

 戦後日本の復興を印象付けた先の東京オリンピックから 55年を経た 2020年、再び東京でオリンピックが開かれる年、森村とともに「私」とは何かを自らに問いかけてみては。

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