『パブリック 図書館の奇跡』
米オハイオ州シンシナティの公共図書館で働く図書館員スチュアートは、常連の利用者であるホームレスから「今夜は帰らない。ここを占拠する」と告げられる。大寒波で凍死者が続出しているにも関わらずシェルターは満杯だという。
米オハイオ州シンシナティの公共図書館で働く図書館員スチュアートは、常連の利用者であるホームレスから「今夜は帰らない。ここを占拠する」と告げられる。大寒波で凍死者が続出しているにも関わらずシェルターは満杯だという。
東京・下北沢を舞台に、演劇の夢を追う男女の恋愛を描く、芥川賞作家・又吉直樹初めての長編恋愛小説『劇場』。純文学としては異例の累計50万部を超えるベストセラーとなった。人気作の映画化にあたり指揮をとったのは、『世界の中心で、愛をさけぶ』『ナラタージュ』など、数々の恋愛映画で観客の心をつかんだ行定勲監督。新たな挑戦作になったという本作やキャストについて、さらには芸術界の今について、自らの思いを語った。
「キリン グリーンズフリー」の新CM発表会が30日に開催され、CMに出演する松岡茉優、岡田将生、リリー・フランキーが出席した。
映画『劇場』の完成記念イベントが25日、都内にて行われ、キャストの山﨑賢人、松岡茉優、寛 一 郎と、原作の又吉直樹、行定勲監督が登場。この日はコロナウイルス感染防止対策のため無観客での実施となり、登壇者たちは舞台上ではなく観客席に座って、トークを繰り広げた。
作家・又吉直樹の同名恋愛小説を映画化。葛藤を抱える劇団員とそれを支える恋人の、生涯忘れられない恋を描く。
主演の山﨑は「本当はたくさんの方に完成した作品を見ていただきたかったのですが…。でもこんな経験もなかなかないので」と、客席からガランとした“劇場”を見渡し感慨深げ。
そんな一同に、映画にちなみ“生涯忘れられないものは”という質問が。山﨑は「子供のころに家族で民宿に行き、自分が釣った魚を焼いてもらった。そのときの味が忘れられない」。すると松岡も「15歳くらいのときにオーディションを受けた作品で、泣きながらうどんを食べるというシーンがあって、自分は泣きながら食べるうどんの味はこれだ!と分かったので、絶対この役をやりたいと思ったんですけど落ちてしまって。一生、演じることができない忘れらない役になってしまった」と明かした。寛 一 郎が「中学生くらいのときに友達の家に行ったらその子のお兄ちゃんになぜか指のにおいを嗅がされて、何のにおいと聞いたらヘソのにおいって…」という衝撃体験を明かすと、又吉が「子供のころ、においを嗅がせてくる人っていましたよね」と共感。
映画『劇場』の完成記念イベントが25日、都内にて行われ、キャストの山﨑賢人、松岡茉優、寛 一 郎と、原作の又吉直樹、行定勲監督が登場した。
演劇のことだけを考えて生きてきた主人公・永田役で新境地に挑んだ山﨑と、それを支えるヒロイン沙希役の松岡を、行定監督はもちろん又吉も絶賛。
行定監督から「なかでも僕の想像を超えて(山﨑が)いい顔をしているシーンがあるんです。風呂上りに、沙希が梨をむいて渡してくれるんですけど、大好物なのですごくいい顔で一口食べるんですが、お金の話をされた瞬間、食っていた梨を戻すんです。その前のうれしそうな顔が、次の瞬間にものすごく憎たらしくなる。あの顔は演出では難しい。山﨑くん自身がちょっとダメで人たらしな部分を持っているんでしょうね。無自覚でやっていたでしょ?」と言われた山﨑は苦笑しつつ「演じようとしていなかったですね」と肯定。
又吉が「2人が部屋にいるシーンはどれも好きなんですけど、沙希がベッドに座ってパンを食べているシーンが大好きですね」と言うと、行定監督は「あの(シーンを撮影した)ころはもう僕は松岡さんに指示しないと決めていて。最初のうちは言っていたんですけど、松岡さんが自由にやるので、しかもそれが面白い。毎回、僕は敗北を喫していた」とべたぼめ。
脚本家の坂元裕二が書き演出、豪華なメンバーが出演する『坂元裕二 朗読劇2020「忘れえぬ 忘れえぬ」、「初恋」と「不倫」』が4月、東京と大阪で上演されることが決定した。
朗読するのは、これまでも上演されてきた「不帰(かえらず)の初恋、海老名SA」と「カラシニコフ不倫海峡」、それにこの公演のために書き下ろした新作「忘れえぬ 忘れえぬ」の計3作品。
出演は、高橋一生と酒井若菜、林遣都と有村架純、風間俊介と松岡茉優の3組で、東京公演ではそれぞれが3つの作品を朗読する。
坂元は上演にあたり「ただ往復する手紙による物語で、今回で三回目になります。これまで多くの方に朗読していただきましたが、読み手が変わるたびに、声という個性によってその色合いだけではなく、物語そのものが変わって感じらえるのが何よりの面白さです。言葉と声しかない最小限の空間に浸り、楽しんでいただければ幸いです」と、コメントを寄せている。
東京公演は、よみうり大手町ホールで4月14~22日。大阪公演は、松下IMPホールで4月25・26日で、風間と松岡が「忘れえぬ 忘れえぬ」「不帰(かえらず)の初恋、海老名SA」を朗読する。東京公演のチケット発売は3月14日、大阪は3月22日。
坂元はこれまで、『それでも、生きていく』『最高の離婚』『カルテット』など、数々のドラマを送り出している。
こんにちは、黒田勇樹です。
この前、舞台が終わったと思ったら、もうすでに次回作である四谷一武道会 黒田勇樹プロデュース「坪川内科メンタルクリニック」の脚本に取り掛かる日々となっています。
初日が12月21日…って随分先だと思っていたら、もうすぐじゃないですか!
すいません、一言だけ言わせてください。
「おっぱい」
では気を取り直して脚本に戻ります。
今週は鑑賞記です。では始めましょう。
映画『ひとよ』公開記念舞台挨拶が9日、都内にて行われ、俳優の佐藤健、鈴木亮平、松岡茉優、MEGUMI、佐々木蔵之介と白石和彌監督が登壇した。
15年前に起きた事件によって運命を大きく狂わされ、別々の人生を歩んでいた三兄妹が再開することで再び家族と向き合っていく物語。
次男・雄二を演じた佐藤は「僕はさみしくなる映画が好きなんです。見た後に、この登場人物とさよならするのがさみしい、と思える映画が好きで、今回も“この家族の今後が見たい”という声を頂いてうれしかった」と、好評の声を喜んだ。
長女・園子を演じた松岡も「私たちが最初に完成作を見たあとの雰囲気と同じ感じがして、会場のお客さんも同じような思いをいだいてくださったのかな、と思ってうれしいです」と鑑賞後の観客の様子に喜びの声。
ジャパンプレミアに佐藤ら主要キャストと白石監督が登壇
俳優の佐藤健が主演する映画『ひとよ』のジャパンプレミアが9月25日、東京都内で開催され、佐藤、鈴木亮平、松岡茉優、佐々木蔵之介、音尾琢真、そして白石和彌監督が登壇した。
同作は劇作家・演出家の桑原裕子氏が率いる劇団、KAKUTAが2011年と2015年に上演した同名の舞台作品を原作とした15年前の一夜に起きた事件によって、運命が狂わされた母親と3人の兄妹の物語。
佐藤が演じるのは15年前の事件に縛られ、家族と距離を置き、東京でフリーライターとして働く次男・稲村雄二。原作では母が物語の中心に据えられていたが、本作ではこの次男の雄二を中心に物語が展開する。
佐藤は「今回の現場は自分で何かをしようという気負いのようなものは一切なく、過去のどの現場よりも力の抜けた状態で臨めたのではないかと思う。完成した作品はとても素晴らしかった。この作品に出演できたことを非常に光栄に思う」と挨拶。
そして「ひとよの話が来る前から、もし白石作品に出演することになったら“こういう役作りをしていこう”と考えるくらい勝手に想定していた。それくらい念願かなっての出演なのでうれしい。今より線を太くして、体内を汚して挑もうと思っていた」などと今回は念願の出演だったことを明かした。
映画『蜜蜂と遠雷』完成披露イベントが16日、都内にて行われ、出演の松岡茉優、松坂桃李、森崎ウィン、鈴鹿央士と石川慶監督が登壇した。
原作は恩田陸による同名ベストセラー小説。国際ピアノコンクールを舞台に、世界を目指す4人の若きピアニストたちのドラマを描く。劇中に登場する多彩な楽曲を、河村尚子ら世界で活躍する日本最高峰のピアニストが奏でる。
この日は映画にちなみ、スタンドアップ・オーケストラによる演奏で幕開け。シューベルトのピアノ五重奏曲「ます」第4楽章のあと、キャストたちが登場。2曲め、サティの「ジュ・トゥ・ヴ」のメロディーと盛大な拍手に包まれ会場を歩いてステージに上がった。
2013年に『凶悪』を世に送り出して以降『彼女がその名を知らない鳥たち』、『孤狼の血』など、毎年のように賞レースを席巻する意欲作を放ってきた白石和彌監督の最新作。本作では、白石監督が「いつかは撮らねばならない」と感じていた“家族”というテーマへ初めて真正面から挑み、一夜にして激変する家族の運命を通して尊くもときに残酷な“家族の絆”、そして言葉にできない“究極の愛”を問いかける。主演・佐藤健を筆頭に、鈴木亮平、松岡茉優、音尾琢真、佐々木蔵之介、そして田中裕子と、豪華名優陣が集結。
11月8日(金)より全国公開。