SearchSearch

軍司泰斗と玖村将史が来年2月にベルトかけ対戦【Krushスーパー・バンタム級トーナメント】

2018.12.17 Vol.Web Original

軍司は今回も椿原に苦戦。僅差の判定で勝利
 Krushの2018年最終大会となる「Krush.96」(12月16日、東京・後楽園ホール)で行われた「第6代Krushスーパー・バンタム級王座トーナメント」準決勝で軍司泰斗と玖村将史が勝利を収め、「Krush.98」(2019年2月16日、東京・後楽園ホール)で行われる決勝に駒を進めた。

 軍司はプロアマ通じて3回戦い、1勝2敗と負け越している椿原龍矢と対戦した。

 この2人の対戦は常にどちらが勝ってもおかしくないような内容なのだが、今回も3Rが終わった時点でジャッジ3者ともイーブンの0-0で延長ラウンドに突入。

 延長は前半こそ椿原が手数で勝ったものの、軍司は終盤、ボディーフックで椿原の動きを鈍らせ、終了間際にはロープに詰め左フック、右ストレートの連打で追い込むシーンを作った。

 延長の判定はマストシステムなことから会場が固唾をのんでコールを待つ。2人のジャッジが割れる中、最後の1人は10-9で軍司を支持した。

12.16「Krush.96」第6代Krushスーパー・バンタム級王座トーナメント準決勝のカードが決定

2018.10.29 Vol.web

「Krush.96」(12月16日、東京・後楽園ホール)で行われる第6代Krushスーパー・バンタム級王座トーナメントの準決勝出場者が29日、都内の会場で会見を行った。
 同トーナメントへは、9月の大会で行われた一回戦Aブロックの試合で、軍司泰斗と椿原龍矢の準決勝進出が決定しており、残りの2名は前日開催された「Krush.94」(10月28日、東京・後楽園ホール)の一回戦Bブロックで決定。大岩翔太にKO勝利した玖村将史と、桝本“ゴリ”翔也に判定勝ちしたビクトー・サラビアが準決勝への切符を手にした。

各選手のコメントは以下。

軍司泰斗
「椿原選手とは3回も対戦していて、やりづらい選手だというのはわかっている。お互い何を出してくるのか分かっているので、それにプラスアルファ、必殺技を2つ3つ増やしてやろうと思っている。(決勝では)武居(由樹)選手と対戦したサラビア選手とやってKOで優勝したい。減量も練習もきっちりやって必ずベルトを巻きます」

椿原龍矢
「軍司選手とは過去3回やっていて、パンチが強い選手だと思っている。気持ちで負けないように頑張りたい。玖村選手が決勝に上がってきたらリベンジでチャンピオンに、サラビア選手が上がってきたら、初の外国人選手との闘いを制してのチャンピオンになる。成長した僕を見て下さい」

玖村将史
「サラビア選手と試合が決まってワクワクしています。どんなカードが組まれるか分かりませんが、一番盛り上がる試合になると思います。決勝には軍司選手、椿原選手、どちらも強いので、どちらが上がってくるかわかりませんが、上がってきた方をしっかり倒してベルトを巻きたいと思います」

ビクトー・サラビア
「昨日の玖村選手の試合は見られませんでしたが、帰ってから弱点を探そうと思います。次回は前回と違う僕を見せられると思う。今までの僕を研究していたら、みなさんびっくりすると思います。決勝は誰がきても関係ない。12月は新しい僕を発見できると思います」

9・30「Krush.93」から「第6代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント」開催

2018.07.26 Vol.Web Original

決勝は来年の2月大会
 Krushが7月26日、都内で会見を開き、「Krush.93」(9月30日、東京・後楽園ホール)から8選手参加の「第6代Krushスーパー・バンタム級王座決定トーナメント」を開催することを発表した。

 これは前王者・寺戸伸近の王座返上に伴ってのもので、同大会と「Krush.94」(10月28日、東京・後楽園ホール)で1回戦2試合ずつを行い、「Krush.96」(12月16日、東京・後楽園ホール)で準決勝。来年の2月大会で決勝が行われる。

 9月大会では軍司泰斗vs森坂陸、椿原龍矢vs亀本勇翔、10月大会では大岩翔大vs玖村将史、桝本“ゴリ”翔也vsビクトー・サラビアが行われる。

 トーナメントの大本命と目されるのが前Krushバンタム級王者の軍司。軍司は6月大会で金子晃大に敗れバンタム級王座を失ったばかりだが、K-1のリングではスーパー・バンタム級でも戦い結果を残しており、階級を上げることの不利はない。現在19歳で、体がどんどん大きくなり通常体重が65~67kgという軍司にとっては55kgで戦えるというのはむしろプラスでこれまで以上のパフォーマンスが期待されるところ。

和島大海が壮絶KOで神保を返り討ち。Krush王座へ照準【5・26 KHAOS】

2018.05.26 Vol.Web Original

対抗戦は関西軍が3勝2敗で制す
 K-1グループ第3のブランド「KHAOS.5」(5月26日、東京・新宿FACE)で行われた「KHAOS of WAR 関東vs関西5対5全面戦争」で関西軍が3勝2敗で勝利を収めた。

 KHAOSは大会ごとに「出場選手が10代だけ」「優勝者が賞金総取りのトーナメント」といったさまざまなコンセプトのもと大会を開催。今回は昨秋に行われ、好評を博した「関東vs関西」の第2弾。

 2勝2敗で迎えたメーンの大将戦で和島大海(関西)が神保克哉(関東)を2R2分32秒、KOで下した。

 2人は2016年にKrushで対戦し、互いにダウンを奪い合う激戦を繰り広げた末、和島がKO勝ちを収めている。

今回も関東vs関西5vs5全面戦争【5・26 KHAOS.5】

2018.04.03 Vol.Web Original

メインはスーパー・ウェルター級のホープ対決「神保vs和島」
 K-1グループ第3のブランドKHAOSの第5回大会「KHAOS.5」(5月26日、東京・新宿FACE)の会見が4月3日、都内で開催され、大会コンセプトと決定カードが発表された。

 KHAOSは当日まで対戦相手が分からない「KHAOS ROYAL」「出場選手は10代だけ」、優勝者が賞金総取りのトーナメント「Money in the KHAOS」など大会ごとにテーマを決め、それに沿った試合を組んできた。今回は昨年秋に引き続き「関東vs関西」の5vs5対抗戦が行われる。

 メインを務めるのはスーパー・ウェルター級の「神保克哉vs和島大海」。神保は前戦でこの階級の元王者・中島弘貴を判定で破る殊勲の勝利を収めたばかり。和島もプロ戦績が9戦8勝1敗。勝利はすべてKO勝ちと、この階級の次代を担う者同士の戦いとなった。この2人は2016年に一度Krushで対戦し、その時は和島がKOで勝利を収めている。

 互いの印象について和島は「1回試合をしたときもパンチでダウンさせられている。パンチは強いという印象。僕が唯一負けている中島選手に勝っているので気合を入れて試合したい」と話せば、神保は「見た目では勝っている。やられたらやり返すだけ」と話す。これに対して和島が「顔では勝っている」と返すと神保は「ノーコメントで」と一言。

 和島は前戦、中国で戦い、体重超過の相手をKOで下しているのだが、「完全なアウェー。自分がダウンを取ってもシーンとしている。デビュー戦みたいな感じで初心を思い出して戦えたのでいい経験となった」と振り返った。一方、神保は「ああいうベテラン選手にも勝てるんだなという実感があった」と話した。

 今後については和島は「この試合もしっかりKOで勝って、年末のK-1大阪大会ではチンギス・アラゾフと戦いたいと思っているんですが、まだ早いかな?(笑)。アラゾフ選手と戦いたいです」、神保は「若い選手で強いのは和島選手だけ。和島選手に勝っちゃえば、いつも通りおやじ狩りに頑張ります。和島選手がアラゾフ選手と戦いたいというので、僕はジョーダン・ピケオー選手と戦いたい」と話した。

王者・佐々木にゴンナパーが挑戦【4・22 Krush】

2018.02.13 Vol.Web Original

佐々木は「意外といけるんじゃないか」
「Krush.87」(4月22日、東京・後楽園ホール)の対戦カード発表会見が2月13日に都内で開催された。

 前日の「Krush.85」で行われた「Krush−63kg次期挑戦者決定戦」で勝利を収めたゴンナパー・ウィラサクレックが王者・佐々木大蔵に挑戦するタイトルマッチが発表された。

 ゴンナパーは前日の試合について「石田選手は十分やったと思う。パンチは強かったが、まだ自分に戦いを挑めるようなレベルではなかったと思う。相手が変わったことについてはもともとの瑠輝也選手と戦ったらもう少し熱い試合ができたと思うので、その点はもったいなかったと思う。しかし自分がやることは全力で試合をすることだと思うので気持ちが落ちたということはなかった」と振り返った。

 佐々木は「リング下で見ていた。純粋に強いと思ったが、正直なところ自分が想像していたよりは“意外といけるんじゃないか”と思った。でも過去やってきた相手の中でも一番強いんじゃないかとは思う。なので恐ろしさもあるが、楽しみで仕方がない。4月22日には一番強い状態が見せられるんじゃないかと思う」

 ゴンナパーは「タイトル戦ということでうれしい気持ちがある。この日が来るのを待っていた。佐々木選手は速い選手だと思うが自分が全力で練習すれば勝てる相手だと思っている」と話した。そして佐々木の「意外といけるかも」という発言には「試してみるといいと思う。本当にそれができるかどうか」と話した。

 佐々木は「チャンピオンは僕なので、このベルトは僕のもの。ゴンナパー選手の高くて厚い壁になります。KREST勢が3連敗しているので、そこを僕が阻止する。それがテーマ」と話した。

日菜太がアラゾフへの挑戦権獲得 椿原がkrush王者破る【12・27 K-1】

2017.12.28 Vol.Web Original

「K-1 SURVIVAL WARS」(12月27日、東京・後楽園ホール)のメーンで「K-1 WORLD GP スーパー・ウェルター級次期挑戦者決定戦」が行われた。日菜太が廣野祐を2ー0の判定で破り、来年3月の「K’FESTA.1」でチンギス・アラゾフに挑戦することとなった。

 試合は左のミドル、ローといった蹴り技を得意とする日菜太と、ローから接近してパンチを放ちたい廣野の2人の中で激しい主導権争いが繰り広げられる。

 1R、日菜太は左のロー、ミドル、ハイ。そしてストレートと手数で上回る。廣野も右ローからパンチで前に出るが、日菜太のローは止まらない。2Rも日菜太のローが冴え渡るが、廣野は距離を潰すべく前へ。右のパンチが日菜太をとらえる場面もあったが、距離が詰まってしまいブレイクがかかり連打でたたみ掛けることができない。しかし接近してのパンチで日菜太にダメージを与えていく。

 ジャッジが微妙なラウンドが続くなか迎えた最終ラウンド。日菜太は変わらず左のキックで攻め立てるが、廣野はこれまで以上に強烈なプレッシャーをかけ前に出る。日菜太はプッシングで距離を作ってはキックを放つが廣野は下がらない。ラウンド終盤は日菜太もパンチで応戦。左アッパーが廣野をとらえるが、廣野も左のフックを返しところでゴング。

 判定は1人が29-29としたが、残る2人が30-29、30-28の2-0で日菜太が勝利を収めた。

 判定後、廣野は日菜太の右手を挙げ勝利を称えた。

 日菜太は「来年3月には“K-1チャンピオンの日菜太です”と言えるように死ぬほど努力します。僕の最後の挑戦を見にきてください」とアラゾフ戦の勝利を誓った。

 試合後の会見では「倒すことができなかったのは反省するポイント。ジャッジは割れたが僕の中ではフルマークで完封したつもりだった。ジャッジが割れたのは僕の攻撃が説得力がなかったということなのかと思うので、もっと誰が見てもフルマークというような試合、KOが一番いいんですけど、そういう試合をすれば良かったんじゃないかと思います」と試合を振り返った。そして「次のタイトルマッチがラストチャンスかもしれないし、そこで俺のキック人生が終わってしまうかもしれないけど、唯一取ってないのがK-1のベルト。それに向けて最大の努力をしたい」と話した。

西京vs椿原 2015K-1甲子園決勝の再戦実現【12・27 K-1】

2017.12.13 Vol.Web Original

西京「プロとしてしっかり分かりやすく白黒はっきりつけたい」
 K-1実行委員会が12月12日、都内で会見を開き「K-1 WORLD GP JAPAN 2017~SURVIVAL WARS 20127~」(12月27日、東京・後楽園ホール)の対戦カードの変更を発表した。

 第6試合で西京春馬と対戦予定だった大滝裕太が負傷のため欠場。これを受け、K-1甲子園2017-55kg王者・椿原龍矢が西京と対戦することとなった。

 この2人は2015年のK-1甲子園決勝で対戦。この時は西京が判定勝利を収めている。今年のK-1甲子園決勝後の一夜明け会見で、椿原は「プロのリングで西京にリベンジしたい」と話していたのだが、早くもそのチャンスが巡ってきた。

 会見で椿原は「「K-1甲子園の一夜明け会見の時に言うだけやったらタダなんで『西京選手にリベンジしたい』と言ったんですけど(笑)、実際に言ってみて良かったなと思います。K-1甲子園が終わってからも練習は続けとって、まだサウスポー対策はやってないですけど、ちゃんと勝てるように試合したいと思います。K-1甲子園で負けた相手と高校生のうちにリベンジできるのはラッキーだと思いました。(西京は)Krushの-58kgでチャンピオンにもなっていて、めっちゃ強いのは分かっているし、上手い選手です。でもここで西京選手にKOで勝ったら、もしかしたら来年3月の『K’FESTA.1』出場があるかもしれないので、勝ちます」などと話した。

 一方、西京は「対戦相手が椿原選手に変更になると聞いて、正直、モチベーションはがた落ちでした。でも来年(武尊の返上で)空位になるK-1フェザー級のタイトル戦線に向けて大事な試合になると思うので勝ちに行きます。(椿原は)2年前のK-1甲子園の決勝で勝っている相手ですが、しょうもない試合だったので(自分が)勝ったとは思っていません。結果は僕の優勝でしたが、今度はプロとしてしっかり分かりやすく白黒はっきりつけたいです。今回はKrushでチャンピオンになって一発目の試合で、椿原選手と同じレベルでやってないんだぞという試合をしたいです。今年は負けなしで来たので、最高の締めで1年を終わりたいです。試合への気持ちは変わらず、Krushチャンピオンとしてレベルの違いを見せて倒したい」などと話した。

大滝はバイク事故でドクターストップ
 なお大滝は12月5日にバイクを運転中にトラックと接触事故を起こし、全身打撲などの怪我を負い、20日間の加療が必要と診断された。命に別状はないもののドクターストップで今大会を欠場することとなった。

K-1甲子園 -55kg決勝は西京春馬vs椿原龍矢

2015.08.16 Vol.648

 未来のK-1ファイターを目指す高校生による大会『K-1甲子園2015~高校生日本最強決定トーナメント~』とアマチュアファイターによる大会『第1回K-1 CHALLENGE全日本大会~アマチュア日本一決定オープントーナメント~』が15日、東京・後楽園ホールで開催された。
 K-1甲子園は今年は-55kgと-65kgの2階級でトーナメントが行われ、-55kgには18人、-65kgには17人がエントリーした。
 試合は2分1Rで行われ、ヘッドギアを着用する。
 この日は1回戦から準決勝までが行われ、決勝戦は11月21日に東京・代々木競技場第二体育館で開催される「K-1 WORLD GP 2015」で行われる。
 -55kgにはすでにプロでも活躍中の西京春馬(東京あずさ第一高校・3年)が出場。初戦から危なげない内容で勝ち上がり、準決勝で森下翔陸を2-0の判定で破り、決勝に進出した。もう片方のブロックでは椿原龍矢(大阪府枚方なぎさ高校・1年)が再延長の末、2-1の判定で軍司泰斗(東京都立大山高校・2年生)を破り、決勝に進出した。
 -65kgでは篠原悠人(関西大学第一高校・2年)が初戦から圧倒的な強さを見せ、準決勝では森井洸介(大阪府立阪南高校・3年)を判定で下し、決勝進出。もう片方のブロックでは、昨年準優勝の佐野天馬(神奈川総合産業高校・3年)を準々決勝で破った近藤拳成(大阪府立西成高校・1年)が準決勝で小林隆馬(東京日の出高校・2年)を破り、決勝に進出した。

Copyrighted Image