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武尊×小澤海斗 あの因縁の再戦が実現か!?

2016.09.09 Vol.674

 K-1実行委員会は、9月19日(月・祝)に国立代々木競技場第二体育館で開催される「K-1 WORLD GP」から新階級をスタートすることに伴い、各階級の表記も合わせて変更することを発表。また、8月28日には都内の会場で、新階級=フェザー級(-57.5㎏から変更)初代王座決定トーナメントの開催と出場選手・組み合わせについて会見が行われた。

 会見では、11月3日(木・祝)に行われる「K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN~初代フェザー級王座決定トーナメント~」に、初代スーパー・バンタム級(-55㎏)王者・武尊がタイトルを返上し、2階級制覇を目指して参戦することが発表。さらに、その武尊と6月に開催された、「K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN ~-65kg世界最強決定トーナメント~」のスーパーファイトで激戦を繰り広げたKrush-58㎏王者・小澤海斗の参戦も発表された。会見で小澤は「このトーナメント誰が勝つと思う? 俺でしょ? それでいいんだよ」とキッパリ。1回戦の対戦相手であるオーストラリアのジョシュ・トナーについて聞かれるも「映像を見たけど、全然興味が沸かない。それよりも早く武尊をブッ飛ばしたい」と武尊へのリベンジにしか興味がない様子。記者から「トーナメントで興味がある選手は誰か?」という質問にも「聞くまでもねえだろ? 一人しかいねえだろ」と、あくまで武尊との再戦にこだわる姿勢を貫いた。一方、武尊は前人未到の2階級制覇へ向けて「僕は元スーパー・バンタム級のチャンピオンとしてではなくて、1選手としてこのトーナメントに出ます。人生をかけてフェザー級のベルトを獲りにいくし、テーマは挑戦。挑戦のつもりでベルトを獲りに行きます」と決意表明。そして前回の試合から続く小澤の挑発には「今日もグレーのスーツを着ているヤツ(小澤海斗)がうるさいんで、そいつを黙らせるトーナメントにします」と再戦をアピールする小澤にきっぱりと通告。試合前からバチバチの舌戦を繰り広げた。

 同トーナメントには、ほかに神戸翔太、戸邊隆馬の日本人選手が出場。1回戦では4選手がそれぞれ外国人選手と対戦する。

「Krush.68」で王座防衛の小澤海斗が改めて武尊との対戦を熱望

2016.08.23 Vol.673

 8月20日に名古屋で開催された「Krush.68 ~in NAGOYA~」の試合後会見が23日、都内で行われ、勝利を収めた小澤海斗、野杁正明、東本央貴、堀尾竜司の4選手が登壇した。

 初防衛戦に臨んだKrush -58kg王者の小澤はチームドラゴンの大岩龍矢と対戦。6月のK-1で対戦し敗れた武尊が相手のセコンドに就くという状況の中、延長の末、勝利を収めた。

 小澤は「結果的には勝ちで良かったが、試合内容がクソだった。一日も早く強くならないといけない。(延長までもつれたのは)アグレッシブさが足りなかった」と試合を振り返った。

 そしてセコンドにいた武尊については「いるだけでムカついた。今一番ムカついているのが武尊なんで、それが頭から離れない。あいつのことを考えなくなる日は俺があいつをぶっ倒したとき」とし、「すぐでいい」と早期の再戦を希望した。

 宮田充Krushプロデューサーは「再戦はK-1になると思う。小澤選手がしっかり防衛を果たしたことで、ファンが見たくなるような場面での再戦というのはあるのではないか。具体的に今決まっていることはないが、小澤選手の追い上げしだいで(再戦は)あるのかな、と思う」と語った。

武尊も浴衣で登場! K-1ファンミーティング 「武尊とタコる!浴衣祭り」開催

2016.07.22 Vol.671

 K-1 WORLD GP −55kg王者・武尊(K-1ジム・チームドラゴン)の単独イベント、K-1ファンミーティング vol.2着物レンタル花ごよみpresents「武尊とタコる! 浴衣祭り」が8月13日、東京・六本木で開催される。

 当日は夏らしく武尊も浴衣を着用。ファンも全員、イベント参加前に、着物レンタル店「花ごよみ」で好きな浴衣を選び、プロの着付け師に着つけてもらい参加する。ちなみに参加料の中に浴衣のレンタルと着付け料が含まれており、自前での参加は不可だ。

 イベントは、武尊のトークに2ショット写真&サインタイム、質問コーナー、さらには武尊のサイン入り私物プレゼント大抽選会など、内容は盛りだくさん。浴衣を着て、ビュッフェスタイルのフード&ドリンクを楽しみながら、身近に触れ合えるので、まるで一緒に夏祭りに来ているような気分が味わえる。戦っている時とはまったく違う、武尊のリラックスした表情も見られそうだ。

 参加人数は限定100名(各回50名)で、予定人数に達したら受付期間中でも、募集を終了する場合もあるので、参加希望の人はお早めに。K-1 WGPオフィシャルサイト(k-1wg.com)の「お問い合わせフォーム」から申し込める。
 今や新生K-1のトップファイターであり、バラエティー番組などでも活躍する武尊。常にファンとのふれ合いを大切にしている武尊だが、こんなに大接近できるチャンスはめったにないかも。この夏一番の思い出を作りに、友達を誘って参加してみよう。

K-1ファンミーティング vol.2
着物レンタル花ごよみpresents「武尊とタコる! 浴衣祭り」

【開催日】8月13日(土)
【開催場所】東京六本木横町 たこ焼き居酒屋「ヤマトタコル」
【開催時刻】第1部:15時30分開場/16時開始/18時終了、第2部:18時30分開場/19時開始/21時終了
【料金】8500円(小・中学生7000円)※ゆかたレンタル着付け込み、事前入金
【URL】 http://www.k-1wg.com/contact/

武尊 「K-1は、夢と希望が詰まった最高の舞台」

2016.07.11 Vol.OMU vol.21

 新生K-1-55㎏の王者であり、今やその実力と人気で、K-1全体をリードしている武尊。テレビのバラエティーや雑誌、ラジオなどにも積極的に出演し、格闘技ファン以外にも多くのファンを持つ。すべてはK-1をもっと知ってもらい、盛り上げるためだと語る武尊の格闘技にかける思いとは。さらにチャンピオンの先にある夢について語る。

6・24K-1 武尊が因縁の小澤に判定勝ち

2016.06.25 Vol.668

『K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN ~-65kg世界最強決定トーナメント~』(6月24日、東京・代々木競技場第二体育館)で行われたスーパーファイトで武尊が小澤海斗を判定で破った。

 この2人、対戦発表会見で小澤が武尊を挑発したことをきっかけに、2度の乱闘を繰り広げるなど遺恨深まる一戦となった。
 実績では武尊が圧倒的に上。下馬評でも武尊有利の声が多い中、小澤は「戦ってもいないのにどうして武尊が勝つといえるのか?」と反発。前日会見でも舌鋒鋭く武尊を挑発した。

 試合は立ち上がりこそ静かなものだったが、1R中盤からヒートアップ。小澤が武尊を追い込む場面もあり、遺恨抜きの好勝負が繰り広げられた。

 しかし3Rには武尊のボディーフックとヒザによる執拗なボディー打ちで小澤の動きが止まる。なおも攻め続ける武尊だが、意地でもダウンできない小澤は立ち続け、最後までパンチを繰り出すなど意地を見せた。

 試合後、武尊は「挑発されめちゃくちゃむかついていたんですけど、いい練習ができて、試合は楽しかった」と試合を振り返り、小澤については「プロとして盛り上げてくれたので、僕も絶対に小澤選手を称えません」と微妙な言い回し。試合後の会見でも「決して弱いとは思っていなかった。小澤選手の気持ちも強かった」と言いながらも「相手のことは認めないですけど」と付け加えた。

 無言でリングを降りた小澤の今後の巻き返しはなるのか。

6・24 K-1 YouTubeで合わせて120万回再生の大遺恨!武尊と小澤が対戦

2016.06.13 Vol.668

「K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN 〜−65kg世界最強決定トーナメント〜」(6月24日、東京・国立代々木競技場第二体育館)のスーパーファイトに−55kg王者の武尊が登場。Krush−58kg王者の小澤海斗を迎え撃つ。

 武尊と小澤は4月29日のカード発表会見で小澤が「首洗って待っとけ」と挑発。大会前の恒例行事「大決起集会」(5月21日、東京スカイツリータウン)ではフォトセッションで大乱闘を繰り広げた。YouTubeで会見は約66万回、決起集会は約55万回再生されるなど、2人の遺恨は大きな注目を集めている。

 小澤の持つKrush−58kgのベルトの初代王者は武尊。K-1王者となった武尊がベルトを返上したため行われた王者決定戦で小澤が第2代王者になったという経緯もあり、武尊は「相手にとって不足はない」と言う。しかし小澤の一連の行動に「リスペクトも何もなく、ただ単に挑発するのは本当に腹が立つ。名前を出されるだけでもムカつく」とK-1王者となってからの“王者らしい”振る舞いを封印。久しぶりに怖い武尊が帰ってきたよう。

 一方、小澤は8日に行われた公開スパーリング後の会見でイベントでの一件に触れ「イベントが終わって次の日もムカツキが止まらなかった」と怒り心頭。下馬評では武尊有利の声が多いことについては「関係ない。試合をやってもいないのに何が分かるのか。俺には武尊が失神しているイメージができている」と武尊を挑発した。

 新生K-1を人気実力の両面で引っ張ってきた武尊にとって一筋縄ではいかない試合となりそうだ。

【インタビュー】小澤海斗 -55kg王者・武尊は成り上がるための踏み台にすぎない!

2016.05.09 Vol.666

「K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN ~-65kg世界最強決定トーナメント~」(6月24日、東京・国立代々木競技場第二体育館)のスーパーファイトに出場する小澤海斗のインタビューを公開。

【インタビュー】-55kg王者・武尊 小澤海斗の挑発で壊し屋の本能に火が点いた!

2016.05.09 Vol.666

「K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN ~-65kg世界最強決定トーナメント~」(6月24日、東京・国立代々木競技場第二体育館)のスーパーファイトに出場する武尊のインタビューを公開。

K-1 大雅が功也を破り-60kg日本代表に

2016.05.06 Vol.666

「K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN ~-60kg日本代表決定トーナメント~」(4月24日、東京・国立代々木競技場第二体育館)で行われた-60kg日本代表決定トーナメントを元Krush -55kg王者で19歳の大雅が制し、9月19日に行われる世界最強決定トーナメントに駒を進めた。

 大雅は1回戦で、“最年少vs最年長”対決となった32歳の山本真弘と対戦。左ボディーからの飛びヒザを右こめかみに叩き込み、1R1分47秒、KOで沈めるという衝撃のスタート。
 大雅は準決勝の闘士にも1R54秒で左フック一発でKO勝ち。ほぼノーダメージで決勝に進出した。
 別ブロックから決勝に上がってきたのは初代K-1 WORLD GP -60kg王者の卜部功也。大会前の予想ではもちろん功也が優勝候補№1だった。

 しかし優勝候補としての声が高まれば高まるほど他の選手からのマークはきつくなるもの。1回戦で功也と対戦する皇治は対戦カード発表の会見から徹底的に功也をこき下ろす。2月大会で現王者の卜部弘嵩が判定負けを喫するやその“口撃”は弘嵩にまで飛び火。今まで誰も手をつけることのなかった「卜部兄弟をいじる」という離れ業をやってのけた皇治は最大級のヒールとしてリングに上がってきた。

 試合は3R戦い切り、3−0の判定で功也が勝利を収めた。額面上は順当な結果だったかもしれないが、1Rにバッティングで皇治が右まぶたをカット。功也も左目尻をはらしダメージを残す。再開後には功也のインローがローブローになるなど試合はやや荒れ加減。功也が微妙にいつもの冷静さを欠いていたことは否めない。しかしこのかつてない難関を突破した功也は準決勝では島野浩太朗を徹底的なローキックで追い詰め、2R51秒KOで沈め決勝に勝ち上がってきた。
 決勝は功也vs大雅。ともにスピードとテクニックに長けた2人だけに一瞬も目の離せない展開となったが、やはりここまでの2試合の蓄積したダメージの差が大きかったか…。大雅が出入りの激しい攻撃と回転の早いパンチで功也を翻弄。功也も右ジャブ、ミドルキック、ヒザ蹴りを的確に当てるものの、大雅はその打ち終わりにきっちり攻撃を返すなど試合を優位に進め、3−0の判定で勝利を収めた。

 大雅は9月の世界トーナメントについて「ここで優勝したことは責任もあるので、日本人が戦える階級にしないといけない」と語った。
 功也は「皇治選手に対策をされてて、硬くなって、やり辛さもあった。決勝は素直に相手が強かった。元気の良さで負けたと思うんですけど、実力でも上でした」と振り返った。

 この日は3階級の王者がスーパーファイトでそろい踏みしたのだが、2月大会に続き、-60kg王者の卜部弘嵩が連敗するという緊急事態が発生した。3Rにはコーナーに詰められ連打を食らいダウン寸前まで追い込まれるシーンもあり、計量オーバーで減点1からスタートのパウロ・テバウ相手に0−2の判定負け。9月の世界トーナメントに向け暗雲が漂った。
 タイの王者クラスの選手との対戦を希望していた-55kg王者の武尊はヨーセンチャイ・ソー.ソーピットを3R48秒、KOで破った。序盤こそヨーセンチャイのパンチを食らい、またそのタフさに手を焼いたものの、3Rに立て続けに3ダウンを奪いきっちりKOした。

 試合後は先日、雑誌で対談したプロレスラーの武藤敬司がトロフィー授与者としてリングイン。2人でプロレスLOVEポーズを決めた。

4・24K-1 大雅が-60kgトーナメント制す 弘嵩はまさかの連敗

2016.04.25 Vol.665

「K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN ~-60kg日本代表決定トーナメント~」(4月24日、東京・国立代々木競技場第二体育館)で行われた-60kg日本代表決定トーナメントの決勝で卜部功也と大雅が対戦。3Rを戦い大雅が3-0の判定で勝利を収め、優勝を飾った。大雅は9月19日に行われる世界最強決定トーナメントに出場する。
 功也は1回戦で戦前、舌戦を繰り広げた皇治と対戦。3R判定で勝利を収めたものの、バッティングで左目尻をはらすなど、ダメージを負った。準決勝では島野浩太朗を徹底的なローキックで追い詰め、2R51秒KOで沈め決勝に勝ち上がってきた。
 一方の大雅は1回戦で難敵の山本真弘を左ボディーからの飛びヒザで右こめかみを打ち抜き、1R1分47秒でKO勝ち。準決勝も闘士を1R54秒、左フック一発で沈め、2連続KO勝ち。ほぼノーダメージで決勝に上がってきた。
 決勝は大雅が出入りの激しい攻撃と回転の早いパンチで功也を翻弄。功也もミドルキック、ヒザ蹴りなどで反撃するものの、その打ち終わりに大雅が仕掛けるなど、試合を優位に進め、判定をものにした。
 この日は3王者がスーパーファイトに臨んだが、-60kg王者の卜部弘嵩がパウロ・テバウに3R判定で敗れる波乱があった。弘嵩は2月大会でヨハネス・ウルフに判定負けを喫し、今回は志願の出場だったが、まさかの連敗。9月の世界トーナメントに暗雲が漂った。
 大晦日の「RIZIN」以来の試合となる武尊は元タイ国プロムエタイ協会スーパーフライ級王者・ヨーセンチャイ・ソー.ソーピットと対戦。1Rこそヨーセンチャイの右ストレートをもらい、ラウンド終了時に目を気にする素振りを見せたものの、2R以降は左のボディーフックを中心に追い込み、3Rには秘密兵器のバックハンドブローでダウンを奪うと続けざまに2つのダウンを奪って、3R48秒、KO勝ちを収めた。

4・24「K-1」武尊インタビュー「格闘技以外のジャンルの人たちにもすごいと思われる試合をしたい」

2016.03.30 Vol.663

 4月24日(日)東京・国立代々木競技場第二体育館で開催される「K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN ~-60kg日本代表決定トーナメント~」の-55kgスーパーファイトでヨーセンチャイ・ソー.ソーピットと対戦する-55kg王者・武尊のインタビューを公開。

――いよいよ対戦相手も決まり、武尊選手の希望通りにタイのムエタイファイターとの対戦になりました
「大晦日から約4カ月空いたんですけど、やっと試合だなっていうワクワクな感じです」

――試合間隔が4カ月空くと試合が待ち遠しくなりますか?
「そうですね。でも逆にこの期間が新鮮で、試合が決まっていると試合のための練習になってしまうのですが、今回は自分の身体のことだったり、新しい技だったり、試合前とは違うことを考えながら練習ができました。今まで出来なかったことができたので、すごく成長できる時間でしたね」

――早く練習の成果を試合で試したいですか?
「それはすごくあります。大晦日の前から色々と倒す技を練習しているんですけど、今それが形になってきているので、早く試合で見せたいですね」

――対戦相手はプロムエタイ協会王者の肩書を持つヨーセンチャイ選手です。武尊選手もタイ人の強さは理解していると思いますが、攻略のイメージは出来上がっていますか?
「これは僕の持論なんですけど、ムエタイのペースに入ったらタイ人には敵わないと思うんです。でも僕がやってきたK-1スタイルで戦えば倒すことはできると思います」

――それだけK-1ルール・スタイルの自分に自信があるということですか?
「僕はK-1に出る前からも出てからも、色んなタイプの選手と戦ってきて、自分はどんな選手にも対応できると思っています。言い方を変えれば誰が相手でも噛み合う試合になって、それは相手の攻撃が当たるかもしれないけど、僕の攻撃も当たるということ。そして僕は自分の攻撃が当たれば倒す自信があります」

――軽量級のファイターがムエタイに挑んで勝つ姿を見たい格闘技ファンは多いですが、武尊選手もそれをやってみたいという気持ちですか?
「はい。だからずっとタイ人と戦いたいと言ってきたし、タイ人に勝てばもっと多くの人たちに僕の実力が認められると思います。今まで色んな選手が”打倒ムエタイ”にチャレンジしてきたと思いますが、僕はK-1スタイルで”打倒ムエタイ”をやりたいと思います」

――3・4代々木大会は非常に盛り上がった大会になりました。刺激を受けると同時に自分だったらもっと盛り上げられると思いましたか?
「今年最初のK-1の大会があれだけ盛り上がってくれて、心からうれしいと思いました。でもその反面、僕は目立ちたがり屋なんで(笑)、4月は僕がもっと目立ってやろうという良いモチベーションになりました」

――昨年はK-1のベルトを獲って初防衛、大晦日RIZINへの出場もありました。変化の多い1年だったと思いますが、今年はどんなものを見せていきたいですか?
「去年一年でファンの方もすごく増えて状況が変わったんですけど、僕の中ではまだまだ山で言ったら一合目。格闘家としての強さも知名度も、もっと上を目指しています。だからこそ今の自分には伸びしろもあるし、やらなきゃいけないことはたくさんあります。他の選手に対してもそうですけど、格闘技以外のジャンルの人たちにもすごいなと思われる試合をしたいですね」

―― -55kgは今年11月に日本代表決定トーナメント、来年2月に世界最強決定トーナメントが開催されます。そこに向けてどんな試合を見せていきたいですか?
「僕は自分がリングに立って試合を見せれば、それで十分に伝わると思います。だからトーナメントやタイトルマッチは飾り付けのようなものなので、特には意識していません。とにかく自分が誰よりも目立って注目される試合をしたいです」

――誰も追いつけないような突き抜けた存在になりたいですか?
「そうですね。道歩いていたら誰もが振り向くくらいのK-1ファイターになりたいです」

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