K-1実行委員会は、9月19日(月・祝)に国立代々木競技場第二体育館で開催される「K-1 WORLD GP」から新階級をスタートすることに伴い、各階級の表記も合わせて変更することを発表。また、8月28日には都内の会場で、新階級=フェザー級(-57.5㎏から変更)初代王座決定トーナメントの開催と出場選手・組み合わせについて会見が行われた。
会見では、11月3日(木・祝)に行われる「K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN~初代フェザー級王座決定トーナメント~」に、初代スーパー・バンタム級(-55㎏)王者・武尊がタイトルを返上し、2階級制覇を目指して参戦することが発表。さらに、その武尊と6月に開催された、「K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN ~-65kg世界最強決定トーナメント~」のスーパーファイトで激戦を繰り広げたKrush-58㎏王者・小澤海斗の参戦も発表された。会見で小澤は「このトーナメント誰が勝つと思う? 俺でしょ? それでいいんだよ」とキッパリ。1回戦の対戦相手であるオーストラリアのジョシュ・トナーについて聞かれるも「映像を見たけど、全然興味が沸かない。それよりも早く武尊をブッ飛ばしたい」と武尊へのリベンジにしか興味がない様子。記者から「トーナメントで興味がある選手は誰か?」という質問にも「聞くまでもねえだろ? 一人しかいねえだろ」と、あくまで武尊との再戦にこだわる姿勢を貫いた。一方、武尊は前人未到の2階級制覇へ向けて「僕は元スーパー・バンタム級のチャンピオンとしてではなくて、1選手としてこのトーナメントに出ます。人生をかけてフェザー級のベルトを獲りにいくし、テーマは挑戦。挑戦のつもりでベルトを獲りに行きます」と決意表明。そして前回の試合から続く小澤の挑発には「今日もグレーのスーツを着ているヤツ(小澤海斗)がうるさいんで、そいつを黙らせるトーナメントにします」と再戦をアピールする小澤にきっぱりと通告。試合前からバチバチの舌戦を繰り広げた。
同トーナメントには、ほかに神戸翔太、戸邊隆馬の日本人選手が出場。1回戦では4選手がそれぞれ外国人選手と対戦する。