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浜崎朱加が浅倉カンナを相手に判定2-1の薄氷の初防衛【RIZIN】

2021.03.22 Vol.Web Original

2年3カ月ぶりの再戦

「RIZIN.27」(3月21日、愛知・日本ガイシホール)のメインイベントで行われた「女子スーパーアトム級タイトルマッチ」で王者・浜崎朱加(AACC)が浅倉カンナ(パラエストラ松戸)を相手に初防衛戦に臨み、2-1の判定で勝利を収めた。

 2人は2018年大晦日に初代女子スーパーアトム級王座をかけて対戦し、浜崎が腕十字で一本勝ちを収め、初代王者となった。浜崎はその後、Invicta FC王者のジン・ユ・フレイを相手に防衛に成功。2019年大晦日にはハム・ソヒを相手に2度目の防衛戦に臨んだが、1-2の判定で敗れ、王座陥落。しかし第2代王者となったハム・ソヒが2020年10月にベルトを返上したことから大晦日に山本美憂と王座決定戦を行い、一本勝ちを収め第3代王者となった。今回はその初防衛戦。

初メインの浜崎朱加「判定だと盛り上がらない。ぶっ倒しに行く」【RIZIN】

2021.03.19 Vol.Web Original

浅倉カンナを相手に防衛戦

「RIZIN.27」(3月21日、愛知・日本ガイシホール)の前々日インタビューが3月19日に行われた。

 メインで行われる「女子スーパーアトム級タイトルマッチ」で浅倉カンナ(パラエストラ松戸)を相手に防衛戦に臨む王者・浜崎朱加(AACC)が改めて勝利宣言を放った。

 浜崎は「いよいよだなという感じでワクワクしています」と現在の心境を語ると、浅倉について「レスリングベースで打撃もできるオールラウンダー。私は一本かKOを狙っていく。フィニッシュできればいいなというか、フィニッシュします」と言い切った。

 2人は2018年の大晦日に女子スーパーアトム級の初代王座をかけて対戦し、浜崎が一本勝ちを収めている。浜崎はカード発表会見で「あまり変わっていない」と話したのだがそれについては「相手も成長していると思うが、私も同じくらい成長しているので、そんなに差は埋まってないかなという印象」とのこと。自らも「2年前からちゃんとフィジカルトレーニングを始めた。そんなに長くやっていないのにフィジカルに関しても成長している。伸びしろがあると思っている」と話した。

浅倉カンナが浜崎朱加へのリベンジへ向け“SNS断ち”【RIZIN】

2021.03.19 Vol.Web Original

リベンジマッチに「ワクワクしている」

「RIZIN.27」(3月21日、愛知・日本ガイシホール)の前々日インタビューが3月19日に行われた。

 メインで行われる「女子スーパーアトム級タイトルマッチ」で王者・浜崎朱加(AACC)に挑む浅倉カンナ(パラエストラ松戸)が改めて王座奪取を誓った。

 浅倉は2018年大晦日に女子スーパーアトム級の初代王座をかけて浜崎と対戦するも一本負けを喫し、今回はリベンジマッチとなる。

 浅倉は「すごいワクワクしている」と現在の心境を語る。

 今回の試合については「負けた時は浜崎さんのことを強いと思い込みすぎていた。今回はそこの部分でも自分の中のメンタル的な部分が変わった。印象としては強い選手だが、そこもメンタルでリカバリーできると思っている」と前回の対戦時からのメンタル面の成長を挙げ、「浜崎さんは余裕があるので1Rで決めにくると思うが、それはさせない。でもメインなので面白い試合をしたいと思っている」と続けた。そして「浜崎さんと美憂さんに負けてからフィジカルトレーニングも取り入れた。そういう部分では大きく変わった2年だと思うので、今の自分を試すチャンスなんじゃないかと思っています」とフィジカル面の成長も挙げた。

 浜崎の会見での「あまり変わっていない」という発言には「2年という期間があって、伸びない選手は本当に中途半端にやっている選手。自分はそういう選手ではないので差は縮まっていると自分でも自信を持って戦おうと思っている。でも年末の試合は自分もうまく戦えていなかったので、浜崎さんも素直に伸びていないと思ったのではないかと思う」と語った。

浅倉カンナを相手に防衛戦の浜崎朱加が「あまり変わってない」とばっさり【RIZIN.27】

2021.02.12 Vol.Web Original

2018年大晦日の対戦では浜崎が一本勝ち

「RIZIN.27」(3月21日、愛知・日本ガイシホール)の第1弾カード発表会見が2月12日、東京都内で開催された。

 RIZIN女子スーパーアトム級王者・浜崎朱加(AACC)が浅倉カンナ(パラエストラ松戸)を相手に初防衛戦を行うことが発表された。

 浜崎は2018年大晦日に浅倉に一本勝ちを収め、女子スーパーアトム級初代王座を獲得。翌年6月にInvicta FC王者のジン・ユ・フレイを相手に初防衛に成功するも大晦日にハム・ソヒに敗れ王座陥落。しかし昨年10月にハムが王座を返上したことから大晦日に山本美憂を王座決定戦を行い、一本勝ちを収め王座に返り咲いた。

 対する浅倉は2017年に行われた「女子スーパーアトム級トーナメント」で優勝したものの、浜崎との王座決定戦に敗戦。続く山本美憂戦でも判定負けを喫し2連敗と天国と地獄を味わったが、以降4連勝と復活。今回の王座挑戦にこぎつけた。

 今大会ではこの試合がメーンとなることを榊原信行CEOが発表。「メインは浜崎とカンナの試合になる。海外から選手が来れるようになれば展開は変わると思うが、スーパーアトム級はRIZINにとって女子の黄金の階級だと思っている。世界一の選手はRIZINにいると胸を張って言いたい。そんな試合を2人には見せてほしい。日本の女子格闘技界がこの先もっと大きくなるのかはこの試合にかかっている。それくらい重たいカード」などと2人の試合に期待を寄せ「浜崎は強いチャンピオン。カンナがどこまでリベンジを果たせるか。みんなの期待を裏切らない試合になればいいなと思う」と続けた。

3月12日に2回目の女子大会開催。浜崎朱加も出場候補に【QUINTET】

2021.01.21 Vol.Web Original

AACCの阿部氏はRENAにも参戦進める

 桜庭和志がプロデューサーを務めるグラップリングの格闘技「QUINTET」が2021年第1弾大会となる「QUINTET FIGHT NIGHT6 in TOKYO」(3月12日、東京・EX THEATER ROPPONGI)の開催を発表した。

 今回は2回目となる女子大会でQUINTETでは初となる3チームによる巴戦で優勝を争うこととなる。

 前回の2019年4月の「QUINTET FIGHT NIGHT3 in TOKYO -Female Open Team Championship 2019-」では柔術の世界女王・湯浅麗歌子と山本美憂の対戦が実現するなど大きな話題を呼んだ。

 3チームのうち阿部裕幸氏が主宰するAACCが「TEAM AACC」として参戦することが決定。残る2チームは後日発表となる。

 AACCはRIZIN女子スーパーアトム級王者の浜崎朱加が所属。他にも修斗、DEEP JEWELSらに多くの選手が出場している。

 プロデューサーの桜庭はAACCからYouTubeで「今回は女子大会をやろうと思っていて、前回の女子大会みたいに女子ならではの動きが出てくると思うので、よろしくお願いします。今回は4チームではなく3チームの、相撲でいう巴戦をやってみようと思っています。ルールとか仕組みは後々説明します。乞うご期待!」とコメント。

 AACCの阿部氏も参加し「女子は揃っているんで。出たいという思いはずっとあった。今回話をいただいて、誰にしようかなと考えています」と言って浜崎を呼び込むと桜庭は「第1候補の浜崎さんです」とカメラに向かって紹介。阿部氏も「RIZINの試合がなければ」と出場候補に挙がっているよう。

 続いてAACCでトレーニング中のRENA(シーザージム)も呼び込むと阿部氏は「寝技、めっちゃできる子なんで」と桜庭に紹介。RENAには「チャンスがあったらチャレンジしてほしい」と話した。

 RIZINは3月14日に東京ドームでの大会を予定しているが、果たして2人のQUINTET参戦はあるのか?

浜崎朱加が山本美憂に圧巻の一本勝ち「最強を証明したい」【RIZIN.26】

2020.12.31 Vol.Web Original

山本のタックルしのぎ最後はネックシザース

「RIZIN.26」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)で行われた「女子スーパーアトム級タイトルマッチ」で浜崎朱加(AACC)が山本美憂(KRAZY BEE / SPIKE22)と対戦し、1R、1分42秒、ネックシザースで一本勝ちを収め、第3代王者となった。

 初代王者の浜崎は昨年大晦日にハム・ソヒに敗れ王座陥落。その後、ハムが王座を返上したことから今回、浜崎と山本の間で王座決定戦が行われることとなった。

 試合は1R開始から浜崎がプレッシャーをかけ、山本が周りを回る展開に。山本は下がりながら右フックを当てる。そして浜崎の右足にタックルを仕掛けテイクダウンに成功するが、逆に浜崎は山本の右腕を取り、アームロックを狙う。

 ここからグラウンドで浜崎が山本をコントロール。山本のクラッチが離れないとみるや、浜崎は腕を狙ったままネックシザース。がっちりと首を極められた山本はたまらずタップした。

浜崎「アトム級では私が世界一」、山本「浜崎選手と試合をすることが目標だった」【RIZIN.26】

2020.12.30 Vol.Web Original

美憂対策も万全

「RIZIN.26」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の前々日会見が12月29日、オンラインで行われた。

 女子スーパーアトム級王座決定戦で山本美憂(KRAZY BEE / SPIKE22)と対戦する浜崎朱加(AACC)が「アトム級では私が世界一だと思っている」と語った。

 対戦する山本については「レスリングでトップレベルの選手。レスリング、テイクダウンは速いし、強い印象がある」として、「テイクダウンされる覚悟で、テイクダウンされてからの展開もやってきたし、打撃もしっかりと得意なところで戦えるように、ここ何週間かはやってきた。寝技になった時もしっかり極められるようにとか、打撃に関しては野木丈司先生からアドバイスをもらいながらやってきた。打撃に関しても特に負けるとは思いないので、しっかり打ち合えるところは打ち合っていきたいと思っている」などと対策の一端を明かした。

浜崎朱加と山本美憂がスーパーアトム級王座をかけて対戦【RIZIN.26】

2020.12.02 Vol.Web Original

浜崎「簡単に勝てる相手とは思っていない」

「RIZIN.26」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の第2弾カード発表会見が12月2日、都内で開催された。

 ハム・ソヒが返上した「RIZIN女子スーパーアトム級王座」をかけて元王者の浜崎朱加(AACC)と山本美憂(KRAZY BEE/SPIKE22)が対戦することが発表された。

 浜崎は2018年大晦日に浅倉カンナを破り、同王座の初代王者となったものの、昨年大晦日にハムに敗れ、王座から陥落していた。

 山本は2018年7月から4連勝を飾り、昨年10月にハムと対戦し判定負け。しかし大晦日にはアム・ザ・ロケットに勝利を収め、今回が1年ぶりの試合となる。

 山本はグアム在住のためこの日の会見は欠席。主催者を通じて「再びRIZINの大晦日という大舞台に立つことをうれしく思っている。2016年にMMAデビューして遠回りをしたかもしれないが、ようやくタイトルマッチまでたどり着くことができました。今回の試合はこれまでの集大成になると思う」とコメント。

 浜崎は「美憂選手は昔から大好きな選手。そういう選手と大晦日にベルトをかけて戦えるのはうれしく思う。最高の舞台で最高の相手と最高の作品を作れるように頑張る」と語った。山本については「一緒に練習させてもらったこともあるが、その時からフィジカルも強いし、寝技に関する危機管理能力も優れている選手だと思っていた。その後も試合の中で成長していっていると思っている。今回も簡単に勝てる相手とは思っていない。しっかり全力でぶつかっていきたい」と語った。

 また同級では浅倉カンナ(パラエストラ松戸)とあい(フリー)の対戦も発表された。

浜崎朱加が前澤に一本勝ち、浅倉カンナは古瀬をTKO【RIZIN.22】

2020.08.09 Vol.Web Original

浜崎が昨年大晦日以来の再起戦

 今年2月の浜松大会以来、約半年ぶりとなる「RIZIN.22 – STARTING OVER -」(8月9日、神奈川・ぴあアリーナMM)が開催された。

 RIZINは2月に浜松で2020年をスタート。4月に横浜アリーナでの大会を予定していたが、新型コロナウイルスの感染拡大予防による緊急事態宣言などがあり、開催を中止。計画していた仙台大会と大阪大会と合わせて3大会が中止となっていた。今大会は首都圏では今年初めての大会。

 当初は「真夏のメガイベント」の開催も目論んだが、新型コロナに収束の兆しはなく断念。7月上旬にぴあアリーナMM2連戦を発表した。以降、東京都はもとより神奈川県でもPCR検査の陽性者が増加の一途をたどる中ではあったが、RIZINはガイドラインに沿った感染予防対策を実施し来場者に告知。大会前の恒例イベントであった前日計量も公開では行わず、選手もPCR検査後はセコンドとしか接触させないという徹底的な対策を行い、大会当日を迎えた。

 この日は女子の試合が2つ行われ、前RIZIN女子スーパーアトム級王者の浜崎朱加が2020年初戦を迎えた。浜崎は昨年大晦日にハム・ソヒと王座をかけて対戦。惜しくも1-2の判定で敗れ王座から陥落した。

江幡塁が大晦日以来の登場。浜崎朱加が電撃参戦【RIZIN.22】

2020.07.28 Vol.Web Original

親友の故三浦春馬さんとの夢の実現を誓う

 RIZINが7月28日、オンラインで会見を開き「RIZIN.22」(8月9日、神奈川・ぴあアリーナMM)の追加カードを発表した。

 昨年大晦日にRIZINに初参戦し、那須川天心と対戦したWKBA世界スーパーバンタム級王者の江幡塁(伊原道場)が再上陸を果たし、シュートボクシング(SB)日本スーパーバンタム級王者の植山征紀(龍生塾ファントム道場)と対戦する。

 大晦日は那須川の前に1Rに3度のダウンを喫し、TKO負けとなった江幡。その入場時には幼なじみで先日、急逝した三浦春馬さんを伴って入場していた。

 江幡は会見で「大晦日以来の試合になりました。僕たちも3人で入場させていただき、本当に夢の舞台だった。3人で見た景色は絶対に忘れません。残念な結果でしたが、もっともっと格闘技で輝いていくという約束、親友と兄との3人の夢が残っている。今回のRIZINは僕の復帰戦。まだまだ見せられなかった自分がたくさんあるが、それは試合で語ろうと思っている。8月9日の僕の試合を見ていただいて、もう一度、大晦日に輝いた姿を見せられるように、今回がリスタートです」と熱い口調で決意表明した。

 那須川戦については「たくさんのことを感じられた。僕たちが従来やってきたキックボクシングとは全く違うような新鋭だと思っていたし、戦うことで何かを感じられるのではないかと思って試合をした。たくさんのことを感じた。またキックボクシングが面白くなった。まだ成長できると思った。あの試合は自分を成長させてくれた一戦だった」と振り返った。

 また「3人で誓った夢があるので、僕が格闘技で輝くことが一番彼が喜ぶことだとだと思っている。僕自身、しっかりRIZINで生きざまを見せていここうと思っている」などと三浦さんへの思いを語った。

 この日は前女子スーパーアトム級王者の浜崎朱加の緊急参戦が合わせて発表された。対戦相手は第6代DEEP JEWELSアトム級王者の前澤智(リバーサルジム立川ALPHA)。

 2人は7月25日に「DEEP JEWELS29」で行われたグラップリングマッチで対戦。浜崎が一本を奪い勝利したものの、試合後に前澤が浜崎との対戦をアピールしていた。

 また関鉄矢(SONIC SQUAD)と対戦予定だった内村洋次郎がケガで欠場となり、関の対戦相手が神田コウヤ(パラエストラ松戸)に変更となった。

ハム・ソヒが浜崎に2-1の判定勝ちでスーパーアトム級王座獲得【12・31 RIZIN】

2020.01.01 Vol.Web Original

1Rは浜崎が打撃で互角に打ち合う

「RIZIN.20」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)で行われた「女子スーパーアトム級タイトルマッチ」で王者・浜崎朱加が挑戦者のハム・ソヒに判定で敗れ王座から陥落した。

 浜崎はRIZIN参戦後、初の敗戦となる。2人は8年前に2度対戦し、浜崎の2勝という記録が残っているのだが、その後の2人の飛躍を考えればあまり参考にはならない。

 試合は1R開始早々にハムがいきなりパンチを放つが浜崎も応戦し、序盤から激しい打ち合いが展開される。

「打撃ではハム」と思われたが、浜崎の右ジャブが効果的で有効打は浜崎のほうが上か。

 ラウンド終盤には浜崎が一度足を取りに行くが、グラウンドの展開にはならず最後まで打ち合った。

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