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REBELS王者の日菜太がK-1の木村ミノル、SBの海人との対戦をアピール【REBELS】

2020.12.19 Vol.Web Original

「コロナ禍の今だからこそやれるのではないかと思っている」

 初代REBELS-BLACK 70kg級王者の日菜太(クロスポイント吉祥寺)が12月18日、K-1 WORLD GPスーパーウェルター級王者の木村“フィリップ”ミノル(PURGE TOKYO)とシュートボクシング(SB)日本スーパーライト級王者の海人(TEAM F.O.D)との対戦をアピールした。

 この日、「REBELS」と「KNOCK OUT」を運営する株式会社Def Fellowが都内で会見を開き、2021年3月からこの2つのブランドを「KNOCK OUT」の1ブランドに統一することを発表した。来年2月28日に東京・後楽園ホールでREBELSのファイナルとして「REBELS~The FINAL」を開催、3月13日の後楽園ホールで新生KNOCK OUTの第1弾大会として「KNOCK OUT~The REBORN~」を開催する。

 会見の最後にREBELSの主要選手が来年に向けての抱負を語ったのだが、日菜太は「コロナの影響で今年は2試合しかしていないが、それで選手寿命が延びたかなと思う。僕は2020年で引退するつもりだったが、その予定が大きく延びた。REBELSでは2013年からずっとチャンピオンで、今も負けなしで、70kgでは日本人最強だと思っている。その中で、強い若い選手とやると盛り上がるのではないかと思っている。この間、緑川選手に勝った海人選手や10連続KO勝ちをしている木村ミノル選手といった若い選手と、強い外国人選手が自由にやってこれない今だからこそやれるのではないかと思っている。僕に勝ったらおいしいと思うので、この2月大会でも3月大会でもぜひやりたいと思っています」と語った。

右ハイキック一発で失神KO勝ちの海人が「今年もう一戦できる」と大晦日のRIZIN出場をアピール【SB】

2020.11.29 Vol.Web Original

SBが約9か月ぶりの大会

 シュートボクシング(SB)の約9か月ぶりの大会となる「SHOOT BOXING 2020 act.2」(11月28日、東京・後楽園ホール)のメインでエースの海人(TEAM F.O.D)が喜多村誠(ホライズン・キックボクシングジム)と対戦し、3Rにハイキック一発でKO勝ちを収めた。

 SBは今年2月に2020年の開幕戦を行ったが、以降、新型コロナウイルスの影響で大会が延期。今回は今年2回目にして、最後の大会となった。海人は開幕戦でタイのピンペット・バンチャメークに8Rに及ぶ延長の末、判定負け。その後、8月にRIZINでロクク・ダリ、10月にRISEで緑川創にともに判定勝ちを収めている。

 対する喜多村は老舗キックボクシング団体の新日本キックボクシング協会でミドル級王者となり、ムエタイ最高峰のラジャダムナンスタジアムの王座にも挑戦したこともある強豪。

S-cup制覇へ向け海人が始動。元新日本キックのミドル級王者・喜多村誠と対戦【9・19 SB】

2020.08.25 Vol.Web Original

SB日本フェザー級王座決定戦で笠原友希と手塚翔太が対戦

 シュートボクシング(SB)「SHOOT BOXING 2020 act.2」(9月19日、東京・後楽園ホール)の第1弾カードが8月25日発表された。

 出場が決定していたS-cup2018世界王者・海人(TEAM F.O.D)がヒジ打ちありの70kg契約で元新日本キックボクシング協会ミドル級王者・喜多村誠(ホライズン・キックボクシングジム)と対戦する。

 喜多村は老舗団体、新日本キックボクシング協会のミドル級で長らくトップ戦線で活躍していた元王者。空手をベースとし、ゴツゴツしたファイトスタイルでこれまでにT-98、喜入衆といった他団体王者クラスの選手を破っており、70kg級のヒジ打ちありのムエタイ路線で最強の一人といえる存在。

 対する海人は2月大会でブアカーオからの刺客ピンペットと8Rにも及ぶ激闘を繰り広げ惜敗したが、8月10日のRIZINで‪自身の階級より5kg以上重い契約体重での試合(vsルクク・ダリ)に臨み完勝したばかり。今回はS-cup世界トーナメント制覇に向けた本格的な始動戦となる。

 また、SB日本フェザー級王座決定戦で同級1位・笠原友希(シーザージム)と同級4位・手塚翔太(Sublime guys・GONG-GYM坂戸)が激突。笠原は7月のRISEで那須川天心に挑戦しKO負けし、再起戦を迎える。2018年にはSB日本スーパーバンタム級王座決定トーナメント決勝戦で初のタイトル挑戦に挑むも、植山征紀にKO負け。あれから2年、再び巡ってきたタイトル挑戦で復活の狼煙を上げるか。一方、手塚はタイトル挑戦権の懸かった「CAESARS LEAGUE 2019」で単独トップとなり今回のチャンスを得た。笠原とは昨年4月に対戦し1RKO負けを喫しており、リベンジをかけた一戦でもある。

シュートボクシングが9・19後楽園で再始動。海人、笠原&村田兄弟が参戦【SB】

2020.08.14 Vol.Web Original

シーザー会長「一歩でも前に進む事が大切だと思い決断しました」

 新型コロナウイルスの影響で4月から大会を延期していたシュートボクシング(SB)が9月19日に開催される「SHOOT BOXING 2020 act.2」(東京・後楽園ホール)から再始動することが8月14日発表された。

 同大会ではS-cup2018世界王者・海人(TEAM F.O.D)、弘希&友希の笠原兄弟、聖明&義光の村田兄弟(いずれもシーザージム)の出場が決定した。

 海人は2月大会でブアカーオからの刺客ピンペットと8Rにも及ぶ激闘を繰り広げ惜敗したが、8月10日のRIZINで‪自身の階級より5kg以上重い契約体重での試合(vsルクク・ダリ)に臨み完勝したばかり。また、笠原友希は7月のRISEで那須川天心に挑戦しKO負けしたが、人生最大のチャンレンジを経験したことで得るものは大きかったという。さらに成長した姿で帰ってくることは間違いない。

 今回の再開にあたり日本シュートボクシング協会のシーザー武志会長は「世の中がこのような大変な時でも、格闘家たちは頑張って練習をしています。戦える場所を早く作ってあげたいと各団体の人たちも日々努力をして頑張っています。大切なのは、来て頂ける御客様が、いかに安全な状態で試合を観て頂けるかということです。少しずつですが、シュートボクシングも前に進んで行きたいと思い、9月19日に開催します。こんな時に、と思われる方も多いと思いますが、一歩でも前に進む事が大切だと思い決断しました」と大会開催に至った経緯についてコメントした。

エース海人が判定負け。シュートボクシングの2020年は波乱のスタート【2・15 SB】

2020.02.16 Vol.Web Original

ブアカーオの刺客ピンペットと8Rのマラソンマッチ

 シュートボクシング(SB)の2020年開幕戦「SHOOT BOXING 2020 act.1」(2月15日、東京・後楽園ホール)でエースの海人がタイのピンペット・バンチャメークに8Rに及ぶ延長の末、判定負けを喫した。

 今年、SBは2年に一度の立ち技最強を決める世界トーナメント「S-cup」が開催されるのだが、SBの2020年は波乱の幕開けとなった。

 ピンペットは「S-cup2010世界トーナメント」を制したブアカーオ・ポー.プラムックの愛弟子。WPMF世界スーパーライト級王座を保持し、現在はルンピニースタジアム認定スーパーライト級6位にランキングされる強豪。

 試合は1Rから海人がプレッシャーをかけピンペットをロープに詰めていくが、ピンペットは強烈な左ミドルにハイキックで迎撃。海人もジャブとローを主体に攻め込むが、主導権を握るには至らない。

海人が難敵ベイノアに判定勝利も「つまんない試合」と反省【12・3 SB】

2019.12.04 Vol.Web Original

現RISE王者の「令和のウィリー」と対戦

 シュートボクシング(SB)の2年に一度のビッグイベント「GROUND ZERO TOKYO 2019」が12月3日、東京・水道橋の東京ドームシティーホールで開催された。

 この大会は各団体や世界から王者クラスの強豪を招聘し、シュートボクサーたちと強さを競い合うことをコンセプトに持つ、SBにとっては「S-cup」と並ぶ大きなもの。今大会も王者と元王者合わせて6人が参戦した。

 メインで行われたSBのエース海人と“ブラックパンサー”ベイノアの一戦は5Rを戦い切り、海人が3-0の判定で勝利を収めた。

 ベイノアは極真空手出身の現RISEウェルター級王者。前日会見では「令和のウィリー・ウィリアムを目指している」と極真の大先輩で“熊殺し”の異名をとったウィリー・ウィリアムスの名を挙げ、極真魂を持って試合に臨む決意を見せていた。

海人が「令和のウィリー」ベイノアと対戦。「しっかり倒してしっかり締める」【12・3 SB】

2019.12.02 Vol.Web Original

2年に一度のビッグイベント「GROUND ZERO TOKYO 2019」開催

 シュートボクシング(SB)の2年に一度のビッグイベント「GROUND ZERO TOKYO 2019」(12月3日、東京・東京ドームシティーホール)の前日計量と会見が12月2日、都内で開催された。

 同大会は通常のSBの枠にとどまらず、団体の垣根を超えてトップクラスの選手を招聘。1996年に第1回が行われ、時には異種格闘技戦や総合格闘技の試合なども行われた。かつてはK-1参戦前の魔裟斗が出場したこともある。

 メーンを務める海人は67.15kgで計量をクリア。「明日はSB今年最後の大会にメインで出させていただくんですが、その最後の大会でシュートボクサーがしっかり締めないと“誰が締めるんや”って話なので、明日はしっかり倒してシュートボクサーの僕が締めます」と挨拶した。

 対戦相手はRISEウェルター級王者の“ブラックパンサー”ベイノア。

 ベイノアは元J-NETWORKウェルター級王者で、極真会館第35回全日本ウエイト制空手道選手権大会軽量級優勝という実績があるかたわら「けとるべる」というコンビでお笑い芸人としても活動する異色ファイターだ。

 シュートボクシング協会のシーザー武志会長はこの試合について「2人ともタップロン(・ハーデスワークアウト)に勝っている。“勝った者同士で戦うと面白いのでは”と自分からリクエストした。それにベイノア選手が応えてくれた。どういう試合になるか。僕がファンとして見てみたい試合」などと話した。

海人がメインでRISEウェルター級王者ベノイアと対戦【12・3 SB】

2019.10.26 Vol.Web Original

前戦に続き階級が上のRISE王者を迎撃

 シュートボクシング(SB)の今年最後のビッグマッチとなる「GROUND ZERO TOKYO 2019」(12月3日、東京・東京ドームシティホール)の一部対戦カードが発表された。

 メインイベントでS-cup2018世界王者のエース海人(TEAM F.O.D)がRISEウェルター級王者の“ブラックパンサー”ベイノア(極真会館)と対戦する。

 ベイノアは所属する極真会館の全日本ウェイト制空手道選手権大会・軽量級で優勝した実績を持ち、キック転向後は空手仕込みの蹴り技、外国人特有のバネのある攻撃力でJ-NETWORKウェルター級王座、RISEウェルター級王座を獲得。プロ戦績は戦績は15戦14勝(8KO)1敗の強豪。

 海人にとっては前回のRISEミドル級王者イ・ソンヒョンに続き、RISE王者との対戦となる。海人は4月の豪州最強ムエタイ戦士チャド・コリンズとの一戦では判定負けしたが、その後は元Krush-70kg級王者・中島弘貴、ソンヒョンと階級が上の選手を相手に2連勝。今回も67.5kg契約での試合と本来65.0kgで戦う海人には過酷な試合となるが、世界の強豪たちとの対戦を視野に入れ海人にとってはここは避けては通れない試合となる。

海人がRISEミドル級王者に階級の差を越えて判定勝ち【9・28 SB】

2019.09.29 Vol.Web Original

相手のパワーをしのぎヒザ蹴りで翻弄

「SHOOT BOXING 2019 act.4」(9月28日、東京・後楽園ホール)で「S-cup2018世界王者」の海人がメインでRISEミドル級王者のイ・ソンヒョンと対戦。3-0の判定で勝利を収めた。

 海人は前回大会で日本の70kg級のトップ戦線で戦ってきた中島弘貴に階級の差を乗り越え完勝。今回も引き続き階級が上の選手との対戦となった。

 試合は1R、ソンヒョンがプレッシャーかけ、ロープ、コーナーに海人を詰めてパンチの連打で主導権を握る。判定は3Rまでのオーブンスコアシステムで行われ、1Rは1人がソンヒョンを支持した。

 2Rもソンヒョンがプレッシャーをかけロープに詰めてパンチを放つが今度は海人が組み止め首相撲からのヒザ蹴りで反撃。このラウンドはジャッジ3者とも10-10のイーブン。

 3Rも海人は組み付いてはヒザを放っていく。ソンヒョンは離れてパンチを放つが、それでも海人は組み止め徹底的にボディーにヒザを叩き込み、流れを引き戻す。このラウンドは2人が海人を支持した。

シュートボクシング新時代のエース海人インタビュー 「車と服が好き。でもSNSは苦手です」

2019.07.15 Vol.720

 格闘技で「立ち技」というとだいたいキックボクシングのことを指すのだが、そこに絞め技や投げ技を加え、「立ち技ヴァーリトゥード」と言われるのがシュートボクシング(SB)。女子ではRENAが「SBの絶対女王」として君臨。メディアでもすっかりおなじみの存在となっているが、男子のエースとして活躍するのが海人。

海人が階級の差を超え中島弘貴にKO勝ち【6・23 SB】

2019.06.24 Vol.Web Original

元Krush王者・中島が12年ぶりのSB参戦
 シュートボクシング(SB)の後楽園ホールで開催されるシリーズ第3戦「SHOOT BOXING 2019 act.3」(6月23日、東京・後楽園ホール)のメーンイベントでSB日本スーパーライト級王者の海人が元Krush-70kg級王者の中島弘貴と対戦。4RKOで海人が勝利を収めた。

 海人は前戦、オーストラリアのチャド・コリンズに判定負けを喫したのだが、今後の課題となったのが外国人選手とのパワーの差。それを克服すべくSBが用意したのが2階級上の70kgで長くトップ戦線で活躍してきた中島だった。

 中島は2006年にSBでプロデビューし、その後、K-1 WORLD MAXやKrushで活躍。今回は実に12年ぶりの古巣復帰となった。

 前日会見で海人は「パワーは向こうが上。それ以外は自分が上」とこの試合について語った。

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