渋谷区公認の配信プラットフォーム VR空間「バーチャル渋谷」が19日オープン、そのスタートを記念したイベント「#渋谷攻殻 NIGHT by au 5G」がバーチャル渋谷のスクランブル交差点で開催され、若槻千夏やSEKAI NO OWARIのDJ LOVE、S/U/P/E/R DOMMUNEの宇川直宏、バーチャルライバーのアンジュ・カトリーナらがアバターで登壇しライブトークを行った。
渋谷 タグーの記事一覧
ありがとう、東急百貨店東横店! 85年の歴史に幕
東急百貨店東横店が3月31日、営業を終了、85年の歴史に幕を下した。新型コロナウイルスの影響で、セレモニーこそ行われなかったが、静かにその歴史にピリオドを打った。渋谷駅周辺の再開発事業に伴って営業を終えるが、地下一階の東急フードショーは営業を続け、東横のれん街は渋谷ヒカリエShinQsと一緒になり新たに生まれ変わる。
営業終了時、同店最後の店長となる石原一也氏が館内放送で、「渋谷の街のさらなる発展に向けてともに歩みを進めるために、この営業終了を決断いたしました」と、営業終了の経緯を説明しながらあいさつ。営業終了前には「東横デパートの思い出」を買い物客や利用客から募り、たくさんの温かいメッセージを受け取ったとし、「そのような店を85年の間、営業しつづけられたことは私たちの誇りであります」と感謝した。
東急東横店は、1934年に誕生して以来、日本で初めての名店街「東横のれん街」の開設したり(1951年)、後に東横劇場となる東横ホールを開場(1954年)、デパ地下ブームの先駆けとなった東急フードショーなど、デパートのフラッグシップとして存在感を放ち続けるとともに、渋谷のランドマークのひとつであり続けて来た。
三谷幸喜、新生PARCO劇場は「携帯電話を鳴らしたら8万ボルト」
脚本家の三谷幸喜が15日、渋谷のPARCO劇場にて行われた「PARCO劇場お披露目&オープニング・シリーズ記者会見」に登場。新生PARCO劇場の珍システムを解説するひと幕があった。
司会の藤井隆から「東京オリンピック開幕直前の6月からパラリンピック開幕直前の8月下旬まで3作品、3カ月公演となります」と紹介されると、三谷は「新しく出来たPARCO劇場のシステムについてお伝えしたいと思います」と語り出した。
「皆さんが座ってらっしゃる椅子なんですが、すべての座席にニクロム線が張られています。本番中に携帯電話を鳴らした瞬間、8万ボルトの……」までしゃべったところで、藤井から「やめてください!」と制止。
しかし、三谷はまったく意に介さず「それから後方に3つ、レーザー銃が設置されています。これは招待されていたにもかかわらず、本番中に寝てしまったマスコミ関係者を狙い撃ちするようになっています。舞台のほうに目を向けていただきたいのですが、上にある緞帳なんですけれども、必要のないカーテンコールが3回以上続いた時は自動的に下りてくるんです」と続け、「そんな新生PARCO劇場で、僕は3本の舞台をやらせていただきます」と自作をPR。
宮沢氷魚、渡辺謙に「本丸の謙さんとご一緒できて光栄」PARCO劇場お披露目
渋谷のPARCO劇場にて15日、「PARCO劇場お披露目&オープニング・シリーズ記者会見」が行われ、3月13日から上演される全14作品のオープニング・シリーズのクリエーターやキャストが顔を揃えた。渋谷PARCO建て替えのため2016年に休館し、約3年半の建て替え工事および準備期間を経て、いよいよ新生PARCO劇場の幕が上がる。司会は藤井隆が務め、手元のカンペには三谷幸喜から「令和の高橋圭三を目指してください」と激励のメッセージが贈られた。
「今日はPARCO劇場側の人間」という藤井から「井上、お願いします」となぜか呼び捨てで紹介され、パルコの井上肇執行役エンタテインメント事業部担当は「PARCO劇場は以前に比べて客席数が増え、舞台も大きく広くなりました。設備が新しくなり、楽屋も充実している。このような新しい器に魂を込めるためには、素晴らしいスタッフ・キャストによる作品の上演に加え、たくさんのお客様にいらしていただいて成り立つもの。今後も新しいPARCO劇場にご来場いただき、ご贔屓いただけるようよろしくお願いいたします」と挨拶。
渋谷のカウントダウンイベント、約10万8500人が新年祝う
大みそかから元旦にかけて、渋谷駅周辺でカウントダウンイベント『YOU MAKE SHIBUYA COUNTDOWN 2019-2020』が行われ、約10万8500人が集まり、カウントダウンして新年を迎えた。
カウントダウンはやっぱり渋谷で/12月31日の東京イベント
スポーツイベントやハロウィーンなど大きなイベントがあると、たくさんの人たちが集まる、渋谷のスクランブル交差点を中心としたエリア。渋谷区や地元商店街、エリアマネジメント団体は、2016年末のカウントダウンから「YOU MAKE SHIBUYA COUNTDOWN 2019-2020」の取り組みを行っている。今年で4回目。
今年も新年を迎えるその瞬間を祝う人たちで賑わいそう。これにあわせて、渋谷駅前のスクランブル交差点や道玄坂、文化村通り、井の頭通り、公園通り、その周辺の小道など、渋谷駅周辺は12月31日から1月1日にかけて、歩行者用道路になる。
車両通行禁止規制時間は12月31日の21時から翌1月1日の2時まで。本取り組み実施時間は22時30分~1時。
話題のノンフィクション『つけびの村』は『ツイン・ピークス』なのか 映画史研究家・春日太一が読み解く、高橋ユキの作家性
2013年に発生した山口連続殺人放火事件を題材に、『つけびの村 噂が5人を殺したのか?』(晶文社)を上梓したフリーライターの高橋ユキ。WEBを中心に話題を呼び、発売3カ月で3万部を突破した同書の刊行記念イベントが渋谷の大盛堂書店で行われた。お相手は新刊『黙示録 映画プロデューサー・奥山和由の天国と地獄』(文藝春秋)が好評な映画史・時代劇研究家の春日太一。
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春日太一(以下、春日):今日は「大盛堂の寄り合い」ということで、早速僕も『つけびの村』を読ませてもらいました。読んでいるうちに高橋さん自身への興味が強くなってしまい、同じ物書きをやっている立場として考えたことを一個一個答え合わせしたくなって、そのためにはイベントをやろう、と。
高橋ユキ(以下、高橋):私はこれまで、春日さんを一方的にツイッターで見ていたので。感想をつぶやいてくださって、ありがとうございました。
春日:本当に素晴らしい本で、僕はデヴィット・リンチの『ツイン・ピークス』を思い出したんですよ。殺人事件が起きました、捜査官がきて捜査しました、犯人も動機も分かりませんでした。ひとつだけ分かったのはこの街は奇妙な人たちの集まりだということでした、という。ようは『ツイン・ピークス』という作品は、結末それ自体というよりもクーパー捜査官が捜査している過程が面白いわけです。高橋さんがこの村に来て、集落の異常性を経験して、その取材ドキュメントとして書かれているじゃないですか。僕はそこが、この本が今までの事件モノのノンフィクションに比べて新しかったし、面白かったところだなと思っています。そのへんは意識して構成したのですか?
高橋:きちんと結論づけるノンフィクションは私も好きなんですけど、今回の本については取材をした時点で、彼(保見光成死刑囚)の妄想性障害がかなり進行しているな、という印象が強くあって。この証言の真実性を、取材者として断定するのは危険だと思ったんです。同時に、村の取材で耳に入ってくる村の方々の話がちょっと変だな、噂がすごいなと感じていて、「コープの寄り合い」の話を聞いた時に、噂を主軸に組み立て直してストーリーを作ってみようかな、と。
春日:最初にこの本に違和感と同時に、すごいものが始まるぞと思ったのが32ページでした。魔女の宅急便の家に行って、外から呼びかけると、どんどんテレビの音量が上がってくるという描写があります。それが伏線になって104ページで偶然、その家主に遭遇するんですけど、すごいなと思うのは、この人はなにを言っているのか分からないんですよね。しかも高橋さんは、そのよく分からない言葉を、そのまま載せている。そこが『ツイン・ピークス』だなと。
高橋:ゲラ(校正刷り)の段階で、もうすこし話を整理しようかとも考えたんですけど、そのまま載せたほうがこの人のキャラクターと、話を聞いた時の私の困惑が伝わるかなと思って残しました。
春日:分かりにくいところを分かりやすく整理することによって、ドキュメント性や生々しさが失われる怖さ……そのまま残すのは、書き手として勇気のいることですが、この描写がそのまま載っているからこそ、作品になんとも言えない異様なぬめりけが出てくる。最終的に田村さんの重大な証言に至るまで、この人たちはなにを言っているか分からないぞという、すべてを残した決断がすごいなと思ったんです。
高橋:そう言っていただけてよかったです。
東急プラザ渋谷開業でセレモニー「大人たちが出会う広場になれば」
渋谷にまた新しいランドマークが加わった。5日、SHIBUYA FUKURAS内に東急プラザ渋谷がオープン。開店前にオープニングセレモニーが開かれ、東急不動産株式会社の大隈郁仁代表取締役社長、渋谷区の長谷部健区長、そして女優の板谷由夏らが出席し、テープカットを行った。
「デジタル・ハチ公」がお出迎え!新生「東急プラザ渋谷」グランドオープン
東京・渋谷の渋谷駅西口エリアにある再開発ビル「渋谷フクラス」内に5日、商業施設「東急プラザ渋谷」がグランドオープンした。2015年に惜しまれつつ閉館した「東急プラザ渋谷」が4年ぶりに復活、渋谷に新たな歴史を刻み出す。「若者の街」と呼ばれる渋谷において、あえて「大人をたのしめる渋谷へ」をテーマに、さまざまなライフスタイルの提案を行う。
木村文乃「天国に来たみたい」渋谷の人気イルミ「青の洞窟」スタート
木村文乃が28日、都内で行われたイルミネーションイベント「青の洞窟 SHIBUYA」の点灯式に登壇、鐘を鳴らしてイルミネーションを点灯すると「渋谷にとても温かくなれるパワースポットのような場所ができたと思う。ぜひ、温まりに来て」と、呼びかけた。
劇団EXILE 町田啓太の東京「渋谷で踊った大学時代」【東京ストーリー】
東京は、そこにいる人の数だけ表情を持つ。首都としてドーンとしている東京、刺激的な東京、ちゃんと温もりのある東京。働く人、勉強をする人、遊ぶ人……「あなたにとって、東京はどんな場所ですか」? 劇団EXILE・町田啓太さんの東京ストーリーを探ります。