第38回日本アカデミー賞授賞式が2月27日、都内にて行われ日本の映画界を担う映画人が顔を揃えた。
今回、最も注目を集めたのは史上初の最優秀主演男優賞と最優秀助演男優賞のW受賞を果たした岡田准一。主演作『永遠の0』も8冠を獲得し、岡田はまさしくこの夜の“主役”だった。「僕を映画人として受け入れていただいたことに感謝しています。長年、一緒にやってきた仲間の1人から(岡田が)ここに立てることを誇りに思うと言ってもらった。人に誇ってもらえたことが本当にうれしい」と受賞の喜びを語った岡田。時おり涙ぐむ姿に、会場からは大きな声援が飛んでいた。ちなみに授賞式後の取材で、この“仲間”がV6メンバーの井ノ原快彦だったことを明かした。
一方、女優たちも華麗な衣装で会場を魅了。中でも注目を集めたのは、肩を大きく出した真っ赤なロングドレス姿の宮沢りえと、胸元も露わな白のドレス姿の大島優子。淡い色合いのドレスを品よく着こなした二階堂ふみ、異なる素材を組み合わせたクールなドレスの司会・真木よう子らシースルー派も評判が高かった他、能年玲奈の真っ赤な“穴あきドレス”も印象的。
普段は女優たちの華やかさに目が行きがちとなる日本アカデミー賞だったが、今年はW受賞の岡田を筆頭に新人俳優賞の登坂広臣(三代目J Soul Brothers)、福士蒼汰らイケメンの俳優たちも存在感も大きく、登場するたびに黄色い声援が飛び交っていた。