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トニー・レオンが真木よう子の”カンフー・マスター”に!?

2013.05.31 Vol.592

20130531e.jpg 映画『グランド・マスター』のジャパンプレミアが30日、都内にて行われ、俳優のトニー・レオンと、ウォン・カーウァイ監督、ゲストの女優・真木よう子が登壇した。
 同作は、1930年代の中国を舞台に、最強の武術家"グランド・マスター"の座を巡って繰り広げられる壮絶な戦いとドラマを描くアクション大作。


 ブルース・リーの師である実在の武術家・葉問(イップマン)を演じたレオンは、本作のために4年もの武術訓練を受け、劇中ではスタントなしでアクションを披露。「葉問を演じることができたのはとても光栄でしたが、撮影は過酷そのもの」と振り返り「実はクランクインの日に早速、骨折してしまったんです」と明かした。


 そんなレオンのカンフーアクションに感激したという真木が「ぜひ私も挑戦してみたい」と告げると、カーウァイ監督がすかさず「トニーがいいコーチになってくれますよ。特に女性に教えるのが得意だから(笑)」と答え、レオンを苦笑させていた。


 映画は5月31日より全国公開。

 

『さよなら渓谷』ゲスト来場予定 完成披露試写会に20組40名 

2013.05.27 Vol.592

「パレード」「悪人」「横道世之介」などを手掛けた芥川賞作家・吉田修一の長編小説を、『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』、『まほろ駅前多田便利軒』の大森立嗣監督が映像化。主演作は7年ぶりとなる真木よう子が、憎しみと愛情のはざまで揺れ動く女性を官能的に、繊細に演じ切った注目の一本。

 都会から離れた緑豊かな渓谷で暮らす夫婦、俊介とかなこ。あるとき町で幼児殺害事件が起こり実母が容疑者として逮捕される。事件は解決したかに見えたが、以前から容疑者と不倫関係にあった俊介に共犯の嫌疑がかけられてしまう。しかも通報をしたのは妻のかなこだった。事件の取材を続けていた週刊誌記者の渡辺は、やがて15年前に起きたある事件に行き当たる…。

 かなこの夫・俊介役に『キャタピラー』の大西信満。他、大森南朋、鈴木杏、井浦新、新井浩文ら個性派キャストが揃う。
 6月22日より全国後悔 ※ R-15


『さよなら渓谷』ゲスト来場予定 完成披露試写会に20組40名      

真木よう子

2012.05.28 Vol.553

映画『外事警察 その男に騙されるな』

"日本のCIA"とも呼ばれる警視庁公安部外事課、人呼んで"外事警察"。その知られざる世界を描き話題を呼んだドラマがついに映画化! 物語の鍵を握る"協力者"を演じるのは、ドラマ「運命の人」でのインパクトも記憶に新しい、女優・真木よう子。この"協力者"には何かがある...!
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ヘア:masato for marr (PRIMAL) メイク:島田真理子(高橋事務所)スタイリスト:宮澤敬子(D-cord) 撮影:蔦野裕

 日本に潜入したテロリストに立ち向かうため、ときには法すれすれの行動も辞さない陰の組織・外事警察。その常套手段の1つが、ターゲットの情報を得るため、一般人の弱みを握り"協力者"に仕立て上げること。そしてまたここに1人、協力者に仕立てられ大きく運命を変える女性がいる...。今回、真木が演じるのは、テロ容疑をかけられた夫のスパイを強要される一般人女性・奥田果織。外事警察によって"ある秘密"を暴かれたあげく、幼い娘まで危険にさらしてしまうという、重い運命を背負った役どころだが...。 「でも今回の役は、そこまで辛くは無かったんです。それは、果織が過去の過ちを抱え込んでいるだけの人物ではなかったからだと思います。決して心地よい役ではないですが、役の中で発散できていたので、役を引きずって家に帰るということは全く無かったですね。ただ、常にテンションが高い役だったので、毎回現場に行ってゼロから上げるより、家に帰らずにずっと果織でいたほうがもっと良いものが撮れるんじゃないか、と思ったことはありました(笑)」  果織を演じてみたいと思った理由は、彼女の人間としての魅力にひかれたから、と真木は語る。 「果織は単に外事警察に操られている人物ではなく、我が子を救い出すというヒーローのようなことをやってのけるんです」  確かに、真木演じる果織は追い詰められていくなかで自らの強さを見出していく、複雑かつ底知れぬ人物。 「果織は決して尊敬できる人物というわけではないですが、私は果織が最低な人間だとも思っていないんです」  夫をスパイする罪悪感。幼い娘への愛情と悔恨。真木は果織のすべてを受けとめ、彼女をその先へと歩ませる。 「果織を演じるにあたって心掛けていたのは、子どもと向き合う母親に、果織が強くなっていく姿を見て何かを感じてもらえたら、ということでした。だから一瞬でも気を抜きたくなくて、常に本物の気持ちでやっていきたいと思っていました。果織は、そう思わせてくれる役でしたね」  真木が演じる人物にリアルな多面性を感じるのは、彼女自身が、その役を単純な価値観でとらえることがないからなのかもしれない。 「私は自分が演じる役の一番の理解者でありたいと思っています。"真木よう子"が"奥田果織"になることはできないけれど、彼女がどんな行いをしようと、私は彼女のことを正当化してあげたい。私が、彼女のことを一番理解している味方でありたい。その役を演じたいかどうかは、そう思えるキャラクターかどうかで決めますね」  外事警察は善か悪か。一概に判断できないのもドラマの醍醐味だが...。 「私は絶対に外事警察にはなれないと思います。それが例え正義のためだとしても、人としてやってはいけないでしょう、ということが、どうしてもできない性分なので、住本みたいなことは絶対にできませんね(笑)」  渡部篤郎演じる"外事警察の魔物"住本や、尾野真千子演じる陽菜ら外事警察官との攻防も、緊迫感満点だ。 「渡部さんは、すごく細かいところにも気配りしてくれる方なんですよ。あるシーンで、1度テストをしたときになんとなく腑に落ちないことがあって。それを顔に出さずに、渡部さんに"今、大丈夫でした? やりにくくなかったですか"とだけ聞いたら、それだけですべてくみ取って、違うパターンを提案してくれたりするんです。尾野さんは、ドラマを見ていたときから頼もしさを感じていて、今回、女同士で言い合うシーンが多かったんですけど、思いっきりぶつかっていけたのがうれしかったですね。本当に、頼もしい役者さんばかりでした」  ちなみに、真木自身もこんな"頼もしい"一面を...。 「暴漢に襲われるシーンは、けっこう大変でした。電気スタンドで相手を殴るんですけど、どうしてもスタンドが壊れるくらい殴っちゃって(笑)。3回くらい壊してから、"あ、手加減しないといけないんだ"と思って。思い切りやっていい、と言われたからやったんですけどね(笑)」  力強い足取りで女優の道を歩んできた真木だが、演じる事に戸惑いを感じた時期もあったという。 「本気で辞めようかと思ったこともあったくらいですよ。でも今は芝居が好き、という根本に立ち返りました。結婚して守る人ができて、強くなったというか...自分にとって1つの転機になったと思います」  本作公開と同時期に5年ぶりとなる舞台『南部高速道路』も上演。今は、女優として多くの"欲"を持っている。 「そもそも自分の演技に満足したことなんて無いですから。だからこそ次はこうしよう、と思えますしね。誰にもできないもの、これだけは真木よう子にしかできないというものをやりたいし、いろんな役もやってみたい。それに向けて頑張っている最中です(笑)」  真木よう子にしかできない人物。本作で演じた果織もその1人だ。
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『外事警察 その男に騙されるな』
監督:堀切園健太郎 出演:渡部篤郎、キム・ガンウ、真木よう子、尾野真千子、田中泯他/2時間8分/東映、S・D・P配給/6月2日より丸の内TOEI他にて公開 http://gaiji-movie.jp/
© 2012「外事警察」製作委員会

映画『モテキ』完成披露パーティー リリー・フランキーが真顔で公開セクハラ!?

2011.08.31 Vol.522
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 映画『モテキ』の完成披露パーティーが30日、都内のホテルで行われ、主演の森山未來、ヒロインの長澤まさみ、麻生久美子、仲里依紗、真木よう子、リリー・フランキー、大根仁監督が出席した。パーティーには公式サイトを通じて募集した150人のファンも参加、パーティーを盛り上げた。

 突然の「モテキ」がやってきた冴えない派遣社員の幸世が恋にエロスに翻弄される姿を描き、深夜としては異例の高視聴率を記録したドラマ『モテキ』。今回の映画は原作のラストから1年後を描くオリジナルストーリーだ。

 主演の森山は「去年から今年にかけて一生分ぐらいモテまくったので満足です」とドラマから映画にかけての感想を語る。

 女ぐせの悪いCEO・墨田を演じるリリー・フランキーは登場するや司会を務めたテレビ東京の松丸友紀アナウンサーに「テレビで見るより胸大きいですね」と真顔で公開セクハラ。自らの役に関しては「俺はモテているんじゃなくて、絶倫。役作りなしでいつも通りで臨んだ」と語り、会見中も他の出演者のコメントそっちのけで、松丸アナの胸を凝視するパフォーマンス?で墨田役が抜け切っていない様子だった。

「毎日とっかえひっかえ、べっびんさんとキスだの、胸を触るだのやりたい放題やらせていただいた」と撮影を振り返った森山だったが、「幸世みたいな男性は?」という質問に長澤は「どっちでもいい」、麻生は「タイプじゃない」、仲には「部屋がちらかっている人は嫌」、真木に至っては「嫌ですね」とぴしゃり。撮影終了と同時に幸世のモテキもすでに終わったよう......。

 その後行われた試写会での舞台挨拶で大根監督は「見終わった後に、絶対誰かとしゃべりたくなる映画。幸世の悪口とか4人の(ヒロインの)中で誰がいいかとか」としたうえで、幸世について「こんなに感情移入できない主人公は日本映画ではそうはいない」と締めくくった。

 映画『モテキ』は9月23日から公開される。


『SP 革命篇』SPシリーズが衝撃の最終章!

2011.03.07 Vol.500

 昨年公開され大ヒットを記録した『野望篇』に続く、待望の『革命篇』が公開。テレビシリーズ、ドラマスペシャル、そして映画で展開してきた“SPプロジェクト”がついにファイナルを迎え。先週末には、本作と同時並行で撮影が行われたドラマ「革命前日」が放送され、盛り上がりは最高潮。

 テレビシリーズ時代から描かれてきたあらゆる伏線が1つにつながり、秘められ続けた謎が次々と明らかにされていく。岡田准一演じる主人公・井上薫と、堤真一演じる尾形総一郎、2人の対決はどんな決着を迎えるのか。そしてラストに待つ驚がくの真相とは。

 怒涛のクライマックスへ向けて急加速するストーリーと、頂点を極めたスタイリッシュアクションが観客の心をわしづかみ。終幕にふさわしいエンターテインメント超大作だ。

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