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上野勇希が5・1横浜武道館で遠藤哲哉の持つKO-D無差別級王座に挑戦「無差別のチャンピオンとしてDDTを引っ張っていく」【DDT】

2022.03.28 Vol.Web Original

 DDTプロレスが3月27日、東京・後楽園ホールで「Day dream Believer 2022」を開催。上野勇希が新KO-D無差別級王者の遠藤哲哉に挑戦を表明し、5月1日、神奈川・横浜武道館で挑むことが決定した。

 この日のオープニングで3月20日の東京・両国国技館で同王座から陥落した竹下幸之介が4月10日の後楽園大会を最後に米AEWに長期遠征することを発表。そんななか、メインイベントでは竹下、上野、小嶋斗偉のサウナカミーナが遠藤、岡田佑介、高鹿佑也のバーニングと全面対抗戦で激突。

 試合は一進一退の白熱の攻防が続き、若手の小嶋と高鹿は激しく意地をぶつけ合った。20分過ぎ、その2人は強烈なエルボー合戦から、高鹿がムーンサルトプレスを決め、チキンウイング・アームロックで絞め上げた。そこでスルリと体勢を入れ替えた小嶋は青木真也直伝の三角絞めに入ると、高鹿がたまらずギブアップ。後輩の高鹿に負け続けていた小嶋はようやく一矢を報いた。

KO-D無差別級王者・遠藤哲哉 5・1横浜武道館での初V戦に向け「次の挑戦者は、僕が指名する形ではなく、名乗りを挙げてきてほしい」【DDT】

2022.03.23 Vol.Web Original

 DDTプロレスの25周年記念大会(3月20日、東京・両国国技館)で竹下幸之介を破り、KO-D無差別級王座を奪取した遠藤哲哉が3月22日、東京・渋谷区のAbemaTowersで二夜明け会見を開き、現在の心境を語った。

 46分超えの死闘を振り返った遠藤は「正直まだ体のダメージも残っていて。10年越しにやっと竹下幸之介からベルトを獲れたという実感が沸いてきたという感じです。去年12月にバーニングを立ち上げたんですけど、バーニングもベルトを獲ってやっとスタート位置に立てたのかなと思います。今まで2回、無差別のベルトを獲ってるんですけど、今までビッグマッチの後は燃え尽きてたんです。無差別のタイトルマッチ、防衛しても、負けて獲られても」と話した。

 続けて「今までと違うのは、今回はまた次の目標が明確になっているということですかね。昔から僕は、挑戦者はDDTの内々で無差別のタイトルマッチをしていきたいって常に言ってたんです。竹下幸之介は逆に外に向けて、もっとDDTを発信していきたいということを言ってたと思うんですけど。最初2019年に獲ったとき、挑戦者が大石真翔選手、坂口征夫選手。KO-Dに挑戦したことがない選手だとか、しばらく離れている選手とタイトルマッチをして、DDTを底上げしていきたい気持ちがあったので。今回、竹下幸之介に勝ったことによって、次のステップ、次の目標をさらに目指せるのではないかなと思います」と次なる目標を見据えた。

 ここで、同王座のベルトが旗揚げ26年目の区切りで新調され、3月27日の東京・後楽園ホール大会でお披露目され、遠藤に授与されることがアナウンスされると「竹下幸之介を倒した俺がそのベルトを先に巻くというのは当然のことなんじゃないかなと思います。まだデザインも見てないし、当日まで見ないでおこうかなと思ってる。楽しみです」とニンマリ。

 初防衛戦はDDT初進出となる神奈川・横浜武道館大会(5月1日)になるが「次の挑戦者について、僕の考えなんですけど、僕が指名する形ではなく、名乗りを挙げてきてほしいなと思います。3月20日、両国国技館の遠藤哲哉vs竹下幸之介を超えられる自信がある選手、誰でもいいです。超えられる自信があるという選手は名乗りを挙げてください」と希望した。

遠藤哲哉がタイトル戦で初めて竹下幸之介を破りKO-D無差別級王座を奪還「俺が先頭に立ってDDTの選手全員でもっとDDTを大きくします」【DDT】

2022.03.21 Vol.Web Original

 DDTプロレスリングが3月20日、東京・両国国技館で「Judgement2022~DDT旗揚げ25周年記念大会~」を開催。メインイベントでは遠藤哲哉が46分超えの死闘を制し、ライバル竹下幸之介を破り、1年2カ月ぶりに同王座を奪還した。

 序盤はじっくりしたグラウンドでのレスリングで静かにスタート。20分過ぎから激しい一進一退の攻防になると、あっという間に30分が経過。遠藤はひねりを加えたラ・ケブラーダ、カナディアン・デストロイヤーで攻め込み、バーニングスター・プレス(シューティングスター・プレス)を繰り出すもカウントは2。35分過ぎ、今度は竹下が強引なジャーマンで投げ捨て、変型Plus Ultraで絞め上げるも遠藤がエスケープ。40分過ぎにはラリアットの打ち合いから、遠藤がハンドスプリング式オーバーヘッドキック、雪崩式カナディアン・デストロイヤーで攻め立てた。その後、ジャーマンの応酬から、遠藤が秋山準に伝授されたエクスプロイダー3連発。これを竹下がクリアすると、遠藤は旋回式トーチャーラックボム、さらにバーニングスター・プレス2連発をさく裂させて3カウントを奪った。

遠藤哲哉が3・20両国でのKO-D無差別級王座獲りを宣言「竹下幸之介に勝利して、最後のピースを手に入れて完成した姿をお見せします」【DDT】

2022.03.10 Vol.Web Original

 DDTプロレスが3年ぶりの東京・両国国技館大会となる「Judgement2022~DDT旗揚げ25周年記念大会~」(3月20日)に向け3月9日、都内のホテルで記者会見を開き、メインイベントで竹下幸之介が保持するKO-D無差別級王座に挑む遠藤哲哉がベルト獲りを宣言した。

 遠藤は「DDT25周年、俺はDDTが15年目にデビューして、米国でKO-D無差別級のベルトを獲ったり、無観客でベルトを獲ったり、大田区総合体育館大会の3週間前に(高木三四郎)社長に足を骨折させられたりと、なかなか濃い人生を歩んできたと思っております。ただ一つ、俺が成し遂げていないこと。それはKO-D無差別級選手権試合で、同期である竹下幸之介に勝利すること。3月20日、両国メインのリングで、その最後のピースを手に入れて、完成した姿をお見せしますので、遠藤哲哉から目を離すな」とキッパリ。

 王者の竹下は「DDT25周年記念大会、特別な大会のメインに竹下幸之介と遠藤哲哉が立つ。それが何より特別なことだと思ってます。DDT25周年の歴史を、この1試合ですべて見せられるとは思わないですけど。自分たちが10年間、DDTで歩んできた、お互いの道筋を、それが正しかったと胸張って言えるようなものを見せることはできると思うので。3・20両国、最高にドラマチックでドリームなKO-D無差別級選手権を見せたいと思います」と泰然自若。

遠藤哲哉が竹下幸之介に3日前のリベンジ果たしKO-D無差別王座獲り宣言【DDT】

2022.03.03 Vol.Web Original

「俺がチャンピオンになって、皆さんに新しい景色を見せます」

 DDTプロレスが3月2日、東京・新宿FACEで「Judgement2022 -LIMITED-」を開催。同20日の東京・両国国技館で竹下幸之介が保持するKO-D無差別級王座に挑む遠藤哲哉が前哨戦で、3日前(2月27日、東京・後楽園ホール)の雪辱を果たし、同王座獲りを宣言した。

 2・27後楽園でのタッグリーグ公式戦(竹下、上野勇希vs遠藤、秋山準)では、竹下にPlus Ultraでギブアップを奪われてしまった遠藤は、この日、キャプテンフォール・イリミネーション6人タッグマッチ(竹下=キャプテン、上野、勝俣瞬馬vs遠藤=キャプテン、秋山、岡田佑介)で再び竹下と対峙した。この試合は相手チームのキャプテンから3カウント、ギブアップを奪ったチームが勝利となり、キャプテン以外の選手が敗れた場合は試合権利を失って退場し、続行されるルール。

 両軍とも気合が入りまくりで、熱闘が繰り広げられ、あっという間に20分が経過。上野が秋山にフロッグスプラッシュを見舞うと、スルリと体勢を入れ替えた秋山が首固めで丸め込んで、まず上野が退場。続けて、岡田がサドンデスで勝俣から3カウントを奪って勝俣が退場し、1対3のハンディ戦になってしまった。

HARASHIMA&吉村がタッグリーグ戦を制しKO-Dタッグ王座に返り咲き。3・20両国でクリス&高梨が挑戦へ【DDT】

2022.02.28 Vol.Web Original

 DDTプロレスが2月27日、東京・後楽園ホールで「Ultimate Tag League 2022 the FINAL!!」を開催。今タッグリーグ戦に臨むにあたって、KO-Dタッグ王座を返上したHARASHIMA、吉村直巳組が優勝決定戦で竹下幸之介、上野勇希の同級生コンビを破って優勝を果たし、同王座に返り咲き。3月20日、東京・両国国技館でクリス・ブルックス、高梨将弘のCDKと初防衛戦を行うことが決まった。

 BブロックのHARASHIMA組はフェロモンズ(飯野“セクシー”雄貴、今成“ファンタスティック”夢人)と勝ち点4同士で直接対決。フェロモンズのお下劣殺法に耐えたHARASHIMAが飯野をビクトリーロールで丸め込んで3カウントを奪い、勝ち点を6に伸ばし決勝に進出。

 一方のAブロックでは最終戦を迎えた時点でバーニングの遠藤哲哉、秋山準組が勝ち点6で単独トップに立ち、4点の竹下組と最後の公式戦を戦った。バーニングは引き分けでも決勝に上がれる状況だったが、遠藤が決めにいったバーニングスター・プレスを竹下に剣山で阻止されると流れが変わった。竹下がPlus Ultraを遠藤に決めるも、秋山がカット。しかし、竹下がザーヒーから再度Plus Ultraで絞め上げると遠藤はたまらずギブアップ。これにより、両チームが6点で並んだが、直接対決で勝った竹下組が逆転で決勝にコマを進めた。

サウナカミーナが初のプロデュース興行で超人気サウナの年パス獲得に失敗。「僕たちができることをして、サウナを盛り上げていきたい」【DDT】

2022.02.16 Vol.Web Original

 DDTプロレス内のユニット・サウナカミーナが2月15日、新宿FACEで初のプロデュース興行「花より熱波~新宿のど真ん中でととのう〜」を開催。最終セット(メインイベント)で竹下幸之介、勝俣瞬馬組が人気サウナ店の年間パスポート獲得を狙ったが、ヤンキー二丁拳銃(宮本裕向、木高イサミ)に敗れ奪取に失敗した。

 第3次サウナブームといわれるなか、2020年11月に同団体きってのサウナ好きの竹下、上野勇希、勝俣、MAOの4人がDDTサウナ部を本格始動。後にユニットとして活動を始め、昨年11月には若手の小嶋斗偉が加入し、勢力を拡大。竹下がKO-D無差別級王座を戴冠するなど、DDTマットに確かな足跡を残してきた。

 そのサウナカミーナが初めてプロデュースした新宿大会の最終セットでは、竹下&勝俣の元KO-Dタッグ王者コンビが、プロレス界屈指の実力派タッグの二丁拳銃と対戦。この試合には、東京・上野の超人気サウナ店として知られる「サウナ&カプセルホテル北欧」の年間パスポートが勝利者賞としてかけられた。

激戦のタッグリーグAブロックは遠藤&秋山が単独首位に浮上。竹下&上野の同級生コンビは樋口&岡谷に苦杯【DDT】

2022.02.15 Vol. Web Original

 DDTプロレスが2月14日、東京・新宿FACEで「DDT FREE -February- Ultimate Tag League 2022 in SHINJUKU!!」を開催。激戦となったタッグリーグAブロックでは、バーニングの遠藤哲哉、秋山準組が単独首位に浮上した。

 12日の大阪大会終了時点、2戦2勝だった遠藤組はセミファイナルで近藤修司、平田一喜組と対戦。バーニングの標的にされた平田は秋山にブレーンバスターを見舞うなど、必死に食い下がったが、最後は秋山のエクスプロイダー2連発で憤死。バーニングは全勝をキープし勝ち点を6点に伸ばした。

 リーダーの遠藤は「次は2・27後楽園、サウナカミーナ。ここまで来たら、俺たちが全勝で優勝。テッペン取るぞ!」と全勝でのリーグ戦制覇を宣言した。

タッグリーグ戦優勝目指す竹下&上野、遠藤&秋山が好発進。秋山「俺らも2人で組んで初日だから、負けるわけにはいかない」【DDT】

2022.01.31 Vol.Web Original

 DDTプロレスの最強タッグを決めるリーグ戦「Ultimate Tag League 2022」が1月30日、東京・後楽園ホールで開幕。Aブロックで優勝候補の一角とみられる竹下幸之介、上野勇希組、遠藤哲哉、秋山準組がともに白星で好発進した。

 まずは第3試合で、竹下組が近藤修司、平田一喜組と対戦。サウナカミーナは近藤のパワーに手こずったものの、分断に成功すると、上野が平田をBMEで沈めて勝利。

 竹下が「99%俺らが攻めてたけど、1%ヒヤッとさせられた」と言えば、上野は「無事勝てましたけど、これがリーグ戦とか勝負事の分からないところで。チャンピオン・竹ちゃんと試合して、開幕戦落とせないですから。咲くやこの花コンビがDDTに名を残しますよ」と笑顔。

1・30後楽園で開幕のDDTタッグリーグ戦に向け各チームが気炎。遠藤&秋山、竹下&上野、HARASHIMA&吉村が優勝宣言【DDT】

2022.01.27 Vol.Web Original

 DDTプロレスが1月26日、東京・渋谷区のAbemaTowersで「Ultimate Tag League 2022」に向け記者会見を開き、出場する各チームが気炎を上げた。

 同リーグ戦には、Aブロックに竹下幸之介&上野勇希組(サウナカミーナ)、遠藤哲哉&秋山準組(バーニング)、樋口和貞&岡谷英樹組(イラプション)、火野裕士&納谷幸男組、近藤修司&平田一喜組が、BブロックにHARASHIMA&吉村直巳組(ディザスター・ボックス)、クリス・ブルックス&高梨将弘組(CDK)、佐々木大輔&MJポー組(ダムネーションT.A)、勝俣瞬馬&MAO組(サウナカミーナ)、飯野“セクシー”雄貴&今成“ファンタスティック”夢人組(フェロモンズ=男色“ダンディ”ディーノは発熱症状が見られるため、会見後に今成の代打出場が決定)の全10チームがエントリー。

 30日の東京・後楽園ホールで開幕し、2月27日の後楽園まで公式戦を行い、各ブロックの最多得点チーム同士が2・27後楽園で優勝決定戦を争う。優勝チームはHARASHIMA&吉村組が返上したKO-Dタッグ王座の新王者組として認定される。この日の会見には、所用のため不参加となった7選手を除く、13選手が出席した。

新生バーニングを始動させた遠藤哲哉がタッグリーグ優勝を宣言【DDT】

2022.01.08 Vol.Web Original

「タッグを取った上で3・20両国のメインのリングで最後に立ってるのはこの俺」

 DDTプロレスが1月7日、東京・新宿FACEで「DDT FREE -January-」を開催。昨年12月26日、東京・国立代々木競技場第二体育館で新生バーニングを始動させた遠藤哲哉が1月3日の東京・後楽園ホールで開幕する「Ultimate Tag League 2022」(パートナーは秋山準)での優勝を宣言した。

 この日のメインイベントで遠藤は秋山、高鹿祐也とのトリオで、サウナカミーナの竹下幸之介、上野勇希、小嶋斗偉組と対戦。同団体の旗揚げ25周年記念興行となる3月20日の東京・両国国技館でKO-D無差別級選手権(王者は竹下幸之介)に挑戦することが決まった遠藤は、竹下と壮絶なエルボー合戦を展開。遠藤がハンドスプリングエルボー、オーバーヘッドキックをぶち込めば、竹下はフライング・ラリアット、投げ捨てジャーマン、ジャンピング・ニーパットで応戦し、激しい攻防を繰り広げた。その後、試合は高鹿と小嶋の意地の張り合いになったが、高鹿がムーンサルトプレスからチキンウイング・アームロックで絞め上げてギブアップを奪い、デビュー9カ月にして自力初勝利を挙げた。

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