次なるターゲットは果たして誰?
「K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~初代クルーザー級王座決定トーナメント~」(9月24日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナ)の一夜明け会見が25日、東京都内で開催された。
小澤海斗との遺恨マッチで勝利を収めた芦澤竜誠は「負けなくて良かった。負けたら終わりなんで。小澤君にはまた頑張ってもらいたい。1Rで倒してやろうと思ったんで、倒せなくてガス欠になっちゃった。課題も見つかったんで、次はもっと強い俺を見せられます。作戦は何もなかった。ただ突っ込んでやろうと思っていた」などと試合を振り返った。
小澤については「レベルは最初から違うと言っていた。だからああいう結果になった。でも小澤選手も持っているものはあった。小澤選手だから試合もあんなに盛り上がった。今までやった試合の中で一番楽しかったんで、またやりたいと思っている。小澤選手には這い上がってきてもらいたい」と話す。試合前までのやり取りを考えるとソフトになった印象だが、これについては「ぶん殴り合いをしたら分かり合うものがある。小澤選手のことも認めるところは認めるんで」などと話した。
一気にK-1内での存在感を増した芦澤だが「11月のK-1に出たかったんですが、ちょっと考えさせてもらいたい。8月はまだ遊びたいのに練習していたんで夏はまだ遊びが終わっていない」としばらくは遊び優先になるもよう。今後は誰にターゲットを絞っていくのか気になるところだが「いるんですけど…。11月でやるなら名前も出してもいいが、やらないんで」と名前は伏せ「目障り? 目障りかな。まあまた面白くしますよ。K-1ファイターはたくさんいますが、俺にしかできない試合をこれからもしていけたらいいと思っています」と話すにとどめた。芦澤が狙う男は果たして誰なのか…。